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Oracle Solaris 10 8/11 ご使用にあたって Oracle Solaris 10 8/11 Information Library (日本語) |
vi、ex、および ed コマンドの -x および -C オプション
SPARC プラットフォーム用の Oracle 提供の Sun OpenGL ソフトウェア
Oracle 提供の Solaris ボリュームマネージャーでのブートのサポート
ioctls フロッピードライバと fdformat ユーティリティー
/etc/power.conf と pmconfig の poweradm への置き換え
Trusted Extensions の IPv6 CIPSO の CALIPSO への置き換え
QLogic SCSI Ultra160 デバイスドライバの削除
32 ビット SPARC および x86: libmle ライブラリ
32 ビット SPARC: アジア言語の SunOS4.x BCP の削除
32 ビット SPARC および x86: アジア言語のレガシー印刷フィルタの削除
32 ビット SPARC および x86: アジア言語のレガシーライブラリの削除
32 ビット SPARC および x86: アジア言語のレガシーコマンドの削除
Oracle Solaris OS での Jakarta Tomcat 4 インタフェース
監査ファイルサイズ統計およびファイルサイズ制限のインタフェース
さまざまな SPARC 互換グラフィックスカード用のドライバ
xorgcfg および xorgconfig ユーティリティー
audiorecord および audioplay アプリケーションの一部のスイッチ
インバウンドのオープンソースおよびサードパーティーベンダー提供のオープンソースコンポーネントの方針転換
ctlmp および ctlconvert_txt ユーティリティー
Sun Java System Calendar Server のクライアントアプレット
PDF ファイルおよび PostScript ファイルの GNOME ビューア
sun-4v システムのデフォルトの Ethernet ドライバが ipge から e1000g NIC ドライバに移行
Solstice Enterprise Agents のサポート
32 ビット x86: 拡張メモリーファイルシステムのサポート
Standard Type Services Framework のサポート
64 ビット SPARC: デュアル基本速度 ISDN インタフェースとマルチメディアコーデックチップ
SPARC: 将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性がある特定のドライバ
基本セキュリティーモジュールのデバイス割り当てインタフェース
power.conf ファイルの Device Management エントリ
FMLI (Form and Menu Language Interpreter)
krb5.conf ファイルの Kerberos Ticket Lifetime パラメータ
CPU パフォーマンスカウンタライブラリ (libcpc) の関数
ここでは、Oracle Solaris オペレーティングシステムの将来のリリースに適用される、ソフトウェアのサポート中止情報について説明します。
LP 印刷サービスは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。
Oracle Solaris psrinfo -pv コマンドによってレポートされるとおり、UltraSPARC I、II、IIe、III、IIIi、III+、IV、および IV+ プロセッサアーキテクチャーが含まれていたレガシーシステムのサポートは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。すべての SPARC Enterprise M シリーズサーバーおよび SPARC T シリーズサーバーは、引き続きサポートされる予定です。
注 - Oracle Solaris 10 は、最新の Oracle ライフタイムサポートポリシーのとおり、これらの影響を受けるプラットフォームで引き続きサポートされるオペレーティングシステムです。
次の SPARC ワークステーションは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。
Ultra 2、3、5、10、30、60、および 80
Sun Blade 100、500、1000、1500、2000、および 2500
ハードウェアの寿命になるまで Oracle Solaris 10 OS を使用し続けてください。その後、x64 ワークステーションまたは Sun Ray デスクトップに移行します。
rstart クライアントと rstartd サーバーは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。別のマシンで X ウィンドウシステムプログラムを起動するには、ssh(1) コマンドの X11 転送機能を使用してください。
rdist コマンドは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。
crypt(1) コマンドは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。代わりに、新しい安全なアルゴリズムを利用できる encrypt(1) コマンドを使用してファイルを保護できます。
encrypt(1) コマンドは、この Oracle Solaris 10 以降のリリースで利用できます。
vi(1)、ex(1)、および ed(1) コマンドの -x および -C オプションは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。代わりに、新しい安全なアルゴリズムを利用できる encrypt(1) コマンドを使用してファイルを保護できます。
encrypt(1) コマンドは、この Oracle Solaris 10 以降のリリースで利用できます。
sysidtool(1M) フレームワークを使用した Oracle Solaris インスタンスの構成の管理は、Oracle Solaris の将来のリリースではできなくなる可能性があります。Oracle Solaris インスタンスの構成の管理には、smf(5) システム構成フレームワークを使用できます。
