注意: このマニュアルでは、SQL Developerキット(.zip)のファイルをダウンロードし、それを独立したツールとしてインストールすることを前提としています。Oracle Databaseリリース11のインストール中にSQL Developerを使用する場合は、Oracle Databaseのインストール・ドキュメントを参照してください。 |
この章の内容は、Oracle SQL Developerをインストールする前にお読みください。この章の内容は次のとおりです。
この項では、サポートされているシステムのCPU、メモリー、ディスプレイ、ディスク記憶域およびその他のリソースについて推奨される最小値を示します。
表1-1 Windowsシステムでの推奨値
リソース | 推奨最小値 |
---|---|
オペレーティング・システム |
Windows XP Service Pack 2 Windows 2003 R2 Windows Vista Windows Server 2008 |
CPUのタイプおよび速度 |
Pentium IV 2 GHz MHz以上 |
メモリー |
1GB RAM |
ディスプレイ |
65536色、解像度は1024×768以上に設定 |
ハード・ドライブ領域 |
JDK 1.6.11以上がすでにインストールされている場合は42MB JDK 1.6.11以上がインストールされていない場合は110MB |
Java SDK |
Windows用のJDK 1.6.11以上。 |
表1-2 Linuxシステムでの推奨値
リソース | 推奨最小値 |
---|---|
オペレーティング・システム |
Red Hat Enterprise Linux 3.0 Fedora Core 4 |
CPUのタイプおよび速度 |
Pentium IV 2 GHz以上 |
メモリー |
1GB RAM |
ディスプレイ |
65536色、解像度は1024×768以上に設定 |
ハード・ドライブ領域 |
110MB |
Java SDK |
Linux用のJDK 1.6.11以上。 |
表1-3 Mac OS Xシステムでの推奨値
リソース | 推奨最小値 |
---|---|
オペレーティング・システム |
Apple Mac OS Xバージョン10.4.x |
CPUのタイプおよび速度 |
Dual 1.25GHz G4/G5(1GHz G4以上) |
メモリー |
1.5GB RAM(1GB以上) |
ディスプレイ |
約32000色 |
ハード・ドライブ領域 |
110MB |
Java SDK |
Sun J2SE 1.5リリース1、 |
ここでは、SQL Developerをインストールする手順を、サポートされているすべてのシステムについて各項に示します。
SQL Developerでは、インストーラは不要です。SQL Developerをインストールするには、解凍ツールが必要です。無償のクロス・プラットフォーム解凍ツールInfo-Zipをダウンロードします。http://www.info-zip.org/
で入手できます。
重要: SQL Developerを既存のORACLE_HOME にインストールしないでください。Oracle Universal Installerを使用して削除することができなくなります。 |
重要: 以前のリリース(Early Adopter)バージョンのSQL Developerを使用している場合で、正式版のリリース・キットをインストールした後も、この以前のリリース・バージョンを使用し続ける場合は、以前のリリース・バージョンに使用したディレクトリとは別のディレクトリに正式版のリリース・キットを解凍する必要があります。 |
Oracle Database(リリース11以上)もインストールすると、同じバージョンのSQL Developerもインストールされ、Oracleのメニュー・システムからアクセスすることができます。このバージョンのSQL Developerは、自分でダウンロードして解凍したSQL Developerキットとは別のものであるため、この2つを混同しないでください。またOracle Databaseに付属のSQL Developerファイルに、キットを解凍して上書きしないでください。インストールしたSQL Developer実行ファイルのショートカットを作成し、これを使用してSQL Developerを起動することをお薦めします。
Windowsシステムの場合、2つのキット(Sun Java SDKリリース1.6.11以上がインストールされているシステム用と、Java SDKがインストールされていないか、または1.6.11未満のリリースのSun Java SDKがインストールされているシステム用)があります。適切なキットをダウンロードしてください。
SQL Developerをインストールする前に、このマニュアルの残りの項を参照して、最初に把握しておくことや実行しておくことがないかを確認します。
SQL Developerのインストール手順は、SQL DeveloperをSun Java SDKリリース1.6.11以上がインストールされていないWindowsシステムで使用するかどうかによって異なります。
Sun Javaリリース1.6.11以上がインストールされているWindowsシステムの場合は、1.2.1の手順に従います。
その他のシステム(Java SDKがインストールされていないか、または1.6.11未満のリリースのSun Java SDKがインストールされているLinuxシステム、Mac OS XシステムおよびWindowsシステム)の場合、1.2.2に従います。
Sun Java J2SE JDK 1.6.11以上がインストールされているWindowsシステムにSQL Developerをインストールおよび起動するには、次の手順に従います。
SQL Developerキットを、任意のフォルダ(ディレクトリ)(C:\Program Files
