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Sun Fire X4800 M2 サーバー Linux オペレーティングシステム設置マニュアル
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このマニュアルの使用法

Linux のインストール作業のマップ

Oracle Hardware Installation Assistant (OHIA)

OS のインストール準備

メディアの配布方法の選択

Oracle Linux のインストール

Red Hat Enterprise Linux のインストール

SUSE Linux Enterprise Server のインストール

PXE インストールをサポートする Linux サーバーの設定

Linux OS 設定用の論理および物理ネットワークインタフェース名の特定

設置されているネットワークポートの特定方法

Oracle Linux または RHEL インストール時の論理および物理ネットワークインタフェース名の特定方法

SLES インストール時の論理および物理ネットワークインタフェース名の特定方法

索引

設置されているネットワークポートの特定方法

物理ネットワークポートの論理名を特定するには、次の手順を実行します。この情報は、オペレーティングシステムのインストール時および設定時に必要になります。

  1. 設置されているネットワークポートを特定します。

    フル装備の Sun Fire X4800 M2 サーバーモジュールには、次のポートが搭載されている可能性があります。

    • FEM: Broadcom 10GbE ポートです。これらのポートを使用するには、各 NEM に対して、CPU モジュールそれぞれにファブリック拡張モジュール (FEM) が設置されている必要があります (CPU モジュールにつき合計 2 つ)。

    • PCIe EM: PCIe ExpressModule (EM) スロットです。これらは、CPU モジュールにつき 2 つ割り当てられています。ネットワークインタフェースカードが設置されている場合、1 つ以上のポートを持つことができます。

    • NIC: Intel 1GbE ポートです。これらは、CPU モジュールにつき 2 つ割り当てられています。


    image:ポートにラベルを付けた Sun Fire X4800 M2 サーバーの背面パネルを示した図。
  2. Oracle Hardware Installation Assistant を実行して「System Information (システム情報)」画面に進み、設置されているネットワークポートの論理名の割り当てを表示します。

    オペレーティングシステムのインストールに OHIA を使用しない場合でも、OHIA により、設置されているコンポーネントを特定するための重要な情報が得られます。OHIA の使用の詳細は、「Oracle Hardware Installation Assistant (OHIA)」を参照してください。

    • 設置されている FEM デバイスは、10 Gigabit Ethernet PCI-E (GigaSwift) とラベル付けされています。

    • 設置されている NIC デバイスは、Intel 82576 Gigabit Network connection とラベル付けされています。

    • 設置されている PCIe EM デバイスは、ラベルの接頭辞が vendor: になっています。例: vendor: Intel Corporation product: 82571EB Gigabit Ethernet Controller


    image:SIA の「System Information (システム情報)」画面を示した図。
  3. OHIA の「System Information (システム情報)」画面に表示された、実際に設置されているポートとその論理名を次の表に示します。

    システムのブート時、ポートはシステムの PCIe スキャン順に列挙され、論理名が割り当てられます。OHIA には正しい論理名 (eth0、eth1、eth2 など) が一覧表示されますが、必ずしも論理名順にポートが表示されるわけではありません。


    PCIe スキャン順
    ポート識別子
    この場所のネットワークポートはシステムに物理的に存在するか
    このポートはアクティブか (OHIA に一覧表示されているか)
    OHIA で割り当てられている論理名 (eth0、eth1 など)
    1
    EM0.1
    2
    EM0.0
    3
    FEM0.0
    4
    FEM0.1
    5
    NIC0.0
    6
    NIC0.1
    7
    NIC3.0
    8
    NIC3.1
    9
    EM3.1
    10
    EM3.0
    11
    FEM3.0
    12
    FEM3.1
    13
    NIC1.0
    14
    NIC1.1
    15
    EM1.1
    16
    EM1.0
    17
    FEM1.0
    18
    FEM1.1
    19
    NIC2.0
    20
    NIC2.1
    21
    EM2.1
    22
    EM2.0
    23
    FEM2.0
    24
    FEM2.1

    ソフトウェアのインストール時に、この情報をもとにネットワークポートが正しく設定されるようにします。