SPARC プラットフォーム用の Oracle 提供の Sun OpenGL ソフトウェアは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。代わりに、libGL の Mesa 実装、または同じ機能を備えた、x64 プラットフォームで Nvidia グラフィックスデバイス用に提供された Nvidia OpenGL を使用できます。
WU-ftpd に基づいた Oracle Solaris FTP サーバーは、Oracle Solaris OS の将来のリリースで利用できなくなる可能性があります。WU-ftpd サーバーは、新しい FTP サーバーに置き換えられる可能性があります。
Solaris ボリュームマネージャー (SVM) の metadevice からブートする機能は、Oracle Solaris OS の次のリリースでサポートされなくなる可能性があります。
ioctls (fdio) フロッピードライバと fdformat ユーティリティーは、Oracle Solaris の次のリリースで削除される可能性があります。ただし、USB フロッピーのサポートは継続します。
注 - フロッピードライバ fd および fdc はすでに削除されています。
tnf トレース (3TNF) 機能は、Oracle Solaris の将来のリリースで利用できなくなる可能性があります。代わりに、トレース目的には dtrace(1M) を使用してください。
/etc/power.conf 構成ファイルと pmconfig(1M) ユーティリティーは、Oracle Solaris の将来のリリースで poweradm(1M) コマンドに置き換えられる可能性があります。poweradm(1M) コマンドを使って構成できるプロパティーの数は最小限になります。
Oracle では、IPv6 CIPSO (Commercial Internet Protocol Security Option) 実装が、Oracle Solaris の将来のリリースで IETF CALIPSO 標準に置き換えられる可能性があります。
CIPSO (Commercial Internet Protocol Security Option) は、FIPS PUB 188 に定義されており、IPv4 の標準です。Trusted Extensions のリリース時には CIPSO と同等の標準が IPv6 用に存在しなかったため、Oracle Solaris の Trusted Extensions 機能では CIPSO の独自の IPv6 実装を用意していました。
IETF では、CALIPSO (Common Architecture Label IPv6 Security Option) または RFC 5570 と呼ばれる、CIPSO と同等の標準を IPv6 用に作成しました。
現在の CIPSO IPv4 のサポートには影響しません。CIPSO と CALIPSO は、Trusted Extensions でのみ使用されます。
持続的なネットワーク構成の格納に使用される /etc/hostname.interface ファイルは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。
次のフラッシュアーカイブのインストールコマンドは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。
flar(1M)
flarcreate(1M)
また、flash_archive(4) ファイル形式を使用して実行されるインストールもサポートされなくなる可能性があります。
lsimega(7d) ドライバは、将来のリリースには含まれない可能性があります。lsimega(7d) によって決められるデバイスを使用している場合は、glm(7d) に移行するか、または最新のハードウェアにアップグレードしてください。
qus デバイスドライバは、Oracle Solaris の将来のリリースから削除される可能性があります。qus デバイスドライバは、QLogic Ultra160 SCSI ホストバスアダプタをサポートしています。
libmle ライブラリは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。
アジア言語の SunOS4 BCP のすべてのバージョンのサポートは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。ただし、Oracle Solaris 10 ブランドゾーンではアジア言語の SunOS4 BCP のすべてのバージョンを引き続き使用できます。
次のアジア言語のレガシー印刷フィルタは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。
big5.epson.filter(1)
cns.epson.filter(1)
jprconv(1)
jpostprint(1)
jtops(1)
thaifilter(1)
テキストから PS への変換には、mp(1) フィルタを使用してください。
次のアジア言語のレガシーライブラリ (その xctype マクロを含む) は、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。
libcle
libhle
libkle
これらのライブラリの代わりに、標準関数 iconv(3C) および wctype(3C) を使用してください。Oracle Solaris 10 ブランドゾーンではこれらのライブラリを使用できる可能性があります。
次のアジア言語のレガシーコマンドは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。
/usr/SUNWale/bin ディレクトリ下にある EUC 対応の mailx(1)、talk(1)、in.comsat(1M)、および install_comsat(1M)
jaio.h(7i)、jtty(1)、kanji(1)、evftobdf(1)、runb5(1)、mkcodetab(1) などのレガシーユーティリティー
次のコンバータを含むレガシーコードセット:
