Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverスタンドアロン・クライアントのプログラミング 11g リリース1(10.3.4) B61622-02 |
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WebLogic Server-IIOPクライアントは、WebLogic Server固有の機能を提供する、ORBベースでないJS2Eクライアントです。以下の節では、WLS-IIOPクライアントの開発について説明します。
WLS-IIOPクライアントでは、以下のようなWebLogic Server固有の機能がサポートされます。
クラスタリング
SSL
スケーラビリティ
注意: WebLogic Server-IIOPクライアントはJava Authentication and Authorization Service (JAAS)をサポートしていません。JNDI認証を使用してください(「JNDI認証を使用するクライアントの開発」を参照)。 |
詳細は、「クライアントと機能」を参照してください。
WLS-IIOPクライアントの開発手順は、以下の追加手順以外は「J2SEクライアントの開発」で説明した手順と同じです。
完全wlfullclient.jar (WL_HOME
/server/lib
に存在)をクライアントのCLASSPATHに指定します。
JNDIコンテキスト・ファクトリを定義する際にweblogic.jndi.WLInitialContextFactory
を使用します。新しいInitialContext()
にパラメータとして渡す「Context.INITIAL_CONTEXT_FACTORY」
プロパティの値を設定する際には、このクラスを使用します。
クライアントの起動時に-D weblogic.system.iiop.enableClient=true
コマンド・ライン・オプションを使用して、クライアント・アクセスを有効にする必要はありません。wlfullclient.jar
を使用する場合、enableClient
はデフォルトでtrueに設定されています。