ナビゲーションリンクをスキップ | |
印刷ビューの終了 | |
Oracle Solaris Studio 12.3: C ユーザーガイド Oracle Solaris Studio 12.3 Information Library (日本語) |
E.1.2.1 (5.1.2.2.1) main の引数の意味
E.1.2.2 (5.1.2.3) 対話型デバイスを構成するもの
E.1.3.1 (6.1.2) 外部リンケージのない識別子の先頭から (31 を超える) 有意文字の数
(6.1.2) 外部リンケージのある識別子の先頭から (6 を超える) 有意文字の数
E.1.4.1 (5.2.1) ソースと実行の文字セットについて (規格に明確に規定されているものを除く)
E.1.4.2 (5.2.1.2) 複数バイト文字を符号化するためのシフト状態について
E.1.4.3 (5.2.4.2.1) 実行文字セットで 1 文字のビット数
E.1.4.4 (6.1.3.4) ソース文字セット (文字と文字列リテラル) メンバーの実行文字セットメンバーへの配置
E.1.4.5 (6.1.3.4) 基本の実行文字セット、またはワイド文字定数用の拡張文字セットのどちらにも表現されていない文字や、エスケープシーケンスを含む整数文字定数の値
E.1.4.6 (6.1.3.4) 2 つ以上の文字を含む整数文字定数の値、または 2 つ以上の複数バイト文字を含むワイド文字定数の値
E.1.4.7 (6.1.3.4) 複数バイト文字を対応するワイド文字 (コード) に変換するのに使用される現ロケール (locale)
E.1.4.8 (6.2.1.1) 何も付いていない char は、signed char と、unsigned char のどちらと同じ範囲の値を持つか
E.1.5.1 (6.1.2.5) 整数の型の表現と値について
E.1.5.2 (6.2.1.2) 値を表現できない場合に整数をより短い符号付き整数に変換した結果、また符号なしの整数を同じ長さの符号付き整数に変換した結果
E.1.5.3 (6.3) 符号付き整数におけるビット単位演算の結果
E.1.5.4 (6.3.5) 整数の除算における剰余の符号について
E.1.5.5 (6.3.7) 負の値を持つ符号付き整数型を右シフトした結果
E.1.6.1 (6.1.2.5) 浮動小数点数の型の表現と値
E.1.6.2 (6.2.1.3) 整数値が元の値を完全には表現できない浮動小数点数に変換された場合の切り捨ての指示
E.1.6.3 (6.2.1.4) 浮動小数点数が短い浮動小数点数に変換された場合の切り捨てまたは丸めの指示
E.1.7.1 (6.3.3.4, 7.1.1) 配列の最大サイズを維持するのに必要な整数型。すなわち、sizeof 演算子の size_t の型
E.1.7.2 (6.3.4) ポインタを整数に cast で型変換した結果、またはその逆の結果
E.1.7.3 (6.3.6, 7.1.1) 同じ配列のメンバーへの 2 つのポインタの相違 ptrdiff_t を維持するのに必要な整数型
E.1.8.1 (6.5.1) register 記憶クラス指定子を使用して、オブジェクトを実際に入れることのできるレジスタの数
E.1.9 構造体、共用体、列挙型、およびビットフィールド (G.3.9)
E.1.9.1 (6.3.2.3) 共用体のオブジェクトのメンバーはほかの型のメンバーを使用してアクセスされる
E.1.9.2 (6.5.2.1) 構造体のメンバーのパディングと整列条件
E.1.9.3 (6.5.2.1) 単なる int のビットフィールドは signed int ビットフィールドとみなされるか、unsigned int ビットフィールドとみなされるか
E.1.9.4 (6.5.2.1) int 内のビットフィールドの割り当て順序
E.1.9.5 (6.5.2.1) ビットフィールドは記憶装置の境界を越えることができるか
E.1.9.6 (6.5.2.2) 列挙型の値を表現するための整数型
E.1.10.1 (6.5.5.3) volatile 修飾子型を持つオブジェクトへのアクセス方法
E.1.11.1 (6.5.4) 算術演算、構造体、または共用体の型が修正可能な宣言子の最大数
E.1.12.1 (6.6.4.2) switch 文中の case 値の最大個数
E.1.13.1 (6.8.1) 条件付きのインクルードを制御する定数式のシングルキャラクタ文字定数の値は、実行文字セット中の同一の文字定数の値に一致するか
E.1.13.2 (6.8.1) そのような文字定数は負の値をとり得るか
E.1.13.3 (6.8.2) インクルード可能なソースファイルの位置を知る方法
E.1.13.4 (6.8.2) インクルード可能なソースファイルの引用符付きの名前のサポート
E.1.13.5 (6.8.2) ソースファイルの文字シーケンスの配置
E.1.13.6 (6.8.6) 認識された各 #pragma 命令の動作:
E.1.13.7 (6.8.8) 翻訳の日付と時間がわからないときの __DATE__ と __TIME__ の定義
E.1.14.1 (7.1.6) マクロの NULL を拡張した null ポインタ定数
E.1.14.2 (7.2) assert 関数によって出力される診断と assert 関数の終了動作
E.1.14.3 (7.3.1) isalnum、isalpha、iscntrl、 islower、isprint、および isupper 関数によってテストされる文字セット:
E.1.14.4 (7.5.1) ドメインエラーの数値演算関数によって返される値
E.1.14.5 (7.5.1) アンダーフローエラーの場合に、数値演算関数が整数式 errno をマクロ ERANGE の値に設定するかどうか
E.1.14.6 (7.5.6.4) fmod 関数の第 2 引数が 0 を持つ場合に、ドメインエラーとなるか、0 が返されるか
E.1.14.7 (7.7.1.1) signal 関数に対するシグナルの集合:
E.1.14.8 (7.7.1.1) signal 関数によって認識される各 signal のデフォルトの取扱い、およびプログラムのスタートアップ時における取扱い
E.1.14.9 (7.7.1.1) シグナルハンドラを呼び出す前に signal(sig, SIG_DFL); 相当のものが実行されない場合は、どのシグナルがブロックされるか
E.1.14.10 (7.7.1.1) SIGILL 関数に指定されたハンドラにより SIGILL シグナルが受信された場合は、デフォルト処理はリセットされるか
E.1.14.11 (7.9.2) テキストストリームの最終行で、改行文字による終了を必要とするか
E.1.14.12 (7.9.2) 改行文字の直前でテキストストリームに書き出されたスペース文字は読み込みの際に表示されるか
E.1.14.13 (7.9.2) バイナリストリームに書かれたデータに追加することのできる null 文字の数
E.1.14.14 (7.9.3) アペンドモードのストリームのファイル位置指示子は、最初にファイルの始まりと終わりのどちらに置かれるか
E.1.14.15 (7.9.3) テキストストリームへの書き込みを行うと、書き込み点以降の関連ファイルが切り捨てられるか
E.1.14.16 (7.9.3) ファイルのバッファリングの特徴
E.1.14.17 (7.9.3) ゼロ長ファイルは実際に存在するか
E.1.14.18 (7.9.3) 有効なファイル名を作成するための規則
E.1.14.19 (7.9.3) 同一のファイルを何回も開くことができるか
E.1.14.20 (7.9.4.1) 開いたファイルへの remove 関数の効果
E.1.14.21 (7.9.4.2) rename 関数を呼び出す前に新しい名前を持つファイルがあった場合、そのファイルはどうなるか
E.1.14.22 (7.9.6.1) fprintf 関数における %p 変換の出力
E.1.14.23 (7.9.6.2) fscanf 関数における %p 変換の入力
E.1.14.24 (7.9.6.2) fscanf 関数における %[ 変換のための走査リストで最初の文字でも最後の文字でもないハイフン文字 - の解釈
E.1.15.1 (7.12.1) 現地時間帯と夏時間の設定
E.1.15.2 (7.12.2.1) clock 関数の経過時間
E.1.15.3 (5.2.1) 必要なメンバー以外の実行文字セットの内容
E.1.15.5 (7.1.1) 10 進小数点を表わす文字
E.1.15.6 (7.3) 処理系ごとに定義される文字テストおよびケース配置関数の項目
括弧内の数は、ISO/IEC 9899/1990 規格のセクション番号に対応しています。
エラーメッセージは次の書式です。
filename, line line number: message
警告メッセージは次の書式です。
filename, line line number: warning message
ここで
ファイル名とはエラーまたは警告があったファイルの名前です
行番号とはエラーまたは警告が検出された行の番号です
メッセージとは診断メッセージです
int main (int argc, char *argv[]) { .... }
argc はプログラムの呼び出しに伴うコマンド行引数の数です。シェルによって展開されたあとは、argc は必ず 1 以上、つまりプログラム名が 1 つ以上になります。
argv はコマンド行引数へのポインタ配列です。
対話型デバイスにはシステムライブラリコールの isatty() が 0 以外の値を返します。
最初の 1,023 文字が有意です。識別子は大文字と小文字を別の文字として扱います。
最初の 1,023 文字が有意です。識別子は大文字と小文字を別の文字として扱います。
どちらの文字セットも ASCII 文字セットやロケール固有の拡張文字と同一です。
シフト状態はありません。
