ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middlewareインストレーション・プランニング・ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B55906-04
  ドキュメント・ライブラリへ移動
ライブラリ
製品リストへ移動
製品
目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

1 インストールの開始点について

Oracle Fusion Middlewareは、J2EEや開発者用ツールから、統合サービス、ビジネス・インテリジェンス、コラボレーションおよびコンテンツ管理までの各種ツールとサービスを含む、標準に準拠したソフトウェア製品群です。Oracle Fusion Middlewareでは、開発、デプロイおよび管理を完全サポートしています。

このガイドでは、システムの準備に関する重要な情報、およびOracle Fusion Middlewareの最新バージョンである11g リリース1(11.1.1.5.0)を入手するための手順について説明します。実行する手順は、既存のシステムの構成によって異なります。

現在の環境に最もよく当てはまる開始点を見つけ、その項に進んで詳細を参照してください。

1.1 Oracle Fusion Middlewareの新規ユーザーとして開始

Oracle Fusion Middlewareを初めて使用する場合、11g リリース1(11.1.1.5.0)をインストールする方法は、製品に応じて2種類あります。

1.1.1 パッチ・セット・インストーラの使用方法

このリリース用のインストーラは既存のインストールにのみパッチを適用するよう設計されているので、Oracle Identity ManagementやOracle Web Tierを初めてインストールする場合、他の11g リリース(11.1.1.5.0)製品を直接インストールできません。したがって、製品の最新のフル・バージョンをインストールする必要があります。これには、11g リリース1(11.1.1.2.0)を利用できます。インストールにパッチを適用して、ソフトウェアを最新バージョンに更新する必要があります。この処理には、次の作業が必要です。


注意:

既存のインストールにパッチを適用するためのアップグレード・インストーラや新規インストール用の独自インストーラがあるので、Oracle WebLogic Serverはこの製品一覧に含まれていません。

図1-1は、インストールと構成の全体的なフローを示しています。

図1-1 パッチ・セット・インストーラを使用してリリース11.1.1.5.0をインストールする方法

図1-1の説明が続きます
「図1-1 パッチ・セット・インストーラを使用してリリース11.1.1.5.0をインストールする方法」の説明


注意:

SUSE11 LinuxプラットフォームにOracle Fusion Middlewareリリース11.1.1.5.0をインストールする場合は、次の点に注意してください。

SUSE11 Linuxプラットフォームがサポートされているのは、リリース11.1.1.3.0以降のみです。まず(SUSE11をサポートしていない)リリース11.1.1.2.0をインストールしてから、ソフトウェアにパッチを適用してリリース11.1.1.5.0に更新する必要があるため、コマンドラインから-ignoreSysPrereqsオプションを使用して、リリース11.1.1.2.0のインストーラを起動してください。


1.1.1.1 データベース・スキーマの作成

ほとんどのOracle Fusion Middleware製品では、インストール時にデータベースを使用する必要があります(データベースが不要なのはOracle Web Tierのみ)。データベースが稼働している必要がありますが、コンポーネントのインストール先と同じシステムにある必要はありません。Oracle Fusion Middlewareコンポーネントに必要なスキーマを作成する際にリポジトリ作成ユーティリティ(RCU)を使用するため、データベースにはこのRCUとの互換性も必要です。

Oracle Fusion MiddlewareとRCUで使用できるように動作確認されているデータベースと重要なデータベース構成情報の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Repository Creation Utilityユーザーズ・ガイド』でRCUシステムとデータベースの要件に関する項を参照してください。

データベースのインストールと構成が終了したら、最新バージョンのRCUを実行してスキーマを作成します。手順は、『Oracle Fusion Middleware Repository Creation Utilityユーザーズ・ガイド』のスキーマの作成に関する項を参照してください。

