問題が発生した DIMM が「Present」とレポートされる (CR 7023549)

DIMM に問題が発生すると、DIMM ペアが無効になり、システム DIMM のアーキテクチャーからほかの DIMM も無効になります。

Oracle ILOM PRSNT コマンドを実行すると、これらの状態が不正確にレポートされます。たとえば、32G の DIMM が無効になっても、16G のみが無効とレポートされます。また、問題が発生したペアが「Present」と表示されます。

たとえば、D9 または D13 で問題が発生すると、Oracle ILOM System Monitoring の「Sensor Readings」タブで、次のように表示されることがあります。

/SYS/BL0/P0/D0/PRSNT     Entity Presence     Present but disabled
/SYS/BL0/P0/D1/PRSNT     Entity Presence     Present but disabled
/SYS/BL0/P0/D4/PRSNT     Entity Presence     Present but disabled
/SYS/BL0/P0/D5/PRSNT     Entity Presence     Present but disabled
/SYS/BL0/P0/D8/PRSNT     Entity Presence     Present
/SYS/BL0/P0/D9/PRSNT     Entity Presence     Present
/SYS/BL0/P0/D12/PRSNT    Entity Presence     Present
/SYS/BL0/P0/D13/PRSNT    Entity Presence     Present