この項の内容は次のとおりです。
対象読者
この項の内容は、ページ・グループに対して「すべて管理」以上の権限を持つユーザー(つまり、ページ・グループ管理者)を対象としています。
アップロードされたドキュメントを格納するためにページ・グループに用意されている容量を制限できます。
ページ・グループの割当て制限を変更するには、次の手順を実行します。
「ページ・グループ」ポートレットの「作業場所」ドロップダウン・リストで、編集するページ・グループを選択します。
デフォルトでは、「ページ・グループ」ポートレットは「Portalビルダー」ページの「構築」タブにあります。
「ドキュメントの記憶域割当て制限の合計」ラジオ・グループで、「制限」を選択してアップロードされたドキュメントを格納するための容量を制限します。
このフィールドで、アップロードされたドキュメントを格納するためにページ・グループ内に用意される最大容量(MB)を入力します。
この制限値に達すると、ユーザーはそのページ・グループへドキュメントをアップロードできなくなります。
アップロードされるドキュメントに制限を設定しない場合は、「制限なし」を選択します。
「OK」をクリックします。
Oracle Portalでは、ページ・グループのアイテムに使用するアイテム・バージョニングのレベルを選択できます。アイテムのバージョニングのレベルによって、新しいバージョンを追加したときの、古いバージョンのアイテムの処理方法が決まります。
ページ管理者は、ページのアイテム・バージョニングのレベルを上書きできます。ただし、ページ・グループに設定されたアイテム・バージョニングのレベルよりも高いレベルにのみ設定できます。低いレベルには設定できません。たとえば、ページ・グループに対してアイテム・バージョニングを「シンプル」に設定した場合、ページ管理者は、そのページ・グループのアイテム・バージョニングを「監査」に設定できますが、「なし」には設定できません。7.1項「ページ・グループ、ページおよびテンプレートに対するアイテム・バージョニングの有効化」を参照してください。
ページ・グループに対してアイテム・バージョニングのレベルを設定するには、次の手順を実行します。
「ページ・グループ」ポートレットの「作業場所」ドロップダウン・リストで、編集するページ・グループを選択します。
デフォルトでは、「ページ・グループ」ポートレットは「Portalビルダー」ページの「構築」タブにあります。
「アイテム」タブをクリックします。
「アイテムのバージョン」ラジオ・グループで、次のいずれかを選択します。
「OK」をクリックします。
ページ・グループのページの非公開アイテムを、編集モードで表示できます。非公開アイテムとは、今後の公開日、有効期限または削除されたアイテムです。
編集モードで非公開アイテムを閲覧できるのは、ページに対して「コンテンツの管理」以上の権限を持つユーザー(または、アイテム・レベルのセキュリティが有効の場合は、アイテムに対して「アイテムの管理」権限を持つユーザー)のみです。ページに対して「コンテンツの管理」権限を持つユーザーは、そのページの非公開アイテムを編集、移動またはリストアできます。
非公開アイテムを表示するには、次の手順を実行します。
「ページ・グループ」ポートレットの「作業場所」ドロップダウン・リストで、編集するページ・グループを選択します。
デフォルトでは、「ページ・グループ」ポートレットは「Portalビルダー」ページの「構築」タブにあります。
「アイテム」タブをクリックします。
「編集モードで非公開アイテムを表示」を選択します。
「OK」をクリックします。
削除されたアイテムを引き続き表示するには、最初にそれらのアイテムをOracle Metadata Repositoryで保持するよう選択する必要があります。
注意: この設定は、下書きアイテムには適用されません。下書きアイテムを削除すると、そのアイテムはPortalから完全に削除されるため、復元できません。アイテムをリストアするには、ページにもう一度アイテムを追加するしかありません。 |
削除されたアイテムをOracle Metadata Repositoryで保持するには、次の手順を実行します。
「ページ・グループ」ポートレットの「作業場所」ドロップダウン・リストで、編集するページ・グループを選択します。
デフォルトでは、「ページ・グループ」ポートレットは「Portalビルダー」ページの「構築」タブにあります。
「アイテム」タブをクリックします。
「削除アイテムの保持」を選択します。
「OK」をクリックします。
