Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの高度な機能のプログラミング 11g リリース1(10.3.4) B61633-02 |
|
前 |
次 |
このドキュメントは、JAX-WSを使用してWebLogic Webサービスの高度な機能をプログラミングするソフトウェア開発者のための情報源です。次の表に、このドキュメントで説明する高度な機能をまとめます。
表1-1 JAX-WSを使用した高度な機能のプログラミング
高度な機能 | 説明 |
---|---|
|
Webサービス・クライアントを開発するためのベスト・プラクティスを説明します。 |
|
Webサービスを非同期的に呼び出します。 |
第4章「信頼性のあるWebサービスとクライアントを開発する手順」 |
非同期で信頼性のあるアプリケーションを開発するためのベスト・プラクティスを説明します。 |
|
Webサーバーの信頼性のあるメッセージングを使用して、あるアプリケーション・サーバーで実行しているアプリケーションが別のアプリケーション・サーバーで実行しているWebサービスを確実に呼び出すことができるようにします。両方のサーバーがWS-ReliableMessaging仕様を実装している必要があります。 |
|
Webサービスの永続性を管理します。Webサービス永続性は、長時間実行するリクエストをサポートし、サーバーの再起動があっても存続するように、高度な機能によって使用されます。 |
|
Webサービスのメッセージ・バッファリングを構成します。 |
|
クラスタ内のWebサービスを使用する際のベスト・プラクティスを説明します。 |
|
Webサービス原子性トランザクションを使用して他の外部トランザクション処理システムとの相互運用性を実現する方法について説明します。 |
|
実行時に、WebサービスをデプロイせずにWebサービスのエンド・ポイントをパブリッシュします。 |
|
コールバックをプログラミングしてイベントの発生をWebサービスのクライアントに通知します。 |
第12章「MTOM/XOPを使用したバイナリ・データ転送の最適」 |
MTOM/XOPやストリーミングSOAP添付ファイルを使用してバイナリ・データを送信し、バイナリ・データの転送を最適化します。 |
|
実行時に、 |
|
XMLカタログを使用して、ローカルに格納されているバージョンに合わせてネットワーク・リソースを解決します。 |
|
WebサービスのSOAPメッセージ・ハンドラを作成および構成します。 |
|
XMLメッセージ・レベルで動作するWebサービス・プロバイダ・ベースのエンドポイントとディスパッチ・クライアントを開発します。 |
|
RESTfulな設計原則に従ってWebサービスを作成します。 |
第18章「HTTPセッションを使用したステートフルJAX-WS Webサービスのプログラミング」 |
サービス・コール間の状態を保持するWebサービスを作成します。 |
第19章「UDDIを使用したWebサービスのパブリッシュと検索」 |
WebLogic WebサービスのUDDI機能を使用します。 |
付録A「Webサービスの信頼性のあるメッセージングとMakeConnectionのためのあらかじめパッケージ化されたWS-Policyファイル」 |
信頼性のあるメッセージングをサポートするために使用できる、標準的な信頼性のあるメッセージングのアサーションを含むあらかじめパッケージ化されたWS-Policyファイルについて説明します。 |
付録B「信頼性のあるメッセージングのバッチ処理のためのクライアント・ラッパー・クラスの例」 |
信頼性のあるメッセージングのバッチ処理に使用できるクライアント・ラッパー・クラスの例を提供します。 |
注意: Oracle WebLogic ServerのJAX-WS実装は、JAX-WS参照実装(RI)から拡張されて、Glassfish Communityによって開発されます(https://jax-ws.dev.java.net/ を参照)。JAX-WS仕様(JSR-224)で定義されたすべての機能は、Oracle WebLogic Serverによって完全にサポートされます。
また、JAX-WS RIにはGlassfish寄稿者によって提供された様々な拡張があります。特にドキュメントされた限り、Oracle WebLogic Serverで使用するためのJAX-WS RI拡張はサポートされません。 |
WebLogic Webサービスの概要、標準、サンプルおよび関連ドキュメントについては、Webサービスの紹介を参照してください。
JAX-WSはWeb Services Security(WS-Security)1.1をサポートしています。WebLogic Webサービスのセキュリティについては、『Oracle WebLogic Server WebLogic Webサービスの保護』を参照してください。