1.1.1.2 Oracle WebLogic Serverのインストール

すべてのOracle Fusion Middleware製品(Oracle Web Tierを除く)では、アプリケーション・サーバーがシステムで必要です。Oracle Application Developer、Oracle SOA SuiteおよびBusiness Process Management Suite以外の製品のすべての場合、Oracle WebLogic Serverは唯一のサポート対象アプリケーション・サーバーです。

次のページにOracle Fusion Middleware 11gR1のシステム要件およびサポート対象プラットフォームのドキュメントに記載されているように、入手可能な最新バージョンまたはOracle WebLogic Serverをインストールする必要があります。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

すべてのOracle Fusion Middleware製品は、Oracle Middlewareホーム・ディレクトリにインストールされる必要があります。このディレクトリは、Oracle WebLogic Serverのインストールで作成できます。

インストールの手順は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverインストレーション・ガイド』のインストール・プログラムのグラフィック・モードでの実行に関する項を参照してください。

1.1.1.3 Oracle Fusion Middlewareリリース11g(11.1.1.2.0)製品のインストール

スキーマおよびOracle WebLogic Serverがインストールされたら、Oracle Fusion Middleware製品をインストールできるようになります。


注意:

11g リリース1(11.1.1.2.0)バージョンの製品をインストールする必要はありますが、構成は行わないでください。製品の構成は、パッチ・セット・インストーラを実行して、ソフトウェアを最新バージョンに更新してからにしてください。

インストーラ実行時に、「ソフトウェアのインストール - 構成なし」インストール・タイプを「インストール・タイプの選択」画面で選択する必要があります。

ソフトウェアを最新版にアップグレードする前に製品を構成する場合、ソフトウェアのアップグレードと構成を適切に行うために、第1.4項「Oracle Fusion Middleware 11g(11.1.1.2.0)、11g(11.1.1.3.0)および11g(11.1.1.4.0)からの開始」の指示に従う必要があります。


表1-1に、Oracle Fusion Middleware製品とその製品に対応するインストレーション・ガイドを示します。インストレーション・ガイドの手順に従って、製品をインストールしてください。

表1-1 Oracle Fusion Middleware製品と対応するインストール・ガイド

製品 インストール・ガイド

Oracle Web Tier

『Oracle Fusion Middleware Oracle Web Tierインストレーション・ガイド』


Oracle Identity Management

『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementインストレーション・ガイド』



1.1.1.4 リリース11g(11.1.1.5.0)への製品の更新

パッチ・セット・インストーラを実行して、ソフトウェアを最新バージョンに更新します。手順については、『Oracle Fusion Middlewareパッチ適用ガイド』の最新のOracle Fusion Middlewareパッチ・セットの適用に関する項を参照してください。


注意:

Oracle Fusion Middlewareを初めて使用する方は、この章にある次の各項のみをお読みください。
  • パッチ・セットのインストール・プロセスのサマリーに関する項

  • 一般的なパッチ適用前タスクの実行に関する項

  • 製品インストーラまたはパッチ・セット・インストーラのダウンロードと起動に関する項

  • パッチ・セット・インストーラの手順に関する項

これらの項に記載されている操作を完了したら、第1.1.5項「製品の構成とWebLogicドメインの作成」に進んでください。


1.1.1.5 製品の構成とWebLogicドメインの作成

製品をインストールしたら、製品を使用できるように構成する必要があります。このためには、製品のOracleホーム・ディレクトリ内にあるbinディレクトリでOUIベースの構成ツールを実行して、WebLogicドメイン、Oracleインスタンスおよび管理対象サーバーを作成します。

Oracle Application Developer、Oracle WebCenter、Oracle SOA SuiteおよびBusiness Process Management SuiteまたはOracle Service Busで利用可能な構成ウィザードとこの構成ツールは同じはないことに注意してください。システム・コンポーネントに構成ツールを実行する手順は、各種製品インストレーション・ガイドに記載されています(表1-1を参照)。

