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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control Oracle Fusion Middlewareマネージメント・ガイド
リリース12.1.0.8
B66835-11
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32 問題の調査および分析

Cloud Controlの問題の分析およびログの分析ページを使用すると、トラブルシューティング中にメトリック、ターゲット・ステータス情報、インシデントおよびログを検査できます。

32.1 問題の分析とログへのアクセス

問題の分析ページおよびログ・ページにアクセスするためのナビゲーション方法は複数あります。

  • ミドルウェア・アクセス方法

    1. Cloud Controlコンソールの「ターゲット」メニューから「ミドルウェア」を選択します。

    2. 「詳細」表から「Oracle Access Manager Server」または「Oracle WebLogic Server」を選択してクリックします。

    3. 表示されるホームページで、「レスポンスと負荷」グラフの下に表示されるメトリックの凡例をクリックします。

    4. 表示されたポップアップで、「問題の分析」または「ログ・メッセージ」をクリックします。

  • インシデント・マネージャ・アクセス方法

    1. Cloud Controlコンソールの「ターゲット」メニューから「ホスト」を選択します。

    2. サマリー表の「インシデント」列で番号付きリンクをクリックします。

    3. 表示されたインシデント・マネージャ・ページで、表内のインシデントを選択し、ページの右下部分の「診断」セクションにある「問題の分析」リンクをクリックします。

    4. 表示されたポップアップで、「問題の分析」をクリックします。

  • 相関グラフ方法

    相関グラフは、グラフがグラフの積上げとして表示されるページです。

    1. 任意の相関グラフから、グラフの凡例をクリックします。

    2. 表示されたポップアップで、「問題の分析」または「ログ・メッセージ」をクリックします。

  • グラフ・リージョン方法

    1. グラフ凡例またはグラフ行をクリックします。

    2. 表示されたポップアップで、「問題の分析」または「ログ・メッセージ」をクリックします。

32.2 問題の表示および分析

次のように、Cloud Controlを使用してメトリック、ステータス情報およびログを検査できます。

  1. グラフにデータを表示する時間範囲を指定します。デフォルトの関連メトリックタブの上部近くで、左側と右側のスライダを調整して時間範囲を指定するか、メトリック・グラフ内でクリックおよびドラッグして検査する時間範囲を指定します。

  2. 記録されたメトリックでの異常な増加についてグラフを検査します。

    • 即時利用可能なEnterprise Managerには、「ソース・メトリック」と「Enterprise Manager識別関連メトリック」という2つのグラフが用意されています。メトリック・パレットを使用すると、必要に応じてグラフ表示を追加できます。詳細は、後述の「表示のカスタマイズ」を参照してください。

    • 1分当たりのリクエスト数の増加が原因でリクエスト処理時間が増加した場合、システムの容量を増やす必要があることを示している可能性があります。

  3. メトリック・グラフに問題の原因が示されない場合は、「関連ターゲット」タブを選択し、ターゲットのヘルス(ステータス)および最新の構成の変更に関する情報について表を検査します。

    データが表示されているコンポーネントのトポロジのアラームを表示するには、「トポロジ」タブをクリックします。

  4. 表に問題の原因が示されない場合は、「関連メトリック」タブに戻り、タブの上部近くにある「関連ログ・メッセージの表示」リンクをクリックします。このアクションにより、選択した時間範囲において選択したターゲットおよびそのメンバーに関するログ・メッセージが表示されます。

  5. 考えられる問題の原因について表示されたログ・メッセージを検査します。

32.3 表示のカスタマイズ

独自のメトリック・グラフを作成してから、後で必要に応じてリコールできます。

  1. 「関連メトリック」タブの「メトリック・パレット」で、「ターゲット」ペインからターゲットを選択し、ターゲットに関連付けられた目的のメトリックを「メトリック」ペインから選択します。

    「ユーザー識別関連メトリック」と呼ばれる新規リージョンがページの下部に表示され、メトリック・パレットで選択した各メトリックのグラフが表示されます。

  2. オプション: 「保存」をクリックして、現在のグラフに対する変更を保存します。

    後で、必要に応じて再使用するために、変更したグラフをEnterprise Managerに保存して「チャート・セット」メニューの選択項目として表示することもできます。これを行うには、「チャート・セット」メニューから「グラフの保存形式」を選択し、グラフ名を指定し、「OK」をクリックします。

    さらに、「チャート・セット」メニューから「デフォルト・チャート・セットとして設定」を選択することによって、このグラフをデフォルトのグラフとして設定し、このページがアクセスされた場合に表示されるようにできます。


    ヒント:

    グラフ・データを表形式で表示するには、最後のグラフの下にある「表ビュー」リンクをクリックします。