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Oracle Fusion Middleware Oracle Internet Directory管理者ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B55919-02
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25 Oracle Internet Directoryのバックアップとリストア

この章では、小さいディレクトリおよび大きいディレクトリのバックアップ方法とリストア方法について説明します。この項の内容は、次のとおりです。

25.1 Oracle Internet Directoryのバックアップとリストアの概要

小さいディレクトリまたは特定のネーミング・コンテキストのバックアックには、ldifwriteを使用できます。これより大きいディレクトリの場合は、Oracle Fusion Middlewareバックアップを実行します。『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のバックアップとリカバリに関する章を参照してください。

25.2 小さいディレクトリまたはディレクトリ内の特定のネーミング・コンテキストのバックアップとリストア

小さいディレクトリまたはディレクトリ内の特定のネーミング・コンテキストのバックアップとリストアを行う手順は、次のとおりです。

  1. 次のようにノードをバックアップします。

    1. 環境変数ORACLE_INSTANCEが正しく設定されていることを確認します。

    2. すべてのOracle Internet Directoryサーバー(LDAPとレプリケーションの両方)がノードで停止されていることを確認します。

    3. 次のコマンドを入力します。

      ldifwrite connect="connect_string" basedn="naming_context" \ 
         ldiffile="backup.ldif"
      
  2. 次のコマンドを入力して、新規ノードでディレクトリ・サーバーを起動します。

    opmnctl startproc process-type=OID 
    
  3. bulkloadユーティリティを使用して、新規ノードにデータをロードします。次のコマンドを入力します。

    bulkload connect="connect_string" check="TRUE" generate="TRUE" \
      load="TRUE" restore="TRUE" append="TRUE" file="/complete_path/backup.ldif"
    

    注意:

    Oracle Internet Directoryの旧リリース(10g リリース2(10.1.2.0.2)など)のデータのバックアップを取り、それを10g(10.1.4.0.1)以降が稼働中のノードでリストアする場合、パスワード・ポリシー・エントリを、「パスワード・ポリシーとファンアウト・レプリケーション」で説明しているように更新する必要があります。

25.3 大きいディレクトリのバックアップとリストア

大きいディレクトリのバックアップとリストアの方法は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のバックアップとリカバリに関する章を参照してください。