ナビゲーションリンクをスキップ | |
印刷ビューの終了 | |
Oracle Solaris 11 パッケージリポジトリのコピーおよび作成 Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
Oracle Solaris 11 パッケージリポジトリのコピーおよび作成は、Oracle Solaris Image Packaging System (IPS) 機能を使用してソフトウェアパッケージリポジトリを作成する方法について説明します。IPS ツールによって、独自のパッケージのために既存のパッケージのコピーまたは独自のリポジトリの作成が簡単に実行でき、リポジトリ内のパッケージを簡単に更新することができます。リポジトリのユーザーにはファイルインタフェースまたは HTTP インタフェースを提供できます。
本書は、ソフトウェアのインストールおよび管理を行うか、ソフトウェアのインストールおよび管理を行うほかのユーザーを支援するシステム管理者を対象としています。
第 1 章Image Packaging System パッケージリポジトリではローカル IPS パッケージリポジトリを提供するメリットについて説明し、リポジトリ用の ZFS ファイルシステムを作成する方法を示します。
第 2 章IPS パッケージリポジトリのコピーでは、ファイルからのリポジトリのコピーおよびインターネットロケーションからのリポジトリのコピーについて説明します。
第 3 章リポジトリへのアクセスの提供では、クライアントがリポジトリのパッケージを表示し、リポジトリからパッケージをインストールできるようにする方法について説明します。
第 4 章ローカル IPS パッケージリポジトリの保守では、次の作業を実施する方法について説明します。
更新されたパッケージをリポジトリに追加する
リポジトリのプロパティーの値を変更する
パッケージを別のソースからリポジトリに追加する
1 つのサーバー上にある複数のリポジトリへのアクセスを設定する
リポジトリ集積サーバーを構成する
『Oracle Solaris の管理: 一般的なタスク』の第 6 章「サービスの管理 (概要)」では、Oracle Solaris サービス管理機能 (SMF) について説明します
Oracle のお客様は、My Oracle Support を通じて電子的なサポートを利用することができます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info を参照してください。聴覚に障害をお持ちの場合は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs を参照してください。
このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。
表 P-1 表記上の規則
|
Oracle Solaris OS に含まれるシェルで使用する、UNIX のデフォルトのシステムプロンプトとスーパーユーザープロンプトを次に示します。コマンド例に示されるデフォルトのシステムプロンプトは、Oracle Solaris のリリースによって異なります。
C シェル
machine_name% command y|n [filename]
C シェルのスーパーユーザー
machine_name# command y|n [filename]
Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェル
$ command y|n [filename]
Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェルのスーパーユーザー
# command y|n [filename]
[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。
| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。
キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。
ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-D は Control キーを押したまま D キーを押すことを意味します。