ja ロケール - euctoibmj ibmjtoeuc euctojis jistoeuc euctosj sjtoeuc jistosj sjtojis
ko ロケール – wansungtojohap johaptowansung comptonb nbtocomp comptopack packtocomp
zh ロケール – cgbtoeuc euctocgb cnstoeuc euctocns
zh_TW ロケール – big5toeuc euctobig5 cnsconv
レガシーコードセットコンバータの代わりに、iconv(1) コマンドを使用してください。Oracle Solaris 10 ブランドゾーンではこれらのコマンドを使用できる可能性があります。
ディスクレスクライアント機能は、サポートされない可能性があります。次のコマンドが影響を受ける可能性があります。
smdiskless(1M)
smoservice(1M)
すべてのバージョンの SunOS 4 バイナリ互換性のサポートは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。ただし、Oracle Solaris 10 ブランドゾーンでの使用時は、すべてのバージョンの SunOS 4 バイナリのサポートは継続します。
SysKonnect/Marvell SK-Net ギガビット Ethernet 用の sk98sol ドライバは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。
IP 転送 SMF サービスは、システム全体の転送構成を管理します。次の IP 転送 SMF サービスは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。
svc:/network/ipv4-forwarding:default
svc:/network/ipv6-forwarding:default
x86 プラットフォームでの次の X サーバーの 32 ビットバージョンは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。
Xephyr
Xorg
Xvfb
Xvnc
注 - SPARC プラットフォームでは、これらのサーバーの 64 ビットバージョンのみを提供します。
ビデオドライバ、入力デバイスドライバ、拡張機能など、64 ビットバージョンで提供されない Xorg ロード可能モジュールはすべて使用されません。使用可能なビデオドライバが見つからない場合、Xorg は vesa ドライバを使用します。
次の表に、32 ビットバージョンの Xorg ドライバを含む x86 ビデオデバイスを示します。
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各ドライバのマニュアルページには、サポートされるデバイスに関する詳細情報が記載されています。独自のドライバを作成してサポートする場合は、X.Org Foundation (http://www.x.org/) からこれらのドライバのソースを入手できます。
SYSV3 SCO 互換の環境変数は、将来の Oracle Solaris リリースで削除される可能性があります。次のコマンドが影響を受ける可能性があります。
df
echo
expr
sh
tar
uname
passmgmt コマンドは、将来の Oracle Solaris リリースで削除される可能性があります。代わりに、同じ機能を提供する次のコマンドを使用できます。
localeadm(1M) コマンドは、将来の Oracle Solaris リリースで利用できなくなる可能性があります。
SER および SERWeb は、将来の Oracle Solaris リリースには含まれない可能性があります。
Jakarta Tomcat 4 は、将来の Oracle Solaris リリースには含まれない可能性があります。同じ機能を提供する Jakarta Tomcat 5.5 または Jakarta Tomcat 6 に移行できます。
lx ブランドは、ブランドゾーンフレームワークを使用して、Linux バイナリアプリケーションを変更することなく、Oracle Solaris OS のカーネルを備えたマシンで実行できるようにします。
lx ブランドゾーンのサポートは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。
次の SPARC ワークステーションは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。
Ultra 2、3、5、10、30、60、80
Sun Blade 100、500、1000、1500、2000、2500
ハードウェアの寿命になるまで Oracle Solaris 10 OS を使用し続けてください。その後、x64 ワークステーションまたは Sun Ray デスクトップに移行します。
Oracle Solaris の将来のリリースで次のプロットコマンドのサポートが中止される可能性があります。
aedplot
atoplot
bgplot
crtplot
dumbplot
gigiplot
hp7221plot
hpplot
implot
plot
plottoa
vplot
t300
t300s
t4013
t450
tek
さらに、LPR の -g オプションも Oracle Solaris の将来のリリースでサポートされなくなる可能性があります。
MySQL 4 RDBMS は、Oracle Solaris の将来のリリースでサポートが中止される可能性があります。同じ機能を提供する MySQL 5.1 に移行できます。
Apache httpd 1.3 は、Oracle Solaris の将来のリリースでサポートされなくなる可能性があります。同じ機能を提供する Apache httpd 2 に移行できます。
audit_user(4) データベースおよび getuausernam(3BSM) アクセサの機能は、将来の Oracle Solaris リリースでは削除される可能性があります。ユーザーごとの監査事前選択フラグの指定方法が異なる可能性があります。
Oracle Solaris 監査デーモンが使用する次のインタフェースは、将来のリリースでサポートされなくなる可能性があります。
次の Oracle Solaris 監査インタフェースは、Oracle Solaris の将来のリリースで同等の機能に置き換えられる可能性があります。
