この章では、EISディスクリプタに固有のオプションについて説明します。
この章の内容は次のとおりです。
複数のタイプのTopLinkディスクリプタに共通のディスクリプタの概念と機能の詳細は、第16章「ディスクリプタの概要」を参照してください。
EISディスクリプタには、JCAアダプタを介してEISデータ・ソースにマップするJavaオブジェクトを記述します。
TopLink Workbenchで作成したEISプロジェクトでEISディスクリプタを使用すると、XMLレコードへのEISのマッピング(77.1項「EISマッピングのタイプ」を参照)を構成できます。
Javaで作成したEISプロジェクトでEISディスクリプタを使用すると、サポートされている任意のEISレコード・タイプ(XML、マップ済、索引付き)へのEISのマッピングを構成できます。
タイプに関係なくディスクリプタを作成および構成する方法の詳細は、第XXVII部「ディスクリプタの作成および構成」を参照してください。
EISディスクリプタの作成および構成に固有の詳細は、次を参照してください。
親(ソース)および子(ターゲット)のオブジェクトについてディスクリプタを使用する場合は、次を実行する必要があります。
ソース・オブジェクトが存在する場合は、ターゲット・オブジェクトも存在することを確認してください。
ソース・オブジェクトが破棄される場合は、ターゲット・オブジェクトも破棄されることを確認してください。
詳細は、16.2.5項「ディスクリプタと集約」を参照してください。
EISプロジェクトで、ソースおよびターゲット・オブジェクトにディスクリプタを定義し、この関係を「EISプロジェクトでのルート・ディスクリプタとコンポジット・ディスクリプタ」として反映します。
EISプロジェクトでは、コンポジット・ディスクリプタを定義できます(75.2.1.2項「EISコンポジット・ディスクリプタ」を参照)。
作成するEISマッピングのタイプに応じて、EISディスクリプタをコンポジットとして構成するか、ルートとして構成するかが決まります(77.2.6項「コンポジットおよび参照EISマッピング」を参照)。
詳細は、76.6項「EISディスクリプタのタイプ(ルートまたはコンポジット)の構成」を参照してください。
コンポジット・ディスクリプタとして定義されたEISディスクリプタ用にEJB情報を構成することはできません(16.2.3項「ディスクリプタとCMPおよびBMP」を参照)。
コンポジットとして定義されたEISディスクリプタ(16.2.2項「ディスクリプタと継承」を参照)で継承を構成できますが、その場合は継承ツリー内のすべてのディスクリプタがコンポジットである必要があります。コンポジットとルートは、同じ継承ツリーに置くことはできません。
ディスクリプタを使用すると、EISプロジェクトにおいてクラス間の継承リレーションシップを定義できます。詳細は、次を参照してください。
EISプロジェクトの場合、TopLinkでは、継承階層内のすべてのクラスが、ルート・ディスクリプタに設定されているのと同じ主キーを持っていることが前提とされます。複数の主キーを持つデータ・ソース表現に関連付けられた子ディスクリプタには、ルートの主キーとローカルの主キーとの間のマッピングを定義する必要があります。
詳細は、119.2項「主キーの構成」を参照してください。