Oracle® Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド 11g リリース 1 (11.1.1) B61375-02 |
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Oracle Reports 11g リリース1(11.1.1)は、Oracle Fusion MiddlewareおよびOracle WebLogic Serverに統合されています。これによって表2-1(表1-1「11gの機能と10gの機能との比較」の一部)に示すようにアーキテクチャが強化されています。
表2-1 11gのアーキテクチャの機能と10gの機能との比較
11gの新機能 | 10gにおける同等機能 |
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サーバー安定性 |
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データベースでバックアップされたジョブ・キュー・リポジトリ: データベースをジョブ・リポジトリとして使用すると、Reports ServerのDATファイルが破損する状況の防止に役立ち、スケジュールされているジョブが喪失しません。データベースにあるジョブの管理も容易になります。 |
ファイル・システムをベースにしたDATファイル・リポジトリのみです。 |
新しいコマンドライン引数のJOBRETRY:この値を指定すると、 |
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高可用性 |
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データベースでバックアップされたジョブ・キュー・リポジトリ:データベースをジョブ・リポジトリとして使用すると、次の高可用性(HA)メリットが実現されます。
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管理者は、各Reports Serverのジョブ・キューを個別に表示する必要があります。 ジョブがスケジュールされていたReports Serverが停止すると、そのジョブが失われます。 |
共有ジョブ・リポジトリおよびJavaオブジェクト・キャッシュなどのキャッシュを備えたOracle Reports Serverクラスタ。Reports Serversではジョブを管理するためにpeer-to-peerメカニズムにより通信を行い、手動による管理を最小限に抑え、ジョブを自動的にフェイルオーバーします。マスター・ジョブを処理したReports Serverが使用できない場合でも、キャッシュされている出力にアクセスします。 |
Oracle Reportsのキャッシュ・メカニズムを使用します。キャッシュは複数のReports Servers間では共有されません。Reports Serverのキャッシュが停止すると、キャッシュされている出力は、他のサーバーでは使用できません。 独自のクラスタリングとHAメカニズム |
高可用性の詳細は、第2.5項「高可用性環境の設定」を参照してください。 |