audit_control(4)
audit_startup(1M)
bsmconv(1M)
bsmrecord(1M)
bsmunconv(1M)
監査ファイルサイズ統計およびファイルサイズ制限のインタフェース getfsize および setfsize は、auditon(2) システムコール内にある同様の名前の付いたサブコマンドと、auditconfig(1M) コマンドに渡されるオプションから構成されますが、Oracle Solaris の将来のリリースでサポートされなくなる可能性があります。
SPARC プラットフォームの次のグラフィックスカード用ドライバは、将来の Oracle Solaris リリースに含まれない可能性があります。
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次の表に、将来の Oracle Solaris リリースで削除される可能性のあるロケールのリストを示します。この表は、対応する代替ロケールのリストも示しています。
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Java Platform, Standard Edition (Java SE) のサポートは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。重要な修正を受け取るために、次のオプションを考慮してください。
Java SE for Business 1.4.2 に移行する
Java SE の最新リリースに移行する
Java SE の技術サポートと EOL ポリシーについては、http://www.oracle.com/technetwork/java/eol-135779.html を参照してください。
Java SE 5.0 のサポートは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。重要な修正を受け取るために、次のオプションを考慮してください。
Java SE for Business 5.0 に移行する
Java SE の最新リリースに移行する
技術サポートと EOL ポリシーについては、http://www.oracle.com/technetwork/java/eol-135779.html を参照してください。
次の @euro ロケールバリアントは、Oracle Solaris の将来のリリースで削除される可能性があります。
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対応するバリアントでないロケールを使用します。
SunOS 4.x デバイス名のリンクを /dev ディレクトリに作成する ucblinks 機能は、Oracle Solaris の将来のリリースではサポートされない可能性があります。現在のリリースでは、SunOS 5.x デバイス名が使用されています。
次の表は、将来削除される可能性がある SunOS 4.x のデバイス名リンクの一覧です。
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次の表は、現行の SunOS 5.x のデバイス名リンクの一覧です。
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X ウィンドウシステムに対する Xprt サーバーと Xprint 拡張機能は、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。libXp ライブラリは、バイナリ互換性のために保持されます。このライブラリによって、このソフトウェアをすでに使用しているユーザーは、Oracle Solaris 10 およびそれ以前のリリースを実行している Xprt サーバー、または他のプラットフォームによる Xprint 実装へ、引き続きネットワーク経由で印刷を実行できます。
xmh コマンドは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。サポートされる電子メールアプリケーションは Thunderbird および Evolution です。
XIE (X Imaging Extension) ライブラリは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。
bdftosnf コマンドおよび showsnf コマンドは、Oracle Solaris の将来のリリースには含まれない可能性があります。
PostgreSQL バージョン 8.1 および 8.2 は、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。
注 - PostgreSQL 8.1 およびそのインタフェースすべては、Oracle Solaris 10 OS で廃止されています。アプリケーションを、Oracle Solaris OS で使用可能な、より新しい PostgreSQL のバージョンに移行してください。
チェコ語ロケールの短いバリアント cz は、将来の Oracle Solaris リリースで削除される可能性があります。代わりに、次のチェコ語ロケールを使用してください。
cs_CZ
cs_CZ.ISO8859-2
cs_CZ.UTF-8
cs_CZ.UTF-8@euro
xorg.conf ファイルを生成するための xorgcfg および xorgconfig ユーティリティーは、将来の Oracle Solaris リリースで使用できなくなる可能性があります。
多くの場合、Xorg(1) サーバーは xorg.conf(4) ファイルを必要とせず、このファイルが存在しない場合は自身を自動構成します。デフォルトの構成がユーザーのニーズに合わない場合は、次のいずれかの代替方法を使ってカスタマイズ用の xorg.conf ファイルを生成するようにしてください。
サーバーがまだ稼働していない場合は、/usr/X11/bin/Xorg -configure によってシステム内で現在検出されるハードウェア用のサンプル構成ファイルが提供されます。
Xorg サーバーが構成ファイルを使わずに起動する場合は、Xorg が自動的に生成する xorg.conf データが /var/log/Xorg.0.log ログファイルに記録されます。xorg.conf データは、カスタマイズ用の xorg.conf ファイルにもコピーされることがあります。