1.1.2 製品インストーラの使用方法

製品インストーラを使用してリリース11.1.1.5.0のOracle Fusion Middleware製品をインストールする作業では、次を行います。

図1-2は、インストールと構成の全体的なフローを示しています。

図1-2 製品インストーラを使用してリリース11.1.1.5.0をインストールする方法

図1-2の説明が続きます
「図1-2 製品インストーラを使用してリリース11.1.1.5.0をインストールする方法」の説明

1.1.2.1 データベース・スキーマの作成

第1.1.1.1項「データベース・スキーマの作成」を参照してください。

1.1.2.2 アプリケーション・サーバーのインストール

すべてのOracle Fusion Middleware製品(Oracle Web Tierを除く)では、アプリケーション・サーバーがシステムで必要です。Oracle Application DeveloperやOracle SOA SuiteおよびBusiness Process Management Suiteの場合、Oracle WebLogic ServerやIBM WebSphereをアプリケーション・サーバーとしてインストールできます。Oracle Fusion Middleware 11gR1のシステム要件およびサポート対象プラットフォームのドキュメントを参照して、システムのインストールに対して動作が確認されたアプリケーション・サーバーのバージョンを調べてください。使用可能な最新バージョンをインストールする必要があります。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

すべてのOracle Fusion Middleware製品は、Oracle Middlewareホーム・ディレクトリにインストールされる必要があります。Oracle WebLogic Serverをアプリケーション・サーバーとしてシステムにインストールする際に、このディレクトリを作成できます。IBM WebSphereをアプリケーション・サーバーとして使用する場合、Oracle Fusion Middleware製品をインストールできるように、手動でMiddlewareホーム・ディレクトリを作成する必要があります。

Oracle WebLogic Serverインストールの手順は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverインストレーション・ガイド』のインストール・プログラムのグラフィック・モードでの実行に関する項を参照してください。

1.1.2.3 Oracle Fusion Middlewareリリース11g(11.1.1.5.0)製品のインストール

表1-2に、Oracle Fusion Middleware製品とその製品に対応するインストレーション・ガイドを示します。インストレーション・ガイドの手順に従って、製品をインストールしてください。

表1-2 Oracle Fusion Middleware製品と対応するインストール・ガイド

製品 インストール・ガイド

Oracle SOA Suite

『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite and Oracle Business Process Management Suiteインストレーション・ガイド』


Oracle WebCenter

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterインストレーション・ガイド』


Oracle Application Developer

『Oracle Fusion Middleware Application Developerインストレーション・ガイド』


Oracle Enterprise Content Management Suite

Oracle Fusion Middleware Oracle Enterprise Content Management Suiteインストレーション・ガイド


Oracle Service Bus

Oracle Service BusのためのOracle Fusion Middlewareのインストレーション・ガイド


Oracle Business Intelligence

Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionインストレーション・ガイド


Oracle Data Integrator

『Oracle Fusion Middleware Oracle Data Integratorインストレーション・ガイド』



1.1.2.4 製品の構成とWebLogicドメインの作成

製品をインストールしたら、製品を使用できるように構成する必要があります。このためには、Fusion Middlewareの構成ウィザードを実行して、WebLogicドメイン、管理サーバーおよび各種管理対象サーバーを作成します。

ドメインと管理対象サーバーを構成ウィザードで作成するための情報の詳細は、『Oracle Fusion Middleware構成ウィザードを使用したドメインの作成』を参照してください。Oracle Enterprise Content Managementの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Enterprise Content Management Suiteインストレーション・ガイド』を参照してください。

1.2 Oracle Application Server 10gからの開始

Oracle Application Server 10gからOracle Fusion Middleware 11g リリース1(11.1.1.5.0)にアップグレードする方法の詳細は、『Oracle Fusion Middlewareアップグレード・プランニング・ガイド』や、Oracle Fusion Middleware 11gドキュメント・ライブラリのその他のアップグレード・ガイドも参照してください。

