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Solaris のシステム管理 (IP サービス) Oracle Solaris 10 8/11 Information Library (日本語) |
1. Oracle Solaris TCP/IP プロトコル群 (概要)
5. TCP/IP ネットワークサービスと IPv4 アドレス指定の構成 (作業)
10. TCP/IP と IPv4 の詳細 (リファレンス)
18. DHCP コマンドと DHCP ファイル (リファレンス)
21. IP セキュリティーアーキテクチャー (リファレンス)
25. Oracle Solaris の IP フィルタ (概要)
29. モバイル IP のファイルおよびコマンド (リファレンス)
『Solaris のシステム管理 (IP サービス)』は、Oracle Solaris システム管理情報についての重要な情報を説明する 9 巻から成るマニュアルセットの 1 巻です。このドキュメントの記述は、Oracle Solaris 10 がインストール済みであることが前提です。さらに、ネットワークを構成できる状態であり、そのネットワークに必要なネットワークソフトウェアを構成できる状態である必要があります。Oracle Solaris 10 は Oracle Solaris プロダクトファミリに含まれ、Java Desktop System もこのプロダクトファミリに含まれます。また、Oracle Solaris は、AT&T System V リリース 4 オペレーティングシステムに準拠しています。
注 - この Oracle Solaris のリリースでは、SPARC および x86 系列のプロセッサアーキテクチャーを使用するシステムをサポートしています。サポートされるシステムは、Oracle Solaris OS: Hardware Compatibility Lists に記載されています。本書では、プラットフォームにより実装が異なる場合は、それを特記します。
本書の x86 に関連する用語については、次を参照してください。
x86 は、64 ビットおよび 32 ビットの x86 互換製品系列を指します。
x64 は特に 64 ビット x86 互換 CPU を指します。
「32 ビット x86」は、x86 をベースとするシステムに関する 32 ビット特有の情報を指します。
サポートされるシステムについては、Oracle Solaris OS: Hardware Compatibility Listsを参照してください。
このドキュメントは、Oracle Solaris が動作しており、ネットワークに構成されているシステムを管理する責任がある人を対象としています。このドキュメントを利用するにあたっては、UNIX のシステム管理について少なくとも 2 年の経験が必要です。UNIX システム管理のトレーニングコースに参加することも役に立ちます。
システム管理マニュアルセットに含まれる各マニュアルとその内容は、次のとおりです。
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このドキュメントは、次のマニュアルを参照します。
Stevens, W. Richard 著『TCP/IP Illustrated, Volume 1, The Protocols』Addison Wesley 発行、1994 年
Hunt Craig 著『TCP/IP Network Administration, 3rd Edition』O'Reilly 発行、2002 年
『Mobile IP Design Principles and Practices 』、Perkins, Charles E. 著、Massachusetts、Addison-Wesley Publishing Company 発行、1998 年
『Mobile IP: The Internet Unplugged』、Solomon, James D. 著、New Jersey、Prentice-Hall, Inc. 発行、1998 年
Ferguson, Paul および Geoff Huston 著『Quality of Service』John Wiley & Sons, Inc. 発行、1998 年
Kilkki, Kalevi 著『Differentiated Services for the Internet 』Macmillan Technical Publishing 発行、1999 年
このドキュメントでは、Sun 以外の URL を挙げ、関連する補足情報を示す場合があります。
注 - このソフトウェアまたはハードウェア、そしてドキュメントは、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセス、あるいはそれらに関する情報を提供することがあります。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスに関して一切の責任を負わず、いかなる保証もいたしません。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセスまたは使用によって損失、費用、あるいは損害が発生しても一切の責任を負いかねます。
Oracle Solaris の IP フィルタは、オープンソースの IP フィルタソフトウェアから派生したものです。IP フィルタのライセンス条項、帰属、および著作権声明については、 /usr/lib/ipf/IPFILTER.LICENCE を参照してください (デフォルト)。Oracle Solaris がデフォルト以外の場所にインストールされている場合は、所定のパスを修正して、インストールした場所にあるファイルにアクセスします。
Oracle のお客様は、My Oracle Support を通じて電子的なサポートを利用することができます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info を参照してください。聴覚に障害をお持ちの場合は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs を参照してください。
このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。
表 P-1 表記上の規則
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Oracle Solaris OS に含まれるシェルで使用する、UNIX のデフォルトのシステムプロンプトとスーパーユーザープロンプトを次に示します。コマンド例に示されるデフォルトのシステムプロンプトは、Oracle Solaris のリリースによって異なります。
C シェル
machine_name% command y|n [filename]
C シェルのスーパーユーザー
machine_name# command y|n [filename]
Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェル
$ command y|n [filename]
Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェルのスーパーユーザー
# command y|n [filename]
[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。
| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。
キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。
ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-D は Control キーを押したまま D キーを押すことを意味します。
このマニュアルでは、英語環境での画面イメージを使っています。このため、実際に日本語環境で表示される画面イメージとこのマニュアルで使っている画面イメージが異なる場合があります。本文中で画面イメージを説明する場合には、日本語のメニュー、ボタン名などの項目名と英語の項目名が、適宜併記されています。