NVidia グラフィックスデバイスのユーザーは、提供された nvidia-settings(1) および nvidia-xconfig(1) ユーティリティーを使ってデバイス固有の構成を生成または更新するようにしてください。
SPARC プラットフォームの Sun グラフィックスデバイスのユーザーは、fbconfig(1) ユーティリティーを使ってデバイス固有の構成を生成または更新するようにしてください。
Oracle Berkeley DB 4.2 は、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。
audiorecord と audioplay の両アプリケーションの -p および -b スイッチと、audiorecord アプリケーションの -m スイッチは、将来の Oracle Solaris リリースで削除される可能性があります。
コマンド行にファイル名が指定されていない場合、標準入力と標準出力が TTY でないと、これらのアプリケーションはどちらもエラーで終了します。これらのアプリケーションで加えられたオーディオ音量設定の変更はインスタンス間で持続されません。オーディオデバイスの設定を調整したい場合は、mixerctl(1)および gnome-volume-control(1) アプリケーションへ移行します。
オープンソースコミュニティーが Mozilla プロジェクトなどのインバウンドのオープンソースコンポーネントの開発を中止したときは、Oracle でもこの製品バージョンの開発とサポート活動をすべて中止します。コンポーネントのサポート中止のご案内は、『ご使用にあたって』のドキュメントに記載されています。
Solaris 10 10/08 リリース以降、新たなインバウンドのオープンソースコンポーネントの方針転換を受けて、Mozilla 1.X ソフトウェアのサポートは中止されました。ユーザーは Firefox にアップグレードするようにしてください。
Sound Blaster Pro、Sound Blaster 16、および Sound Blaster AWE32 ISA デバイス用の Sound Blaster Pro デバイスドライバ (sbpro) は、Oracle Solaris の将来のリリースでサポートされなくなる可能性があります。
CacheFS ファイルシステムは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。
sdtudctool コマンドは、将来の Oracle Solaris リリースで使用できなくなる可能性があります。詳細は、『User Defined Characters Migration Guide 』 (http://developers.sun.com/global/products_platforms/solaris/reference/techart/UDCGuide.html) を参照してください。
/usr/openwin/bin/ctlmp および /usr/openwin/bin/ctlconvert_txt ユーティリティーは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。mp(1) 印刷フィルタまたは別の適切な印刷メカニズムを使用してください。
複合文字言語のデータを CDE/Motif GUI ツールキットに提供する genlayouttbl(1) ユーティリティーは、将来の Oracle Solaris リリースで使用できなくなる可能性があります。
mipagent(1M) のマニュアルページに記載されている Mobile IPv4 機能は、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。
Java Desktop System のスクリーンリーダー Gnopernicus は、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。代わりに、Orca スクリーンリーダーを使用してください。
X ウィンドウシステムの Xsun サーバーは、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。Xorg サーバーに移行するようにしてください。
Display Postscript (DPS) や X イメージング拡張機能 (XIE) など、Xsun では提供されているが Xorg では提供されていない機能は、含まれなくなる可能性があります。
共通デスクトップ環境 (CDE) は、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。ユーザーは Java Desktop System に移行するようにしてください。
Sun Java System Calendar Server のクライアントアプレットである Now は、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。
DARPA 簡易ネームサーバー in.tnamed(1M) は、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。同様の機能は、インターネットドメインネームサーバー named(1M) で提供されています。
I2O Intelligent I/O ドライバフレームワークおよび対応するすべてのドライバは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。このテクノロジには、i2o_bs(7D) と i2o_scsi(7D) ドライバ、および I2O に関連するすべての機能が含まれます。
PDF ファイルおよび PostScript ファイルの GNOME ビューアは、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。PDF ファイルと PostScript ファイルの表示が可能になる代替アプリケーションが提供される予定です。
スマートカード管理グラフィカルインタフェース sdtsmartcardadmin(1M) は、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。同じ機能が smartcard(1M) コマンドで用意されています。
