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Oracle® WebCenter Content Content Serverシステム管理者ガイド
11g リリース1 (11.1.1)
B65037-02
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A ユーザー・インタフェース

この付録では、Oracle WebCenter Contentサーバー(コンテンツ・サーバー)管理インタフェースに関する次のトピックについて説明します。

システム・プロパティおよび設定インタフェース

セキュリティおよびユーザー・アクセス・インタフェース

コンポーネント・インタフェース

システム移行インタフェース

A.1 システム・プロパティおよび設定インタフェース

次のインタフェースは、コンテンツ・サーバーのシステム・プロパティおよび設定を構成するために使用します。

A.1.1 管理サーバー・インタフェース

管理サーバーを使用する場合、次の画面を利用できます。

A.1.1.1 管理サーバー・ページ

この画面は、サーバー・ステータスの表示、コンポーネントの管理、およびコンテンツ・サーバーのシステム・プロパティ、ログおよび監査情報へのアクセスを実行するために使用します。

「管理サーバー」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「管理」「管理サーバー」を選択します。

要素 説明

サーバーのステータス

「管理サーバー」ホーム・ページにコンテンツ・サーバーの現在のステータスを表示します。コンテンツ・サーバー・インスタンスを起動、停止または再起動するには、Oracle Weblogic Server管理コンソールを使用します。

コンポーネント・マネージャ

「管理サーバー」ページの一部として含まれている、「コンポーネント・マネージャ」ページを表示します。このページは、コンテンツ・サーバー・コンポーネントを表示、有効化および無効化する場合に使用します。このページから「拡張コンポーネント・マネージャ」ページにアクセスすることもできます。

一般構成

「システム・プロパティ」: 「オプション」タブに表示されるのと同じ設定が表示される「管理サーバー」: 「一般構成」画面を表示します。このページは、一般的なコンテンツ・サーバー構成を表示または変更するために使用します。

コンテンツ・セキュリティ

「システム・プロパティ」: 「コンテンツ・セキュリティ」タブに表示されるのと同じ情報が表示される「管理サーバー」: 「コンテンツ・セキュリティ」画面を表示します。このページは、コンテンツ・サーバー・セキュリティ構成を表示または変更するために使用します。

インターネットの構成

「システム・プロパティ」: 「インターネット」タブに表示されるのと同じ設定が表示される「管理サーバー」: 「インターネットの構成」画面を表示します。このページは、コンテンツ・サーバー・インスタンスのインターネット構成を表示または変更するために使用します。

管理出力の表示

管理サーバー出力画面を表示します。このページは、コンソール出力を表示するために使用します。

サーバー・ログの表示

コンテンツ・サーバー・ログ・ファイルのリストを表示します。

プロバイダの表示

「プロバイダ」ページを表示します。

システム監査情報

「システム監査情報」ページを表示します。このページには、コンテンツ・サーバー・インスタンスに関する一般的な情報に加え、ローカライズ、トレース・セクション、キャッシュ、構成エントリ、コンポーネント・レポートに関する情報が表示されます。


A.1.2 システム・プロパティ構成インタフェース

システム・プロパティ・ユーティリティを使用すると、コンテンツ・サーバー・インスタンスのシステム・オプションおよび機能を構成できます。次のユーティリティは、コンテンツ・サーバー・インスタンスがインストールされているコンピュータからスタンドアロン・アプリケーションとしてのみ起動できます。このアプリケーションを起動するのに必要な方法は、WindowsインストールとUNIXインストールとで若干異なります。

「システム・プロパティ」画面については周囲のテキストで説明しています。

システム・プロパティ・ユーティリティには、システムの機能を構成する次のタブが提供されています。一部の機能は管理サーバー・インタフェースから指定することもできますが、このユーティリティで指定する必要のある機能もあります。

システム・プロパティの変更内容を反映するには、コンテンツ・サーバー・インスタンスを再起動する必要があります。

要素 説明

「オプション」タブ

コンテンツ・サーバー・インスタンスの一般的なオプションを設定するために使用します。一般的なオプションの構成を参照してください。

「コンテンツ・セキュリティ」タブ

コンテンツ・アイテムのセキュリティに関するオプションを設定するために使用します。コンテンツ・セキュリティの構成を参照してください。

「インターネット」タブ

コンテンツ・サーバーのWebエンティティとの相互作用に関するオプションを設定するために使用します。インターネット情報の構成を参照してください。

「データベース」タブ

データベース・オプションを設定するために使用します。システム・プロパティ: データベース・タブを参照してください。

「サーバー」タブ

コンテンツ・サーバー・インスタンスのサーバー機能を設定するために使用します。「システム・プロパティ」: 「サーバー」タブを参照してください。

「ローカライズ」タブ

ローカライズ・オプションを設定するために使用します。

「パス」タブ

コンテンツ・サーバーのディレクトリ・パスを設定するために使用します。システム・プロパティ: パス・タブを参照してください。


A.1.2.1 一般オプションの構成

「システム・プロパティ」: 「オプション」タブまたは「管理サーバー」: 「一般構成」ページで、一般的なオプションを設定できます。

A.1.2.1.1 「システム・プロパティ」: 「オプション」タブ

このタブは、コンテンツ・サーバー・インスタンスの一般的な機能のオプションを設定するために使用します。

「システム・プロパティ」の「オプション」タブについては周囲のテキストで説明しています。

システム・プロパティ・アプリケーションは、コンテンツ・サーバー・インスタンスがインストールされているコンピュータからスタンドアロン・アプリケーションとしてのみ起動できます。このプログラムを起動するのに必要な方法は、WindowsインストールとUNIXインストールとで若干異なります。

構成の変更内容を反映するには、コンテンツ・サーバー・インスタンスを再起動する必要があります。

要素 説明

チェックイン時のフォーマットの上書きを許可する

(IsOverrideFormat)

選択すると、ユーザーはチェックイン時にドキュメントのフォーマットを選択できます。これは次の状況で役立ちます。

  • アプリケーションのデフォルト拡張子がファイル名に使用されていない場合。たとえば、customer.ltrという名前のMicrosoft Wordドキュメントにはデフォルトのアプリケーション拡張子である.docがありませんが、コントリビュータはチェックイン・ページの「フォーマット」リストから「Microsoft Wordドキュメント」を選択して、コンテンツ・サーバー・インスタンスにファイルの変換方法を指示できます。

  • ユーザーがファイルの変換および索引作成の方法を決定する必要がある場合。たとえば、Corel WordPerfectドキュメントをテキスト・ファイルとして渡すように設定するとします。コントリビュータがチェックイン・ページの「フォーマット」オプションを「デフォルトの使用」のままにした場合、ファイルは自動的にテキストに変換され、フルテキスト索引作成が行われます。コントリビュータが「Corel WordPerfectドキュメント」を選択した場合、ファイルはネイティブ・フォーマットで渡され、フルテキスト索引作成は行われません。

選択を解除すると、ユーザーはチェックイン時にドキュメントのフォーマットを選択できません。これがデフォルトです。

ダウンロード・アプレットを有効にする

(DownloadApplet)

選択すると、ユーザーは、同時に複数のファイルを選択してチェックアウトまたはダウンロードできます。詳細は、Oracle WebCenter Content Content Serverユーザーズ・ガイドを参照してください。

選択を解除すると、ユーザーは、複数のファイルをチェックアウトまたはダウンロードすることはできません。これがデフォルトです。

アップロードまたはダウンロード・アプレットがシステム・プロパティ・アプリケーションまたは管理サーバーで有効になっている場合、ユーザーは「ユーザー・プロファイル」ページでアプレットを個別に有効化および無効化できます。アプレットがシステム・レベルで無効になっている場合、「ユーザー・プロファイル」ページにアプレット・フィールドは表示されません。

アップロード・アプレットを有効にする

(MultiUpload)

選択すると、ユーザーは、複数のファイルを1つのZIPファイルとしてチェックインできます。詳細は、Oracle WebCenter Content Content Serverユーザーズ・ガイドを参照してください。

選択を解除すると、ユーザーは複数のファイルをチェックインできません。これがデフォルトです。

検索キーワードの強調表示を有効にする

(EnableDocumentHighlight)

選択すると、返されるPDF、HTMLおよびテキスト・ドキュメントですべてのフルテキスト検索用語がハイライトされます。これがデフォルトです。

選択を解除すると、フルテキスト検索用語はハイライトされません。これにより、「検索結果」ページからファイルを表示するために必要な時間を短縮できます。

通常の問合せページでEnterprise Searchを有効にする

(EnterpriseSearchAsDefault)

選択すると、Enterprise Searchフィールドが検索ページに表示されます。Enterprise Searchアドオン・モジュールを購入し、インストールする必要があります。

選択を解除すると、Enterprise Searchフィールドは検索ページに表示されません。これがデフォルトです。

チェックイン時にコンテンツIDを自動割当てする

(IsAutoNumber)

選択すると、コンテンツIDが6桁のシーケンス番号として自動的に生成されます。

選択を解除すると、コンテンツIDはユーザーがチェックイン時に入力する必要があります。これがデフォルトです。

自動的に名前の前に付ける接頭辞/自動採番接頭辞

(AutoNumberPrefix)

自動コンテンツID生成が有効になっている場合は、このフィールドで指定した文字列が6桁のシーケンス番号に接頭辞として追加されます。

メジャー・リビジョンのラベル・シーケンス

(MajorRevSeq)

リビジョン番号の最初の数値または文字の増分方法。

マイナー・リビジョンのラベル・シーケンス

(MinorRevSeq)

リビジョン番号の省略可能な2つ目の文字または数値の増分方法。メジャー・リビジョンのラベル・シーケンスで数字が使用されている場合、このシーケンスでは文字のみを使用する必要があります。


A.1.2.1.2 「管理サーバー」: 「一般構成」ページ

このページでは、「システム・プロパティ」: 「オプション」タブと同じ構成設定情報へのアクセスと、いくつかの追加の構成設定へのアクセスを提供します。

バッチ・ローダーを使用して、コンテンツ・サーバー・インスタンスで大量のファイルを同時に更新および挿入することを計画している場合は、バッチ・ロード・ファイルを作成する必要があります。バッチ・ロード・ファイルに含めることのできるオプション・パラメータの2つは、primaryOverrideFormatとalternateOverrideFormatです。ただし、これらのオプションは、IsOverrideFormat構成変数を有効にする場合にバッチ・ロード・ファイルのパラメータとしてのみ動作します。この変数は、システム・プロパティ・アプリケーションで設定できます。

「管理サーバー」の「一般構成」画面

このページにアクセスするには、「管理」「管理サーバー」「一般構成」を選択します。

次の表でカッコ内の語は、IntradocDir/config/config.cfgファイル内に定義されている対応する構成設定です。

要素 説明

チェックイン時のフォーマットの上書きを許可する

(IsOverrideFormat)

選択すると、ユーザーはチェックイン時にドキュメントのフォーマットを選択できます。これは次の状況で役立ちます。

  • アプリケーションのデフォルト拡張子がファイル名に使用されていない場合。たとえば、customer.ltrという名前のMicrosoft Wordドキュメントにはデフォルトのアプリケーション拡張子である.docがありませんが、コントリビュータはチェックイン・ページの「フォーマット」リストから「Microsoft Wordドキュメント」を選択して、コンテンツ・サーバー・インスタンスにファイルの変換方法を指示できます。

  • ユーザーがファイルの変換および索引作成の方法を決定する必要がある場合。たとえば、Corel WordPerfectドキュメントをテキスト・ファイルとして渡すように設定するとします。コントリビュータがチェックイン・ページの「フォーマット」オプションを「デフォルトの使用」のままにした場合、ファイルは自動的にテキストに変換され、フルテキスト索引作成が行われます。コントリビュータが「Corel WordPerfectドキュメント」を選択した場合、ファイルはネイティブ・フォーマットで渡され、フルテキスト索引作成は行われません。