など)に解凍します。このフォルダを、<sqldeveloper_install>
と表します。
SQL Developerキットを解凍すると、<sqldeveloper_install>
フォルダの下にsqldeveloper
というフォルダ(C:\Program Files\sqldeveloper
など)が作成されます。さらに、そのディレクトリには多数のファイルとフォルダが格納されます。
SQL Developerを起動するには、<sqldeveloper_install>\sqldeveloper
に移動して、sqldeveloper.exe
をダブルクリックします。
java.exeのフルパス名を入力するように求められたら、「参照」をクリックして、java.exeを検索します。パスは、C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_14\bin\java.exe
のような名前です。
SQL Developerが起動したら、「接続ナビゲータ」の「接続」ノードを右クリックし、「新規接続」を選択すると、任意のデータベースに接続できます。また、エクスポートされた接続(1.4または1.10)がある場合、それらの接続をインポートして使用できます。
「ヘルプ」→「目次」をクリックし、SQL Developerの概念と使用方法のヘルプ・トピックを読むと、SQL Developerについて学習できます。
SQL Developerでは、システムにSun Java J2SE JDK 1.6.11以上がインストールされている必要があります。このJDKをインストールする必要がある場合は、http://java.sun.com/javase/downloads/index.jsp
に移動し、該当するバンドルのリンクをクリックしてください。
SQL Developerをインストールして起動するには、次の手順に従います。
SQL Developerキットを任意のディレクトリ(フォルダ)に解凍します。このディレクトリの場所を、<sqldeveloper_install>
と表します。
SQL Developerキットを解凍すると、<sqldeveloper_install>
ディレクトリの下にsqldeveloper
というディレクトリが作成されます。さらに、そのディレクトリには多数のファイルとフォルダが格納されます。
SQL Developerを起動するには、<sqldeveloper_install>
ディレクトリの下のsqldeveloper
ディレクトリに移動し、ご使用のオペレーティング・システムに応じて、次のいずれかを実行します。
LinuxおよびMac OS Xシステムの場合、sh sqldeveloper.shを実行します。
Windowsシステムの場合、sqldeveloper.exe
をダブルクリックします。
SQL Developerが起動したら、「接続ナビゲータ」の「接続」ノードを右クリックし、「新規接続」を選択すると、任意のデータベースに接続できます。また、エクスポートされた接続(1.4または1.10)がある場合、それらの接続をインポートして使用できます。
「ヘルプ」→「目次」をクリックし、SQL Developerの概念と使用方法のヘルプ・トピックを読むと、SQL Developerについて学習できます。
SQL Developerのインストール後またはすべての拡張機能の追加後、SQL Developerをはじめて起動するときに、以前のリリースからユーザー設定を移行するかどうかを尋ねられます。(これは、ご使用のシステムに以前のリリースが存在していたかどうかには関係なく尋ねられます。)
注意: ユーザー設定の移行は、SQL Developerリリース1.1.3以上からリリース2.1でのみサポートされます。 |
これらの設定は、データベース接続、レポート、および「ツール」 、「プリファレンス」の順にクリックして、以前のバージョンで設定したSQL Developerの特定のユーザー・プリファレンスを示します。ただし、一部のプリファレンスは保存されず、新しいリリースを使用してこれらを再指定する必要があります。
以前のリリースのSQL Developerからユーザー設定を移行するには、次の手順を実行します。
リリース2.1キットを空のディレクトリ(フォルダ)に解凍します。以前のリリースのSQL Developerのキットを解凍したディレクトリを削除または上書きしないでください。
SQL Developerリリース2.1を起動したときに、以前のリリースから設定を移行するかどうかが求められたら、「はい」をクリックします。
表示されるダイアログ・ボックスで、デフォルトのオプションを受け入れて、最新のSQL Developerインストールから設定を移行できます。または、以前のインストールから設定を移行する場合は、すべてのビルドを表示するようにクリックしてから、希望のものを選択します。
1.4「以前のリリースからの情報の移行」も参照してください。
以前のリリースのSQL Developerを使用していた場合、使用しているデータベース接続を保持する必要がある場合があります。データベース接続を保持するには、XMLファイルに既存のデータベース接続を保存します。接続を保存するには、「接続ナビゲータ」の「接続」ノードを右クリックして、「接続のエクスポート」を選択します。このマニュアルで説明されているインストールを完了した後、「接続ナビゲータ」の「接続」を右クリックし、「接続のインポート」をクリックすると、それらの接続を使用できます。
以前のバージョンのユーザー定義レポートまたはSQL履歴を使用する必要がある場合、それらが格納されている場所について、1.5を参照してください。リリース1.0のユーザー定義レポートおよびSQL履歴がある場合、それらは、SQL Developerの以降のリリースによって、リリース1.0とは異なり互換性のない形式に変更されます。
