Oracle Solaris 10 と Oracle Solaris 11 のシステム構成ツールの比較
表 8-1 Oracle Solaris 10 構成ツールと Oracle Solaris 11 構成ツールの比較
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システム、ネットワーク、およびネームサービスの構成 |
/etc 内のさまざまなファイルに格納されます |
さまざまな SMF サービスで管理されます |
システムコンソールサービス (シリアルポートモニター) の構成 |
getty、pmadm、ttyadm、ttymon |
svc:/system/console-login:terma SMF サービス svc:/system/console-login:termb
SMF サービス |
システム構成 (ノード名またはホスト名) |
/etc/nodename を編集します |
svccfg -s は、SMF サービス svc:system/identity:node の config/nodename プロパティーを目的の名前に設定します。変更を有効にするには、サービスの更新と再起動を行う必要があります。
注 - DHCP を使用するようにシステムが構成されている場合
(自動 NCP が有効な場合は必ずそのように構成される)、SMF サービスプロパティーが設定されるのは、DHCP サーバーから nodename/hostname オプション (DHCP 標準オプションコード 12) の値が提供されない場合だけです。
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電源管理 |
/etc/power.conf を編集するか、pmconfig
を使用します |
poweradm |
システムの構成解除および再構成 |
sysidtool、 sys-unconfig、 sysidconfig、 および sysidcfg |
sysconfig または SCI tool |
システムの登録 |
自動登録ツール |
Oracle Configuration Manager |
システムの復旧 |
フラッシュアーカイブ機能 |
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プリンタの構成および管理 |
LP
印刷コマンド、Solaris 印刷マネージャー |
CUPS コマンド行ツール、CUPS 印刷マネージャー、および CUPS Web ブラウザインタフェース |
ロケールおよびタイムゾーンの構成 |
/etc/default/init を編集します |
ロケール: svc:/system/environment:initタイムゾーン: svc:/system/timezone:default |
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