表11-1に、Enterprise Managerを設定して使用するために実行する必要のある手順を示します。
表11-1 Enterprise Managerの設定および使用
ステップ | タスク | 説明 | 手順 |
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ステップ1 |
Oracleソフトウェア・ライブラリ設定の確認 |
ソフトウェア・ライブラリは、ソフトウェア・パッチ、仮想アプライアンス・イメージ、参照ゴールド・イメージ、アプリケーション・ソフトウェアおよび関連するディレクティブのスクリプトなどのソフトウェア・エンティティを格納するリポジトリです。 Enterprise Managerをインストールしたときに、Oracleソフトウェア・ライブラリを構成したことを確認してください。まだ構成されていないときは、新規のソフトウェア・ライブラリを構成します。 |
『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』のソフトウェア・ライブラリ記憶域の場所の構成に関する項 |
ステップ2 |
My Oracle Supportの接続の確認 |
My Oracle Supportに接続すると、サービス・リクエスト情報の表示、パッチの推奨事項の取得、管理プラグインおよびその他のソフトウェア・ライブラリのエンティティのダウンロードが可能になります。 My Oracle Supportに接続可能であることを確認します。 |
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ステップ3 |
Oracle Management Agentソフトウェアのダウンロード |
管理エージェントは、ホスト上のターゲットの監視に役立ちます。 Enterprise Manager Cloud Controlでサポートされている各種オペレーティング・システム用の管理エージェント・ソフトウェアは、自己更新コンソールを使用してソフトウェア・ライブラリにダウンロードできます。 |
『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』の管理エージェント・ソフトウェアの前提条件の確認に関する項 |
ステップ4 |
管理プラグインのダウンロードとデプロイ |
管理プラグインは、Cloud Controlへプラグインするコンポーネントで、様々な機能を提供します。 必要な管理プラグインの最新バージョンをダウンロードして、デプロイします。 |
『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』のプラグインのダウンロードに関する項、Oracle Management Serviceへのプラグインのデプロイに関する項およびOracle Management Agentへのプラグインのデプロイに関する項 |
ステップ5 |
ターゲットの検出 |
Enterprise Managerで監視や管理をするターゲットを検出し、選択します。Enterprise Managerは、可能性があるターゲットをスキャンできます。または、手動で独自にターゲットを追加できます。 |
『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』の手順1: IPスキャンを使用した管理対象外ホストの検出に関する項 『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』の手順4: ターゲットの昇格に関する項 |
ステップ6 |
電子メール通知の構成 |
特定のインシデント、イベントまたは問題が発生したときに通知します。 SMTPゲートウェイを構成すると、イベントやインシデントの電子メール通知の送信が可能になります。 |
『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』の通知の使用に関する章 |
ステップ7 |
管理ロールの作成 |
ロールとは、Enterprise Managerのリソース権限またはターゲット権限、あるいはその両方の集合です。ロールは管理アカウントに割り当てられ、Enterprise Managerへのアクセスを制御します。 ロールを作成し、組織に適切な権限を割り当てます。 |
『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』のEnterprise Managerの認証に関する項 |
ステップ8 |
管理者アカウントの作成 |
管理者とは、Enterprise Managerにログインして使用する権限のあるユーザーです。 管理者アカウントを作成し、権限を割り当て、Enterprise Managerへのアクセスを制御します。 |
『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』のEnterprise Managerの認証に関する項 |