期限切れアイテムと削除アイテムをOracle Metadata Repositoryから永久に削除するため、システム・パージ(消去)を定期的に実行できます。
期限切れアイテムと削除アイテムを永久に削除するには、次の手順を実行します。
「ページ・グループ」ポートレットの「作業場所」ドロップダウン・リストで、編集するページ・グループを選択します。
デフォルトでは、「ページ・グループ」ポートレットは「Portalビルダー」ページの「構築」タブにあります。
「アイテム」タブをクリックします。
システム・パージで削除アイテムを消去するには、「削除アイテムのパージ(消去)」を選択します。
システム・パージで期限切れアイテムを消去するには、「期限切れアイテムのパージ(消去)」を選択します。
「パージ(消去)」をクリックします。
ページがリフレッシュされ、パージが完了したら、「OK」をクリックします。
期限切れアイテムや削除アイテムが大量にある場合は、システム・パージに数分かかることがあります。
リージョンに新規アイテム・インジケータが含まれる場合、そのリージョンに新しいアイテムまたはポートレットが追加されると、その横に「新規」アイコンが表示されます。このアイコンにより、他のユーザーは、新しく追加されたアイテムまたはポートレットがあり、まだ閲覧していない情報が含まれる可能性があると判断できます。
リージョンに更新アイテム・インジケータが含まれる場合、そのリージョンで既存のアイテムまたはポートレットが編集されると、その横に「更新済」アイコンが表示されます。このアイコンにより、他のユーザーは、更新されたアイテムまたはポートレットがあり、新しい情報が含まれる可能性があると判断できます。
これらのアイコンの表示期間を変更することで、アイテムまたはポートレットが新しい、または最近更新されたとみなされる期間を制御できます。
「新規」および「更新済」アイコンの表示期間を変更するには、次の手順を実行します。
「ページ・グループ」ポートレットの「作業場所」ドロップダウン・リストで、編集するページ・グループを選択します。
デフォルトでは、「ページ・グループ」ポートレットは「Portalビルダー」ページの「構築」タブにあります。
「アイテム」タブをクリックします。
「アイコン表示期間」フィールドに、「新規」および「更新済」アイコンを表示する日数を入力します。
アイコン表示期間を0に設定すると、アイコンはまったく表示されません。
この表示期間は、「新規」アイコンと「更新済」アイコンの両方に適用されます。それぞれのアイコンに異なる表示期間を設定することはできません。
「OK」をクリックします。
注意: ページがキャッシュされている場合は、アイコン表示期間を変更しても、新しい設定がすぐに表示されないことがあります。アイコンをすぐに表示するには、ページ・グループのキャッシュをクリアします。これには、「アクセス」タブをクリックして、「キャッシュのクリア」リンクをクリックします。 |
新規または更新アイテム・インジケータをリージョンへ追加するには、次の手順を実行します。
「ページ・グループ」ポートレットの「作業場所」ドロップダウン・リストで、編集するページ・グループを選択します。
新規または更新アイテム・インジケータを追加するページを選択して、「編集」をクリックします。
インジケータを追加するリージョンで、「リージョンの編集」アイコンをクリックします。
「属性/スタイル」タブをクリックします。
「使用可能な属性」リストで、次のいずれかを選択します。
新規アイテム・インジケータ: リージョンに「新規」アイコンを表示する場合に選択します。
更新アイテム・インジケータ: リージョンに「更新済」アイコンを表示する場合に選択します。
「移動」アイコンをクリックします。
「適用」をクリックします。
「閉じる」をクリックします。
デフォルトでは、ユーザーがテキスト・アイテムを追加または編集する場合、テキストを入力するページ領域にはWYSIWYGエディタが表示されます。この機能を使用不可にすると、かわりにシンプル・テキスト領域が表示されます。
リッチ・テキスト・エディタを使用不可にするには、次の手順を実行します。
「ページ・グループ」ポートレットの「作業場所」ドロップダウン・リストで、編集するページ・グループを選択します。
デフォルトでは、「ページ・グループ」ポートレットは「Portalビルダー」ページの「構築」タブにあります。
「アイテム」タブをクリックします。
「リッチ・テキスト・エディタを使用可能」を選択解除します。
「OK」をクリックします。