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Oracle Solaris 11 セキュリティーガイドライン Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
このガイドは、Oracle Solaris オペレーティングシステム (Oracle Solaris OS) のセキュリティーガイドラインを示しています。最初に、このガイドではエンタープライズ OS が対処する必要があるセキュリティー問題について説明します。次に、Oracle Solaris OS のデフォルトのセキュリティー機能について説明します。最後に、システムを強化し、Oracle Solaris セキュリティー機能を使用してデータやアプリケーションを保護する際に実行する特定のステップについて説明します。このガイドの推奨事項は、サイトのセキュリティーポリシーに合わせて調整できます。
Oracle Solaris 11 セキュリティーガイドライン は、次の作業を行うセキュリティー管理者およびその他の管理者を対象としています。
セキュリティー要件の分析
ソフトウェアへのサイトのセキュリティーポリシーの実装
Oracle Solaris OS のインストールと構成
システムおよびネットワークセキュリティーの保守
このガイドを使用するには、UNIX 管理の一般知識、ソフトウェアセキュリティーの適切な基盤、およびサイトのセキュリティーポリシーの知識が必要です。
Oracle のお客様は、My Oracle Support を通じて電子的なサポートを利用することができます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info を参照してください。聴覚に障害をお持ちの場合は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs を参照してください。
このマニュアルでは、次のような字体や記号を特別な意味を持つものとして使用します。
表 P-1 表記上の規則
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Oracle Solaris OS に含まれるシェルで使用する、UNIX のデフォルトのシステムプロンプトとスーパーユーザープロンプトを次に示します。コマンド例に示されるデフォルトのシステムプロンプトは、Oracle Solaris のリリースによって異なります。
C シェル
machine_name% command y|n [filename]
C シェルのスーパーユーザー
machine_name# command y|n [filename]
Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェル
$ command y|n [filename]
Bash シェル、Korn シェル、および Bourne シェルのスーパーユーザー
# command y|n [filename]
[ ] は省略可能な項目を示します。上記の例は、filename は省略してもよいことを示しています。
| は区切り文字 (セパレータ) です。この文字で分割されている引数のうち 1 つだけを指定します。
キーボードのキー名は英文で、頭文字を大文字で示します (例: Shift キーを押します)。ただし、キーボードによっては Enter キーが Return キーの動作をします。
ダッシュ (-) は 2 つのキーを同時に押すことを示します。たとえば、Ctrl-D は Control キーを押したまま D キーを押すことを意味します。