選択を解除すると、ユーザーはチェックイン時にドキュメントのフォーマットを選択できません。これがデフォルトです。

ダウンロード・アプレットを有効にする

(DownloadApplet)

選択すると、ユーザーは、同時に複数のファイルを選択してチェックアウトまたはダウンロードできます。詳細は、Oracle WebCenter Content Content Serverユーザーズ・ガイドを参照してください。

選択を解除すると、ユーザーは、複数のファイルをチェックアウトまたはダウンロードすることはできません。これがデフォルトです。

アップロードまたはダウンロード・アプレットがシステム・プロパティ・アプリケーションまたは管理サーバーで有効になっている場合、ユーザーは「ユーザー・プロファイル」ページでアプレットを個別に有効化および無効化できます。アプレットがシステム・レベルで無効になっている場合、「ユーザー・プロファイル」ページにアプレット・フィールドは表示されません。

アップロード・アプレットを有効にする

(MultiUpload)

選択すると、ユーザーは、複数のファイルを1つのZIPファイルとしてチェックインできます。Oracle WebCenter Content Content Serverユーザーズ・ガイドを参照してください。

選択すると、ユーザーは複数のファイルをチェックインできません。これがデフォルトです。

アカウントの有効化

選択すると、アカウントがコンテンツ・サーバー・インスタンスで機能します。

選択を解除すると、アカウントはコンテンツ・サーバー・インスタンスで機能しません。

チェックイン時にドキュメント名を自動割当てする

(IsAutoNumber)

選択すると、コンテンツIDが6桁のシーケンス番号として自動的に生成されます。

選択を解除すると、コンテンツIDはユーザーがチェックイン時に入力する必要があります。これがデフォルトです。

自動的に名前の前に付ける接頭辞/自動採番接頭辞

(AutoNumberPrefix)

自動コンテンツID生成が有効になっている場合は、このフィールドで指定した文字列が6桁のシーケンス番号に接頭辞として追加されます。

メジャー・リビジョンのラベル・シーケンス

(MajorRevSeq)

リビジョン番号の最初の数値または文字の増分方法。

マイナー・リビジョンのラベル・シーケンス

(MinorRevSeq)

リビジョン番号の省略可能な2つ目の数値または文字の増分方法。メジャー・リビジョンのラベル・シーケンスで数字が使用されている場合、このシーケンスでは文字のみを使用する必要があります。

Java Server Page(JSP)の有効化

(IsJspServerEnabled)

選択すると、内部JSPサポートがOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスで有効になります。

選択を解除すると、内部JSPサポートが無効になります。

詳細は、Java Server PageおよびJavaBeanガイドを参照してください。

このチェック・ボックスは「管理サーバー」: 「一般構成」ページに表示されますが、「システム・プロパティ」: 「オプション」タブには表示されません。「システム・プロパティ」: 「サーバー」タブを参照してください。

JSPを有効にするグループ

(JspEnabledGroups)

内部JSPサポートに対して有効にするセキュリティ・グループ。

詳細は、Java Server PageおよびJavaBeanガイドを参照してください。

このフィールドは「管理サーバー」: 「一般構成」ページに表示されますが、「システム・プロパティ」: 「オプション」タブには表示されません。「システム・プロパティ」: 「サーバー」タブを参照してください。

追加の構成変数

(N/A)

コンテンツ・サーバー構成ファイルの変数を指定または編集します。

  • このフィールドでの変更は、コンテンツ・サーバー・インスタンスの再起動時にIntradocDir/config/config.cfgファイルに反映されます。

  • 行の先頭に#記号を配置すると、その行がコメント・アウトされます。


A.1.2.2 コンテンツ・セキュリティの構成

「システム・プロパティ」: 「コンテンツ・セキュリティ」タブまたは「管理サーバー」: 「コンテンツ・セキュリティ」ページで、コンテンツ・セキュリティ・オプションを設定できます。

A.1.2.2.1 「システム・プロパティ」: 「コンテンツ・セキュリティ」タブ

このタブは、コンテンツ・サーバー・インスタンスのコンテンツ・セキュリティ・オプションを設定するために使用します。

「システム・プロパティ」: 「コンテンツ・セキュリティ」タブ

システム・プロパティ・アプリケーションは、コンテンツ・サーバー・インスタンスがインストールされているコンピュータからスタンドアロン・アプリケーションとしてのみ起動できます。このプログラムを起動するのに必要な方法は、WindowsインストールとUNIXインストールとで若干異なります。

構成の変更内容を反映するには、コンテンツ・サーバー・インスタンスを再起動する必要があります。

要素 説明

読取り特権を持つユーザーである場合にコピーを許可する

(GetCopyAccess)

選択すると、コンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して読取り権限のみを持つユーザーは、ネイティブ・ファイルのコピーを取得できます。

選択を解除すると、コンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して読取り権限のみを持つユーザーは、ネイティブ・ファイルのコピーを取得できません。

元のコントリビュータにのみチェックアウトを許可する

(ExclusiveCheckout)

選択すると、作成者またはコンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して管理権限を持つユーザーにかぎり、コンテンツ・アイテムをチェックアウトできます。

選択を解除すると、コンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して書込み権限を持つユーザーは誰でも、コンテンツ・アイテムをチェックアウトできます。

作成者にリビジョンの削除を許可する

(AuthorDelete)

選択すると、コンテンツ・アイテムの作成者は、自分が作成したコンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して削除権限を持っていない場合でも、コンテンツ・アイテムを削除できます。

選択を解除すると、コンテンツ・アイテムを削除するすべてのユーザーに、コンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対する削除権限が必要になります。

既知のアカウントのみを表示する

(ShowOnlyKnownAccounts)

選択すると、チェックイン・ページおよび検索ページの「アカウント」オプション・リストには、定義済アカウントのみが表示されます。

選択を解除すると、チェックイン・ページおよび検索ページの「アカウント」オプション・リストには、ユーザー定義アカウントおよび定義済アカウントが表示されます。


A.1.2.2.2 「管理サーバー」: 「コンテンツ・セキュリティ」ページ

このページは、コンテンツ・サーバー・インスタンスのコンテンツ・セキュリティ・オプションを設定するために使用します。

このページでは、「システム・プロパティ」: 「コンテンツ・セキュリティ」タブに表示される情報と同じ情報にアクセスできます。

「管理サーバー」の「コンテンツ・セキュリティ・オプション」画面

このページにアクセスするには、「管理」「管理サーバー」「コンテンツ・セキュリティ」を選択します。

次の表でカッコ内の語は、IntradocDir/config/config.cfgファイル内に定義されている対応する構成設定です。

要素 説明

読取り特権を持つユーザーである場合にコピーを許可する

(GetCopyAccess)

選択すると、コンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して読取り権限のみを持つユーザーは、ネイティブ・ファイルのコピーを取得できます。

選択を解除すると、コンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して読取り権限のみを持つユーザーは、ネイティブ・ファイルのコピーを取得できません。

元のコントリビュータにのみチェックアウトを許可する

(ExclusiveCheckout)

選択すると、作成者またはコンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して管理権限を持つユーザーにかぎり、コンテンツ・アイテムをチェックアウトできます。

選択を解除すると、コンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して書込み権限を持つユーザーは誰でも、コンテンツ・アイテムをチェックアウトできます。

作成者にリビジョンの削除を許可する

(AuthorDelete)

選択すると、コンテンツ・アイテムの作成者は、自分が作成したコンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対して削除権限を持っていない場合でも、コンテンツ・アイテムを削除できます。

選択を解除すると、コンテンツ・アイテムを削除するすべてのユーザーに、コンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループに対する削除権限が必要になります。

既知のアカウントのみを表示する

(ShowOnlyKnownAccounts)

選択すると、チェックイン・ページおよび検索ページの「アカウント」オプション・リストには、定義済アカウントのみが表示されます。

選択を解除すると、チェックイン・ページおよび検索ページの「アカウント」オプション・リストには、ユーザー定義アカウントおよび定義済アカウントが表示されます。


A.1.2.3 インターネット情報の構成

「システム・プロパティ」: 「インターネット」タブまたは「管理サーバー」: 「インターネットの構成」ページで、インターネット・オプションを設定できます。

A.1.2.3.1 「システム・プロパティ」: 「インターネット」タブ

このタブは、コンテンツ・サーバー・インスタンスのインターネット・オプションを設定するために使用します。

前後の文は「システム・プロパティ」の「インターネット」タブについて説明しています。

システム・プロパティ・アプリケーションは、コンテンツ・サーバー・インスタンスがインストールされているコンピュータからスタンドアロン・アプリケーションとしてのみ起動できます。このプログラムを起動するのに必要な方法は、WindowsインストールとUNIXインストールとで若干異なります。

構成の変更内容を反映するには、コンテンツ・サーバー・インスタンスを再起動する必要があります。

要素 説明

HTTPサーバー・アドレス

(HttpServerAddress)

Webサーバーの名前。

セキュリティ上の理由で、このフィールドは管理サーバーからは変更できません。このフィールドは、スタンドアロン・アプリケーションを使用して変更する必要があります。

メール・サーバー

(MailServer)

コンテンツ・サーバー・インスタンスから電子メール通知を送信するために使用する電子メール・サーバー。これは通常、mail.example.comという形式になります。適用可能な場合は、ファイアウォールを介したメールの送信が可能であることを確認してください。

管理者の電子メール・アドレス

(SysAdminAddress)

コンテンツ・サーバー・インスタンスが電子メール通知を送信するために使用する電子メール・アドレス。配信に失敗した場合、返されたメッセージはこのアドレスに送られます。

SMTPポート

(SmtpPort)

SMTP通信に使用するポート。通常は25ですが、変更する場合はネットワーク・システム管理者に問い合せてください。

セキュリティ上の理由で、このフィールドは管理サーバーからは変更できません。このフィールドは、スタンドアロン・アプリケーションを使用して変更する必要があります。

HTTP相対Webルート

(HttpRelativeWebRoot)

WebサーバーがIntradocDir/weblayout/ディレクトリ内のファイルへのURLを解決するために使用する相対Webルート。

セキュリティ上の理由で、このフィールドは管理サーバーからは変更できません。このフィールドは、スタンドアロン・アプリケーションを使用して変更する必要があります。

Secure Sockets Layerの使用

(UseSSL)

選択すると、Secure Sockets Layer (SSL)対応のWebサーバーが使用されます。

選択を解除すると、Secure Sockets Layer (SSL)対応のWebサーバーは使用されません。

セキュリティ上の理由で、このフィールドは管理サーバーからは変更できません。このフィールドは、スタンドアロン・アプリケーションを使用して変更する必要があります。


A.1.2.3.2 「管理サーバー」: 「インターネットの構成」ページ

このページは、コンテンツ・サーバー・インスタンスのインターネット・オプションを設定するために使用します。

このページでは、「システム・プロパティ」: 「インターネット」タブに表示される情報と同じ情報にアクセスできます。

「管理サーバー」の「インターネットの構成」画面

このページにアクセスするには、「管理」「管理サーバー」「インターネットの構成」を選択します。

次の表でカッコ内の語は、IntradocDir/config/config.cfgファイル内に定義されている対応する構成設定です。

要素 説明

HTTPサーバー・アドレス

(HttpServerAddress)

Webサーバーのホスト名およびポート。

セキュリティ上の理由で、このフィールドは管理サーバーを使用して変更できません。このフィールドは、スタンドアロン・アプリケーションを使用して変更する必要があります。

メール・サーバー

(MailServer)