ocf_ibutton(7d) マニュアルページで説明されている Dallas Semiconductor 製 iButton Java Card スマートカードおよび OCF (OpenCard Framework) の端末ドライバは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。libpcsclite(3LIB) ユーティリティーでサポートされているほかのスマートカードデバイスに移行してください。
Cyberflex スマートカードは、将来の Oracle Solaris リリースの pam_smartcard(5) コマンドおよび smartcard(1M) コマンドでサポートされなくなる可能性があります。libpcsclite(3LIB) ユーティリティーでサポートされているほかのスマートカードデバイスおよびカードに移行してください。
PAM スマートカードモジュール pam_smartcard(5) は、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。
OCF/SCF スマートカードフレームワークは、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。ocfserv(1M) の機能は、pcscd(1M) によって提供されます。smartcard(1M) のカードプロビジョニング機能は、muscletool(1M) によって提供されます。smartcard(1M) によって提供されるドライバ構成機能は、通常は pcscd(1M) には必要ありません。ただし、システム管理者は必要な場合にそれに応じて reader.conf(4) ファイルを編集することができます。
libsmartcard と smartcard.jar によってエクスポートされる SCF (SmartCard Framework) インタフェースは、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。これらのインタフェースは廃止されました。新しい C アプリケーションを作成するときは、libpscslite(3LIB) からエクスポートされる PS/SC インタフェースを使用するようにしてください。現時点では、SCF Java インタフェースの代替は計画されていません。
rpld(1M) および rpld.conf(4) によって提供される RPL (Remote Program Load) サーバー機能は、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。
sun4V システム用の ipge ドライバとそのすべての SUNWipge パッケージは、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。Solaris 10 8/07 リリース以降、Ontario やほかの SPARC プラットフォームは ipge ドライバから e1000g ドライバに移行します。Intel 1G チップセットを使用しているすべての Oracle プラットフォームで、e1000g ドライバがデフォルトの Ethernet ドライバです。
次の Solstice Enterprise Agents (SEA) エージェント、ライブラリ、およびパッケージは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。
SEA ベースの SNMP マスターエージェントおよびサブエージェント
libssagent および libssasnmp ライブラリ
SUNWsacom、SUNWsasnm、SUNWmibii パッケージ
システム管理エージェント (System Management Agent、SMA) は、これらのリソースに対して同様の機能を提供します。
拡張メモリーファイルシステム (xmemfs) は、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。
詳細は、xmemfs(7FS) のマニュアルページを参照してください。
Standard Type Services Framework (STSF) は、将来の Oracle Solaris リリースで使用できなくなる可能性があります。
このフレームワークには、次の内容が含まれています。
libST および libXst ライブラリ
xstls コマンド
stfsloader サービス
Xsun および Xorg サーバーの XST 拡張機能
この機能は、次のいずれかの代替ソースにあります。
libX11
libXft2
JNI Fibre Channel Adapter (jfca) ドライバは、将来の Oracle Solaris リリースで使用できなくなる可能性があります。詳細は、jfca(7D) のマニュアルページを参照してください。
zic コマンドの -s オプションは、将来の Oracle Solaris リリースで使用できなくなる可能性があります。詳細は、zic(1M) のマニュアルページを参照してください。
ボリューム管理デーモン (vold)、ボリューム管理ファイルシステム (volfs)、および関連するボリューム管理コマンドは、将来の Oracle Solaris リリースに組み込まれなくなる可能性があります。リムーバブルメディアの自動マウントおよびマウント解除は、引き続きサポートされます。
詳細は、vold(1M) および volfs(7FS) のマニュアルページを参照してください。
T5900FC デュアル基本速度 ISDN インタフェース (DBRI) および関連するマルチメディアコーデックチップは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。また、これらのデバイス用のデバイスドライバもサポートされなくなる可能性があります。
次のドライバは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。
SUNWrtvc: SunVideo リアルタイムビデオキャプチャーおよび圧縮カード用デバイスドライバ
SUNWdial: ダイヤルとボタンデバイス用ストリームモジュール
SUNWdialh: ダイヤルとボタンデバイス用ヘッダーファイル
/usr/aset ディレクトリ内の自動セキュリティー拡張ツール (ASET) によって提供されるチェックサム機能は、以降のリリースでは非推奨になります。この機能をレプリケートするには、/usr/bin/bart で入手できる基本監査報告機能 (BART) を使用してください。
