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Image Packaging System のマニュアルページ Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
- Image Packaging System システムリポジトリ構成
pkg.sysrepo -p port [-c cache_dir] [-s cache_size] [-w http_proxy] [-W https_proxy]
pkg.sysrepo は Image Packaging System (IPS) システムリポジトリの構成ファイルを生成するために使用します。pkg.sysrepo は svc:/application/pkg/system-repository SMF (Service Management Facility) サービスによって呼び出されます。構成の変更は、SMF サービスのプロパティーに対して行うようにしてください。
システムリポジトリは、集中管理プロキシ経由で参照イメージに構成されているパッケージリポジトリへのアクセスを提供する責任があります。その参照イメージへの発行元の構成の変更は、システムリポジトリを使用するように構成されているすべてのクライアントにただちに認識されます。
システムリポジトリは、非大域ゾーンから、大域ゾーンに構成されているリポジトリにアクセスできるようにするために、主に大域ゾーンで使用されます。SMF サービス svc:/application/pkg/zones-proxyd および svc:/application/pkg/zones-proxy-client は非大域ゾーンと大域ゾーン間のトランスポートを提供する責任があります。このトランスポートは pkg(5) によってのみ使用されます。
http、https、および v4 ファイルリポジトリのみがサポートされます。p5p ベースのファイルリポジトリまたはそれより古いファイルリポジトリの形式はサポートされません。リポジトリバージョンの詳細については、pkgrepo(1) を参照してください。
サポートしているオプションは、次のとおりです。
構成されている発行元からの応答をキャッシュするために、システムリポジトリによって使用されるディレクトリの絶対パス。
デフォルトで、ファイルキャッシュが使用されます。ただし、特殊な値 memory を使用して、メモリー内キャッシュを使用するように指示できます。特殊な値 None を使用して、システムリポジトリでキャッシュを実行しないように指示できます。この設定は、config/cache_dir SMF プロパティーを使用して構成するようにしてください。
システムリポジトリが要求を待機するために使用するポート。この設定は、config/port SMF プロパティーを使用して構成するようにしてください。
システムリポジトリの最大キャッシュサイズを定義するメガバイト単位の整数値。この設定は、config/cache_max SMF プロパティーを使用して構成するようにしてください。
システムリポジトリが http ベースのパッケージリポジトリにアクセスするために使用できる Web プロキシを定義する形式 scheme:// hostname[:port] の文字列。この設定は、config/http_proxy SMF プロパティーを使用して構成できます。
システムリポジトリが https ベースのパッケージリポジトリにアクセスするために使用できる Web プロキシを定義する形式 scheme:// hostname[:port] の文字列。この設定は、config/https_proxy SMF プロパティーを使用して構成できます。
例 1 システムリポジトリの有効化
$ svcadm enable svc:/application/pkg/system-repository
次の終了ステータスが返されます。
コマンドが成功しました。
コマンドは有効な構成の書き込みに失敗しました。
無効なコマンド行オプションが指定された。
予期しない例外が発生しました。
次の属性については、attributes(5) を参照してください。
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http://hub.opensolaris.org/bin/view/Project+pkg/