Solaris OS のインストールを始める前に完了しておく必要のある作業があります。OS がサーバーのドライブにすでにインストールされているのか、または新しいドライブでパーティションがまだないのかに応じて、次の作業を選択します。
サーバーのブートハードディスクに Solaris 以外のオペレーティングシステムがインストールされている場合は、Solaris をインストールするために消去しなければならないことがあります。「起動ハードディスクを消去する方法」を参照してください。
サーバーに Solaris 10 Update 9 とパッチがプレインストールされていない場合は、サーバーの HBA ソフトウェアを使用して論理ドライブを作成する必要があります。これを行わないと、Solaris インストールプログラムはサーバーのディスクドライブを検出できません。「仮想ディスクの作成」を参照してください。
RAID アレイの一部であるディスクに OS をインストールする場合は、OS をインストールする前に RAID アレイを設定する必要があります。詳細は、サーバーのディスク管理の各種ドキュメントを参照してください。「仮想ディスクの作成」を参照してください。
Solaris 10 9/10 をインストールする前に、x2APIC を無効にする必要があります。x2APIC アーキテクチャーは、BIOS ユーティリティーで有効または無効にできます。BIOS ユーティリティーにアクセスし、次の図に示すように「Advanced (詳細)」メニュー > 「CPU Configuration (CPU の構成)」 > 「x2APIC」 > 「disable (無効)」を選択します。その後、終了して変更を保存します。インストールの後、パッチ 144489–11 以降を追加し、再起動してから、x2APIC を有効にします。