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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverスタンドアロン・クライアントのプログラミング
11g リリース1(10.3.5)
B61622-03
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B WebLogic JarBuilderツールの使用

次の項では、WebLogic JarBuilderツールを使用したwlfullclient.jarの作成について説明します。


注意:

WebLogicフル・クライアントには、SSL暗号化機能に使用されるRSA Crypto-Jライブラリが必要です。次の点に注意してください。
  • WebLogicフル・クライアントを配信する場合は、Crypto-Jライブラリを含むcryptoj.jarも配信する必要があります。cryptoj.jarファイルは、wlfullclient.jarマニフェストのClass-Pathヘッダーによって参照されます。ただし、cryptoj.jarはwlfullclient.jarに追加できません。個別に配信する必要があります。詳細は、「WebLogicフル・クライアントの配信」を参照してください。

  • Antスクリプトで呼び出される<java>タスクからWebLogicフル・クライアントを実行する場合、RSA Crypto-Jライブラリの読込み時に自動的に実行される自己整合性チェックに関する重要情報は、「非フォーク対象VMでのWebLogicフル・クライアントの実行」を参照してください。


JDK 1.6クライアント・アプリケーション用のwlfullclient.jarの作成

JDK 1.6クライアント・アプリケーションのwlfullclient.jarファイルを作成するには、次の手順を完了します。

  1. server/libディレクトリに変更します。

    cd WL_HOME/server/lib
    
  2. 次のコマンドを使用してwlfullclient.jarを作成します。

    java -jar wljarbuilder.jar
    
  3. wlfullclient.jarをコピーして、cryptoj.jarと共にクライアント・アプリケーションにバンドルします。wlfullclient.jarおよびcryptoj.jarは、wlfullclient.jarマニフェストのClass-Pathヘッダーにはcryptoj.jarが含まれるため、同一のディレクトリに保持する必要があります。

  4. wlfullclient.jarをクライアント・アプリケーションのクラスパスに追加します。

JDK 1.5クライアント・アプリケーション用のwlfullclient5.jarの作成

JDK 1.5クライアント・アプリケーションのwlfullclient5.jarファイルを作成するには、次の手順を完了します。

  1. server/libディレクトリに変更します。

    cd WL_HOME/server/lib
    
  2. 次のコマンドを使用してwlfullclient.jarを作成します。

    java -jar wljarbuilder.jar -profile wlfullclient5 
    
  3. wlfullclient5.jarをコピーして、cryptoj.jarと共にクライアント・アプリケーションにバンドルします。wlfullclient5.jarおよびcryptoj.jarは、wlfullclient.jarマニフェストのClass-Pathヘッダーにはcryptoj.jarが含まれるため、同一のディレクトリに保持する必要があります。

  4. wlfullclient5.jarをクライアント・アプリケーションのクラスパスに追加します。