5.6. デスクトップのインポート

5.6.1. デスクトップのインポート方法 (Oracle VM VirtualBox)
5.6.2. デスクトップのインポート方法 (VMware vCenter)
5.6.3. デスクトップのインポート方法 (Microsoft Hyper-V)
5.6.4. 個別の Windows PC をインポートする方法
5.6.5. テンプレートの管理について

5.6.1. デスクトップのインポート方法 (Oracle VM VirtualBox)

新規作成されたプールは空であり、デスクトップは含まれていません。仮想マシンを作成したあとに、それらを Oracle VDI データベースにインポートする必要があります。

注記

仮想マシンのスナップショットのインポートはサポートされていません

始める前に

Oracle VM VirtualBox インタフェースで、または、統合 Oracle VDI Manager Flash コンソールを使用して、仮想マシンを作成してから、Oracle VDI データベースにインポートする必要があります。詳細については、「仮想マシンの作成方法 (Oracle VM VirtualBox)」セクションを参照してください。

Oracle VDI Manager の手順

  1. Oracle VDI Manager で、「プール」に移動します。

  2. プールを選択します。

  3. デスクトップ」タブを選択し、「インポート」をクリックします。

    インポートダイアログが表示されます。

  4. インポートするデスクトップを選択します。

    • インポートするデスクトップが VirtualBox ホスト上にある場合は、「ハイパーバイザ」タブでそのデスクトップを選択して、「OK」をクリックします。

    • インポートするデスクトップが /var/tmp の Oracle VDI ホスト上で使用可能な場合は、「フォルダ」タブで対応する XML および Oracle VDI ファイルを定義します。

      バックグラウンドジョブとして仮想マシンがインポートされます。

正常にインポートされたデスクトップは、プールのプロファイルの「デスクトップ」タブに表示されます。

注記

次のコマンドを使用して、仮想マシンの XML ファイルと Oracle VDI イメージを /var/tmp に移動できます:

# scp path to file root@Oracle VDI host:/var/tmp

十分な空き領域が /var/tmp にない場合は、両方のファイルをホスト上の別の場所にコピーして、シンボリックリンクを作成できます:

# ln -s path to file /var/tmp/

CLI の手順

  • デスクトップを Oracle VDI ホストから Oracle VDI データベースにインポートします。

    # /opt/SUNWvda/sbin/vda pool-vb-import -p vdi-image=virtual machine name.vdi,\
    xml-configuration=virtual machine name.xml pool name
    

    例 - VirtualBox デスクトップのインポート

    example% /opt/SUNWvda/sbin/vda pool-vb-import \
    -p vdi-image=UbuntuDE.vdi,xml-configuration=UbuntuDE.xml "Sales - EMEA"
  • デスクトップを VirtualBox ホストから Oracle VDI データベースにインポートします。

    1. 指定したデスクトッププロバイダについて、すべてのアンマネージデスクトップを一覧表示します。

      # /opt/SUNWvda/sbin/vda provider-list-unmanaged desktop provider name
      

      例 - アンマネージ VirtualBox デスクトップを一覧表示してインポートする

      example% /opt/SUNWvda/sbin/vda provider-list-unmanaged "VB provider"
      HOST NAME ID
      my.vb.com UbuntuDE 35
      my.vb2.com UbuntuEN 36
      example% /opt/SUNWvda/sbin/vda pool-vb-import-unmanaged -d 35 "Sales - EMEA"
    2. デスクトップを Oracle VDI データベースにインポートします。

      # /opt/SUNWvda/sbin/vda pool-vb-import-unmanaged -d desktop IDpool name
      

5.6.2. デスクトップのインポート方法 (VMware vCenter)

新規作成されたプールは空であり、デスクトップは含まれていません。仮想マシンを作成したあと、それらの仮想マシンの対応するエントリが Oracle VDI のデータベース内に作成されるようにするため、仮想マシンを Oracle VDI にインポートする必要があります。仮想マシンに対してはどのような変更も行われません。

始める前に

仮想マシンを VMware vCenter に作成してから Oracle VDI にインポートする必要があります。詳細については、「仮想マシンの作成方法 (VMware vCenter)」セクションを参照してください。

