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Oracle Fusion Middleware Oracle Portalユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B61383-01
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はじめに

このマニュアルでは、Oracle Portal(Oracle Portal)を使用してPortalを構築する方法と、そのPortalを最も有効に活用する方法について説明します。このマニュアルは、すべての構成タスク(Oracle Fusion Middleware管理者ガイド for Oracle Portalを参照)が終了していることを前提としています。最適なPortalを構築する方法、Portalで魅力的でプロフェッショナルな外観のページを作成する方法、これらのページにコンテンツをロードする方法、そしてユーザーがコンテンツを見つけやすくする方法について考慮する際に役立ちます。


注意:

このマニュアルのPortable Document Format(PDF)バージョンでは、URLが2行に分かれている場合、クリックしても完全なURLデータがブラウザに送信されません。PDFに含まれているURLの正しいターゲットを取得するには、URLをコピーして、ブラウザの「アドレス」フィールドに貼り付けてください。このマニュアルのHTMLバージョンでは、リンクをクリックすると、ターゲットが直接ブラウザに表示されます。

対象読者

このマニュアルは次の4つのボリュームに分かれています。

このマニュアルに関連するユーザーという用語には、多くの異なる意味があります。それぞれのボリュームは、1つ以上の特定のユーザーを対象としています。これについては、次の項で説明します。

パブリック・ユーザーとは

パブリック・ユーザーとは、ログインせずにPortalにアクセスするユーザーのことです。ユーザーが最初にPortalにアクセスするときは、ログインできるかどうかにかかわらず、常にパブリック・ユーザーとしてアクセスします。パブリック・ユーザーは、ページ管理者によってパブリックのマークが付けられたページはすべて表示できますが、ページのコンテンツは編集できません。ボリューム1ではPortalの概念を定義します。また、パブリック・ユーザーがコンテンツを検索してページを表示する際に役立ちます。

認証されたユーザーとは

認証されたユーザーとは、Portalにログインするユーザーのことです。認証されたユーザーは、ページ、スタイルおよびコンテンツなど、ユーザー自身が作成したオブジェクトの編集と削除を行うことができます。認証されたユーザーに、他のユーザーが作成したオブジェクトについて追加の機能を定義したり、特別な権限を付与したりすることもできます。認証されたユーザーの権限は、対象のオブジェクトによって異なります。

認証されたユーザーは、Portalの操作やPotalコンテンツの検索のような基本事項にボリューム1を使用し、ページの作成やオブジェクトの編集および削除などにボリューム3を使用します。

コンテンツ作成者とは コンテンツ作成者とは、ページにコンテンツを追加することのできる認証されたユーザーのことです。ページ作成者(または管理者)が、ページにコンテンツを追加できるユーザーを決定します。作成者には、次の2つのレベルがあります。

ページ設計者とは ページ設計者(ページ管理者とも呼ばれる)は、ページに対する管理権限を持つ認証されたユーザーのことです。この権限を持ったユーザーは、ページに対するすべての処理を実行し、そのページの下にサブページを作成することができます。ページ設計者は、ページ・レイアウト(またはリージョンの構成)の設計、および他のユーザーへのページ権限の割当て(どのユーザーがページにコンテンツを追加できるかの決定など)を行うことがあります。ページがテンプレートに基づいている場合、そのページに対してページ設計者が制御できる範囲が制限されることがあります。

ページ設計者にとって、タスクを完了するにはボリューム3が最も役立ちます。

ページ・グループ管理者とは ページ・グループ管理者とは、ページ・グループの構造、スタイルおよびコンテンツに対するすべての権限を持ったユーザーのことで、権限のないユーザーからは保護されたページおよびスタイルを含む、ページ・グループ内のオブジェクトを表示、編集および削除できます。また、ページ・グループ管理者は、他のユーザーにページ・グループ権限を割り当てることもできます。

ページ・グループを作成する場合、ページ・グループを作成したユーザーが自動的にその管理者になります。このユーザーは、ページ・グループを編集して別のページ・グループ管理者を割り当てることもできます。

ページ・グループ管理者がページ・グループ構造の設定およびターゲット・ユーザー・ベースに適した設定の選択をする際に、ボリューム2が役立ちます。


注意:

ページ・グループ管理者は、ページ・グループ・ユーザーまたはユーザーの新規作成はできません。これらは、Portal管理者が実行するタスクです。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

聴覚に障害があるお客様のOracleサポート・サービスへのアクセス

Oracleサポート・サービスに連絡するには、テレコミュニケーション・リレー・サービス(TRS)を使用してOracleサポート(+1-800-223-1711)までお電話ください。Oracleサポート・サービスの技術者が、Oracleサービス・リクエストのプロセスに従って、技術的な問題を処理し、お客様へのサポートを提供します。TRSの詳細は、http://www.fcc.gov/cgb/consumerfacts/trs.htmlを参照してください。電話番号の一覧は、http://www.fcc.gov/cgb/dro/trsphonebk.htmlを参照してください。

関連ドキュメント

詳細は、Oracle Portalドキュメンテーション・セットの次のマニュアルを参照してください。


注意:

リリース・ノートを含めたOracle Portal関連のドキュメントは、次のOracle Technology NetworkにあるOracle Portalのドキュメント・ページにあります。

http://www.oracle.com/technology/products/ias/portal/documentation.html


Oracle Fusion Middlewareドキュメンテーション・セットの次のマニュアルも役立ちます。

表記規則

このマニュアルでは次の表記規則を使用します。

規則 意味
太字 太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。
イタリック体 イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。
固定幅フォント 固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。