owa_imageパッケージには、ユーザーがクリックした画像上の座標を取得するサブプログラムが含まれています。PL/SQL Gatewayを呼び出す宛先リンクを含むイメージ・マップがある場合は、このパッケージを使用します。プロシージャは次のようになります。
create or replace procedure process_image (my_img in owa_image.point) as x integer := owa_image.get_x(my_img); y integer := owa_image.get_y(my_img); begin /* process the coordinate */ end
owa_image.NULL_POINTパッケージ変数: XとYの値がNULLであるpoint
型の変数です。
owa_image.pointデータ型: 座標のXとYの値を格納するデータ型です。
owa_image.get_xファンクション: point型のXの値を取得します。
owa_image.get_yファンクション: point型のYの値を取得します。
point
型のこのパッケージ変数は、pointのパラメータをデフォルトに設定するために使用されます。この変数のXフィールドとYフィールドはどちらもNULLです。
表4-1にowa_image.NULL_POINTパッケージ変数のプロパティを示します。
このデータ型は、イメージ・マップ上のユーザーがクリックした位置のX座標とY座標を提供します。次のように定義されます。
type point is table of varchar2(32767) index by binary_integer.
表4-2にowa_image.pointデータ型のプロパティを示します。
このファンクションは、ユーザーがクリックしたイメージ・マップ上の位置のX座標を返します。
表4-3にowa_image.get_xファンクションのプロパティを示します。
このファンクションは、ユーザーがクリックしたイメージ・マップ上の位置のY座標を返します。
表4-4にowa_image.get_yファンクションのプロパティを示します。