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Oracle VM 用 Sun Fire X4800 M2 サーバー設置マニュアル
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ドキュメントの情報

このマニュアルの使用法

Oracle VM のインストールの概要

OS のインストール準備

システムコンソールへの接続

起動ハードディスクを消去する方法

仮想ディスクの作成方法

ブートドライブを設定する方法

Oracle VM のインストール

仮想ディスクの作成方法

オペレーティングシステムをインストールする前に、サーバー上に仮想ディスクを作成して、イメージのダウンロードに必要な領域を確保する必要があります。このダウンロードによってディスクの内容が消去されます。

オペレーティングシステムをダウンロードするための仮想ディスクは、LSI ファームウェアから作成できます。LSI ファームウェアには、サーバーの起動時のみアクセスできます。OS が起動する前に LSI バナーが表示されているときに、Ctrl キーを押しながら H キーを押すと、LSI インタフェースが表示されます。


注 - 仮想ディスクは、Tools and Drivers DVD の追加ドライバを通じてインストールされる MegaRAID ソフトウェアから作成することもできますが、オペレーティングシステムのインストールには使用しないでください。


  1. サーバーには、サービスプロセッサ (SP) モジュールの IP アドレスを使用してログインします。
  2. Web インタフェースウィンドウで「Remote Control」タブをクリックして、Oracle ILOM リモートコントロールを起動します。
  3. 「KVMS」タブ > 「Mouse Mode」 > 「Relative」の順にクリックし、「Save」をクリックします。

    注 - 「Relative」オプションを選択すると、リモートコンソールでマウスをウィンドウからウィンドウに動かすことができるようになります。この手順の最後で、このマウス設定を「Absolute」に変更するよう求められます。


  4. 「Redirection (リダイレクション)」タブをクリックします。

    「Redirection」画面が表示されます。

  5. 「Launch Remote Console」をクリックします。

    「Oracle ILOM 3.0 remote console」ウィンドウが表示されます。

  6. 「Devices」メニューをクリックし、「Mouse」を選択してマウスを有効にします。
  7. システムを再起動します。
  8. LSI バナーを待機します。バナーページにデバイスが表示されたら、Ctrl キーを押しながら H キーを押します。

    「Adapter Selection」画面が表示されます。

  9. 「Start」をクリックします。

    「MegaRaid BIOS Config Utility Virtual Configuration」画面が表示されます。


    image:「Adapter Selection」ウィンドウのスクリーンショット
  10. 「Configuration Wizard」をクリックします。

    「Configuration Wizard」画面が開きます。


    image:「MegaRAID BIOS Config Utility Virtual Configuration」ウィンドウのスクリーンショット
  11. 「New Configuration」をクリックし、「Next」をクリックします。
    image:「MegaRAID BIOS Config Utility Virtual Configuration」ウィンドウのスクリーンショット
  12. 「Manual Configuration」を選択します。

    「Automatic Configuration」を選択すると、システム上のすべてのハードドライブを含む単一の仮想ドライブが作成されます。複数のドライブがストライプセット (RAID0) として設定され、結合された記憶域の単一の仮想ドライブとして表示されます。


    注 - この設定は、複数の障害点を許容するため、最適ではない可能性があります。たとえば、1 つのドライブに障害が発生した場合、オペレーティングシステムを起動できません。次に、1 つを除き、すべてのドライブを取り外す必要があります。または、「Manual Configuration」を選択して、1 つのハードドライブだけを使用して仮想ドライブを作成することもできます。



    image:「MegaRAID BIOS Config Utility Virtual Configuration」ウィンドウの「Manual Configuration」と「Automatic Configuration」のスクリーンショット
  13. 確認ウィンドウが表示されたら、「Yes」をクリックします。
    image:設定のクリアを確認する「MegaRAID BIOS Config Utility」のスクリーンショット