ASCII 部分では、1 文字に 8 ビットです。ロケール固有の拡張文字部分では、ロケール固有の 8 ビットの倍数です。
ASCII 部分では、配置はソース文字と実行文字と同様です。
右端の文字が示す数値です。たとえば、 ’\q’ は ’q’ に等しくなります。このようなエスケープシーケンスが発生すると警告が発行されます。
エスケープシーケンスの発生しない複数バイト文字セットの値は、各文字の示す数値から派生しています。
有効なロケールは LC_ALL、LC_CTYPE、または LANG 環境変数のいずれかで指定されたものです。
char は、signed char とみなされます。
表 E-1 整数の表現と値
|
整数がより短い signed 整数に変換される場合は、長い方の整数の下位ビットが短い方の signed 整数に複写されます。結果は負になることがあります。
符号なし整数が同サイズの signed 整数に変換される場合は、unsigned 整数の下位ビットが signed 整数に複写されます。結果は負になることがあります。
ビット単位演算を signed の型に適用すると、sign ビットを含むオペランドのビット単位演算となります。その結果の各ビットは、両オペランドの対応するビットが設定されていた場合にのみ設定されます。
結果は被除数と同じ符号になります。たとえば、-23/4 の剰余は -3 となります。
表 E-2 float の値
|
表 E-3 double の値
|
表 E-4 long double の値
|
数値は元の値の近似値に丸められます。
数値は元の値の近似値に丸められます。
stddef.h において定義されている unsigned int です (—m32 の場合)。
unsigned long (-m64 の場合)
ポインタおよび int、long、unsigned int、unsigned long 型の値ではビットパターンは変わりません。
stddef.h において定義されている int です (—m32 の場合)。
long (-m64 の場合)
有効なレジスタ宣言の数は使用パターンおよび各関数における定義に依存し、割り当て可能なレジスタ数に制限されます。コンパイラやオプティマイザは、レジスタ宣言に従う必要はありません。
共用体のメンバーに記憶されているビットパターンがアクセスされ、アクセスしたメンバーの型に従って値が解釈されます。
表 E-5 構造体メンバーのパディングと整列
|
各要素が適切な境界上に並ぶように、構造体のメンバーが自動的に埋め込まれます。
構造体自身の整列条件はそのメンバーの整列条件と同一です。たとえば、chars 型だけの struct は整列の制限がありませんが、—m64 を使用してコンパイルされた double 型を含む struct は 8 バイトの境界上に並びます。
unsigned int とみなされます。
ビットフィールドは、記憶装置内で高位から低位の順に割り当てられます。
ビットフィールドは記憶装置の境界を越えません。
int 型です。
オブジェクト名を参照するたびに、そのオブジェクトへアクセスされます。
コンパイラによる制限はありません。
コンパイラによる制限はありません。
前処理命令内の文字定数はほかの式のものと同一の数値を持ちます。
この場合の文字定数は負の値を取ることがあります。
最初に、ファイル名が < > によって区切られたファイルを、-I オプションによって指定されたディレクトリの中で検索します。次に、標準ディレクトリの中を検索します。異なるデフォルト位置を指定するのに -YI オプションが使用されていないかぎり、標準ディレクトリは /usr/include です。
最初に、ファイル名が引用符によって区切られたファイルを、#include 文のあるソースファイルのディレクトリ内で検索します。次に、-I オプションによって指定されたディレクトリの中を検索し、最後に標準ディレクトリ内を検索します。
< > や二重引用符で囲まれたファイル名が / で始まっている場合は、そのファイル名はルートディレクトリで始まるパス名であると解釈されます。このファイルの検索はルートディレクトリの中でのみ行われます。
include 命令の引用符付きのファイル名はサポートされます。
ソースファイルの文字は対応する ASCII の値に配置されます。
次に示すプラグマがサポートされています。詳細は、「2.11 プラグマ」 を参照してください。
align integer (variable[, variable])
c99 (“implicit” | “no%implicit”)
does_not_read_global_data (funcname [, funcname])
does_not_return (funcname[, funcname])
does_not_write_global_data (funcname[, funcname])
error_messages (on|off|default, tag1[ tag2... tagn])
