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Oracle® Enterprise Manager Cloud Control基本インストレーション・ガイド
12cリリース1 (12.1.0.1)
B65084-03
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2 ハードウェア要件

この章では、Oracle Management Service(OMS)、Oracle Management Agent(管理エージェント)、およびOracle Management Repository(管理リポジトリ)をインストールするために満たす必要のあるハードウェア要件について説明します。この章の具体的な内容は次のとおりです。

OMSのCPU、RAM、ヒープ・サイズ、およびハード・ディスク領域要件

表2-1に、OMS(一緒に提供される管理エージェントを含む)のインストールに必要な、CPU、物理メモリー(RAM)、ヒープ・サイズ、およびハード・ディスク領域要件を示します。

表2-1 OMSごとのCPU、RAM、ヒープ・サイズ、およびハード・ディスク領域要件



(1 OMS、1000未満のターゲット、100未満のエージェント、10未満の同時ユーザー・セッション)

(2 OMS、1000以上10,000未満のターゲット、100以上1000未満のエージェント、10以上25未満の同時ユーザー・セッション)

(3以上のOMS、10,000以上のターゲット、1000以上のエージェント、25以上50以下の同時ユーザー・セッション)

CPUコア/ホスト

2

4

8

RAM

6GB

8GB

16GB

ADP搭載RAM脚注 1 、JVMD脚注 2 

8GB

12GB

20GB

Oracle WebLogic Server JVMヒープ・サイズ

1.7GB

4GB

8GB

ハード・ディスク領域脚注 3 

7GB

7GB

7GB

ADP、JVMDのハード・ディスク容量

10GB

12GB

14GB


脚注 1 ADPマネージャは、アプリケーションの依存性とパフォーマンスです。

脚注 2 JVMDはJVM Diagnosticsです。

脚注 3 Oracleソフトウェア・ライブラリが構成されていない場合


注意:

追加のOMSをインストールする際(既存のものをクローニングして)、ソース・ホストにBIパブリッシャーをインストールした場合は、宛先ホストに7GBの追加ハード・ディスク容量を確保し、合計で14GBになることを確認してください。

管理エージェントのCPU、RAMおよびハード・ディスク領域要件

次の各項では、管理エージェントをインストールする場合のCPU、RAMおよびハード・ディスクの領域要件について説明します。

スタンドアロン管理エージェント

スタンドアロン管理エージェントの場合、各ホストに2CPUコア、512MBのRAMおよび1GBのハード・ディスク領域があることを確認します。

共有されている管理エージェント

マスター・エージェントの場合、各ホストに2CPUコア、512MBのRAMおよび1GBのハード・ディスク領域があることを確認します。

共有エージェントの場合、各ホストに2CPUコア、512MBのRAMおよび1MBのハード・ディスク領域があることを確認します。

管理リポジトリのCPU、RAMおよびハード・ディスク領域要件

表2-2に、管理リポジトリを構成するためのRAMおよびハード・ディスク領域要件を示します。

表2-2 管理リポジトリのRAMおよびハード・ディスク領域要件



(1 OMS、1000未満のターゲット、100未満のエージェント、10未満の同時ユーザー・セッション)

(2 OMS、1000以上10,000未満のターゲット、100以上1000未満のエージェント、10以上25未満の同時ユーザー・セッション)

(3以上のOMS、10,000以上のターゲット、1000以上のエージェント、25以上50以下の同時ユーザー・セッション)

CPUコア/ホスト脚注 1 

2

4

8

RAM

6GB

8GB

16GB

ハード・ディスク容量

50GB

200GB

400GB


脚注 1 高可用性を実現するためには、Oracle Real Application Cluster(Oracle RAC)データベースのセットアップが必要です。