この章では、Oracle WebCenterに関連する問題について説明します。内容は次のとおりです。
この項では、一般的な問題および回避方法について説明します。次のトピックが含まれています。
13.1.13項「WebCenter Portalアプリケーションで即時利用可能なナビゲーション・タスクフローを使用して現在のページにナビゲートできない」
13.1.22項「デフォルト・ページ・テンプレート・カタログを使用してスペース・ページに特定のタスクフローを追加できない」
13.1.25項「アプリケーションの再デプロイメント後にWebCenterポータル・アプリケーション内のリソースがなくなる」
Oracle WebLogic Communications Server(OWLCS)は、開発用のサンプルとしてのみ提供されています。本番デプロイメントには使用しないでください。
Oracle WebCenterディスカッション(Jiveフォーラム)は、Oracle WebCenterのオプション・コンポーネントです。参照用として、Jiveフォーラムの完全なドキュメントが付属しています。ただし、WebCenter製品のインストール対象外となるJiveソフトウェアのインストールおよびアップグレードは、サポートされません。
このリリースでは、アプリケーション・ロール名にタイ語文字を含めることはできません。
Oracle WebCenterページレット・プロデューサは、クラスタ化構成でフェイルオーバーをサポートします。ただし、処理中のデータ(未保存または保留中の変更)は保持されません。フェイルオーバー時には、管理者は管理セッションを再確立する必要があります。特定の状態を保持するためにプロキシが必要な場合は、エンド・ユーザーもセッションを再確立する必要があります。SSOが構成されている場合、資格証明が自動的に提供され、セッションが再確立されます。
使用環境がグローバル・ポリシー・アタッチメント(GPA)をサポートしている場合、Oracle Content Serverを構成するときに「クライアント・セキュリティ・ポリシー」プロパティは空白のままにしてください。ヒント・テキストおよびオンライン・ヘルプには、値「GPA」を入力する必要があると記載されていますが、この情報は正しくありません。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter管理者ガイド』の表「Oracle Content Server接続パラメータ」も参照してください。
パブリック・アクセス権を持つスペース・テンプレートをWebCenter Spacesの別のインスタンスにインポートすると、テンプレートはパブリックとして表示されますが、権限は正しくインポートされません。UIを使用したこのテンプレートに基づくスペースの作成は正常に機能しますが、WebServiceコールを使用したスペースの作成は失敗し、例外が発生します。
回避方法として、スペースUIで、テンプレートからのパブリック・アクセスを取り消してから、パブリック・アクセス権を再度付与します。
JDeveloperにランタイム・タスクフローを取り込み、これらを編集し、デプロイしたアプリケーションにエクスポートし戻すことができます。ただし、JDeveloperで作成したタスクフローはポータル・リソースとして公開しないことをお薦めします。/oracle/webcenter/portalapp
フォルダ内にADFタスクフローを作成する場合、タスクフロー定義ファイルのコンテキスト・メニューにポータル・リソースの作成オプションが表示されます。このオプションを使用してデザインタイム・タスクフローをポータル・リソースとして公開しないでください。通常、タスクフローには複数のファイルが含まれます。JDeveloperから新しいタスクフローをエクスポートすると、一部のファイルが正しくエクスポートされない可能性があります。この結果、デプロイメント後にタスクフローが破損する可能性があります。
カスタム・リソース・カタログにコネクション・ネットワーク・タスクフローを組み込み、アプリケーション内でこのカタログを使用する場合、このタスクフローをシステム・ページに追加しようとすると、エラーが発生します。このエラーのため、ページ上の他のタスクフローを編集できなくなります。この問題を回避するには、システム・ページで「デフォルトに戻す」リンクをクリックし、ページに対して行われたすべての変更(コネクション・ネットワーク・タスクフローの削除を含む)を元に戻します。
WebCenterドメインがOracle BPM Spacesテンプレートを使用して拡張され、Process Spacesがインストールされている場合は、Oracle BPMサーバーが停止していると、WebCenter Spacesのログイン試行時に必ず例外がスローされます。
SQLデータ・コントロールを使用するときに、NCHAR
データ型を使用した列が問合せに含まれる場合、エラーが発生する可能性があります。回避方法として、to_char(NCHAR_COLUMN NAME)
関数を使用できます。
WebCenter Portalアプリケーションでは、実行時に編集されたコンポーネント・プロパティに対する言語サポートを提供するために、Oracle Composerは、文字列値を使用するプロパティのリソース文字列をユーザーが編集できるようにします。実行時に、「テキスト・リソースの選択」ダイアログに値を直接入力することによってリソース・バンドル内のデフォルト・コンテンツを上書きしようとしても、変更が有効にならず、ページが空白として表示される可能性があります。
回避方法として、「テキスト・リソースの選択」ダイアログに値を直接入力するかわりに、新しいリソース文字列を作成します。新しいリソース文字列を作成するには、「テキスト・リソースの選択」ダイアログ内の「作成」リンクを使用し、検索結果表に必要な値を入力します。最後の列で「使用」ボタンをクリックすると、現在のプロパティ値として使用するためにこの文字列が選択されます。詳細は、『Oracle WebCenter Framework開発者ガイド』のリソース文字列の編集に関する項を参照してください。
SUN JDK 1.6.22を使用してWindows Native Authenticationベースのシングル・サインオンを設定すると、エラーが発生します。Sun JDKのかわりにJRockit JDKを使用するか、Oracleサポートに連絡してバグ10631797のバックポート・リクエストを取得してください。
WebCenterポータル・アプリケーションで、即時利用可能なナビゲーション・タスクフローを使用して現在のページとして同じページにナビゲートできません。
この問題を回避するには、CustomPortalNavigation