次にリストするアジアの短縮ロケール名は、将来のリリースでは dtlogin 言語リストに含まれない可能性があります。
ko
zh
zh_TW
Solaris 8 以降、次の ISO 標準ロケール名が提供されています。
ko_KR.EUC
ko_KR.UTF-8
zh_CN.EUC
zh_CN.GBK
zh_CN.UTF-8
zh_TW.EUC
libC.so.3 ライブラリは、Cfront C++ コンパイラ C++ 3.0 でコンパイルされたプログラムのための実行時サポートライブラリです。コンパイラ自体もコンパイラで作成されたプログラムも、Oracle Solaris 10 OS では動作しません。このライブラリは Oracle Solaris の将来のリリースでサポートされなくなる可能性があります。
構成管理者の (cfgadm) の fp プラグインの次のオプションは、将来の Oracle Solaris リリースではサポートされない可能性があります。
show_FCP_dev
unusable_FCP_dev
基本セキュリティーモジュールのデバイス割り当てメカニズムに含まれる次のコンポーネントは、将来の Oracle Solaris リリースには含まれない可能性があります。
/etc/security/dev
将来の Oracle Solaris リリースでは、一部のデバイスドライバインタフェース (Device Driver Interface、DDI) がサポートされなくなります。
次の表に、将来のリリースでサポートが中止される予定の DDI と、代わりに推奨される DDI を示します。
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power.conf ファイルの Device Management エントリは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートが中止される可能性があります。Oracle Solaris OS では、Automatic Device Power Management エントリによって同様の機能が得られます。
詳細は、power.conf(4) のマニュアルページを参照してください。
次の表に、将来の Oracle Solaris リリースでサポートが中止される予定のデバイスとドライバソフトウェアを示します。
表 4-1 デバイスとドライバソフトウェア
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FMLI (Form and Menu Language Interpreter) コマンドは廃止され、将来の Oracle Solaris リリースではサポートされない可能性があります。廃止されるコマンドには次のものがあります。
/usr/bin/fmli
/usr/bin/vsig
/etc/net/ti* にあるホストファイルは、Oracle Solaris OS に残ってはいますが、OS 内で確認されなくなりました。Oracle Solaris の将来のリリースでは、これらのホストファイルは削除される可能性があります。
Kerberos Ticket Lifetime パラメータ max_life および max_renewable_life は、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。これらのパラメータは、/etc/krb5/krb5.conf ファイルの appdefaults セクションにあります。これらのパラメータの代わりに、/etc/krb5/krb5.conf ファイルの libdefaults セクションにある max_lifetime および renew_lifetime を使用してください。
Korean CID フォントは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートが中止されます。Oracle Solaris OS には、韓国語 CID フォントに代わるものとして 韓国語 TrueType フォントが組み込まれているので、そちらを使用してください。
Oracle では、文字エンコーディングに Unicode の採用を進めています。このため、UTF-8 でないロケールは、Oracle Solaris の将来のリリースで Java Desktop System のログインロケールとしては削除される可能性があります。
ハードウェアパフォーマンスカウンタを使用すると、CPU 動作に関連するさまざまなハードウェアイベントを測定できます。CPU パフォーマンスカウンタライブラリ (libcpc) に含まれている次の関数は、Oracle Solaris の将来のリリースでサポートが中止される可能性があります。
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Oracle Solaris 10 OS では、このライブラリに新しい関数が追加されています。上のリストに示したインタフェースをコードで使用している場合は、対応する次の新しい関数を代わりに使用してください。
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詳細は、cpc(3CPC) のマニュアルページを参照してください。
libXinput.so.0 ライブラリは、将来の Oracle Solaris リリースで提供されなくなる可能性があります。libXinput.so.0 ライブラリは、Solaris 2.1 および Solaris 2.2 リリースのドラフト標準 X Input API を使用して構築された X11R4 アプリケーションとの下位互換性のために提供されました。X11 標準 X Input Extension ライブラリ libXi は、Solaris 2.3 リリースに組み込まれました。
libXi API に依存するすべてのアプリケーションは、将来の互換性および標準適合のために、libXi 共有ライブラリを使用して構築するべきです。
NIS+ は、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。Solaris 9 ソフトウェアには、NIS+ から LDAP への移行ツールが用意されています。
