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Oracle® Database Firewallインストレーション・ガイド
リリース5.0
B65095-01
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2 Oracle Database Firewallのインストール前の要件

この章の内容は、次のとおりです。

インストールを実行するために必要な権限

信頼できるユーザーであれば誰でも、Oracle Database Firewallをインストールできます。インストールを完了するために管理権限は必要ありません。

Database FirewallおよびManagement Serverのハードウェア要件

各Database FirewallおよびManagement Serverは、Oracle Database Firewall専用に使用されるIntel x86サーバーにインストールする必要があります。それぞれの要件は同じです。インストール・プロセスによりコンピュータの再イメージ化が行われるため、その他のアクティビティに使用されているコンピュータは使用しないでください。

この項の内容は、次のとおりです。

Oracle Linuxバージョンの確認

インストール手順用のOracle Linuxバージョン5.5 x86 DVDが必要です。次のWebサイトからOracle Linuxをダウンロードできます。

https://edelivery.oracle.com/linux

メモリー要件の確認

Intel x86サーバーには、少なくとも1GBのRAMが必要です。次のコマンドを実行してメモリーを確認できます。

grep MemTotal /proc/meminfo

ディスク領域の確認

Intel x86サーバーには、少なくとも80GBのディスク領域を持つ単一ハード・ドライブが必要です。次のコマンドを実行してディスク領域を確認できます。

df -h

ネットワーク・インタフェース・カードの確認

Database FirewallおよびManagement Serverに使用するIntel x86サーバーごとに、少なくとも3つのポートが必要です。3つのポートを含む1つのネットワーク・インタフェース・カード(NIC)で十分です。

Analyzerのハードウェア要件

AnalyzerはWindows VistaまたはWindows XPにインストールできます。

サポートされているデータベース・バージョン

これらのデータベース(保護されたデータベースとも呼ばれます)は、Oracle Database Firewallを使用して監視するデータベースです。表2-1は、通常の監視でサポートされているデータベース製品と、直接データベース問合せ(DDI)、ユーザー・ロール監査(URA)、ストアド・プロシージャ監査(SPA)およびローカル・モニターを示しています。

表2-1 サポートされているデータベースおよびサポートされているDatabase Firewall機能

サポートされているデータベース 直接データベース問合せ ユーザー・ロール監査 ストアド・プロシージャ監査 ローカル・モニター

Oracle Database 8i





Oracle Database 9i


Oracle Database 10g


Oracle Database 11g


Microsoft SQL Server 2000



Microsoft SQL Server 2005

Microsoft SQL Server 2008

Sybase Adaptive Server Enterprise (ASE)バージョン12.5.4から15.0.x


Sybase SQL Anywhereバージョン10.0.1


IBM DB2バージョン9.x (Linux、UNIX、Microsoft Windows)




リモート・モニターの使用要件

リモート・モニター・ソフトウェアを使用する場合は、使用する計画のサーバーが次の要件を満たしていることを確認します。

サポート対象の言語とキャラクタ・セット

Oracle Database FirewallおよびDatabase Firewall Analyzerは英語のみで使用できますが、Unicodeキャラクタ・セットをサポートしています。

互換性のあるサード・パーティ製品

Oracle Database Firewallは、次のサード・パーティ製品とともに使用できます。