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Oracle Solaris 10 8/11 インストールガイド (基本編) Oracle Solaris 10 8/11 Information Library (日本語) |
1. CD または DVD メディアによる Solaris のインストールの計画 (作業)
2. Solaris インストールプログラムによる UFS ファイルシステムのインストール (作業)
このドキュメントでは、CD または DVD メディアを使用して Oracle Solaris オペレーティングシステム (Oracle Solaris OS) をネットワークに接続されていないシステムにインストールする方法について説明します。
このドキュメントには、システムハードウェアや周辺装置を設定する方法は記載されていません。このドキュメントでは、UFS ファイルシステムと ZFS ルートプールをインストールする方法について説明します。
注 - この Oracle Solaris のリリースでは、SPARC および x86 系列のプロセッサアーキテクチャーを使用するシステムをサポートしています。サポートされるシステムは、Oracle Solaris OS: Hardware Compatibility Lists に記載されています。本書では、プラットフォームにより実装が異なる場合は、それを特記します。
本書の x86 に関連する用語については、次を参照してください。
x86 は、64 ビットおよび 32 ビットの x86 互換製品系列を指します。
x64 は特に 64 ビット x86 互換 CPU を指します。
「32 ビット x86」は、x86 をベースとするシステムに関する 32 ビット特有の情報を指します。
サポートされるシステムについては、Oracle Solaris OS: Hardware Compatibility Listsを参照してください。
このドキュメントは、Oracle Solaris OS のインストールを担当するシステム管理者を対象としています。このドキュメントでは、Solaris のインストールやアップグレードをときどき行うシステム管理者向けに、Solaris のインストールに関する基本的な情報を提供します。
Solaris のインストールに関するより詳細な情報については、「関連情報」を参照して、その情報が記載されているマニュアルを確認してください。
表 P-1 に、システム管理者向けのマニュアルの一覧を示します。
表 P-1 Solaris をインストールするシステム管理者向けのマニュアル
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Oracle のお客様は、My Oracle Support を通じて電子的なサポートを利用することができます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info を参照してください。聴覚に障害をお持ちの場合は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs を参照してください。
このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。
表 P-2 表記上の規則
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Oracle Solaris OS に含まれるシェルで使用する、UNIX のデフォルトのシステムプロンプトとスーパーユーザープロンプトを次に示します。コマンド例に示されるデフォルトのシステムプロンプトは、Oracle Solaris のリリースによって異なります。
C シェル
machine_name% command y|n [filename]
C シェルのスーパーユーザー
machine_name# command y|n [filename]
Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェル
$ command y|n [filename]
Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェルのスーパーユーザー
# command y|n [filename]
[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。
| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。
キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。
ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-D は Control キーを押したまま D キーを押すことを意味します。
SPARC システムと x86 システムには、キーボードとマウスに関する次のような規則が適用されます。
このドキュメント中で「Return キー」と表記しているキーは、キーボードによっては「Enter キー」という名前になっていることがあります。
CDE のデフォルト設定では、3 ボタンマウスの各ボタンは、左から右へ「セレクト」、「アジャスト」、「メニュー」に対応しています。たとえば、「マウスの左ボタンをクリック」と記述する代わりに、「セレクトボタンをクリック」と記述されることがあります。あるいは、マウスボタン 1、マウスボタン 2、マウスボタン 3 と呼ばれることもあります。
デフォルト設定では、2 ボタンマウスの各ボタンは、左から右へ「セレクト」、「メニュー」に対応しています。アジャストボタンの機能を使用するには、キーボードの Shift キーを押しながらセレクトボタンを押します (Shift キー + セレクト)。