以前のリリースのSQL Developerプリファレンス(「ツール」→「プリファレンス」をクリックして指定)は、現在は保存されず、再利用できません。必要なプリファレンスをすべて再指定する必要があります。
SQL Developerは、オペレーティング・システムおよび所定の環境仕様に応じて、いくつかの特定の場所にユーザー関連情報を格納します。ユーザー関連情報には、ユーザー定義レポート、ユーザー定義スニペット、SQLワークシート履歴、コード・テンプレートおよびSQL Developerユーザー・プリファレンスが含まれます。ほとんどの場合、ユーザー関連情報は、そのSQL Developerのインストール・ディレクトリ階層の外に格納されます。このため、そのディレクトリを削除して新しいバージョンをインストールしてもユーザー関連情報は保持されます。
ユーザー関連情報は、IDE_USER_DIR
環境変数が定義されている場合はその場所に格納されます。それ以外の場合は、次の表に示すとおり、異なるオペレーティング・システムの特定のタイプのリソースに対する一般的なデフォルトの場所(ディレクトリの下またはファイル内)に格納されます。(.sqldeveloper
というディレクトリ名のピリオドに注意してください。)
次の表に、異なるオペレーティング・システムの特定のタイプのリソースに対する一般的なデフォルトの場所(ディレクトリの下またはファイル内)を示します。(.sqldeveloper
というディレクトリ名のピリオドに注意してください。)
表1-4 ユーザー関連情報のデフォルトの場所
リソースのタイプ | システム(Windows、LinuxまたはMac OS X) |
---|---|
ユーザー定義レポート |
Windowsの場合: C:\Documents and Settings\<user-name>\Application Data\SQL Developer\UserReports.xml LinuxまたはMac OS X: ~/.sqldeveloper/UserReports.xml |
ユーザー定義スニペット |
Windowsの場合: C:\Documents and Settings\<user-name>\Application Data\SQL Developer\UserSnippets.xml Linux: ~/.sqldeveloper/UserSnippets.xml Mac OS Xの場合: /Users/<Your user>/Library/Application Support/ SQLDeveloper/UserSnippets.xml |
SQL履歴 |
Windowsの場合: C:\Documents and Settings\<user-name>\Application Data\SQL Developer\SqlHistory.xml Linux: ~/.sqldeveloper/SqlHistory.xml Mac OS Xの場合: /Users/<Your user>/Library/Application Support/ SQLDeveloper/ SqlHistory.xml |
コード・テンプレート |
Windowsの場合: C:\Documents and Settings\<user-name>\Application Data\SQL Developer\ CodeTemplate.xml Linux: ~/.sqldeveloper/CodeTemplate.xml Mac OS Xの場合: /Users/<Your user>/Library/Application Support/ SQLDeveloper/ CodeTemplate.xml |
SQL Developerユーザー・プリファレンス |
Windowsの場合: C:\Documents and Settings\<user-name>\Application Data\SQL Developer\systemn.n.n.n.n LinuxまたはMac OS X: ~/.sqldeveloper/systemn.n.n.n.n |
他のユーザーがユーザー固有のSQL Developerの情報にアクセスできないようにするには、情報が格納されているディレクトリ、またはパス階層でその上にあるディレクトリに適切な権限が設定されている必要があります。たとえば、WindowsシステムでSQL Developer
フォルダおよびDocuments and Settings
の下の\<user-name>\Application Data\SQL Developer
フォルダを共有できないようにする必要がある場合や、LinuxおよびMac OS Xシステムで~/.sqldeveloper
ディレクトリが誰でも開けないようにする必要がある場合があります。
この項では、SQL Developerでの使用に対して動作保証されているOracleおよびOracle以外(サード・パーティ)のデータベースについて説明します。
表1-5に、 Oracle Databaseの動作保証を示します。
表1-5 SQL Developerに対するOracle Databaseの動作保証
製品 | リリース |
---|---|
Oracle Database |
Oracle9i(9.2.0.1以上) Oracle10g Oracle11g |
Oracle Database Express Edition |
Oracle10g |
SQL Developerを使用すると、いくつかのOracle以外(サード・パーティ)のデータベースのメタデータおよびデータを表示できます。表1-6に、サード・パーティ・データベースの動作保証を示します。
表1-6 SQL Developerに対するOracle以外(サード・パーティ)のデータベースの動作保証
データベース | リリース | 注意 |
---|---|---|
IBM DB2 |