コンテンツ・サーバー・インスタンスから電子メール通知を送信するために使用する電子メール・サーバー。これは通常、mail.example.comという形式になります。適用可能な場合は、ファイアウォールを介したメールの送信が可能であることを確認してください。

管理者の電子メール・アドレス

(SysAdminAddress)

コンテンツ・サーバー・インスタンスが電子メール通知を送信するために使用する電子メール・アドレス。配信に失敗した場合、返されたメッセージはこのアドレスに送られます。

SMTPポート

(SmtpPort)

SMTP通信に使用するポート。通常は25ですが、変更する場合はネットワーク・システム管理者に問い合せてください。

セキュリティ上の理由で、このフィールドは管理サーバーからは変更できません。このフィールドは、スタンドアロン・アプリケーションを使用して変更する必要があります。

HTTP相対Webルート

(HttpRelativeWebRoot)

WebサーバーがIntradocDir/weblayout/ディレクトリ内のファイルへのURLを解決するために使用する相対Webルート。

セキュリティ上の理由で、このフィールドは管理サーバーからは変更できません。このフィールドは、スタンドアロン・アプリケーションを使用して変更する必要があります。

Secure Sockets Layerの使用

(UseSSL)

True: Secure Sockets Layer (SSL)対応のWebサーバーが使用されます。

False: Secure Sockets Layer (SSL)対応のWebサーバーは使用されません。

セキュリティ上の理由で、このフィールドは管理サーバーからは変更できません。このフィールドは、スタンドアロン・アプリケーションを使用して変更する必要があります。


A.1.2.4 「システム・プロパティ」: 「データベース」タブ

このタブは、コンテンツ・サーバー・インスタンスのJDBC(Java Database Connectivity)構成オプションを設定するために使用します。

セキュリティ上の理由から、管理サーバーはデータベースの構成に使用できません。データベースを構成するには、スタンドアロン・アプリケーションを使用する必要があります。

「システム・プロパティ」の「データベース」タブについては周囲のテキストで説明しています。

システム・プロパティ・アプリケーションは、コンテンツ・サーバー・インスタンスがインストールされているコンピュータからスタンドアロン・アプリケーションとしてのみ起動できます。このプログラムを起動するのに必要な方法は、WindowsインストールとUNIXインストールとで若干異なります。

構成の変更内容を反映するには、コンテンツ・サーバー・インスタンスを再起動する必要があります。

次の表でカッコ内の語は、IntradocDir/config/config.cfgファイル内に定義されている対応する構成設定です。

要素 説明

JDBC(Java Database Connectivity) の使用

(IsJdbc)

選択すると、JDBCが有効になります。これがデフォルトです。

ドライバー・オプションの1つを選択します。

  • JTDS JDBCドライバ: JDBCドライバ名とJDBC接続文字列が自動的に入力されます。

  • Oracle Thin JDBCドライバ: JDBCドライバ名とJDBC接続文字列が自動的に入力されます。

  • Oracle OCIドライバ: JDBCドライバ名とJDBC接続文字列が自動的に入力されます。

  • Sybase JDBCドライバ: JDBCドライバ名とJDBC接続文字列が自動的に入力されます。

  • Informix JDBCドライバ: JDBCドライバ名とJDBC接続文字列が自動的に入力されます。

  • その他のJDBCドライバ: 適切なJDBCドライバ名とJDBC接続文字列を入力する必要があります。

選択を解除すると、JDBCは無効になります。

データベース内で大文字と小文字の区別を保持する

(DatabasePreserveCase)

選択すると、データベースで大文字と小文字が区別されます(OracleやInformixなど)。

選択を解除すると、データベースで大文字と小文字は区別されません。

データベース・ドライバ・クラスパスの指定

選択すると、データベース接続をサポートするために、「データベース・ドライバ・クラスパス」フィールドにデータベース・ドライバ・クラスパスを指定する必要があります。

選択を解除すると、データベース・ドライバ・クラスパスを指定する必要はありません。

データベース・ドライバ・クラスパス

データベース・ドライバのクラスパス。

JDBCドライバ名

(JdbcDriver)

JDBCドライバの名前。

  • 「その他のJDBCドライバ」以外のオプションではいずれも、適切な名前が自動的に入力されます。

  • 「その他のJDBCドライバ」オプションの場合は、適切なドライバ名を入力する必要があります。

JDBC接続文字列

(JdbcConnectionString)

JDBCドライバの接続文字列。

  • 「その他のJDBCドライバ」以外のオプションではいずれも、適切な接続文字列が自動的に入力されます。

  • 「その他のJDBCドライバ」オプションの場合は、適切な接続文字列を入力する必要があります。

接続文字列の書式は、JDBC:ODBC:name(nameはシステム・データ・ソース名)です。Windowsシステムでこの名前を調べるには、次の手順を実行します。

  1. 「スタート」メニューで「プログラム」をクリックします。

  2. 「プログラム」メニューで「管理ツール」をクリックします。

  3. 「管理ツール」で「データ ソース」をクリックして、ODBC画面を開きます。

  4. 「ODBC データ ソース アドミニストレータ」画面の「システムDSN」タブを選択します。このタブにシステム・データ・ソース名が表示されています。

JDBCユーザー名

(JdbcUser)

データベース内部に表を所有するユーザー名。

JDBCユーザー・パスワード

(JdbcPassword)

データベース内部に表を所有するユーザー名のパスワード。


A.1.2.5 「システム・プロパティ」: 「サーバー」タブ

このタブは、コンテンツ・サーバー・インスタンスのサーバー・オプションを設定するために使用します。

セキュリティ上の理由から、管理サーバーはこれらのオプションの構成に使用できません。サーバー・オプションを構成するには、スタンドアロン・アプリケーションを使用する必要があります。

「システム・プロパティ」の「サーバー」タブについては周囲のテキストで説明しています。

システム・プロパティ・アプリケーションは、コンテンツ・サーバー・インスタンスがインストールされているコンピュータからスタンドアロン・アプリケーションとしてのみ起動できます。このプログラムを起動するのに必要な方法は、WindowsインストールとUNIXインストールとで若干異なります。

構成の変更内容を反映するには、コンテンツ・サーバー・インスタンスを再起動する必要があります。

次の表でカッコ内の語は、IntradocDir/config/config.cfgファイル内に定義されている対応する構成設定です。

要素 説明

システム・ロケール

(SystemLocale)

ユーザー・インタフェースの言語、ステミング・ルール、ソート順序、日付/時間書式など、いくつかの言語固有の問題をコンテンツ・サーバー・インスタンスが処理する方法を選択します。

システム・タイムゾーン

(SystemTimeZone)

コンテンツ・サーバー・インスタンスが配置されているタイムゾーンを選択します。指定したタイムゾーンは、たとえば、夏時間を補正したり、北米のコンテンツ・サーバー・インスタンスにあるコンテンツ・アイテムの日時をヨーロッパのユーザー向けに表示する場合など、他のタイムゾーンを基準にした時刻を表す場合に使用できます。

タイムゾーンの自動検出オプションを選択した場合、タイムゾーンは構成ファイルでは指定されず、コンピュータのオペレーティング・システムに対して設定されたタイムゾーンが、コンテンツ・サーバー・インスタンスによって使用されます。

インスタンス・メニュー・ラベル

(InstanceMenuLabel)

Windowsの「スタート」メニューに表示されるインスタンス名。

インスタンスの説明

(InstanceDescription)

現在は使用されていません。

IPアドレス・フィルタ

(SocketHostAddressSecurity Filter)

コンテンツ・サーバー・インスタンスへのアクセスは、指定したIPアドレスを持つコンピュータに制限されます。

  • デフォルトでは、このフィールドにはローカル・ホストのIPアドレス(127.0.0.1)が事前に入力されています。

  • パイプ(|)で区切って、複数のIPアドレスを指定できます。パイプ文字の両側には空白を入れないでください(例: 127.0.0.1|10.10.50.143)

  • このフィールドではワイルドカードを使用できます。(例: 10.10.3.*)

  • 一般に、「IPアドレス・フィルタ」フィールドと「ホスト名フィルタ」フィールドの一方のみを使用し、両方は使用しません(「IPアドレス・フィルタ」のほうが、より一般的に使用されます)。

プロキシ・パスワード

プロキシのパスワードを入力します。

パスワードの確認

プロキシのパスワードを再入力します。

Java Server Page(JSP) の実行

(IsJspServerEnabled)

選択すると、コンテンツ・サーバー・インスタンスで内部JSPサポートが有効になります。

選択を解除すると、内部JSPサポートが無効になります。

詳細は、Java Server PageおよびJavaBeanガイドを参照してください。

管理サーバーでは、このチェック・ボックスは「管理サーバー」: 「一般構成」ページに表示されます。

JSPを有効にするグループ

(JspEnabledGroups)

内部JSPサポートに対して有効にするセキュリティ・グループを入力します。

詳細は、Java Server PageおよびJavaBeanガイドを参照してください。

管理サーバーでは、このフィールドは「管理サーバー」: 「一般構成」ページに表示されます。


A.1.2.6 「システム・プロパティ」: 「パス」タブ

このタブは、ヘルプ・ブラウザの場所、Javaクラスパスおよび共有ディレクトリ・パスを変更するために使用します。

セキュリティ上の理由から、管理サーバーはパス・オプションの構成に使用できません。この構成には、スタンドアロン・アプリケーションを使用する必要があります。

「システム・プロパティ」: 「パス」タブについては周囲のテキストで説明しています。

システム・プロパティ・アプリケーションは、コンテンツ・サーバー・インスタンスがインストールされているコンピュータからスタンドアロン・アプリケーションとしてのみ起動できます。

構成の変更内容を反映するには、コンテンツ・サーバー・インスタンスを再起動する必要があります。

次の表でカッコ内の語は、DomainHome/ucm/cs/bin/intradoc.cfgファイル内に定義されている対応する構成設定です。

要素 説明

ブラウザ実行可能ファイルのパス

(WebBrowserPath)

スタンドアロンの管理ユーティリティおよびアプリケーションからオンライン・ヘルプを表示するために使用されるブラウザ実行可能ファイルの場所。

  • Windows 2000システムの場合、デフォルトはc:/Program Files/Internet Explorer/iexplore.exeです。

  • UNIXシステムの場合、Webブラウザのパスはインストール時に指定します。

「参照」をクリックして、ヘルプ・ブラウザの実行可能ファイルの場所に移動します。

カスタムJavaクラスパス

(BASE_JAVA_CLASSPATH_custom)

Javaクラス・ファイルへのパス。

  • デフォルトでは、CLASSPATHはclasses/、shared/classes/およびshared/classes/server.zipを指します。

  • OracleデータベースまたはInformixデータベースを使用する場合、クラスパスにはshared/classes/classes111.zipなどのJDBCドライバzipファイルが含まれます。

共有ディレクトリ・パス

(IdcHomeDir)

共有ディレクトリへのパス。

  • このディレクトリには、リソース・ファイル、テンプレート・ファイル、(mkvdkなどの)バイナリなど、コンテンツ・サーバー・インスタンスの共有ファイルが含まれています。

  • Inbound Refineryがインストールされている場合、このディレクトリには変換エンジンが含まれており、Inbound Refineryのすべての一時的作業がこのディレクトリとそのサブディレクトリで行われます。

  • デフォルトはIdcHomeDir/resources/です。


A.1.3 索引作成とコンテンツ検索のインタフェース

次の画面は、Oracle Query Optimizerコンポーネントを使用して検索索引の処理、ゾーン・テキスト・フィールドの構成およびコンテンツの検索を行う場合に使用します。