    「MegaRAID BIOS Config Utility Config Wizard – Drive Group Definition」画面が表示されます。

  14. システム内のドライブとドライブグループが表示されることを確認します。目的のドライブを選択して、「Add To Array」をクリックします。
    image:「MegaRAID BIOS Config Utility Config Wizard — Drive Group Definition」ウィンドウのスクリーンショット
  15. 「Accept DG」をクリックしてドライブグループを作成します。

    Drive Group0 が表示されます。


    image:「MegaRAID BIOS Config Utility Config Wizard — Drive Group Definition」ウィンドウのスクリーンショット「Yes」をクリックして受け入れます。
  16. 「Next」をクリックします。

    ドライブグループが「Span Definition」ウィンドウに表示されます。


    注 - ドライブグループの選択は、「Reclaim」ボタンをクリックして取り消すことができます。



    image:「MegaRAID BIOS Config Utility Config Wizard — View Drive Group」のスクリーンショット
  17. 「Add to SPAN」をクリックします。
    image:「MegaRAID BIOS Config Utility Config Wizard」 — 「Add to SPAN」をクリックのスクリーンショット
  18. ドライブグループが「Span」に表示されることを確認します。「Next」をクリックします。
    image:「MegaRAID BIOS Config Utility Config Wizard」のスクリーンショット — 「Next」をクリック

    「Virtual Drive Definition」画面が表示されます。

  19. 仮想ドライブの RAID レベルと設定値を設定して、「Accept」をクリックします。

    RAID の設定については、サーバーのディスク管理マニュアルを参照してください。


    image:「MegaRAID BIOS Config Utility Config Wizard」 — 「Accept」をクリックのスクリーンショット

    「Write Back with BBU mode」を確認するプロンプトが表示されます。


    image:「MegaRAID BIOS Config Utility Config Wizard」 — 「Yes」をクリックして確定のスクリーンショット
  20. 「Yes」をクリックします。

    Config Wizard のウィンドウが表示されます。


    image:「MegaRAID BIOS Config Utility Config Wizard」のスクリーンショット — 「Next」をクリック
  21. 「Next」をクリックします。

    「Preview」画面が表示されます。

  22. 仮想ドライブに Drive Group 0 が含まれていることを確認します。

    この「Preview」画面例は、「Manual Configuration」オプションを使用した単一の仮想ドライブを示しています。


    image:「MegaRAID BIOS Config Utility Config Wizard」 — 「Add to SPAN」をクリックのスクリーンショット
  23. 「Yes」をクリックして設定を保存します。
    image:設定の保存を確認する「MegaRAID BIOS Confirmation Page」のスクリーンショット

    All data on Virtual Drivers will be lost. Want to Initialize?」というプロンプトが表示されます。

  24. プロンプトに対して「Yes」をクリックします。仮想ドライブのすべてのデータが削除されます。初期化するかどうかを指定します。
    image:ドライブの初期化を確認する「MegaRAID BIOS Confirmation Page」のスクリーンショット
  25. 「Yes」をクリックして終了します。
    image:終了を確認する「MegaRAID BIOS Confirmation Page」のスクリーンショット

    Please Reboot Your System」というプロンプトが表示されます。

  26. Alt キーを押しながら B キーを押して、キーボードプルダウンメニューを表示します。

    注意

    注意 - この手順を実行しない場合は、次の手順で「Control Alt Delete」を選択したときにローカルマシンが再起動されます。



    image:システムの再起動を確認する「MegaRAID BIOS Confirmation Page」のスクリーンショット
  27. 矢印キーを使用してメニュー内の「Control Alt Delete」を選択し、リモートシステムを再起動します。Enter を押します。
    image:「MegaRAID BIOS Confirmation Page」の「Keyboard」メニューの「Control Alt Delelte」のスクリーンショット
  28. 元の画面に戻り、マウスモードを「Absolute」に設定します。
    1. 「Remote Control」画面で「KVMS」タブをクリックします。
    2. 「Mouse Mode」で「Absolute」を選択します。
    3. 「Save」をクリックします。

次の手順

「ブートドライブを設定する方法」