クラスを拡張し、これをweb.xml
に登録します。
oracle.webcenter.portalframework.sitestructure.PreferencesBean
を拡張する新しいJavaクラスをポータル・プロジェクト内に作成します。
次に例を示します。
package portal; import oracle.webcenter.portalframework.sitestructure.PreferencesBean; public class CustomPortalNavigation extends PreferencesBean { public CustomPortalNavigation () { super(); } }
次のように、ナビゲーション・フレームワークをCustomPortalNavigation
として、この新しいJavaクラスをweb.xml
に登録します。
<context-param> <param-name> Oracle.webcenter.portalframework.sitestructure.CustomPortalNavigationImpl </param-name> <param-value>portal.CustomPortalNavigation</param-value> </context-param>
特権ユーザーのみがアクセスできるページに自動的にナビゲートするようアプリケーションが構成されている場合、このアプリケーションにログインしてもターゲット・ページにナビゲートできません。ブラウザには、空のポップアップまたは404エラーが表示されます。
この問題の回避方法は次のとおりです。
フレームワークのCustomViewHandler
を拡張するJavaクラスをアプリケーション内に作成し、getActionURL
メソッドを上書きします。この例を次に示します。
package portal; import java.beans.Beans; import javax.faces.application.ViewHandler; import javax.faces.context.FacesContext; import oracle.webcenter.portalframework.sitestructure.SiteStructure; import oracle.webcenter.portalframework.sitestructure.SiteStructureContext; import oracle.webcenter.portalframework.sitestructure.SiteStructureResource; import oracle.webcenter.portalframework.sitestructure.SiteStructureUtils; import oracle.webcenter.portalframework.sitestructure.handler.CustomViewHandler; public class ApplicationViewHandler extends CustomViewHandler { public ApplicationViewHandler(ViewHandler viewHandler) { super(viewHandler); } /* * Extend to address issue with bug 11076967 involving login */ @Override public String getActionURL(FacesContext fctx, String viewId) { String urlStr = viewId; if (Beans.isDesignTime()) { return m_baseHandler.getActionURL(fctx, urlStr); } // Only perform the pretty url lookup if the request was from our // navigation processAction if (isRequestDrivenByNavigation(fctx)) { SiteStructure model = SiteStructureContext.getInstance().getCurrentModel(); if (model != null) { SiteStructureResource resource = model.getCurrentSelection(); if (resource != null) { // Bug 11076967 // Only translate to pretty URL if the viewId is that of the // resource. // There is a usecase (bug 11076967) where the viewId is // the login_success outcome in which case, we shouldn't touch it String resourceViewId = findTargetViewId(fctx, resource); if (resourceViewId != null && resourceViewId.equals(viewId)) urlStr = "/" + SiteStructureUtils.encodeUrl(resource.getPrettyUrl()); } } } // Get the base handler to tag on anything else that might be needed // which includes the _adf.ctrl-state String ret = m_baseHandler.getActionURL(fctx, urlStr); return ret; } }
既存のoracle.webcenter.portalframework.sitestructure.handler.CustomViewHandler
エントリを置き換えて、前述のビュー・ハンドラをfaces-config.xml
内のJSFに登録します。
<faces-config version="1.2" xmlns="http://java.sun.com/xml/ns/javaee"> <application> <default-render-kit-id>oracle.adf.rich</default-render-kit-id> <view-handler>portal.ApplicationViewHandler</view-handler> </application> ...