A.1.3.1 「リポジトリ・マネージャ」: 「インデクサ」タブ

このタブは、インデクサの更新サイクルおよびコレクション再構築サイクルを監視、実行および構成するために使用します。このタブを使用して、高速再構築を実行するためのOracleTextSearch機能にアクセスすることもできます。

詳細は、Oracle WebCenter Content Content Serverアプリケーション管理者ガイドのリポジトリ・コンテンツの管理に関する説明を参照してください。

リポジトリ・マネージャの「インデクサ」タブについては周囲のテキストで説明しています。

リポジトリ・マネージャ・アプリケーションにアクセスするには、「管理」「管理アプレット」「リポジトリ・マネージャ」を選択します。インデクサ機能にアクセスするには、「リポジトリ・マネージャ」ウィンドウの「インデクサ」タブをクリックします。

要素 説明

自動更新サイクル

イベント(ファイル・チェックインなど)によってインデクサがトリガーされたかどうかに関係なく、約5分ごとに索引データベースが自動的に増分更新されます。

コレクション再構築サイクル

検索索引が完全に再構築され、再構築が完了すると古い索引コレクションは新しい索引コレクションに置き換えられます。

状態

索引作成サイクルの現在の段階:

初期化: 索引作成サイクルの初期化中です。

コレクションに追加中です...: リビジョンの索引作成中です。

終了: 索引作成サイクルが完了したか、または取り消されました。

ステータス

索引作成サイクルのステータス:

アイドル: 処理中の索引作成サイクルはありません。

アクティブ: 索引作成サイクルは現在実行中です。

割込み: 中断または予期しないイベント(電源、データベースまたはファイル・システムの障害など)によって、索引作成サイクルに割込みが発生しました。

中断中: 索引作成サイクルは中断中です。

取消し中: 索引作成サイクルは取消し中です。

開始日

最終索引作成サイクルが開始された日時。

終了日

最終索引作成サイクルが終了した日時。

稼働日時

索引作成サイクルが現在アクティブの場合、そのサイクルがアクティブになった日時。

インデクサ・カウンタ

現在の索引作成サイクルのカウンタ値。

合計: 索引作成されたドキュメント数の合計。

全文: フルテキスト索引が作成されたドキュメント数。

メタデータのみ: メタデータのみが索引作成されたドキュメント数。

削除: 検索索引から削除されたドキュメント数。

起動/再起動

索引作成サイクルを開始するか、中断または割込みされたサイクルを再起動します。「管理」トレイの「アクション」セクションの「索引更新の開始」および「索引再構築の開始」リンクに対応しています。これらのリンクを使用して、索引作成機能をリモート管理できます。

中断

索引作成サイクルを停止します。再起動できます。「管理」トレイの「アクション」セクションの「索引更新の中断」および「索引再構築の中断」リンクに対応しています。これらのリンクを使用して、索引作成機能をリモート管理できます。

取消

索引作成サイクルを停止します。ただし、再起動できません。「管理」トレイの「アクション」セクションの「索引更新の取消」および「索引再構築の取消」リンクに対応しています。これらのリンクを使用して、索引作成機能をリモート管理できます。

構成

「自動更新サイクル」画面または「コレクション再構築サイクル」画面を表示します。バッチごとのファイル数、チェックポイントおよびデバッグ・レベルを調整できます。


A.1.3.2 「自動更新サイクル」画面

この画面は、インデクサで新規のファイルおよびリビジョンに索引を自動的に付ける方法を構成するために使用します。

「自動更新サイクル」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「リポジトリ・マネージャ」: 「インデクサ」タブの「自動更新サイクル」ペインで「構成」をクリックします。

要素 説明

1度のインデクサ・バッチで処理されるコンテンツ・アイテム数

検索索引で同時に処理されるファイルの最大数。デフォルトは25です。たとえば、25ファイルがまとめて索引付けされた後、次の25ファイルが索引付けされます。ただし、1つのアイテムが失敗すると、バッチが再び処理されます。

このため、この値を2000に設定した場合、1つのドキュメントに失敗すると、バッチ全体が再処理されます。この場合は、デフォルト設定で1つのアイテムが失敗した場合よりも長い時間がかかります。ただし、バッチ内でエラーがない場合は、この値を高く設定したほうが処理が高速になります。

この設定を1に変更するのは、サイズの大きい複雑なファイルを検索エンジンで索引付けすることに伴う問題が発生している場合のみです。

チェックポイントごとのコンテンツ・アイテム数

関連するすべての索引付け状態を一度に通過するファイルの数。チェックポイントごとに、複数のファイル・バッチを索引付けできます。チェックポイントに到達した後、次のバッチが処理される前にコレクションのマージが実行されます。

この値が高く設定されている場合、再構築サイクルまたは更新サイクルを取り消そうとすると、リポジトリ・マネージャはチェックポイントに到達するまで処理を停止しません。しかし、値の設定が低すぎると、索引付けプロセスの速度が下がります。

インデクサのデバッグ・レベル

インデクサのデバッグ・レベル。サーバー・ウィンドウ内にリストされたデバッグ情報が多いほど、索引付けの速度は下がります。次のリストに、デバッグ・レベルを(デバッグ情報の少ない順に)示します。

なし: 各ファイル・アクセスの情報は表示されず、ログは生成されません。

詳細: アクセスされた各ファイルの情報が表示されます。「索引付け」、無視または「失敗」が示され、完全なレポートが生成されます。

デバッグ: 中間レベルの情報、特に機能的なものが表示されます。

トレース: 実行された各アクティビティの最低レベルの情報が表示されます。

すべて: 最高レベルのデバッグ情報が表示されます。

インデクサの自動更新

選択すると、索引データベースは自動的に更新されます。


A.1.3.3 「コレクション再構築サイクル」画面

この画面は、インデクサで検索コレクションを再構築する方法を構成するために使用します。

「コレクション再構築サイクル」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「リポジトリ・マネージャ」: 「インデクサ」タブの「コレクション再構築サイクル」ペインで「構成」をクリックします。

要素 説明

1度のインデクサ・バッチで処理されるコンテンツ・アイテム数

検索索引で同時に処理されるファイルの最大数。デフォルトは25です。たとえば、25ファイルがまとめて索引付けされた後、次の25ファイルが索引付けされます。ただし、1つのアイテムが失敗すると、バッチが再び処理されます。

このため、この値を2000に設定した場合、1つのドキュメントに失敗すると、バッチ全体が再処理されます。この場合は、デフォルト設定で1つのアイテムが失敗した場合よりも長い時間がかかります。ただし、バッチ内でエラーがない場合は、この値を高く設定したほうが処理が高速になります。

この設定を1に変更するのは、サイズの大きい複雑なファイルを検索エンジンで索引付けすることに伴う問題が発生している場合のみです。

チェックポイントごとのコンテンツ・アイテム数

関連するすべての索引付け状態を一度に通過するファイルの数。チェックポイントごとに、複数のファイル・バッチを索引付けできます。チェックポイントに到達した後、次のバッチが処理される前にコレクションのマージが実行されます。

この値が高く設定されている場合、再構築サイクルまたは更新サイクルを取り消そうとすると、リポジトリ・マネージャはチェックポイントに到達するまで処理を停止しません。しかし、値の設定が低すぎると、索引付けプロセスが速度が下がります。

インデクサのデバッグ・レベル

インデクサのデバッグ・レベル。サーバー・ウィンドウ内にリストされたデバッグ情報が多いほど、索引付けの速度は下がります。次のリストに、デバッグ・レベルを(デバッグ情報の少ない順に)示します。

なし: アクセスされた各ファイルの情報は表示されません。

詳細: アクセスされた各ファイルの情報が表示されます。「索引付け」、無視、「失敗」のいずれかが示されます。

デバッグ: 中レベルの情報が表示されます。

トレース: 最低レベルの情報が表示されます。

すべて: 最高レベルの情報が表示されます。

データベース検索およびデータベース・フルテキスト検索では、インデクサのデバッグ・レベルをサポートしていないため、検索および索引にデータベースを使用する場合は、「なし」オプションのみが表示されます。


A.1.3.4 「インデクサの再構築」画面

OracleTextSearchを検索および索引作成エンジンとして使用すると、「リポジトリ・マネージャ」: 「インデクサ」タブ「コレクション再構築サイクル」画面を使用する場合に、インデクサの再構築機能を使用できます。インデクサの再構築を使用すると、検索エンジンによって新しい情報が検索コレクションに追加されるため、コレクションを完全に再構築する必要がなくなります。すべての情報(メタデータおよびフルテキスト)の索引が再作成されるわけではありません。

前後の文は「インデクサの再構築」画面について説明しています。

この画面にアクセスするには、「コレクション再構築サイクル」画面「起動」をクリックします。この機能を使用する場合は「OK」をクリックします。この機能を使用しない場合は、「高速再構築の使用」の選択を解除して「OK」をクリックします。

A.1.3.5 「管理アクション」ページ

この画面は、ステータスをリモート表示したり、ローカライズ索引付け機能、自動更新サイクル機能およびコレクション再構築サイクル機能の基本的な管理タスクを実行するために使用します。

「管理アクション」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「管理」「管理アクション」を選択します。

要素 説明

「Webレイアウト公開」領域

Webレイアウト公開について、ステータス情報およびアクションを表示します。動的なレイアウト・ファイルのパブリッシュ静的なレイアウト・ファイルのパブリッシュまたはトレースの表示を実行できます。

「スキーマのパブリッシュ」領域

スキーマのパブリッシュについて、ステータス情報およびアクションを表示します。スキーマ構成のパブリッシュスキーマの構成とデータのパブリッシュまたはトレースの表示を実行できます。

「ローカライズ索引付け」領域

ローカライズ索引付けについて、ステータス情報およびアクションを表示します。文字列索引を作成できます。

「自動更新サイクル」領域

ドキュメント索引の更新サイクルについて、ステータス情報およびアクションを表示します。更新サイクルを開始一時停止および取消しできます。

「コレクション再構築サイクル」領域

ドキュメント索引の再構築サイクルについて、ステータス情報およびアクションを表示します。再構築サイクルを開始一時停止および取消しできます。


A.1.3.6 「ゾーン・フィールドの構成」ページ

この画面は、選択した検索エンジン・データベースのゾーン・テキスト・フィールドおよびテキスト・フィールドを構成するために使用します。

「ゾーン・フィールドの構成」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「管理」「ゾーン・フィールドの構成」を選択します。


注意:

カスタム・テキスト・フィールド(「コメント」テキスト・フィールドおよびカスタマ作成のテキスト・フィールド)は、Database検索エンジンとDatabaseFullText検索エンジンとの間で共有されます。したがって、一方の検索エンジンでこれらのテキスト・フィールドのステータスを変更すると、その変更がもう一方の検索エンジンにも適用されます。標準テキスト・フィールド(作成者、コンテンツID、コンテンツ・タイプ、タイトルなど)は、検索エンジンごとに有効化または無効化できます。


要素 説明

検索エンジン

ゾーン・テキスト・フィールドの検索に使用する検索エンジン(DatabaseまたはDatabaseFullText)。

ゾーン・テキスト・フィールド

選択した検索エンジンのゾーン・テキスト・フィールドのリスト。キーボードの[Ctrl]キーおよび[Shift]キーを使用して、複数のフィールドを選択できます。

テキスト・フィールド

選択した検索エンジンに使用可能なテキスト・フィールドのリスト。

デフォルトでは、フィールド長が20文字以下のテキスト・フィールドは「テキスト・フィールド」リストに掲載されません。この設定を変更するには、MinFullTextFieldLength構成変数を変更します。