DB2 UDB DB2 7.x DB2 8.x DB2 9.x |
いずれかのDB2リリースについて: db2jcc.jarおよびdb2jcc_license_cu.jarファイルが必要です。IBMから入手可能です。 |
Microsoft Access |
Access 97 Access 2000 Access XP(2002) Access 2003 Access 2007 |
Accessのすべてのリリースについて: JDBCドライバは必要ありませんが、.mdbファイルのシステム表に対する読取りのアクセス権は必要です。 |
Microsoft SQL Server |
SQL Server 7 SQL Server 2000 SQL Server 2005 |
Microsoft SQL Serverのすべてのリリースについて: JDBCドライバjtds-1.2.jarが必要です。これは、jtds-1.2-dist.zipに含まれ、sourceforge.netで入手可能です。「ヘルプ」→「更新のチェック」経由でも入手できます。 |
MySQL |
MySQL 3.x MySQL 4.x MySQL 5.x |
すべてのMySQLのリリースについて: JDBCドライバが必要です。MySQL 5.xの場合、mysql-connector-java-5.0.4-bin.jarが必要です。これは、mysql-connector-java-5.0.4.zipに含まれています。「ヘルプ」→「更新のチェック」経由でも入手できます。(最新のMySQLドライバ5.1は使用しないでください。) |
Sybase Adaptive Server |
Sybase 12 Sybase 15 |
Sybase Adaptive Serverのすべてのリリースについて: JDBCドライバjtds-1.2.jarが必要です。これは、jtds-1.2-dist.zipに含まれ、sourceforge.netで入手可能です。「ヘルプ」→「更新のチェック」経由でも入手できます。 |
Teradata |
Teradata 12 |
JDBCドライバ・ファイルtdgssconfig.jarおよびterajdbc4.jarが必要です。(readme.txtファイルとともに)TeraJDBC__indep_indep.12.00.00.110.zipまたはTeraJDBC__indep_indep.12.00.00.110.tarダウンロードに含まれます。 |
サード・パーティ・データベースへの接続の作成および使用の詳細は、SQL Developerのオンライン・ヘルプまたは『Oracle SQL Developerユーザーズ・ガイド』のデータベース接続に関する情報を参照してください。
データベースへのJDBC接続を保護するには、Oracle Advanced Securityを使用することをお薦めします。JDBC OCIとJDBC Thinドライバでは、少なくともOracle Advanced Security機能の一部がサポートされています。OCIドライバを使用している場合、Oracleクライアントの設定と同様に、関連するパラメータを設定できます。JDBC Thinドライバでは、Java Archive(JAR)ファイルにJDBCクラスとともに含まれている一連のJavaクラスを介したOracle Advanced Security機能、およびJavaプロパティ・オブジェクトを介したセキュリティ・パラメータの設定がサポートされています。
最新の構成情報、またはアクセシビリティおよび障害支援技術の対処については、http://www.oracle.com/accessibility/faq.html
にあるOracle Accessibility FAQを参照してください。
また、SQL Developerのリリース・ノート(readme.txt
ファイル)で、現在、アクセシビリティに関して既知の問題があるかどうかを確認します。
アクセシビリティ機能を最大限に活用するため、最低限、次のテクノロジ・スタックをお薦めします。
Windows 2000またはWindows XP
Java Sun J2SE JDK 1.6.11以上
Sun Java Access Bridge 1.1以上
JAWS 3.70.87または5.10以上
次の手順に従って、スクリーン・リーダーおよびJava Access Bridgeを設定します。JAWS 3.70.87を使用している場合は、手順の後に示す構成の情報も参照してください。
スクリーン・リーダーがインストールされていない場合は、インストールします。(インストールの詳細は、スクリーン・リーダーのドキュメントを参照してください。)
SQL Developerをインストールします。SQL DeveloperはJAWSスクリーン・リーダーと同じシステムで実行する必要があることに注意してください。
Java Access Bridge for Windowsバージョン1.1をダウンロードします。ダウンロードするファイルは、accessbridge-1_1.zip
です。http://java.sun.com/products/accessbridge
から入手できます。(インストールおよびJava Access Bridgeの詳細は、このWebサイトから入手可能なJava Access Bridgeのドキュメントを参照してください。)
ファイルをダウンロードしたら、コンテンツをフォルダ(accessbridge_home
など)に解凍します。
<accessbridge_home>
\installer
フォルダのInstall.exe
を実行して、Java Access Bridgeをインストールします。
インストーラによって、まずSDKバージョンで互換性が確認された後、「Available Java virtual machines」ダイアログが表示されます。