Oracle VDI Manager の手順

  1. Oracle VDI Manager で、「プール」に移動します。

  2. プールを選択します。

  3. デスクトップ」タブに移動し、「インポート」をクリックします。

    インポートダイアログが表示され、使用可能な仮想マシンが VMware vCenter の階層に表示されます。仮想マシンまたはフォルダを個別に選択できます。フォルダを選択すると、そのフォルダ内のすべての仮想マシンがインポート対象として選択されます。

  4. OK」をクリックして、デスクトップを Oracle VDI データベースにインポートします。

注記

Oracle VDI にすでにインポートされているデスクトップをインポート対象として選択することはできません。また、テンプレートをインポートすることもできません。

正常にインポートされたデスクトップは、プールのプロファイルの「デスクトップ」タブに表示されます (ページのリフレッシュが必要な場合があります)。

CLI の手順

  1. 指定したデスクトッププロバイダについて、すべてのアンマネージデスクトップを一覧表示します。

    # /opt/SUNWvda/sbin/vda provider-list-unmanaged desktop provider name
    
  2. デスクトップを Oracle VDI データベースにインポートします。

    # /opt/SUNWvda/sbin/vda pool-vc-import -d desktop IDpool name
    

    例 - アンマネージ vCenter デスクトップを一覧表示してインポートする

    # /opt/SUNWvda/sbin/vda provider-list-unmanaged "VC provider"
    HOST NAME ID
    my.vc.com WindowsXPde vm-134
    my.vc2.com WindowsXPen vm-629
    # /opt/SUNWvda/sbin/vda pool-vc-import -d vm-134 "Support - EMEA"

5.6.3. デスクトップのインポート方法 (Microsoft Hyper-V)

新規作成されたプールは空であり、デスクトップは含まれていません。仮想マシンを作成したあとに、それらを Oracle VDI データベースにインポートする必要があります。

注記

仮想マシンのスナップショットのインポートはサポートされていません

始める前に

仮想マシンを Microsoft Hyper-V で作成しエクスポートしてから Oracle VDI データベースにインポートする必要があります。詳細については、「仮想マシンの作成方法 (Microsoft Hyper-V)」セクションを参照してください。仮想マシンを Hyper-V サーバーからエクスポートするには:

  1. Hyper-V 管理コンソールで、Hyper-V 仮想マシンを選択します。

  2. 操作」メニューから「エクスポート」を選択して、仮想マシンのエクスポート先にする Hyper-V サーバー上のディレクトリを選択します。

    エクスポートが完了すると、ディレクトリ内にいくつかのファイルとサブディレクトリが追加されます。ディレクトリ全体を Hyper-V サーバーから Oracle VDI ホスト上のディレクトリまたはリモートサーバー上の共有ディレクトリにコピーします (共有ディレクトリは Oracle VDI ホストからアクセスできる必要があります)。

Oracle VDI Manager の手順

  1. Oracle VDI Manager で、「プール」に移動します。

  2. プールを選択します。

  3. デスクトップ」タブに移動し、「インポート」をクリックします。インポートダイアログが表示されます。

  4. 「サーバー」プロパティーで、Microsoft Hyper-V デスクトップディレクトリをコピーした先のサーバーを選択します (それらのディレクトリを Oracle VDI サーバーにコピーした場合は、Host 'servername' オプションを選択し、それ以外の場合で、それらのディレクトリをリモートサーバー上の共有ディレクトリにコピーした場合は、「ほかのサーバー」オプションを選択して、共有ディレクトリがあるリモートサーバーの名前を入力する)。

  5. パス」プロパティーで、Microsoft Hyper-V デスクトップディレクトリが含まれているディレクトリへのパスを入力します。

  6. 正確なデスクトップ名を「デスクトップ」ドロップダウンから選択し、「OK」をクリックします。

正常にインポートされたデスクトップは、「プール」ページの「デスクトップ」タブに表示されます。ページのリフレッシュが必要な場合があります。

CLI の手順

  • Hyper-V デスクトップを Oracle VDI データベースにインポートします。

    # /opt/SUNWvda/sbin/vda pool-hv-import \
    -p export-directory=path to export directory pool name
    

    例 - Hyper-V デスクトップを Oracle VDI データベースにインポートする

    example% /opt/SUNWvda/sbin/vda pool-hv-import \
    -p export-directory=/data/virtual-machines/xp-template hvpool

