デフォルトでは、Sun Ray サーバーで scbus v1 が有効となっています。環境に応じて scbus のバージョンを選択してください:
scbus v1 - Sun Ray Software 5.3 より古いファームウェアを実行している Sun Ray クライアントを管理している場合に指定します。
scbus v2 - Sun Ray Software 5.3 以降のファームウェアを実行している Sun Ray クライアントを管理している場合、または Oracle Virtual Desktop Client を管理している場合に指定します。
「詳細」タブをクリックします。
「セキュリティー」サブタブをクリックします。
「デバイス」セクションで、「デバイス」セクションの下の「内蔵スマートカードリーダー」フィールドで scbus バージョンを選択します。
「保存」をクリックします。
「サーバー」ページにある「コールドリスタート」ボタンを使用して Sun Ray サービスを再起動します。
Sun Ray サーバーのスーパーユーザーになります。
スマートカードバスプロトコルを変更します。
# /opt/SUNWut/sbin/utdevadm -p scbus -v version-number
ここで、version-number は v1 または v2 にできます。ほかのオプションなしで -p scbus を使用すると、Sun Ray サーバーで設定されている現在の scbus バージョンを表示できます。
新しいプロトコルを有効にするために、Sun Ray サービスを再起動します。
# /opt/SUNWut/sbin/utstart -c