「Search disks」をクリックします。プログラム・ファイル・ディレクトリ(存在する場合)にSQL DeveloperのビルドとSDKのバージョンを含むドライブのみを検索するように選択します。
SDKまたはSQL Developerの多くのインスタンスが含まれている大規模なディスクの場合、または複数のディスクを検索する場合は、検索プロセスに時間がかかることがあります。ただし、ディスクの総当り検索が完了しないかぎり、Access Bridgeは最適に構成されず、システムのすべてのJava VMに正しくインストールされません。検索するディスクを選択したら、「Search」をクリックします。
「Install in All」をクリックして、Java Access Bridgeをダイアログに表示されている各Java仮想マシンにインストールすることを確認します。
「インストール完了」メッセージが表示されたら、「OK」をクリックします。
SQL Developerと連携するには、次のファイルがシステム・パスに存在する必要があるため、それらがWinnt\System32
ディレクトリ(またはWindows 2000もしくはWindows XPの同等のディレクトリ)にインストールされていることを確認するか、またはそれらを<accessbridge_home>
\installer\installerFiles
からコピーします。
JavaAccessBridge.dll JAWTAccessBridge.dll WindowsAccessBridge.dll
PATH
システム変数には、システム・ディレクトリが必要です。
次のファイルが<sqldeveloper_install>
\jdk\jre\lib\ext
ディレクトリにインストールされていることを確認するか、またはそれらを<accessbridge_home>
\installer\installerFiles
からコピーします。
access-bridge.jar jaccess-1_3.jar jaccess-1_4.jar JavaAccessBridge.dll JAWTAccessBridge.dll WindowsAccessBridge.dll
ファイルaccessibility.properties
が<sqldeveloper_install>
\jdk\jre\lib\ext
ディレクトリにインストールされていることを確認するか、またはそれを<accessbridge_home>
\installer\installerFiles
からコピーします。ファイルaccessibility.properties
に、次の行が含まれていることを確認します。
assistive_technologies=com.sun.java.accessibility.AccessBridge AWT.EventQueueClass=com.sun.java.accessibility.util.EventQueueMonitor AWT.assistive_technologies=com.sun.java.accessibility.AccessBridge
JAWS version 3.7を使用している場合のみ、次の手順を実行します。次に示すように、フォルダ<sqldeveloper_install>
\sqldeveloper\bin
にあるファイルsqldeveloper.conf
を変更して、 AddVMOption
行をコメント解除します。
# # Prepend patches to the bootclasspath. Currently, rtpatch.jar contains a # patch that fixes the javax.swing.JTree accessibility problems. # Uncomment the line below if you need to run SQL DeveloperSQL Developer under JAWS. # AddVMOption -Xbootclasspath/p:../../jdk/jre/lib/patches/rtpatch.jar
スクリーン・リーダーを起動します。
SQL Developerを起動します。
これらの手順では、Windowsが実行されており、Windowsベースのスクリーン・リーダーが使用されていることを想定しています。SQL Developerが起動すると、エラー情報(ある場合)を含むコンソール・ウィンドウが最初に開いて、メインのSQL Developerウィンドウが表示されます。表示されるメッセージがすべてSQL Developerの機能に影響するわけではありません。
このバージョンのスクリーン・リーダーでは、SQL Developerで使用されているよりも古いJavaテクノロジが使用されているため、JAWS 3.70との最適な機能を実現するには、Access Bridgeのファイル・バージョンについて次の組合せが必要です。Access Bridgeのバージョン1.0.3または1.0.4のいずれかを使用する必要があるユーザーには、以下に示す2つのソフトウェア・テクノロジのスタックがあります。また、最新バージョンのAccess Bridgeのjarファイルのコピーもsystem32
ディレクトリに必要です。
SQL Developer用のAccess Bridge v. 1.0.3構成
<sqldeveloper_install>
\jdk\jre\lib\ext
ディレクトリに次のファイルを格納します。
access-bridge.jar size: 27295 version: access-bridge-1.0.4 JAWTAccessBridge.dll size: 28672 version: AccessBridge-1.0.3 jaccess-1_3.jar size: 43584 version: AccessBridge-1.0.3 jaccess-1_4.jar size: 46597 version: AccessBridge-1.0.3 JavaAccessBridge.dll size: 139264 version: AccessBridge-1.0.3 WindowsAccessBridge.dll size: 77824 version: AccessBridge-1.0.3
