この付録では、RUEIでサポートされるCookieテクノロジの概要を示します。
RUEIによってユーザーのWeb環境を正確に監視するには、RUEIがユーザーのWebサイトで使用されているCookieテクノロジを把握している必要があります。Cookieテクノロジの指定方法の詳細は、12.2項「Cookieテクノロジの指定」を参照してください。
表B-1に、サポートされているCookieテクノロジの構造を示します。
表B-1 Cookieの構造
テクノロジ | 構造脚注1 |
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ADF脚注2 |
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Oracle脚注4 |
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Oracle Access Manager(OAM) |
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Oracle FLEXCUBE Universal BankingおよびDirect Banking |
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WebLogic Portal(WLP)脚注2 |
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(URL引数) |
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脚注1 *は0(ゼロ)個以上の任意の種類の文字です。%は文字列の一致部分です。
脚注2 これらは事前定義済カスタムCookieとして実装されています。
脚注3 これらのCookieは、それに関連するアクセラレータ・パッケージがインストールされている場合にのみ使用可能です。
脚注4 非推奨のMoniforce社のCookieが含まれています。これは、すべてのOracle製品で自動的に動作するわけではありません。
脚注5 デフォルトのCookie名です。
脚注6 CUSTOMNAMEはCookie名です。
脚注7 URLARGUMENTはURLの引数名です。この詳細は、次の項に記載されています。
URL引数を使用したセッションの追跡
URL引数をユーザー・セッションの追跡に使用するように指定すると、指定された引数について最初にオブジェクトのURLがチェックされます。見つからない場合、指定された引数が親ページのURLで検索されます。
オブジェクトのURLと親ページのURLの両方で、次の例のURL構文が仮定されます。
www.domainname.com/sitename/shop;;URLARGUMENT=blabla?......
指定されたURL引数が見つからない場合は、次のURL構文が仮定されます。
www.domainname.com/sitename/shop?URLARGUMENT=blabla&......