左右の矢印ボタン

矢印を使用して、選択したフィールドを「ゾーン・テキスト・フィールド」リストと「テキスト・フィールド」リスト間で移動します。

更新

「ゾーン・テキスト・フィールド」リストのテキスト・フィールドをゾーン・テキスト・フィールドとして有効化し、「テキスト・フィールド」リストのテキスト・フィールドを無効化します。すべてのゾーン・テキスト・フィールド内のテキストを解析し、Contains検索演算子を使用して問い合せることができるフルテキスト索引を作成します。

テキスト・フィールドをゾーン・テキスト・フィールドに変更すると、非常に時間がかかる場合があります。この処理で、テキストを解析し、フルテキスト索引を作成するのに要する時間は、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにあるコンテンツ・アイテムの数と、テキスト・フィールドに格納されているテキストの量によって異なります。ただし、テキスト・フィールドに索引が付けられている場合は、コンテンツ・アイテムを更新および追加するとき、パフォーマンスが大幅に低下することはありません。

リセット

「ゾーン・テキスト・フィールド」リストおよび「テキスト・フィールド」リストを前回保存したリストに戻します。


A.1.3.7 「Oracle Query Optimizer」ページ

Oracle Query Optimizerユーティリティでは、問合せを最適化する複数の方法が提供されます。

「Oracle Query Optimizer」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「管理」「Oracle Query Optimizer」を選択します。

要素 説明

「ヒント・ルールの構成」リンク

「ヒント・ルールの構成」ページを表示します。

「問合せコンバータ」リンク

「問合せコンバータ」ページを表示します。

「ヒント・キャッシュ更新機能」リンク

「ヒント・キャッシュ更新機能」ページを表示します。


A.1.3.8 「ヒント・ルールの構成」ページ

ヒント・ルール表には、問合せ最適化プロセスで問合せオプティマイザがヒントの選択に使用するルールが記載されています。この表のヒント・ルールは、「ヒント・ルールの構成」ページに表示されます。このページの「ヒント・ルール・フォームの編集」を使用すると、ヒント・ルール表に対してルールを追加、削除、有効化または無効化できます。

「ヒント・ルールの構成」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「管理」「Oracle Query Optimizer」「ヒント・ルールの構成」を選択します。

要素 説明

ヒント・ルール表

キー: ルールを識別する一意の名前。

: 特定のデータベース表。

: 「表」列に記載されているデータベース表内の特定の列。

演算子: 許容演算子のカンマ区切りリスト。

索引: 条件がヒント・ルール要件を満たしている場合に、最適化された問合せで使用される特定の索引。

順序: ヒント・ルール表にルールが記載されている場合に使用される優先順序。

: この列はIdocスクリプト作成可能です。この列を定義できるのは、「演算子」列に2つの特定の値のいずれかを含める場合のみです。

AllowMultiple: 定義した索引を他の索引とともに使用するかどうかを示します。

無効: ヒント・ルールが無効になっているかどうかを示します。

キー

ヒント・ルールを識別する一意の名前。

ヒント・ルールに関連付けられているデータベース表。メニューには、現在のデータベース表がリストされます。メニューから表を選択すると、「列」フィールド、「列」メニュー・オプション、索引フィールドおよび索引メニュー・オプションが自動的に移入されます。

ヒント・ルールに関連付けられているデータベース表の列。メニューから列を選択すると、索引フィールドおよび索引メニュー・オプションが自動的に移入されます。

索引

ヒント・ルールに関連付けられている索引。

「演算子」フィールドおよびメニュー

ヒント・ルールに関連付けられている特定の演算子。有効なオプションは、次のとおりです。

equal: レコードを比較して等しい値を見つけます。

like: レコードを比較して類似する値を見つけます。

in: レコードを比較して、指定された項目のいずれかのメンバーと等しい値を見つけます。この演算子を使用する場合は、「値」フィールドを定義できます。

greater: レコードを比較して、左の方が大きい値を見つけます。

ge: (より大きいか等しい)レコードを比較して、左の方が大きいか等しい値を見つけます。

le: (より小さいか等しい)レコードを比較して、左の方が小さいか等しい値を見つけます。

less: レコードを比較して、右の方が大きい値を見つけます。

notEqual: レコードを比較して異なる値を見つけます。

notIn: レコードを比較して、指定された項目のいずれかのメンバーと等しくない値を見つけます。この演算子を使用する場合は、「値」フィールドを定義できます。

notLike: レコードを比較して、類似していない値を見つけます。

generic: この演算子は、条件で複数の演算子が使用され、OR論理和で連結されている場合に必要です。たとえば、dIndexerState IS NULL OR dIndexerState IN ('N', 'Y')などです。

range: この演算子は、整数フィールドまたは日付フィールドに適用できます。この演算子は、「値」フィールドに、ヒントが適用される原因となる有効な値範囲が定義されている場合に必要です。この演算子を使用する場合は、「値」フィールドを定義できます。

順序

5から1までの降順で、ヒント・ルールのプリファレンス値を示します。最適化プロセス中に、条件の要件を満たす最高ランクのヒント・ルールが選択されます。

in、notIn、rangeの各演算子とともに使用される場合に適用される数量。「演算子」フィールドを参照してください。

AllowMultiple

複数の索引が使用可能かどうかを指定します。

はい: 定義された索引を他の索引とともに使用できます。

いいえ: 定義された索引は単独で使用する必要があります。

追加

ヒント・ルールを追加または無効になっているヒント・ルールをアクティブにします。

無効化

選択したルールを非アクティブにします。


A.1.3.9 「問合せコンバータ」ページ

この画面には変換済の問合せの結果が表示され、この画面を使用して、WHERE句に条件を追加したり、WHERE句の条件を編集または削除することにより、変換済の問合せを変更できます。変換済の問合せを変更すると、問合せが発行されたときに実際にどのような処理が実行されるかがわかります。必要に応じて、変換済の問合せにデータ・ソースを含めることもできます。

データ・ソースを使用する「問合せコンバータ」画面

「ヒント・ルールの構成」ページからこの画面にアクセスするには、「管理」「Oracle Query Optimizer」「問合せコンバータ」を選択します。

要素 説明

データ・ソースの使用

データ・ソースの変換に関連するフィールドの表示と非表示を切り替えます。

選択すると、「問合せコンバータ」ページにすべてのフィールドが表示されます。

選択を解除すると、「問合せコンバータ」ページには、「ヒント・キャッシュ更新機能」ページの「DS名」メニューとテキスト領域および「その他のパラメータ」フィールドは表示されません。

DS名

使用可能なデータ・ソース名。名前を選択すると、データ・ソース問合せの現在の内容がテキスト領域に表示されます。

その他のパラメータ

特定の環境に関連する問合せの生成に使用されるデータ・ソースに対して評価される1つ以上の変数。

WHERE句/問合せ

WHERE句: このフィールドは、「データ・ソースの使用」チェック・ボックスが選択されている場合に表示されます。このフィールドでは、データ・ソース内の既存のWHERE句に追加する別の条件を入力できます。既存のWHERE句をコピーして貼り付けることも、手動で入力することもできます。

問合せ: このフィールドは、「データ・ソースの使用」チェック・ボックスが選択されていない場合に表示されます。このフィールドには、評価される問合せ全体を入力できます。既存の問合せをコピーして貼り付けることも、手動で入力することもできます。

問合せの変換

問合せ最適化プロセスを使用して評価されるデータ・ソースまたは問合せの情報を送信します。送信されたデータ・ソースまたは問合せは、標準問合せから、カスタマイズされたヒントを使用する最適化済の問合せに変換されます。


A.1.3.10 「ヒント・キャッシュ更新機能」ページ

この画面は、問合せヒントを調整するために新規エントリの追加、既存のエントリの編集または既存のエントリの削除を行うために使用します。また、実行時にヒント・キャッシュ内のエントリを監視および編集し、特定の問合せ用にエントリをカスタマイズするためにも使用できます。

データ・ソースを使用する「ヒント・キャッシュ更新機能」画面

この画面にアクセスするには、「管理」「Oracle Query Optimizer」「ヒント・キャッシュ更新機能」を選択します。

要素 説明

データ・ソースの使用

ヒント・キャッシュ内のデータ・ソースに基づくエントリの管理に関連するフィールドの表示または非表示を切り替えます。

選択すると、「ヒント・キャッシュ更新機能」ページにすべてのフィールドが表示されます。

選択を解除すると、「ヒント・キャッシュ更新機能」ページで、「DS名」メニューとテキスト領域および「その他のパラメータ」フィールドが非表示になります。

DS名

使用可能なデータ・ソース名。名前を選択すると、データ・ソース問合せの現在の内容がテキスト領域に表示されます。

その他のパラメータ

特定の環境に関連する問合せの生成に使用されるデータ・ソースに対して評価される1つ以上の変数。

WHERE句/問合せ

WHERE句: このフィールドは、「データ・ソースの使用」チェック・ボックスが選択されている場合に表示されます。このフィールドでは、データ・ソース内の既存のWHERE句に追加する別の条件を入力できます。既存のWHERE句をコピーして貼り付けることも、手動で入力することもできます。

問合せ: このフィールドは、「データ・ソースの使用」チェック・ボックスが選択されていない場合に表示されます。このフィールドには、評価される問合せ全体を入力できます。既存の問合せをコピーして貼り付けることも、手動で入力することもできます。

ヒント

データ・ソースまたは問合せの追加ヒント。1つ以上のコンテンツ・サーバー・ヒントを入力した場合、Oracle Query Optimizerコンポーネントでは、それらはデフォルトのヒントとみなされ、問合せ最適化プロセスの対象となりません。複数のヒントを入力した場合、この機能によって最適なヒントが検索され、可能であれば、複数のヒントが選択されます。

キャッシュのチェック

送信された問合せが評価され、ヒント・キャッシュがチェックされて、一致するヒントがすでに存在するかどうかが判別されます。存在する場合は、それらのヒントが返されます。存在しない場合は、メッセージヒントがキャッシュ内に存在しません。が表示されます。

データ・ソースあり: 評価のために問合せが送信される前に、WHERE句とヒントが結合され、追加パラメータが適用されます。

データ・ソースなし: 評価のために問合せが送信される前に、問合せとヒントが結合されます。

キャッシュの更新

ヒント・キャッシュが更新されるため、指定したヒントがデータ・ソースまたは問合せによって常に使用されるようになります。そのため、このボタンをクリックすると、以前に定義したヒント・キャッシュは手動で上書きされます。これ以降、この特定の問合せでは新しいヒントが使用されます。

削除

指定した問合せのフィールドに入力した情報は削除されます。


A.1.4 ファイル・ストアの管理インタフェース

ファイル・ストア・プロバイダ・コンポーネントは、ファイル・ストア・システムをサポートするために、デフォルトでインストールされて有効化されます。このコンポーネントによって、コンテンツ・サーバー・インスタンスに次のページが追加されます。

A.1.4.1 パーティション・リスト・ページ

この画面は、現在のすべてのパーティションのリストを表示し、パーティションのルートとステータスを示すために使用します。表示される各パーティションの要素は、「パーティションの追加/編集」ページで変更でき、値はIntradocDir/data/filestore/configディレクトリにあるfsconfig.hdaファイルのPartitionListリソース表に保存されます。

パーティション・リスト画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「管理」「ファイル・ストアの管理」を選択します。

要素 説明

パーティション名

パーティションの追加/編集ページを使用してパーティションを作成したときに定義されたパーティション名。パーティション名は、コンテンツの保存時にコンテンツ・サーバー・インスタンスで使用されるパス式の一部です。

パーティション・ルート

このパーティションのコンテンツの保存先であるルート・レベル。これは、コンテンツ・サーバー・インスタンスがコンテンツの保存場所を選択するために使用するアルゴリズムに引数の1つとして渡されます。この値は、C:/vaultなどの静的文字列、$#env.VauldDir$などの式、$HttpWebRoot$などのIdocスクリプト変数のいずれかです。

