Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービス・スタート・ガイド 11g リリース1(10.3.4) B61645-02 |
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ここでは、Java API for XML-based Web Services (JAX-WS)を使用してWebLogic Webサービスをプログラミングする方法について説明します。JAX-WSは、Java Webサービスのコーディング、構築、デプロイメントに使用する標準ベースのAPIです。
JAX-WSは、WebサービスおよびWebアプリケーション内でJAX-RPCにかわるものとして設計されています。JAX-WSおよびJAX-RPCに対してサポートされている機能を比較するには、『Oracle WebLogic Server WebLogic Webサービスの紹介』の第8章「JAX-WSまたはJAX-RPCのいずれかを選択する際の判断基準」を参照してください。JAX-RPC WebサービスからJAX-WSへの移行の詳細は、「JAX-WSへのJAX-RPC Webサービスおよびクライアントの移行」を参照してください。
次の表に、このガイドの内容をまとめます。
表1-1 内容のまとめ
項 | 内容 |
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一般的なユース・ケースとサンプルを実行します。 |
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WebLogic開発環境でWebサービスを開発します。 |
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Webサービスを実装するJWSファイルをプログラムします。 |
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Java Architecture for XML Binding (JAXB)データ・バインディングを使用します。 |
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スタンドアロン・クライアントまたは別のWebサービスからWebサービスを呼び出します。 |
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管理コンソールを使用してWebLogic Webサービスを管理します。 |
第8章「JAX-WSへのJAX-RPC Webサービスおよびクライアントの移行」 |
JAX-RPC WebサービスをJAX-WSへ移行します。 |
注意: Oracle WebLogic ServerのJAX-WS実装は、JAX-WS参照実装(RI)から拡張されて、Glassfish Communityによって開発されます(https://jax-ws.dev.java.net/ を参照)。JAX-WS仕様(JSR-224)で定義されたすべての機能は、Oracle WebLogic Serverによって完全にサポートされます。
また、JAX-WS RIにはGlassfishコントリビュータによって提供された様々な拡張があります。特に記載しないかぎり、JAX-WS RI拡張はOracle WebLogic Serverでの使用についてはサポートされません。 |
WebLogic Webサービスの概要、規格、サンプル、および関連ドキュメントは、『Oracle WebLogic Server WebLogic Webサービスの紹介』を参照してください。WebLogic Webサービスのセキュリティの詳細は、『Oracle WebLogic Server WebLogic Webサービスの保護』を参照してください。
既存のWebLogic Webサービスをアップグレードする際の注意点
10.xのWebLogic Webサービスをリリース10.3.1にアップグレードするために必要な手順はありません。10.xのWebサービスは、変更や再コンパイルなしにWebLogic Serverリリース10.3.1へ再デプロイすることができます。