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Sun Fire X4800 M2 サーバーご使用にあたって
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ドキュメントの情報

このマニュアルの使用法

『Sun Fire X4800 M2 サーバーご使用にあたって』の概要

サポートされているソフトウェアとファームウェア

ハードウェアの注意事項

Oracle Solaris オペレーティングシステムの注意事項

Oracle Solaris の要件

パッチ 144489-11 以降を Oracle Solaris にインストールする方法

1TB を超えるメモリーを搭載したシステムの SunVTS CD でパニックが発生する (CR 7043192)

1TB を超えるメモリーを搭載したシステムでパニックが発生する (CR 6979638)

回避策

インストール中に Solaris 10 9/10 でパニックが発生する (CR 6992851)

回避策

Intel 10GbE カードで SunVTS ループバックテストがハングアップすることがある (CR 6957932)

回避策

システムパニックが発生し「unowned mutex」メッセージが表示される (CR 6893274)

PCIe Express Module をスロット 2.0 または 2.1 にホットプラグ接続したときに正常に機能しない (CR 6954869)

対処方法

Solaris MSI 割り込みが不足する (CR6669984)

回避策

Linux の注意事項

Oracle VM の注意事項

Windows オペレーティングシステムの注意事項

ESX の注意事項

Oracle ILOM の注意事項

BIOS の注意事項

Oracle Solaris の要件

このサーバーには、パッチ 144489–11 以降をインストールした Oracle Solaris 10 10/09 が必要です。古いバージョンの Oracle Solaris を使用する場合や、パッチなしの場合のサーバー運用はサポートされません。

JumpStart インストールを使用している場合:

パッチ 144489–11 (以降) をインストールする手順については、「パッチ 144489-11 以降を Oracle Solaris にインストールする方法」を参照してください。

パッチ 144489–11 以降を Oracle Solaris にインストールする方法

通常の運用では、パッチ 144489–11 以降が必要です。

JumpStart サーバーから Oracle Solaris をインストールする場合、JumpStart イメージにパッチ 144489–11 を追加できます。Oracle Solaris を手動でインストールする場合、次の手順を実行します。

  1. BIOS で x2APIC の値を設定します。
    • 1TB 以下のメモリーを搭載した 8 ソケットシステムでは、BIOS で x2APIC を無効にします。

    • 1TB を超えるメモリーを搭載した 8 ソケットシステムでは、BIOS で x2APIC を有効にします。

    • 4 ソケットシステムでは、この手順をスキップします。

    BIOS で x2APIC を有効または無効にするオプションは、4 ソケットシステムでは使用できません。

    1. BIOS ユーティリティーにアクセスします。

      詳細は、『Sun Fire X4800 M2 サーバーサービスマニュアル』の「BIOS 設定ユーティリティーにアクセスする方法」を参照してください。

    2. 「CPU Configuration (CPU 設定)」>「x2APIC」> (「Enable (有効)」または「Disable (無効)」) を選択します。
    3. 変更内容を保存して終了します。
  2. システムに 1TB を超えるメモリーが搭載されている場合、CMOD 1 および 2 (中央の 2 つの CMOD) を取り外します。

    詳細は、『Sun Fire X4800 M2 サーバーサービスマニュアル』の「CMOD (CRU) の追加、取り外し、取り付け」を参照してください。

    これによって、合計システムメモリーが 1TB 以下になります。


    注意

    注意 - CMOD スロットが空の状態でサーバーを稼働させないでください。CMOD 1 および 2 を取り外した場合、CMOD フィラーを取り付けてからサーバーの電源を投入してください。



    注意

    注意 - シャーシから複数の CMOD を取り外す前に、スロットの割り当てについてメモします。CMOD は常に割り当てられたスロットに戻します。


  3. Oracle Solaris 10 9/10 をインストールします。

    詳細は、『Sun Fire X4800 M2 サーバー Oracle Solaris オペレーティングシステム設置マニュアル』を参照してください。

  4. Solaris パッチ 144489-11 以降をインストールします。
  5. メモリーを交換します。

    CMOD を取り外した場合の詳細は、『Sun Fire X4800 M2 サーバーサービスマニュアル』の「CMOD (CRU) の追加、取り外し、取り付け」を参照してください。

  6. 1TB 以下のメモリーを搭載した 8 ソケットシステムでは、BIOS で x2APIC を有効にします。

    4 ソケットシステムでは、このオプションを使用できません。

    1. BIOS ユーティリティーにアクセスします。

      詳細は、『Sun Fire X4800 M2 サーバーサービスマニュアル』の「BIOS 設定ユーティリティーにアクセスする方法」を参照してください。

    2. 「CPU Configuration (CPU 設定)」>「x2APIC」>「Enable (有効)」を選択します。
    3. 変更内容を保存して終了します。
  7. Solaris を起動します。

    手順 6c で BIOS を終了すると、起動プロセスを続行できます。