Oracle® Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド 11g リリース 1 (11.1.1) B61375-02 |
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XMLデータソースに対してレポートを作成するとき、データソースとそのDTDのエンコーディングを、Reports Builderのエンコーディングに一致させる必要があります。
たとえば、日本語のキャラクタ・セットでエンコードされている表に対してXMLレポートを作成する場合、グループ要素名は日本語でエンコードされています。データソースに一致させるには、DTDのグループ要素名を日本語でエンコードする必要があります。XMLファイルおよびDTDファイルには、日本語をサポートするものであればどのようなエンコードでも実行できます(Shift_JIS、EUC-JP、UTF-8など)。
XMLデータソースとDTDのエンコーディングをReports Builderのエンコーディングに一致させないと、次のエラーが表示されます。
ERR-063001 xxx.dtd null
注意: DTDのかわりにXMLスキーマを使用した場合は、このエラーは表示されません。 |
この問題を回避するには、XMLレポートのXMLデータソースとDTDの両方で使用されているエンコーディングが、Reports Runtimeで有効なNLS_LANG
環境変数の文字エンコーディング部分と同じであることを確認する必要があります。
たとえば、Reports RuntimeでNLS_LANG=JAPANESE_JAPAN.JA16SJIS
が指定されている場合は、XMLデータソースとDTDの両方でShift_JISを使用する必要があります。