1.3 Oracle Fusion Middleware 11g(11.1.1.1.0)からの開始

既存のOracle Fusion Middlewareソフトウェアが11g リリース1(11.1.1.1.0)の場合、最初に既存のソフトウェアと構成データを11g リリース1(11.1.1.2.0)に移行してから、ソフトウェアを11g リリース1(11.1.1.5.0)に更新する必要があります。

11g リリース1(11.1.1.2.0)に更新する作業では、次を行います。

これが完了したら、第1.4項「Oracle Fusion Middleware 11g(11.1.1.2.0)、11g(11.1.1.3.0)および11g(11.1.1.4.0)からの開始」の指示に従って、ソフトウェアを最新版に更新します。

図1-3は、インストールと構成の全体的なフローを示しています。

図1-3 11g(11.1.1.1.0)の既存ユーザーがインストールするフロー

図1-3の説明が続きます
「図1-3 11g(11.1.1.1.0)の既存ユーザーがインストールするフロー」の説明

1.3.1 リリース10.3.2へのOracle WebLogic Serverの更新

まず、システム上にあるOracle WebLogic Serverのバージョンを10.3.2に更新する必要があります。WebLogic Serverを更新するには、My Oracle Supportのアカウントを持っている必要があります。

既存のOracle WebLogic Serverがリリース10.3.0またはリリース10.3.1である場合にリリース10.3.2に更新するには、アップグレード・インストーラを使用します。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverインストレーション・ガイド』のMy Oracle Supportからのアップグレード・インストーラのダウンロードに関する項を参照してください。


注意:

このリンクは、リリース11.1.1.3.0のドキュメント・ライブラリにあるドキュメントにリンクされています。ただし、そこに記載されている手順はOracle WebLogic Serverを10.3.2に更新するためのものであり、これは、リリース11.1.1.2.0でサポートされているバージョンです。

Oracle WebLogic Serverリリース10.2.xかそれより古いリリースの場合、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverアップグレード・ガイド』でアップグレードに関する指示を参照する必要があります。

1.3.2 Oracle Fusion Middleware 11g リリース1(11.1.1.2.0)製品のインストール

ソフトウェアにパッチを適用して11g リリース1(11.1.1.4.0)にする前に、製品の最新のフル・バージョンをインストールする必要があります。これには、11g リリース1(11.1.1.2.0)を利用できます。

製品を構成しないでください。次の製品には、構成ツールとは別のインストーラが用意されています。これは、ソフトウェアのみインストールする必要があり、構成ツールを実行しないことを意味します。

  • Oracle SOA SuiteおよびBusiness Process Management Suite

  • Oracle WebCenter

  • Oracle Application Developer

  • Oracle Service Bus

  • Oracle Enterprise Content Management Suite

次の製品には、「インストールと構成」「ソフトウェアのインストール - 構成なし」のインストール・タイプがあります。

  • Oracle Identity Management

  • Oracle Web Tier

  • Oracle Data Integrator

  • Oracle Business Intelligence

これらの製品では、必ず「ソフトウェアのインストール - 構成なし」インストール・タイプを選択してください。

表1-3に、Oracle Fusion Middleware製品とその製品に対応するインストレーション・ガイドを示します。インストレーション・ガイドの手順に従って、製品をインストールしてください。

表1-3 Oracle Fusion Middleware製品と対応するインストール・ガイド

製品 インストール・ガイド

Oracle SOA Suite

『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite and Oracle Business Process Management Suiteインストレーション・ガイド』


