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Oracle® Fusion Middleware Authorization Policy Manager管理者ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B61413-01
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7 ユーザー・インタフェースのカスタマイズ

この章では、Oracle Authorization Policy Managerで実行可能ないくつかのカスタマイズについて説明します。内容は次のとおりです。

7.1 Authorization Policy Managerのカスタマイズ

この章で説明するカスタマイズではいずれも、次のファイル内のデータを変更する必要があります。

$ORACLE_HOME$/apm/modules/oracle.security.apm_11.1.1/oracle.security.apm.ear
$ORACLE_HOME$/apm/modules/oracle.security.apm_11.1.1/oracle.security.apm.core.view.war

あるバージョンのAuthorization Policy Managerに適用したカスタマイズは、新しいバージョンのツールをインストールするたびに指定しなおす必要があります。

Authorization Policy Managerのカスタマイズを開始する前に、上に示されたツールのEARおよびview WARファイルをバックアップすることをお薦めします。

Authorization Policy Managerをカスタマイズするには、次のようにします。

  1. 次のコマンドで示しているように、ツールのEARファイル、WARファイルおよびview WARファイルを解凍します。

    $ unzip -d $tempDir/ear $ORACLE_HOME$/apm/modules/oracle.security.apm_11.1.1/oracle.security.apm.ear
    $ unzip -d $tempDir/war $tempDir/ear/oracle.security.apm.war
    $ unzip -d $tempDir/viewWar $ORACLE_HOME$/apm/modules/oracle.security.apm_11.1.1/oracle.security.apm.core.view.war
    
  2. この章の以降の項で説明しているように、1つ以上の解凍済ファイルを変更します。

  3. 次のコマンドで示しているように、ツールのEARファイル、WARファイルおよびview WARファイルを圧縮しなおします。

    $ zip $tempDir/ear/oracle.security.apm.war $tempDir/war/*
    $ zip $ORACLE_HOME$/apm/modules/oracle.security.apm_11.1.1/oracle.security.apm.ear $tempDir/ear/*
    $ zip $ORACLE_HOME$/apm/modules/oracle.security.apm_11.1.1/oracle.security.apm.core.view.war $temp/viewWar/*
    
  4. Authorization Policy Managerを再デプロイします。

7.2 ヘッダー、フッターおよびロゴのカスタマイズ

ヘッダー、フッターおよびロゴをカスタマイズするには、次のようにします。

  1. view WARファイルを解凍します。詳細は、「Authorization Policy Managerのカスタマイズ」を参照してください。

  2. AuthPolicyMgr.jspxファイルを編集のために開いて、適宜、次の変更を適用します。

  3. 新しいブランド・タイトルを指定するには、次のスニペットに示すようにbrandingファセットを変更します。

    <f:facet name="branding">
     <af:outputText value="My Custom Application Title" noWrap="true" id="ot1"/>
    </f:facet>
    
  4. 新しいフッターを指定するには、次のスニペットに示すようにappAboutおよびappCopyrightファセットを変更します。

    <f:facet name="appAbout">
      <af:outputText value="My Custom Footer at Right" noWrap="true" id="ot2"/>
    </f:facet>
    <f:facet name="appCopyright">
      <af:outputText value="My Custom Footer at Left"  noWrap="true" id="ot3"/>
    </f:facet>
    
  5. 新しいロゴ・イメージを指定するには、次のようにします。

    1. 次のスニペットに示すように、リソースをmetaContainerファセットに挿入します(ファセット内のその他の内容はそのままにしておきます)。

      <f:facet name="metaContainer">
      .... 
        <af:resource type="css">
                  .MyCustomBrandingLogo {
                      background-image:url(/apm/images/world_36x20.png);
                      background-position:center;
                      background-repeat:no-repeat; display:block;
                      height:2.5em; width:119px;
                    }
        </af:resource>
      ...
      </f:facet>
      
    2. 次のスニペットに示すように、pageTemplateタグに入力属性としてスタイル・クラス名を指定します(タグ内のその他の内容はそのままにしておきます)。

      <af:pageTemplate viewId="/templates/IdmShell.jspx"
                             value="#{bindings.pageTemplateBinding}" id="pt1">
      ...
        <f:attribute name="brandingLogoCls" value="MyCustomBrandingLogo"/>
      ...
      

7.3 色のスキームのカスタマイズ

新しいスキンが使用可能になった場合、色のスキームをカスタマイズするには、次のようにします。

  1. ツールのEARファイルおよびWARファイルを解凍します。詳細は、「Authorization Policy Managerのカスタマイズ」を参照してください。

  2. ファイルTrinidad-config.xmlを編集のために開きます。このファイルは通常、フォルダWAR/WEB-INF内にあります。

  3. このファイル内で、次のスニペットに示すように、skin-familyタグの中に新しいスキンの値を指定します。

    <trinidad-config xmlns="http://myfaces.apache.org/trinidad/config">
    ...
      <skin-family>MyCustomSkin</skin-family>
    ...
    </trinidad-config>
    

7.4 ログイン・ページのカスタマイズ

ログイン・ページおよびログイン・エラー・ページをカスタマイズするには、次のようにします。

  1. ツールのEARファイルを解凍します。詳細は、「Authorization Policy Managerのカスタマイズ」を参照してください。

  2. ファイルweb.xmlを編集のために開きます。このファイルは通常、フォルダEAR/WEB-INF内にあります。

  3. このファイル内で、次のスニペットに示すように、form-login-config要素の下にform-login-pageおよびform-error-pageの適切な値を指定します。

    <login-config>
      <form-login-config>
        <form-login-page>/MyCustomLoginPage.html</form-login-page>
        <form-error-page> MyCustomLoginErrorPage.html </form-error-page>
      </form-login-config>
    </login-config>