アクティブ

パーティションがアクティブ(TRUE)またはアクティブでない(FALSE)か。アクティブなパーティションは、コンテンツの保存に使用できます。

アクション

パーティションを編集または削除するために選択できる、各パーティションのアイテムのアクション・メニュー。

パーティションの追加

コンテンツ・サーバー・インスタンスで使用する新しいパーティションを追加またはアクティブ化できるパーティションの追加/編集ページが表示されます。


A.1.4.2 パーティションの追加/編集ページ

この画面は、コンテンツ・サーバー・インスタンスがコンテンツの格納に使用するパーティションを作成または変更するために使用します。ここで入力した値は、IntradocDir/data/filestore/config/ディレクトリにあるfsconfig.hdaファイルのパーティション・リスト表に保存されます。

「パーティションの追加/編集」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスしてパーティションを追加するには、パーティション・リスト・ページ「パーティションの追加」をクリックします。この画面にアクセスしてパーティションを編集するには、パーティション・リスト・ページでパーティション名に対応する行の「アクション」メニューにある「編集」を選択します。

要素 説明

パーティション名

パーティションの一意の名前。パーティション名は、パーティション・リスト・ページに表示され、コンテンツ・サーバー・インスタンスがコンテンツの格納に使用するパス式の一部となります。このため、作成するパーティションごとに一意のパーティション名を付ける必要があり、パーティション名にはIdocスクリプトおよびHTMLパス式と同じ文字制限があります。

パーティション・ルート

このパーティションのコンテンツの保存先であるパスのルート・レベル。これは、コンテンツ・サーバー・インスタンスがコンテンツの保存場所を選択するために使用するアルゴリズムに引数の1つとして渡されます。

容量チェックの間隔

このパーティションに使用可能なディスク領域を算出する際に使用する間隔。秒単位で指定します。この引数は、すべてのプラットフォームで機能するわけではありません。

遊びバイト

パーティションがいっぱいで、これ以上コンテンツを格納できない状態とする基準。パーティションで使用可能な領域が指定の遊びバイト数より低い場合、パーティションにはこれ以上新しいコンテンツを格納できません。

複製方法

Web表示可能レンディションに変換されないネイティブ・ファイルを扱う方法。たとえば、多くのイメージ・ファイルでは、レンディションをWeb表示可能にする必要がありません。ネイティブ・ファイルをWebパスにコピーするのではなく、ネイティブ・ファイルへのリンクを作成すると、記憶領域が管理しやすくなります。

コピー(デフォルト): ネイティブ・ファイルをWebパスにコピーします。

リンク: Webパスをボールトのネイティブ・ファイルに解決します。

アクティブ

選択すると、パーティションがアクティブになり、新しいコンテンツに使用できるようになります。

更新

指定した情報を送信し、パーティションを作成または更新します。

リセット

パーティションを更新する前に、情報を以前の状態にリセットします。


A.1.4.3 「ファイル・ストア・プロバイダ情報」ページ

この画面は、接続状態、最終アクティビティの日付、プロバイダ・タイプ、クラス、接続など、選択したプロバイダについてのファイル・ストア・プロバイダ情報にアクセスするために使用します。

filestore_provider_info.gifについては周囲のテキストで説明しています。

「ファイル・ストア・プロバイダ情報」ページを表示するには、「プロバイダ」ページでファイル・ストア・プロバイダ名の横にある「情報」をクリックします。

ファイル・ストア・プロバイダの詳細を変更するには、「ファイル・ストア・プロバイダ情報」ページで「編集」をクリックして、「ファイル・ストア・プロバイダの編集」ページを表示します。

A.1.4.4 「ファイル・ストア・プロバイダの編集」ページ

この画面は、既存のファイル・ストア構成を変更するために使用します。

この画面で入力した情報は、IntradocDir/data/providers/defaultfilestoreディレクトリのprovider.hdaファイルに保存されます。ほとんどのストレージ・シナリオはデフォルト値で処理されることになります。

「ファイル・ストア・プロバイダの編集」ページ

この画面にアクセスするには、「ファイル・ストア・プロバイダ情報」ページ「編集」をクリックします。

要素 説明

プロバイダ名

プロバイダの名前。

プロバイダの説明

「プロバイダ」ページに表示される、プロバイダを識別するためのわかりやすい語句。

プロバイダ・クラス

プロバイダの機能を制御するJavaクラス・ファイルのパス。デフォルトのクラス・ファイルは、BaseFileStoreです。

接続クラス

コンテンツ・サーバー・インスタンスに適用されないJavaクラス・ファイルのパス。値を入力しないでください。

構成クラス

ファイル・ストア・プロバイダの機能を構成するために使用されるJavaクラス・ファイルのパス。

アクセス・インプリメンタ

コンテンツにアクセスするために呼び出されるJavaクラス・ファイルのパス。

記述子インプリメンタ

コンテンツを記述する場合に呼び出されるJavaクラス・ファイルのパス。

イベント・インプリメンタ

索引作成や検索などのイベントを実装する場合に呼び出されるJavaクラス・ファイルのパス。

メタデータ・インプリメンタ

コンテンツに関する情報を必要とする場合に呼び出されるJavaクラス・ファイルのパス。

ストレージ・ルール

プロバイダで使用されるストレージ・ルール。「ルールの追加」を選択して、追加のルールを作成します。

ルールの編集

ストレージ・ルールを追加または変更する「ストレージ・ルール名」ダイアログを表示します。


A.1.4.5 「ストレージ・ルール名」ダイアログ

このダイアログ・ボックスは、コンテンツ・サーバー・インスタンスにチェックインされたコンテンツを各プロバイダが格納する方法と場所を構成するために使用します。このダイアログ・ボックスでは、コンテンツ・アイテムがファイル・システムまたはデータベースのどちらに格納されるか、Webレンディションを作成するかどうか、およびコンテンツへのパスを構成する方法を定義します。


注意:

「パスの情報」のすべてのフィールドは編集可能ですが、$dispersion$および$endDispMarker$は「Web表示可能パス」または「Web URLファイル・パス」フィールドで編集しないでください。分散ルール式は「分散ルール」フィールドで編集可能ですが、$endDispMarker$は変更できません。


この図はストレージ・ルール名のデフォルト・ページを示しています。

このダイアログ・ボックスにアクセスするには、「ファイル・ストア・プロバイダの編集」ページで、「ストレージ・ルール」リストの横にある「ルールの編集」をクリックします。

要素 説明

ファイル・システムのみ

選択すると、コンテンツ・サーバー・インスタンスにチェックインされたコンテンツはデータベースには格納されず、指定されたファイル・システムのみに格納されます。「Web表示非対応のファイル・ストア」オプションが有効になっていない場合、これにはネイティブ・ファイルとWeb表示可能ファイルの両方が含まれます。

JDBCストレージ

選択すると、コンテンツ・サーバー・インスタンスにチェックインされたコンテンツはファイル・システムには格納されず、データベースのみに格納されます。「レンディション」選択リストからオプションが選択されていない場合、これにはネイティブ・ファイルとWeb表示可能ファイルの両方が含まれます。

Web表示非対応のファイル・ストア

選択すると、Web表示可能レンディション・コンテンツは作成されません。

パス・メタデータの表示

プロバイダが使用するパスを構築するために使用されるメタデータの詳細を表示する画面を展開します。

ボールト・パス

コンテンツ・サーバーにチェックインされたネイティブ・コンテンツがこのルールを使用するプロバイダに対して格納されるボールトの場所へのパスを定義する式。

Webレイアウト・ディレクトリ

Webレイアウト・ディレクトリへのファイル・システム上のパスを定義する式。

分散ルール

ファイル・システム上のコンテンツの分散を定義する式。$endDispMarker$は変更できません。

注意: 以前のリリースのコンテンツ・サーバーからファイル・システムをアップグレードした場合は、既存の構成をサポートするために、このフィールドがデフォルトで空白になります。ファイル・システムに既存のドキュメントがある場合、分散は空白(空)のままになります。

Web表示可能パス

Web表示可能レンディションへのファイル・システム上のパスを定義する式。このパス内の$dispersion$および$endDispMarker$は編集しないでください。

HttpWebRootおよびURL接頭辞

コンテンツがパーティション用に保存されているルート・レベルのWebレイアウト・ディレクトリおよびURL接頭辞を定義する式。

Web URLファイル・パス

ブラウザでWeb表示可能レンディションにアクセスするために使用するURL。このパス内の$dispersion$および$endDispMarker$は編集しないでください。



重要:

ストレージ・ルール内に定義されているWeb URLファイル・パスで使用されているWebルートが、コンテンツ・サーバー・インスタンスに定義されているデフォルトのweblayoutディレクトリ以外にある場合は、ストレージ・ルール内に使用されているWebルートのWebサーバーに別名または仮想ディレクトリを追加する必要があります。そうしない場合、コンテンツ・サーバー・インスタンスによりファイルへのアクセス場所が認識されません。仮想ディレクトリをWebサーバーに追加する手順の詳細は、Webサーバーに付属のドキュメントを参照してください。


A.1.4.6 「パスの情報」画面

この画面には、ファイル・ストア・プロバイダ用のパスを構築する際に使用できるパス・メタデータの現在の構成に関する情報が表示されます。

「パスの情報」画面の表示

この画面を表示するには、「ストレージ・ルール名」ダイアログ・ボックス「パス・メタデータの表示」をクリックします。

要素 説明

フィールド名

現在のパス・メタデータ構成のフィールド名。

説明

フィールドの機能の簡単な説明。

生成アルゴリズム

フィールドに関連付けられているアルゴリズム。


A.1.5 Webサーバーのインタフェース

この項の内容は次のとおりです。

A.1.5.1 「Webサーバー・フィルタの構成」ページ

この画面は、コンテンツ・サーバー・インスタンスとのWebサーバー・フィルタ通信を構成およびトラブルシューティングするために使用します。Oracle WebLogic Server管理サーバーはWebサーバー通信を処理するため、GZIPエンコード・オプションを除く、このページにあるほとんどのオプションは関係ありません。ただし、設定は変更可能です。このコンテンツ・サーバー・インスタンスのアクセス・ポイントとして独立したWebサーバーが使用される場合は設定が必要になることがあります。

「Webサーバー・フィルタの構成」画面

このページにアクセスするには、「管理」「フィルタ管理」を選択します。

一般オプション 説明

キャッシュのタイムアウト

Webサーバーがユーザー資格証明を保持する時間(分)。コンテンツ・サーバーのユーザー資格証明を維持するには、Webサーバーがユーザー・データをキャッシュできる有限の時間を選択する必要があります。

デフォルトの認証

ユーザーがコンテンツ・サーバー・インスタンスに初めてログインすると、Cookieがフィルタに送信されます。デフォルトの認証をデフォルトの「基本」から「NTLM」に変更した場合は、資格証明が自動的に認証されるため、ユーザーがコンテンツ・サーバー・インスタンスに初めてログインするときに、再度ログインすることを要求するプロンプトは表示されません

GZIP圧縮を無効にする

パフォーマンスを最適化するために、コンテンツ・サーバー・インスタンスはHTMLレスポンス・ページを圧縮します。このオプションは、デバッグの目的に役立ちます。

TRUE: コンテンツ・サーバー・インスタンスがHTMLレスポンス・ページを圧縮しないようにします。

FALSE: コンテンツ・サーバー・インスタンスがHTMLレスポンス・ページを圧縮するように構成します。これはデフォルトの設定です。


いずれかのロギング・オプションを選択すると、Webサーバー・フィルタ・ログ・ファイルが次のように作成されます。

  • Apache: IntradocDir/data/users/authfilt.log

ロギング・オプション 説明

CGI_DEBUG

選択すると、Webサーバー・フィルタを通じて渡される上位レベルの情報のロギングが有効になります。これは、パスワードとユーザー認証の問題を判別する場合に役立ちます。