Oracle WebCenter

『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenterインストレーション・ガイド』


Oracle Application Developer

『Oracle Fusion Middleware Application Developerインストレーション・ガイド』


Oracle Web Tier

『Oracle Fusion Middleware Oracle Web Tierインストレーション・ガイド』


Oracle Identity Management

『Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementインストレーション・ガイド』


Oracle Enterprise Content Management Suite

Oracle Fusion Middleware Oracle Enterprise Content Management Suiteインストレーション・ガイド


Oracle Service Bus

Oracle Service BusのためのOracle Fusion Middlewareのインストレーション・ガイド


Oracle Business Intelligence

Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionインストレーション・ガイド


Oracle Data Integrator

『Oracle Fusion Middleware Oracle Data Integratorインストレーション・ガイド』



1.3.3 11g リリース1(11.1.1.1.0)から11g リリース1(11.1.1.2.0)への構成データの移行

ソフトウェアをアップグレードしたら、パッチ・アシスタントのツールを実行して、データをアップグレード先に移行する必要があります。手順については、『Oracle Fusion Middlewareパッチ適用ガイド』のパッチ・アシスタントを使用してOracle Fusion Middleware 11gリリース1(11.1.1.1.0)からリリース1(11.1.1.2.0)に移行する方法に関する項を参照してください。

1.3.4 11g リリース1(11.1.1.5.0)への更新

ソフトウェアがリリース1(11.1.1.2.0)に更新されたので、第1.4項「Oracle Fusion Middleware 11g(11.1.1.2.0)、11g(11.1.1.3.0)および11g(11.1.1.4.0)からの開始」の指示に従って、ソフトウェアを最新版に更新します。

1.4 Oracle Fusion Middleware 11g(11.1.1.2.0)、11g(11.1.1.3.0)および11g(11.1.1.4.0)からの開始

図1-4は、インストールと構成の全体的なフローを示しています。

図1-4 11g(11.1.1.2.0)、11g(11.1.1.3.0)および11g(11.1.1.4.0)の既存ユーザーがインストールするフロー

図1-4の説明が続きます
「図1-4 11g(11.1.1.2.0)、11g(11.1.1.3.0)および11g(11.1.1.4.0)の既存ユーザーがインストールするフロー」の説明

1.4.1 WebLogic Serverの更新

まず、システム上にあるOracle WebLogic Serverのバージョンを10.3.5に更新する必要があります。WebLogic Serverを更新するには、My Oracle Supportのアカウントを持っている必要があります。

Oracle WebLogic Serverがリリース10.3.0、10.3.1、10.3.2、10.3.3または10.3.4の場合、アップグレード・インストーラを使用して、WebLogic Serverをリリース10.3.5にアップグレードします。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverインストレーション・ガイド』のMy Oracle Supportからのアップグレード・インストーラのダウンロードに関する項を参照してください。

Oracle WebLogic Serverリリース10.2.xかそれより古いリリースの場合、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverアップグレード・ガイド』でアップグレードに関する指示を参照する必要があります。

1.4.2 既存のソフトウェアの更新

Oracle Identity ManagementやOracle Web Tierを更新する場合、パッチ・セット・インストーラをダウンロードしてから使用し、既存のソフトウェアを最新版に更新します。他のすべてのOracle Fusion Middleware製品では、最新の製品インストーラをダウンロードして使用し、既存のソフトウェアを最新版に更新します。

手順については、『Oracle Fusion Middlewareパッチ適用ガイド』の最新のOracle Fusion Middlewareパッチ・セットの適用に関する項を参照してください。

Oracle WebCenterとOracle Identity and Access Managementには、特別なパッチ適用手順があります。詳細は、『Oracle Fusion Middlewareパッチ適用ガイド』のOracle WebCenterのパッチ適用に関する項とOracle Identity and Access Management 11.1.1.3.0から11.1.1.5.0へのパッチ適用に関する項を参照してください。

1.4.3 データベース・スキーマの更新

パッチ・セット・アシスタントを実行して、データベースの既存スキーマを最新バージョンに更新します。アップグレードが必要なスキーマを表示するには、『Oracle Fusion Middlewareパッチ適用ガイド』においてパッチ・セット・アシスタントによる更新が必要なスキーマに関する項を参照してください。

パッチ・セット・アシスタントを実行する方法の詳細は、『Oracle Fusion Middlewareパッチ適用ガイド』においてパッチ・セット・アシスタントによるスキーマの更新に関する項を参照してください。