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Oracle Fusion Middleware Adapter for Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド
11g リリース1(11.1.1.4.0)
部品番号 B61389-02
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はじめに

対象読者

『Oracle Fusion Middleware Adapter for Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド, 11g リリース1(11.1.1.4.0)』ようこそ。

このドキュメントは、Oracle Fusion Middleware Adapter for Oracle Applicationsを使用する技術コンサルタント、開発者およびシステム統合コンサルタントを対象としています。

このマニュアルは、次の実用的な知識があることを前提としています。

これらの製品の使用経験がない場合は、オラクル社研修サービスで提供されている研修クラスに出席することをお薦めします。

「関連する情報ソース」の項で、Oracle E-Business Suite の製品情報の詳細を参照してください。

聴覚に障害があるお客様のOracleサポート・サービスへのアクセス

Oracleサポート・サービスに連絡するには、テレコミュニケーション・リレー・サービス(TRS)を使用してOracleサポート(+1-800-223-1711)までお電話ください。Oracleサポート・サービスの技術者が、Oracleサービス・リクエストのプロセスに従って、技術的な問題を処理し、お客様へのサポートを提供します。TRSの詳細は、http://www.fcc.gov/cgb/consumerfacts/trs.htmlを参照してください。電話番号の一覧は、http://www.fcc.gov/cgb/dro/trsphonebk.htmlを参照してください。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/ を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

このマニュアルの構成

1  Adapter for Oracle Applicationsの概要
2  Adapter for Oracle Applicationsの機能
3  Adapter for Oracle Applicationsの概念
4  XML Gatewayの使用
5  ビジネス・イベントの使用
6  コンカレント・プログラムの使用
7  インタフェース表およびビューの使用
8  PL/SQL APIの使用
9  E-Commerce Gatewayの使用
A  WSDL定義ファイルと接続情報の詳細
B  トラブルシューティングおよび回避策

関連する情報ソース

Oracle Fusion Middleware Adapter for Oracle Applicationsの知識と理解を深めるために、オンライン・ドキュメント、研修およびサポート・サービスを含む多くの情報ソースを利用できます。

ドキュメント

Oracle Fusion Middleware Adapter for Oracle Applicationsの設定時や使用時に、他のOracle Fusion Middlewareのガイドを参照することが必要になる場合があります。ガイドは、メディア・パックに含まれているOracle Fusion MiddlewareまたはOracle Databaseのドキュメント・ライブラリCDから読み取って読むか、またはOracle Technology Network(OTN)上で読むことができます。印刷されたガイドが必要な場合は、Oracle Storeから購入できます。

リリース・ノート、インストール関連ドキュメント、ホワイト・ペーパーまたはその他の関連ドキュメントは、OTNのメイン・ページから無償でダウンロードできます。OTNを使用するには、オンラインでの登録が必要です。登録は、OTN登録ページから無償で行えます。

研修

オラクル社は、研修コースの包括的なセットを提供して、お客様のスタッフがOracle Fusion Middleware 11g を習得し、高い生産性を迅速に獲得できるように支援します。これらのコースは、機能習得パスごとに編成されており、担当する作業や領域に該当するコースのみを受講できます。

受講環境は選択できます。多くの研修センターから任意の場所でOracle Universityが提供するコースに出席するか、講師を手配してお客様の施設で研修を行うか、またはOracle Universityのオンライン教育ユーティリティであるOracle Learning Network(OLN)を利用できます。

ヒント: 今後開催される研修コースの詳細は、Oracle Universityが提供するコースを参照してください。

また、オラクル社の研修プロフェッショナルは、標準コースを調整したり、ニーズに合わせてカスタム・コースを作成することもできます。たとえば、お客様の施設で行われるカスタマイズされた研修セッションで、お客様の組織の構造、用語およびデータを例として使用できます。

サポート

オンサイト・サポートからセンターでのサポートに至るまで、経験のあるプロフェッショナルのチームが、Oracle Fusion Middleware 11g を活用するために必要な支援と情報を提供します。このチームには、お客様のビジネス領域、Oracle Databaseの管理、およびお客様のハードウェアとソフトウェア環境をよく理解している技術担当、アカウント・マネージャ、およびオラクル社の多数のコンサルタントとサポート・スペシャリストのスタッフが所属しています。

データベース・ツールによるOracle E-Business Suiteデータの変更の禁止

特に指示されている場合を除き、SQL*Plus、Oracle Data Browser、データベース・トリガーまたはその他のツールを使用して、Oracle E-Business Suiteデータを変更しないことをお薦めします。

オラクル社では、Oracleデータベースへの情報の作成、記憶、変更、検索および保守に使用できる強力なツールを提供します。ただし、SQL*PlusのようなOracleツールを使用してOracle E-Business Suiteデータを変更すると、データの整合性が損われたり、データの変更を監査できなくなるおそれがあります。

Oracle E-Business Suiteの表は相互に関連付けられているので、Oracle E-Business Suiteを使用して表を変更すると、一度に多数の表が更新されます。しかし、Oracle E-Business Suiteを使用せずにOracle E-Business Suiteデータを変更すると、1つの表のある行を変更した場合に、関連する表で反映させる必要のある変更が行われないことがあります。各表を相互に同期させていないと、誤った情報を検索したり、Oracle E-Business Suiteで予測できない結果が生じる可能性があります。

Oracle E-Business Suiteを使用してデータを変更すると、その変更が有効であるかどうかがOracle E-Business Suiteにより自動的にチェックされます。Oracle E-Business Suiteは、情報を変更したユーザーを記録することもできます。データベース・ツールを使用してデータベース表に情報を入力すると、無効な情報が記憶されることがあります。また、SQL*Plusや他のデータベース・ツールを使用したときは、変更履歴が記録されないため、情報の変更者を追跡できなくなります。