<sqldeveloper_install>
\jdk\jre\lib
ディレクトリに次のファイルを格納します。
accessibility.properties size: 353 version: AccessBridge-1.0.3
Windows system32
ディレクトリに次のファイルを格納します。
JavaAccessBridge.dll size: 155648 version: AccessBridge_1_1_GA WindowsAccessBridge.dll size: 77824 version: AccessBridge-1.0.3 JAWTAccessBridge.dll size: 28672 version: AccessBridge-1.0.3
SQL Developer用のAccess Bridge v. 1.0.4構成
<sqldeveloper_install>
\jdk\jre\lib\ext
ディレクトリに次のファイルを格納します。
access-bridge.jar size: 27295 version: access-bridge-1.0.4 JAWTAccessBridge.dll size: 32768 version: AccessBridge-1.0.4 jaccess-1_4.jar size: 46573 version: AccessBridge-1.0.4 JavaAccessBridge.dll size: 139264 version: AccessBridge-1.0.4 WindowsAccessBridge.dll size: 77824 version: AccessBridge-1.0.4
<sqldeveloper_install>
\jdk\jre\lib
ディレクトリに次のファイルを格納します。
accessibility.properties size: 153 version: AccessBridge-1.0.4
Windows system32
ディレクトリに次のファイルを格納します。
JavaAccessBridge.dll size: 155648 version: AccessBridge_1_1_GA WindowsAccessBridge.dll size: 77824 version: AccessBridge-1.0.3 JAWTAccessBridge.dll size: 28672 version: AccessBridge-1.0.3
SQL Developer(同じバージョンまたは新しいバージョン)を後でインストールする予定である場合は、SQL Developerを削除する前に、既存のデータベース接続を保存する必要があります。その場合は、削除する前に1.4を参照してください。
SQL Developerを削除するには、SQL Developerのインストール・ディレクトリ全体(sqldeveloper
というディレクトリ、および階層でその下のすべてのディレクトリおよびファイル)を削除します。
また、SQL Developerのユーザー固有の情報をすべて削除する場合は、その情報が格納されているディレクトリ(SQL Developerのユーザー情報ディレクトリ)も削除する必要があります。このディレクトリの場所については、1.5を参照してください。
SQL Developerのショートカットを作成している場合、およびSQL Developerを同じ場所に再インストールする予定がない場合は、そのショートカットを削除するか、または新しい場所を反映するようにショートカットのプロパティを変更する必要があります。
SQL Developerには、『Oracle SQL Developerユーザーズ・ガイド』とオンライン・ヘルプでユーザー・ドキュメントが提供されています。ヘルプを表示するには、「ヘルプ」メニューをクリックするか、またはSQL Developerの使用中に関連したコンテキストで「ヘルプ」ボタンをクリックするか、[F1]キーを押します。
ユーザーズ・ガイドおよびインストレーション・ガイドに加え、次に示す移行関連のガイドも有益です。
『Oracle SQL Developer Microsoft Accessからの移行のための追加情報』
『Oracle SQL Developer MySQLからの移行のための追加情報』
『Oracle SQL Developer Microsoft SQL ServerおよびSybase Adaptive Serverからの移行のための追加情報』
Oracleは、Web上に多数のリソースを提供しています。次のサイトが役立ちます。
SQL Developerのホームページ(OTN): http://www.oracle.com/technology/products/database/sql_developer/
SQL Developerディスカッション・フォーラム(OTN): http://forums.oracle.com/forums/forum.jspa?forumID=260
Oracle Technology Network(OTN): http://www.oracle.com/technology/
OTNのPL/SQLページ: http://www.oracle.com/technology/tech/pl_sql/
Oracle Accessibilityサイト: http://www.oracle.com/accessibility/
オラクル社のサイト: http://www.oracle.com/