ユーザーが言語プリファレンスを変更すると、スペース用として選択した言語が上書きされます。スペース用として選択した言語を表示するには、ユーザーはブラウザのCookieをクリアし、スペースをリロードする必要があります。
「アクティビティ」や「スペース」などのシード済ビジネス・ロール・ページは、デフォルトではすべてのユーザーが使用できます。現在、WebCenter Spaces UIには、シード済ビジネス・ロール・ページでセキュリティ関連の操作を実行する手段は用意されていません。つまり、WebCenter Spaces UIを介してすべてのユーザーに対してシード済ビジネス・ロール・ページを非表示にすることはできません。ただし、回避方法があります。
MDSからanonymous-role
およびauthenticated-role
用のpages.xml
ファイルをエクスポートします。
exportMetadata(application='webcenter',server='WC_Spaces',toLocation='/scratch/mdsdump', docs='/oracle/webcenter/page/scopedMD/s8bba98ff_4cbb_40b8_beee_296c916a23ed/role/anonymous-role/pages.xml') exportMetadata(application='webcenter',server='WC_Spaces',toLocation='/scratch/mdsdump', docs='/oracle/webcenter/page/scopedMD/s8bba98ff_4cbb_40b8_beee_296c916a23ed/role/authenticated-role/pages.xml')
これらのpages.xml
ファイルに目を通し、要件に応じてビジネス・ロール・ページを非表示または表示としてマークします。
<!-- Business Role Pages --> <pageDef id="Page_2eb852ac_10f5902cb2f__7ff7" contentMRef="/oracle/webcenter/page/scopedMD/s8bba98ff_4cbb_40b8_beee_296c916a23ed/businessRolePages/ActivityStreamMainView.jspx" shared="false" hidden="false" />...
非表示にするページにはhidden="true"
を設定します。
表示するページにはhidden="false"
を設定します。
変更したファイルをリポジトリにアップロードし戻します。
importMetadata(application='webcenter',server='WC_Spaces',fromLocation='/scratch/mdsdump', docs='/oracle/webcenter/page/scopedMD/s8bba98ff_4cbb_40b8_beee_296c916a23ed/role/anonymous-role/pages.xml') importMetadata(application='webcenter',server='WC_Spaces',fromLocation='/scratch/mdsdump', docs='/oracle/webcenter/page/scopedMD/s8bba98ff_4cbb_40b8_beee_296c916a23ed/role/authenticated-role/pages.xml')
Oracle WebCenter Source(リスト、ページ、スペースおよびピープル・コネクション・プロファイルなどのWebCenter Spacesオブジェクトの検索用)は現在、SSLで保護されたWebCenterエンドポイントにはアクセスできません。現在、このためのパッチを作成中です。
ダウンロード可能なExcelスプレッドシートを生成できるカスタムADFタスクフローを含むWebCenter Portalアプリケーションで、「Excelにエクスポート」ボタンを初めてクリックしたときにエクスポート操作が失敗します。この問題が発生した場合、Excelへのコンテンツのエクスポートを再試行してください。
アクティビティ・グラフの類似度スコアの構築および格納プロセスで、グラフのサイズが大きくなると、一時およびUNDO表領域が大量に消費される可能性があります。エラーを回避するには、アクティビティ・スキーマに割り当てられた一時およびUNDO表領域が自動拡張するよう構成されていることを確認します。
「ポータルに戻る」リンクは、http://
server
:
port
/
contextroot
にリダイレクトされます。このためのweb.xml
内のデフォルト値は/index.html
で、index.html
内のデフォルト値は./faces/pages_home
にリダイレクトされます。アプリケーションに選択したデフォルト・ナビゲーション・モデル内にpages_home
ノードがない場合、結果として、ページが見つからないエラーが発生します。この問題を解決するには、web.xml
およびindex.html
を更新し、アプリケーションの構造が反映されるようにします。
実行時に動的に作成されたナビゲーションがアプリケーションに使用されている場合、ランディング・ページを.jsp