CGI_SEND_DUMP

選択すると、Webサーバー・フィルタを通じて渡されるすべての受信データのロギングが有効になります。

CGI_RECEIVE_DUMP

Webサーバー・フィルタを通じて渡されるすべての送信データのロギングを有効にします。

FILTER_DEBUG

選択すると、Webサーバー・フィルタ内部で発生するイベントのロギングが有効になります。

PLUGIN_DEBUG

選択すると、このフラグを認識するWebサーバー・プラグイン・フィルタ内部で発生するイベントのロギングが有効になります。


A.1.5.2 「Web URLマップ」画面

この画面は、URLマッピング・エントリを追加または編集するために使用します。Oracle WebLogic Serverドメイン内のマッピングも実行します。

「Web URLマップ」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「管理」「Web URLマップ」を選択します。

要素 説明

接頭辞

定義済マッピング・スクリプトを使用してURLを処理するかどうかを評価するためのフィルタとして使用する接頭辞。

マップ

適用可能なURLを処理し、生成されるURLにマップするために使用するスクリプト。

更新

「接頭辞」フィールドと「マップ」フィールドに対する変更内容を保存します。

リセット

「接頭辞」フィールドと「マップ」フィールドの値を以前保存した設定に戻します。入力したが保存していない値はフィールドから削除されます。


A.1.6 プロバイダ情報

コンテンツ・サーバーのプロバイダを管理する場合、次の画面を使用します。

A.1.6.1 「プロバイダ」ページ

このページは、プロバイダ情報の検索、プロバイダのテスト、プロバイダの追加と編集を行うために使用します。

「プロバイダ」画面については周囲のテキストで説明しています。

このページにアクセスするには、次のいずれかの操作を実行します。

  • 「管理」「プロバイダ」を選択します。

  • 「管理サーバー」ページのリストで「プロバイダの表示」をクリックします。

プロバイダ表 説明

プロバイダ

外部エンティティとの接続を確立するプロバイダの名前。

説明

外部エンティティとの接続を確立するプロバイダの説明。

タイプ

プロバイダのタイプ。このリストには、ServletIncomingProvider、SystemDatabase、SystemServerSocket、JpsUserProvider、DefaultFileStoreなどの標準のプロバイダが含まれています。

接続状態

考えられる状態は次のとおりです。

  • 良好

  • ダウン

  • 再起動が必要

  • 構成ミス

最終アクティビティの日付

プロバイダがアクティブであった最終日時。

アクション

情報: プロバイダの「プロバイダ情報」ページが表示されます。

テスト: プロバイダの「接続状態」列と「最終アクティビティの日付」列がリフレッシュされます。


新規プロバイダの作成表 説明

プロバイダ・タイプ

プロバイダのタイプ:

「説明」列

プロバイダ・タイプの説明。

アクション

追加: 行に表示されたプロバイダ・タイプのプロバイダの追加/編集ページが表示されます。


A.1.6.2 「プロバイダ情報」ページ

このページは、既存のプロバイダ情報を表示、編集、無効化または削除するために使用します。


注意:

自分で作成したプロバイダのみを編集、無効化または削除できます。コンテンツ・サーバー・インスタンスとともにインストールされたプロバイダを編集、無効化または削除することはできません。


たとえば、SystemServerSocketプロバイダを編集、無効化または削除することはできません。

「プロバイダ情報」画面については周囲のテキストで説明しています。

たとえば、JpsUserProviderを編集、無効化または削除することはできません。

「プロバイダ情報」画面については周囲のテキストで説明しています。

このページにアクセスするには、「プロバイダ」ページでプロバイダに対応する行の「アクション」列にある「情報」をクリックします。

要素 説明

「情報」フィールド

プロバイダに関する情報が表示されます。表示される情報は、プロバイダのタイプやコンテンツ・サーバーの構成によって異なります。各フィールドの説明は、「プロバイダの追加/編集」ページを参照してください。

編集

プロバイダの「プロバイダの追加/編集」ページを表示します。このボタンは、デフォルトのシステム・プロバイダでは表示されません。

無効化/有効化

プロバイダを無効化または有効化します。プロバイダを無効化または有効化した後、コンテンツ・サーバー・インスタンスを再起動する必要があります。

このボタンは、デフォルトのシステム・プロバイダでは表示されません。

削除

プロバイダを削除します。このボタンは、デフォルトのシステム・プロバイダでは表示されません。


A.1.6.3 「プロバイダの追加/編集」ページ

この画面は、プロバイダを作成または編集するために使用します。

  • 「プロバイダの追加」ページにアクセスするには、「プロバイダ」ページで、作成するプロバイダのタイプに対応する行の「追加」をクリックします。

  • 「プロバイダの編集」ページにアクセスするには、「プロバイダ情報」ページで、プロバイダ・タイプに対応する行の「編集」をクリックします。

「プロバイダの追加/編集」ページ上のフィールドは、作成または編集するプロバイダのタイプに応じて異なります。

コンテンツ・サーバーの構成に応じて、他のプロバイダが表示されることがあります。

A.1.6.4 送信ソケット・プロバイダ・ページ

この画面は、送信ソケット・プロバイダを作成または編集するために使用します。

「送信ソケット・プロバイダの編集」画面

この画面にアクセスするには、「プロバイダ」ページでプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」をクリックするか、「プロバイダ情報」ページでプロバイダに対応する行の「編集」をクリックします。

要素 説明

プロバイダ名

プロバイダの名前。これはIntradocDir/data/providers/ディレクトリのサブディレクトリになります。

プロバイダの説明

プロバイダのわかりやすい説明。

プロバイダ・クラス

プロバイダのJavaクラスの名前。たとえば、intradoc.provider.SocketOutgoingProviderなどです。

接続クラス

プロバイダ接続を実装するJavaクラスの名前。たとえば、intradoc.provider.SocketOutgoingConnectionなどです。

構成クラス

追加の構成を実行するJavaクラスの名前。このクラスは、接続クラスがすでにプロバイダであるデータベース・プロバイダに対して非常に役立ちます。

サーバー・ホスト名

他のコンテンツ・サーバー・インスタンスのサーバー・ホスト名。

HTTPサーバー・アドレス

他のコンテンツ・サーバー・インスタンスのHTTPアドレス。たとえば、intradoc:90などです。

サーバー・ポート

プロバイダが他のコンテンツ・サーバー・インスタンスと通信するポート番号。

インスタンス名

他のコンテンツ・サーバー・インスタンスの名前(IDC_Name)。

相対Webルート

他のコンテンツ・サーバー・インスタンスの相対Webルート。たとえば、/_install_dir__instance_dir__2/など。

接続パスワードの使用

選択すると、ターゲット・サーバーに接続するためにパスワードが必要になります。ターゲット・サーバーは、グローバル・プロキシ・パスワードを使用して接続を許可することも、名前付きパスワード接続を用意することもできます。

接続パスワード名

接続パスワードの名前。名前は空白(グローバル・パスワードを選択)にすることも、特定の名前を指定してターゲットのプロキシ接続のいずれかを選択することもできます。

接続パスワード

接続パスワード。

クライアントのIPフィルタ

ターゲット・サーバーへの接続を使用できるクライアントIPアドレス。

Inbound Refinery変換ジョブの処理

選択すると、このプロバイダでInbound Refineryが使用されます。

Inbound Refineryの読取り専用モード

選択すると、このプロバイダでコンテンツ・サーバー・インスタンスが新規変換ジョブをInbound Refineryに送信できません。

追加/更新

プロバイダ情報を保存します。

リセット

プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。


A.1.6.5 「データベース・プロバイダ」ページ

この画面は、データベース・プロバイダを作成または編集するために使用します。


注意:

システム・データベース・プロバイダは、Oracle WebLogic Serverデータ・ソースを使用して、実際のデータベース認証および通信を処理します。


「データベース・プロバイダの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「プロバイダ」ページでプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」をクリックするか、「プロバイダ情報」ページでプロバイダに対応する行の「編集」をクリックします。

要素 説明

プロバイダ名

プロバイダの名前。これはIntradocDir/data/providers/ディレクトリのサブディレクトリになります。

プロバイダの説明

プロバイダのわかりやすい説明。

プロバイダ・クラス

プロバイダのJavaクラスの名前。(たとえば、intradoc.jdbc.JdbcWorkspace)。

接続クラス

プロバイダ接続を実装するJavaクラスの名前。(たとえば、intradoc.jdbc.JdbcConnection)。

構成クラス

追加の構成を実行するJavaクラスの名前。このクラスは、接続クラスがすでにプロバイダであるデータベース・プロバイダに対して非常に役立ちます。

データベース・タイプ

データベース・タイプ。ORACLE、MSSQLSERVER、DB2、SYBASEなどのタイプがあります。

JDBCドライバ

データベース・タイプに対応するJDBCドライバ名。データベース・タイプを選択すると、適切なドライバが自動的に入力されます。

JDBC接続文字列

データベース・タイプに対応するJDBC接続文字列。データベース・タイプを選択すると、適切な文字列が自動的に入力されます。

データ・ソースの使用

選択すると、プロバイダがデータ・ソースを使用することが指定されます。

データ・ソース

データ・ソース。

問合せのテスト

「プロバイダ」ページの「テスト」リンクをクリックすると、プロバイダをテストするためにテスト問合せが使用されます。データベース・タイプを選択すると、テスト問合せが自動的に入力されます。別のテスト問合せを入力するように選択することもできます。

データベース・ディレクトリ

コンテンツ・サーバー・データベース情報が含まれるディレクトリ。(たとえば、IntradocDir/database)。DAOデータベースでのみ使用されます。

データベース名

DAOデータベースでのみ使用されます。

JDBCユーザー

使用するJdbcUser。

JDBCパスワード

使用するJdbcPassword。

接続の数

プロバイダが保持するデータベース接続の数。この数は、JDBCデータベースでのみ使用されます。

追加のストレージ・キー

接続に必要な追加のストレージ・キー。システムのストレージ・キーが自動的に入力されます。

追加設定

データベース・プロバイダの追加構成設定。

追加/更新

プロバイダ情報を保存します。

リセット

プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。


A.1.6.6 「受信プロバイダ」ページ

この画面は、受信プロバイダを作成または編集するために使用します。

「受信プロバイダの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「プロバイダ」ページでプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」をクリックするか、「プロバイダ情報」ページでプロバイダに対応する行の「編集」をクリックします。

要素 説明

プロバイダ名

プロバイダの名前。これはIntradocDir/data/providers/ディレクトリのサブディレクトリになります。

プロバイダの説明

プロバイダのわかりやすい説明。

プロバイダ・クラス

プロバイダのJavaクラスの名前。たとえば、intradoc.provider.SocketIncomingProvider

接続クラス

プロバイダ接続を実装するJavaクラスの名前。たとえば、idc.provider.SocketIncomingConnection

構成クラス

追加の構成を実行するJavaクラスの名前。このクラスは、接続クラスがすでにプロバイダであるデータベース・プロバイダに対して非常に役立ちます。

サーバー・ポート

プロバイダが受信接続をリスニングするポート。たとえば、受信システム・プロバイダは、デフォルトではポート4444でリスニングします。

追加/更新

プロバイダ情報を保存します。

リセット

プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。


A.1.6.7 「プレビュー・プロバイダ」ページ

この画面は、プレビュー・プロバイダを作成または編集するために使用します。

「プレビュー・プロバイダの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「プロバイダ」ページでプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」をクリックするか、「プロバイダ情報」ページでプロバイダに対応する行の「編集」をクリックします。