fini (f1[, f2..., fn])
hdrstop
ident string
init (f1[, f2..., fn])
inline (funcname[, funcname])
int_to_unsigned (funcname)
MP serial_loop
MP serial_loop_nested
MP taskloop
no_inline (funcname[, funcname])
no_warn_missing_parameter_info
nomemorydepend
no_side_effect (funcname[, funcname])
opt_level (funcname[, funcname])
pack(n)
pipeloop(n)
rarely_called (funcname[, funcname])
redefine_extname old_extname new_extname
returns_new_memory (funcname[, funcname])
unknown_control_flow (name[, name])
unroll (unroll_factor)
warn_missing_parameter_info
weak symbol1 [= symbol2]
これらのマクロは常に使用できます。
NULL は 0 になります。
診断は次のようになります。
Assertion failed: statement. file filename, line number
ここで
statement は表明に失敗した文です
filename は障害を持ったファイルの名前です
line number は障害が発生した行の番号です
表 E-6 isalpha、islower などによりテストされる文字セット
|
表 E-7 ドメインエラーの場合の戻り値
|
アンダーフローが検出された場合、scalbn を除いた数値演算関数は errno を ERANGE に設定します。
この場合は、ドメインエラーとして第 1 引数が返されます。
次の表に signal 関数が認識する各シグナルの意味を示します。
表 E-8 signal シグナルの意味
|
上記を参照してください。
signal(sig,SIG_DFL) 相当のものは、常に実行されます。
最終行を改行文字で終了する必要はありません。
ストリームが読み込まれるときにはすべての文字が表示されます。
バイナリストリームには null 文字を追加しません。
ファイル位置指示子は最初にファイルの終わりに置かれます。
ハードウェアの命令がないかぎり、テキストストリームへの書き込みによって書き込み点以降の関連ファイルが切り捨てられることはありません。
標準エラーストリーム (stderr) を除く出力ストリームは、デフォルトでは、出力が ファイルの場合にはバッファリングされ、出力が端末の場合にはラインバッファリングされます。標準エラー出力ストリーム (stderr) は、デフォルトではバッファリングされません。
バッファリングされた出力ストリームは多くの文字を保存し、その文字をブロックとして書き込みます。バッファリングされなかった出力ストリームは宛先ファイルあるいは端末に迅速に書き込めるように情報の待ち行列を作ります。行バッファリングされた出力は、その行が完了するまで (改行文字が要求されるまで) 行単位の出力待ち行列に入れられます。
ディレクトリエントリを持つという意味ではゼロ長ファイルは存在します。
有効なファイル名は 1 から 1,023 文字までの長さで、null 文字とスラッシュ (/) 以外のすべての文字を使用することができます。
同一のファイルを何回も開くことができます。
ファイルを閉じる最後の呼び出しによりファイルが削除されます。すでに除去されたファイルをプログラムが開くことはできません。
そのようなファイルがあれば削除され、新しいファイルが元のファイルの上に書き込まれます。
%p の出力は %x と等しくなります。
%p の入力は %x と等しくなります。
- 文字は包含的範囲を意味します。すなわち、[0-9] は [0123456789] に等しくなります。
clock 関数の経過時間は、プログラム実行開始時を原点とする時間経過として表現されます。
ホスト環境については次のようなロケール固有の性質があります。
ロケール依存です。C ロケールでは、文字セットの拡張はありません。
常に左から右に印刷されます。
ロケール依存です (C ロケールでは、ピリオド「.」)。
「4.3.1」と同義です。
ロケール依存です。C ロケールでは、照合順序は ASCII の照合シーケンスと同じです。
ロケール依存です。C ロケールでの形式を次の表にまとめます。月の名前は次のとおりです。
表 E-9 月の名前
|
曜日の名前は次のとおりです。
表 E-10 曜日の名前と省略名
|
時間の書式は次のとおりです。
%H:%M:%S
日付の書式は次のとおりです。
%m/%d/%y