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Oracle Solaris 11 ソフトウェアパッケージの追加および更新 Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
Update Manager は、すべてのインストール済みパッケージを、システムの制約で許可された最新バージョンに更新します。この制約は、インストール済みパッケージおよび発行元の構成によってシステムに課せられるものです。この機能は、次の方法で実行される機能と同じ働きをします。
パッケージマネージャー の GUI で、「更新」ボタンまたは「パッケージ」>「更新」メニューオプションを選択します。
packagemanager コマンドを使用します。
# packagemanager --update-all
pkg コマンドを使用します。
# pkg update
次のいずれかの方法で Update Manager を起動します。
更新が利用可能な場合、ステータスバーに通知が表示されます。通知で指示されている場所をクリックします。Update Manager アイコンは 3 つの箱を積み重ねた形をしています。
「システム」>「管理」>「Update Manager」の順に選択します。
# pm-updatemanager
「更新」ウィンドウが表示され、更新処理が始まります。
システムはすべてのカタログを更新します。
システムはすべてのインストール済みパッケージを評価し、パッケージの更新が利用可能かどうかを調べます。
更新が利用可能なパッケージがない場合、「有効な更新はありません」というメッセージが表示され、処理は停止します。
パッケージの更新が利用可能な場合、更新されるパッケージの一覧が確認のために表示されます。これは、「キャンセル」ボタンをクリックして更新を中止する最後の機会です。
更新を続けるには「続行」ボタンをクリックします。システムはすべてのパッケージの更新をダウンロードし、インストールします。
次のパッケージの更新が利用可能な場合、これらのパッケージが最初に更新されます。その後、ほかのパッケージが更新されます。
package/pkg package/pkg/packagemanger package/pkg/updatemanager
デフォルトでは、各パッケージは、最初にインストールされたときの取得元である発行元から更新されます。元の発行元が非固定の場合、パッケージの新しいバージョンがこのイメージと互換性があるものであれば、別の発行元からのパッケージをインストールすることができます。パッケージを固定または非固定として設定するには、パッケージマネージャーの「発行元の管理」ウィンドウまたは pkg set-publisher コマンドを使用します。
更新されるパッケージとイメージポリシーに応じて、新しい BE が作成されることがあります。
更新処理中にエラーが発生した場合、「詳細」パネルが展開され、エラーの詳細が表示されます。問題が発生した段階の隣に、エラーステータスのインジケータが表示されます。
更新に伴ってシステムが新しい BE を作成した場合、デフォルトの BE の名前を編集できます。BE の名前を編集したら、「今すぐ再起動」ボタンをクリックしてシステムをすぐに再起動します。システムをあとから再起動するには「あとで再起動」ボタンをクリックします。再ブートして新しい BE にブートする必要があります。新しい BE はブート時のデフォルトの選択肢になります。現在の BE は、代替のブート選択肢になります。
pm-updatemanager(1) コマンドでは、次のオプションがサポートされています。
表 2-2 Update Manager のコマンドオプション
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