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Oracle Solaris Studio 12.3: C ユーザーガイド Oracle Solaris Studio 12.3 Information Library (日本語) |
1.1 Oracle Solaris Studio 12.3 リリースの C バージョン 5.12 の新機能
ILP32 32 ビットモデル用にコンパイルするには、—m 32 オプションを使用します。ILP64 64 ビットモデル用にコンパイルするには、—m64 オプションを使用します。
ILP32 モデルは、C 言語の int、long、およびポインタデータ型がすべて 32 ビット拡張であることを指定します。LP64 モデルは、long およびポインタデータ型がすべて 64 ビット拡張であることを指定します。Oracle Solaris および Linux OS は、LP64 メモリーモデルの大きなファイルや大きな配列もサポートします。
—m64 を使用してコンパイルを行う場合、結果の実行可能ファイルは、64 ビットカーネルを実行する Solaris OS または Linux OS の 64 ビット UltraSPARC または x86 プロセッサでのみ動作します。コンパイル、リンク、および 64 ビットオブジェクトの実行は、64 ビット実行をサポートする Solaris または Linux OS でのみ行うことができます。