5.6.4. 個別の Windows PC をインポートする方法

個別の Windows PC は、リモート接続を許可していれば Oracle VDI Manager を使用してインポートと管理が可能です。個別の Windows PC のインポートは、汎用デスクトッププロバイダの作成、汎用デスクトッププロバイダの新しいプールの作成、およびプールへの Windows PC のインポートから構成されます。

始める前に

Windows PC で、「システムのプロパティ」、「リモートデスクトップ」の順に表示して、リモート接続を許可するように構成されていることを確認します。

Oracle VDI Manager の手順

  1. Oracle VDI Manager で、「デスクトッププロバイダ」に移動します。

  2. デスクトッププロバイダ」テーブルで「新規」をクリックします。

    汎用デスクトッププロバイダを作成します。

  3. プール」に移動します。

  4. プール」テーブルで、「新規」をクリックします。

    汎用デスクトッププロバイダを選択してプールをホストします。

  5. プール」テーブルから新たに作成されたプールを選択します。

  6. デスクトップ」タブに移動し、「インポート」をクリックします。

5.6.5. テンプレートの管理について

Oracle VDI では、Adobe Flash プラグインを導入し、Oracle VDI Manager 内から直接デスクトップへのアクセス、テスト、および変更を容易に行うことができます。この機能には、オペレーティングシステムをセットアップするための ISO イメージのマウントに加え、デスクトップのプロパティーの変更も含まれます。

追加するデスクトップのクローニングには、任意のデスクトップをテンプレートとして使用できます。エンタープライズクラスの大規模配備では、デスクトップテンプレートを必ず公開前にテストして、変更した点を記録することが重要です。Oracle VDI にはさまざまなテンプレートリビジョンの管理のサポートが追加されています。新しいテンプレートリビジョンはいつでも作成でき、変更内容をテストして、新しいリビジョンをクローニングプロセスで使われるマスターとして宣言できます。また、変更に満足できない場合は、元のリビジョンに戻すこともできます。

5.6.5.1. Oracle VDI Manager 内のテンプレートを変更する方法

Oracle VDI Manager からのテンプレートの変更は、Oracle VM VirtualBox および Microsoft Hyper-V デスクトッププールで行うことができます。この機能は、ソフトウェアの追加インストールまたはオペレーティングシステムのアップグレードを行う場合に特に有効です。テンプレートとリビジョンの操作については、「テンプレートとリビジョンについて」セクションを参照してください。

始める前に

少なくとも、選択したデスクトッププロバイダ (Oracle VDI または Microsoft Hyper-V) のインタフェースに仮想マシンを作成してから、インポートして Oracle VDI Manager 内のテンプレート変更ツールを使用する必要があります。仮想マシンを作成してインポートしたあと、Oracle VDI Manager から仮想マシンを起動して必要な準備手順すべてを行うことが可能になります。詳細については、「仮想マシンの作成方法 (Oracle VM VirtualBox)」または「仮想マシンの作成方法 (Microsoft Hyper-V)」を参照してください。

Oracle VDI Manager の手順
  1. Oracle VDI Manager で、「プール」に移動します。

  2. プールを選択します。

  3. 「テンプレート」タブに移動します。

  4. 「テンプレートをインポート」ボタンをクリックして、ハイパーバイザのインタフェース内に作成した直後の仮想マシンをインポートします。

    この仮想マシンは、インポート直後にリビジョン 1 として保存されます。

  5. 修正を加えるテンプレートを選択して、「その他の操作」メニューから「開始」をクリックします。

    Oracle VDI Manager から仮想マシンが起動されるまで変更は実行されません。

  6. 必要であれば、追加ソフトウェアのインストールまたはオペレーティングシステムのアップグレードなどの変更をテンプレートに行います。

    • Oracle VM VirtualBox でホストされる仮想マシンは、対話型 Adobe Flash コンソールから変更可能です。

      図5.3 対話型 Adobe Flash コンソール

      対話型 Adobe Flash コンソール内で実行している Windows デスクトップのスクリーンショット。


    • Microsoft Hyper-V デスクトッププロバイダ上では、修正はデスクトッププロバイダの Hyper-V ホスト上で行われる場合があります。

  7. テンプレートの修正が完了したら、「その他の操作」メニューから「終了」を選択します。