Oracle® Fusion Middleware Oracle Reports ServicesレポートWeb公開ガイド 11g リリース 1 (11.1.1) B61375-02 |
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以前のリリースでは、Oracle Reports Servicesは1つのOracleホーム(ORACLE_HOME
)にインストールされ、すべてのファイル(バイナリ・ファイルおよび構成ファイル)がそこに配置されていました。Oracle Fusion Middleware 11g リリース1(11.1.1)で導入されたオプションにより、インストール先をOracleホーム(ORACLE_HOME
)とOracleインスタンス(ORACLE_INSTANCE
)に分割してバイナリと構成を分離し、複数のサーバー間でバイナリを共有できます。
Oracle Fusion Middlewareの新規インストール・オプションには、次のような長所があります。
ORACLE_HOME
にバイナリ・ファイルが配置されるので、これらのファイルを複数のORACLE_INSTANCE
において共有できます。これによって、各ORACLE_INSTANCE
のフットプリントが削減され、管理が容易になります。
パッチを適用したりバイナリのORACLE_HOME
をメンテナンスする作業が簡単になり、再構成する必要はありません。
各ORACLE_INSTANCE
のインストールが簡単になりスリムになります。
バックアップ、リストアおよびクローニングが簡単になります。
Reportsのみのインストールがサポートされています。
新しいOracleインスタンスの作成方法など、新しいインストール構造の詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』を参照してください。