ページに変更することをお薦めします。これにより、実際のノードをバッキングBeanからのナビゲーション内にリダイレクトできるようになります。このBeanは、ナビゲート可能な最初のページに移動することも、外部IDに基づいてノードにナビゲートすることもできます。後者の場合、ナビゲーション・モデル内に外部IDを設定する必要があります。
WebCenter Spacesで、ページにポートレットを追加すると、ページ上で生成されたパラメータおよびイベントを自動的にリスニングするようポートレット・バインディングが構成されます。現在、WebCenter Spaces UIには、このパラメータおよびイベントの自動リスニングをオフにする方法はありません。
パラメータおよびイベントの自動リスニングをオフにする手順は、次のとおりです。
スペースをエクスポートします。
JDeveloperで、ポートレットを含むページのページ定義を開きます。
ポートレット・バインディングを編集してlistenForAutoDeliveredPortletEvents
およびlistenForAutoDeliveredParameterChanges
属性をfalse
に設定します。
<portlet id="p2_1" ... listenForAutoDeliveredPortletEvents="false" listenForAutoDeliveredParamtersChange="false" ... />
スペースをWebCenter Spacesにインポートし戻します。
デフォルト・ページ・テンプレート・カタログを使用する場合(ページ・テンプレートを編集する場合など)、ユーザーがスペース・ページに次のタスクフローを追加できません。
すべての保存済の検索
類似タグ付きアイテム
タグ
タグ・クラウド
タグ・クラウド関連アイテム
パブリッシャ
これは、attr.text
属性に一重引用符がないことが原因です。このため、ページにタスクフローを追加する際に解析例外が発生します。
この回避方法として、デフォルト・ページ・テンプレート・カタログを編集し、欠落している引用符を追加してください。次に例を示します。
管理者としてログオンします。
「管理」→「リソース」→「リソース・カタログ」ページにナビゲートします。
デフォルト・ページ・テンプレート・カタログが選択された状態で、「編集」→「コピー」をクリックします。
この新しい(コピーした)カタログが選択された状態で、「編集」を選択し、これらのエントリ(「タグ付け」および「検索中」グループまたは「ソーシャル」および「通信」グループの下)ごとに次を実行します。
エントリを選択し、「編集」(鉛筆)をクリックします。
「オプション」タブをクリックし、欠落している一重引用符をattr.text
属性に追加します(例: ['TAGS.TITLE']
)。
「OK」をクリックしてから「OK」を再度クリックし、カタログを保存して閉じます。
「管理」→「リソース」→「リソース・カタログ」ページに戻り、この新しいカタログを選択し、「編集」→「表示」をクリックしてこれを使用可能にします。
「管理」→「構成」ページにナビゲートします。
「リソース」セクションで、次のためにこの新しいカタログを選択します。
スペースにあるページ・テンプレートのリソース・カタログ
ホーム・スペースにあるページ・テンプレートのリソース・カタログ
「適用」をクリックし、これらの変更を保存します。
WebCenter検索では、いくつかの特殊文字がフィルタリングされます。たとえば、キーワードQ2$Totalを検索すると、WebCenterの検索結果では、Q2$Totalという名前のWikiページは戻されません。
Oracle SESの場合、次の特殊文字は認識されません。
! @ # $ % ^ & ( ) + = [ ] { } | ; ' \ " , < > / ? ` ~
WebCenterのライブ検索では、これ以外にもハイフン[-]およびワイルドカード[*]文字も認識されません。
Oracle WebCenter iPhoneアプリケーションなどのRESTクライアントの使用時にWebCenter RESTサーバーの特定の機能が正しく機能するには、使用しているOracle Weblogic ServerプラグインでフラグWLForwardUriUnparsed
をON
に設定する必要があります。
Weblogic Serverの前にApacheを実行している場合、このフラグをweblogic.conf
に追加します。
Weblogic Serverの前にOracle HTTP Server(OHS)を実行している場合、このフラグをmod_wl_ohs.conf
に追加します。
次の例は、これら両方の事例で使用可能な構成を示しています。
Weblogic Serverプラグインの構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic ServerにおけるWebサーバー1.1プラグインの使い方』を参照してください。
例1: <location /rest>
を使用して/rest
URIに対してのみフラグを適用する(推奨)
<Location /rest> # the flag below MUST BE set to "On" WLForwardUriUnparsed On # other settings, example: WebLogicCluster or WebLogicHost & WebLogicPort # set the handler to be weblogic SetHandler weblogic-handler </Location>
