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Oracle Solaris 10 8/11 インストールガイド (カスタム JumpStart/上級編) Oracle Solaris 10 8/11 Information Library (日本語) |
3. カスタム JumpStart インストールの準備 (作業)
4. カスタム JumpStart オプション機能の使用 (作業)
5. カスタムルールおよびプローブキーワードの作成 (作業)
6. カスタム JumpStart インストールの実行 (作業)
7. カスタム JumpStart によるインストール (例)
SPARC: ネットワーク上でインストールするためのエンジニアリングシステムの設定
x86: ネットワーク上でインストールするためのマーケティングシステムの設定
SPARC: エンジニアリングシステムのブートと Solaris ソフトウェアのインストール
x86: マーケティングシステムのブートと Solaris ソフトウェアのインストール
次に、rules ファイルにルールを追加する必要があります。Solaris インストールプログラムは、カスタム JumpStart インストール中に、これらのルールを使用して、各システムに正しいインストール (プロファイル) を選択します。
このサイトでは、各部署は独自のサブネットとネットワークアドレスを持っています。エンジニアリング部はサブネット 255.222.43.0 にあります。マーケティング部はサブネット 255.222.44.0 にあります。この情報を使用して、エンジニアリングシステムとマーケティングシステムに Oracle Solaris 10 8/11 ソフトウェアがインストールされる方法を制御できます。/jumpstart ディレクトリ内の rules ファイルを編集して、サンプルのルールをすべて削除し、次の行をファイルに追加します。
network 255.222.43.0 - eng_prof - network 255.222.44.0 - marketing_prof -
基本的に、これらのルールは 255.222.43.0 ネットワーク上のシステムに Oracle Solaris 10 8/11 ソフトウェアが eng_prof プロファイルを使用してインストールされることを示しています。255.222.44.0 ネットワーク上のシステムには、Oracle Solaris 10 8/11 ソフトウェアが marketing_prof プロファイルを使用してインストールされます。
注 - この例のルールを使用すると、eng_prof と marketing_prof を使って Oracle Solaris 10 8/11 ソフトウェアをインストールするシステムを、ネットワークアドレスで識別できます。このほかにも、ホスト名、メモリーサイズ、またはモデルタイプをルールのキーワードとして使用できます。rules ファイルで使用できるキーワードの完全な一覧については、表 8-1 を参照してください。