nstest プログラムは、DNS クエリーの構築と送信を行うための対話式 DNS テストプログラムです。このプログラムは、Oracle Solaris の将来のリリースでサポートが中止される可能性があります。dig コマンドと nslookup コマンドを使用することにより、このテストプログラムと同じ機能が得られます。
Perl バージョン 5.6.1 は、Oracle Solaris の将来のリリースでサポートが中止される可能性があります。Oracle Solaris 10 OS でのデフォルトバージョンは Perl バージョン 5.8.4 で、これは Perl バージョン 5.6.1 とバイナリ互換ではありません。ただし、この リリースには以前のバージョンも残っています。サイトで独自にインストールしたカスタムモジュールは、Perl バージョン 5.8.4 を使用して再構築および再インストールする必要があります。スクリプトでバージョン 5.6.1 を使用する必要がある場合は、スクリプトを変更して、バージョン 5.8.4 ではなくバージョン 5.6.1 のインタプリタを使用するよう指定してください。 Perl の各バージョンに対応するインタプリタは、それぞれ次のディレクトリに置かれています。
Perl 5.6.1: /usr/perl5/5.6.1/bin/perl
Perl 5.8.4: /bin/perl、または /usr/bin/perl 、または /usr/perl5/bin/perl
管理コンソールのパッチツールであるパッチマネージャーは、将来の Oracle Solaris リリースでは提供されない可能性があります。
Solstice Enterprise Agents は、将来の Oracle Solaris リリースでサポートが中止される可能性があります。
IPv4 ICMP ルーター発見プロトコルの /usr/sbin/in.rdisc 実装は、将来の Oracle Solaris リリースではサポートされなくなる可能性があります。このプロトコルとほぼ同等のバージョンが、/usr/sbin/in.routed のコンポーネントとして実装されており、拡張された管理インタフェースをサポートしています。/usr/sbin/in.routed コンポーネントは、経路制御情報プロトコル (RIP: Routing Information Protocol) バージョン 2 の実装をサポートします。/usr/sbin/in.routed コンポーネントは、ルーター検出メッセージから Mobile IP 通知を区別することもできます。
Oracle Sun Fire Link インタフェースは、将来の Oracle Solaris リリースではサポートされなくなる可能性があります。
Java Desktop System, Release 3 の次のアプリケーションは、将来の Oracle Solaris リリースから削除される可能性があります。
Calendar Preview
Diagram Editor
Disk Analyzer
GNOME Keyboard Layout Switcher
Java Dictionary
Java Text Editor
Mr. Project
Calendar Preview
トークンリング (DL_TPR) および FDDI (光ファイバ分散データインタフェース、Fiber Distributed Data Interface) のデバイスタイプは、汎用 LAN ドライバ (GLD) でサポートされていますが、Oracle Solaris の将来のリリースではこのサポートが中止される可能性があります。GLD でのサポートが中止されたあと、このサポートに依存しているトークンリングドライバや FDDI デバイスは動作しなくなります。ただし、このサポートを使用しないドライバやアプリケーションは、影響を受けません。ドライバが GLD に依存しているかどうかを調べるには、次のスクリプトを実行します。
#!/bin/sh # # Test a driver binary for use of GLD # for file do /usr/ccs/bin/nm $file | /bin/awk ' /\|gld_register$/ { isgld=1; } END { if (isgld) print file, "uses GLD"; else print file, "does not use GLD"; }' file=$file done
汎用 LAN ドライバについては、gld(7D) man page as well as Writing Device Driversを参照してください。
WBEM 動的再構成 (WDR) 機能は、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。現在、WDR は Oracle の Sun Fire ミッドレンジシステムおよびハイエンドシステムでサポートされています。
XIL インタフェースは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートされなくなる可能性があります。XIL を使用するアプリケーションを使用すると、次のような警告メッセージが表示されます。
WARNING: XIL OBSOLESCENCE This application uses the Solaris XIL interface which has been declared obsolete and may not be present in version of Solaris beyond Solaris 9. Please notify your application supplier. The message can be suppressed by setting the environment variable "_XIL_SUPPRESS_OBSOLETE_MSG.
xetops ユーティリティーは、将来の Oracle Solaris リリースでサポートが中止される可能性があります。xetops ユーティリティーは、アジア言語のテキストファイルを PostScript ファイルに変換します。この変換により、アジア文字をその組み込みフォントを持たない PostScript プリンタでも印刷できるようになります。
同様の機能は、mp コマンドで提供されています。ネイティブなアジア言語のすべてのエンコーティングについて、オプションおよび機能が追加され、サポートが拡張されています。