例2: Oracle Weblogic Serverによって処理されるすべてのURIにフラグを適用する
<IfModule mod_weblogic.c> # the flag below MUST BE set to "On" WLForwardUriUnparsed On # other settings, example: WebLogicCluster or WebLogicHost & WebLogicPort WebLogicCluster johndoe02:8005,johndoe:8006 Debug ON WLLogFile c:/tmp/global_proxy.log WLTempDir "c:/myTemp" DebugConfigInfo On KeepAliveEnabled ON KeepAliveSecs 15 </IfModule>
実行時にリソース・マネージャを介して新しいリソースを追加するようWebCenterポータル・アプリケーションがカスタマイズされている場合、同じアプリケーションの新規デプロイメントまたは再デプロイメント後にこれらの新しいリソースがなくなります。
リソース自体がリソース・マネージャで使用できなくなっても、失われたリソースを使用する、実行時に作成された新規ページは依然として使用可能なままです。
この問題が発生するのは、Fusion Middleware ControlまたはWLSTを使用してアプリケーションの再デプロイメント時にアプリケーション・バージョンまたは再デプロイメント・バージョンが変更された場合です。また、この問題は、(たとえば、新しいリソースの作成によって)設計時にgeneric-site-resources.xml
ファイルが変更されている場合の再デプロイメントでも発生します。
この問題が発生する原因は、再デプロイメントでgeneric-site-resources.xml
ファイルが上書きされたことにあります。
この問題を回避するには、mds-transfer-config.xml
ファイルをアプリケーションに手動で追加する必要があります。
注意: 設計時に作成されたリソースは、ランタイム・アプリケーションの再デプロイメントの前にこのアプリケーションに手動で追加する必要があります。 |
次の場所からmds-transfer-config.xml
ファイルをダウンロードします。
EARファイルからMARファイル(AutoGeneratedMar.mar
など)を抽出します。
抽出したMARファイル・ディレクトリで、META-INF
という名前の新しいディレクトリを作成し、mds-transfer-config.xml
ファイルを新しいディレクトリにコピーします。
META-INF\mds-transfer-config.xml
を使用してMARファイルを更新します。次はその例です。
jar -uvf AutoGeneratedMar.mar META-INF\mds-transfer-config.xml
更新したMARファイルを使用してEARファイルを更新します。
jar -uvf YourApp.ear AutoGeneratedMar.mar
YourApp
.mar
を再デプロイします。
アクティビティ・ストリーム・タスクフローに外部リンクを表示する場合、プロキシ・サーバーを構成する必要があります。RSSサービスとアクティビティ・ストリーム・
サービスは両方とも同じプロキシ・サーバー設定を共有します。『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter管理者ガイド』の外部RSSニュース・フィード用のプロキシ・サーバーの設定に関する項を参照してください。
現在、Oracle Secure Enterprise Search(SES)リリース11.1.2.2は使用可能であり、Oracle SESリリースをWebCenterリリース11.1.1.5とともに使用することをお薦めします。
Oracle SESはhttp://www.oracle.com/technetwork/search/oses/downloads/index.html
からダウンロードします。Oracle SESリリース11.1.2.2には追加のOracleパッチは必要ありません。
注意: 『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter管理者ガイド』には、Oracle SESのインストールに必要なステップが記載されています。これには、webcenter_search_ses_plugins.zip ファイルを解凍して複数のWebCenter jarファイルをOracle SESに追加するステップも含まれます。このzipファイルはOracle SESリリース11.1.2.2では必要ありません。 |
詳細は、OTNの次の場所にある『Oracle SESオンライン・ドキュメント・ライブラリ 11g リリース1(11.1.2.2)』を参照してください。
http://www.oracle.com/technetwork/search/oses/documentation/ses-096384.html