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Oracle Solaris Studio 12.3: パフォーマンスアナライザ Oracle Solaris Studio 12.3 Information Library (日本語) |
アナライザに複数の実験または実験グループを読み込むことができます。デフォルトでは、同じ実行可能ファイル上での複数の実験が読み込まれると、データは集計され、1 つの実験であるかのように表示されます。このデータを別々に表示して、実験データを比較することもできます。
アナライザで 2 つの実験を比較するには、最初の実験を通常どおりに開いてから「ファイル」 > 「実験を追加」を選択して、2 つ目の実験を読み込みます。これらを比較するには、比較をサポートするタブを右クリックし、「実験の比較モードを有効にする」を選択します。
実験の比較をサポートするタブは、「関数」、「呼び出し側-呼び出し先」、「ソース」、「逆アセンブリ」、「行」、および「PC」です。比較モードでは、これらのタブ上において、実験または実験グループのデータは隣接する列に表示されます。列は、実験または実験グループの読み込み順に表示され、追加のヘッダー行に実験名または実験グループ名が示されます。
.er.rc ファイルで compare on と設定すると、デフォルトで比較モードが有効になります。または、アナライザの「データ表示方法の設定」ダイアログボックスで、「書式」タブの「実験を比較」オプションを選択することにより、比較モードを有効にできます。これをデフォルトにするには、「保存」ボタンをクリックして .er.rc ファイルに compare on を追加します。
er_print compare コマンドを使って、実験を比較することもできます。詳細は、「compare { on | off }」を参照してください。