要素 説明

プロバイダ名

プロバイダの名前。これはIntradocDir/data/providers/ディレクトリのサブディレクトリになります。

プロバイダの説明

プロバイダのわかりやすい説明。

プロバイダ・クラス

プロバイダのJavaクラスの名前。たとえば、intradoc.provider.SocketOutgoingProviderなどです。

接続クラス

プロバイダ接続を実装するJavaクラスの名前。たとえば、intradoc.provider.SocketOutgoingConnectionなどです。

構成クラス

追加の構成を実行するJavaクラスの名前。このクラスは、接続クラスがすでにプロバイダであるデータベース・プロバイダに対して非常に役立ちます。

サーバー・ホスト名

他のコンテンツ・サーバー・インスタンスのサーバー・ホスト名。たとえば、localhostなどです。

HTTPサーバー・アドレス

他のOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスのHTTPアドレス。「構成情報」ページの「HTTPサーバー」にリストされた値を使用します。たとえば、intradoc:90などです。

サーバー・ポート

プロバイダがOracle Content Publisherと通信するポート。通常、このポートは4441です。

追加/更新

プロバイダ情報を保存します。

リセット

プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。


A.1.6.8 LDAPプロバイダ・ページ

この画面は、LDAPプロバイダを作成または編集したり、コンテンツ・サーバーとLDAPセキュリティの統合を構成するために使用します。


注意:

JPSユーザー・プロバイダはOracle WebLogic Serverとともに使用することをお薦めします。「JPSユーザー・プロバイダ」ページを参照してください。


前後の文は「LDAPプロバイダの追加」画面について説明しています。

この画面にアクセスするには、「プロバイダ」ページLDAPユーザー・プロバイダ・タイプに対応する行の「追加」をクリックするか、「プロバイダ情報」ページLDAPユーザー・プロバイダに対応する行の「編集」をクリックします。

次の表の第1列でカッコ内の語は、IntradocDir/data/providers/provider_name/provider.hdaファイル内の対応する構成設定です。

要素 説明

プロバイダ名

プロバイダの名前。これはIntradocDir/data/providers/ディレクトリのサブディレクトリになります。

プロバイダの説明

プロバイダのわかりやすい説明。

プロバイダ・クラス

(ProviderClass)

プロバイダを実装するJavaクラスの名前。

  • デフォルトはintradoc.provider.LdapUserProviderです。

接続クラス

(ProviderConnection)

LDAPサーバーへの接続を実装するJavaクラスの名前。デフォルトはintradoc.provider.LdapConnectionです。

構成クラス

(ProviderConfig)

追加の構成を実行するJavaクラスの名前。このクラスは、接続クラスがすでにプロバイダとなっているデータベース・プロバイダに対して役立ちます。

ソース・パス

(SourcePath)

LDAPプロバイダを識別する一意の文字列。ユーザーが最初にプロバイダを通じて証明書をリクエストするときに、この文字列がユーザー情報とともに格納されます。そのため、ユーザーが次に証明書をリクエストするときに、この文字列を使用してユーザーとプロバイダをマッピングすることができるようになります。ソース・パスにはプロバイダの名前を使用してください。

LDAPサーバー

(LdapServer)

LDAPサーバーのホスト名。

LDAP接尾辞

(LdapSuffix)

o=example.comdc=example,dc=comなど、すべてのLDAP操作に使用するルート接尾辞(ネーミング・コンテキスト)。LDAPグループからコンテキスト・サーバーのロールおよびアカウントへのすべてのマッピングはこのルートから始まります。

カンマの前後にスペースを入れないでください。

LDAPポート

(LdapPort)

LDAPサーバーがリスニングするポート。デフォルトは389です。SSLを使用している場合は、この設定を636にする必要があります。

接続の数

(NumConnections)

プロバイダが維持するLDAPサーバー接続の数。

接続タイムアウト

LDAPサーバーへのプロバイダ接続がクローズされて再びオープンされる前に、その接続がオープンされた状態で保持される時間(分単位)。

最良の結果を得るには、この時間を15分未満に設定します。15分以上に設定すると、JNDIレイヤーで接続のオープンが保持されない問題が起きる可能性があります。

「優先度」フィールド

(Priority)

ユーザー資格証明をチェックするLDAPプロバイダの順序。

  • このフィールドは、ユーザーがこれまでにコンテンツ・サーバー・インスタンスにログインしていない場合にのみ使用します。ユーザーがこれまでに資格証明をリクエストしたことがある場合は、そのユーザーのソース・パスが格納されているため、このソース・パスによって指定されるLDAPプロバイダが使用されます。

  • コンテンツ・サーバー・インスタンス内の各LDAPプロバイダには一意の優先度番号が必要です。

資格証明マップ

資格証明マップ。

SSLを使用

(UseSecureLdap)

選択すると、適切な証明書をLDAPサーバーにインストールする必要があります。SSLを開始すると、この証明書によってLDAPサーバーとコンテンツ・サーバー・インスタンスの間の通信が保護されます。

LDAPサーバーに対して自己署名付き証明書を使用し、SSLを使用するように選択した場合、状況に応じてLDAPサーバーの証明書をJVMの信頼できる証明書キーストアに追加し、LDAPポート636での通信エラーを回避する必要があります。証明書をJVMキーストアにインポートする基本コマンドは次のとおりです。

%JAVA_HOME%\bin\keytool -import -file 
server certificate file -alias server alias -keypass changeit -keystore
%JAVA_HOME%/jre/lib/security/cacerts

グループ・フィルタリングを使用

(UseGroupFilter)

選択すると、ロール接頭辞およびアカウント接頭辞の定義を使用して、コンテンツ・サーバーのロールおよびアカウントにマップされるLDAPグループが選択されます。

選択を解除すると、すべてのLDAPグループがコンテンツ・サーバーのロールおよびアカウントにマップされます。これがデフォルトです。

フル・グループ・ネームの使用

(UseFullGroupName)

選択すると、LDAPグループの階層全体(指定した接頭辞、つまりネーミング・コンテキストまで)が、コンテンツ・サーバーのロールまたはアカウントへのマッピングに含まれます。

選択を解除すると、LDAPグループの最下位レベル単位のみがコンテンツ・サーバーのロールまたはアカウントにマップされます。これがデフォルトです。

アカウント権限のデリミタ

(AcctPermDelim)

LDAPグループ名において、アカウント名とアカウント権限を区切る文字列。

  • LDAPグループ名がアカウントにマップされ、この部分文字列が含まれる場合、この部分文字列の左側の文字列がアカウント名になり、右側の文字列がアカウント権限になります。

  • たとえば、+(プラス記号)をデリミタとして定義すると、グループ名Acct1+rwは、読取り/書込み権限を備えたAcct1というアカウントにマップされます。_(アンダースコア)をデリミタとして定義すると、グループ名Acct1+rwは、デフォルトで、RWDA権限を備えたAcct1+rwというアカウントにマップされます。

  • デフォルトは_(アンダースコア)です。

  • このフィールドは、コンテンツ・サーバー・インスタンスでアカウントが有効になっている場合のみ表示されます。

デフォルト・ネットワーク・ロール

このプロバイダを介して接続するユーザーに割り当てられるデフォルト・ロール。たとえば、コントリビュータなどです。

デフォルト・ネットワーク・アカウント

(DefaultNetworkAccounts)

LDAP資格証明を使用してコンテンツ・サーバー・インスタンスにログインするユーザーに対するデフォルトのアカウント権限。

  • アカウントのカンマ区切りリストを使用する必要があります。アカウントを区切るカンマの前後に空白を入力しないでください。

  • 各アカウントに対する権限は、account(RWDA)のようにアカウント名の後にカッコで囲んで指定します。権限を指定しない場合は、RWDA権限がデフォルトで付与されます。

  • #noneを入力すると、アカウントが割り当てられていないドキュメントに対するアクセス権が付与されます。

  • #allエントリでは、すべてのアカウントに権限が与えられます。

  • デフォルトは#none(RWDA)です。

  • この設定は、匿名ユーザーには適用されません。

  • この設定により、最小限のアカウント権限が定義されます。外部ユーザー・ベースにより定義されたアカウント権限は、この権限に追加されます。たとえば、デフォルトが#none(RW),Project(R)の場合に、ユーザーのグループがProject(RWD)権限にマップされると、このユーザーの権限は#none(RW),Project(RWD)になります。

  • このフィールドは、コンテンツ・サーバー・インスタンスでアカウントが有効になっている場合のみ表示されます。

ロール接頭辞

LDAPグループ名のどこからをコンテンツ・サーバーのロール名に一致させるかを指定する文字列。

ロール接頭辞の深さ

LDAPグループ名が有効なロールとみなされるために、グループ名のロール接頭辞の後に含めることができるレベル数を指定する数値。特定の接頭辞の深さパラメータにアスタリスク(*)を配置すると、この接頭辞によってマップされるすべてのグループのショート名が使用されます。

ロール接頭辞の追加

ロール接頭辞の文字列および深さを「ロール接頭辞」ボックスに句として追加します。

ロール接頭辞

(RolePrefix)

グループ・フィルタリング・チェック・ボックスを選択したときにLDAPグループの選択に使用されるロール接頭辞句のリスト。このボックスは直接編集できます。

接頭辞の各単位を分割しているカンマの前後に空白を入力しないでください。

アカウント接頭辞

LDAPグループ名のどこからをコンテンツ・サーバーのアカウント名に一致させるかを指定する文字列。

このフィールドは、コンテンツ・サーバー・インスタンスでアカウントが有効になっている場合のみ表示されます。

アカウント接頭辞の深さ

LDAPグループ名が有効なアカウントとみなされるために、グループ名のアカウント接頭辞の後に含めることができるレベル数を指定する数値。

このフィールドは、コンテンツ・サーバー・インスタンスでアカウントが有効になっている場合のみ表示されます。

特定の接頭辞の深さパラメータにアスタリスク(*)を配置すると、この接頭辞によってマップされるすべてのグループのショート名が使用されます。

アカウント接頭辞の追加

アカウント接頭辞の文字列および深さを「アカウント接頭辞」ボックスに句として追加します。

このボタンは、コンテンツ・サーバー・インスタンスでアカウントが有効になっている場合のみ表示されます。

アカウント接頭辞

AcctPrefix()

グループ・フィルタリング・チェックボックスを選択したときにLDAPグループの選択に使用されるアカウント接頭辞句のリスト。このボックスは直接編集できます。

接頭辞の各単位を分割しているカンマの前後に空白を入力しないでください。

このボックスは、コンテンツ・サーバー・インスタンスでアカウントが有効になっている場合のみ表示されます。

LDAP属性

コンテンツ・サーバーのユーザー情報フィールドにマップされるLDAPユーザー属性。

ユーザー属性

「LDAP属性」フィールドからマッピングされるコンテンツ・サーバーのユーザー情報フィールド。

  • 値を変更できるすべてのコンテンツ・サーバー・ユーザー情報フィールドがリストされます。

  • 標準ユーザー情報フィールドは、「d」で始まります。

  • カスタム・ユーザー情報フィールドは、「u」で始まります。

ユーザー属性の追加

LDAP属性およびユーザー属性を、コロンで区切られた句として「属性マップ」ボックスに追加します。

属性マップ

(AttributeMap)

LDAPユーザー属性をコンテンツ・サーバーの情報フィールドにマップするために使用される属性マップ句のリスト。

  • このボックスは直接編集できます。

  • このフィールドを空白のままにした場合、デフォルトは次のとおりです。

    mail:dEmail
    cn:dFullName
    title:dUserType
    

LDAP管理者DN

(LdapAdminDN)

LDAPサーバーをコールするユーザー名。

  • このユーザーには、LDAPサーバーに対する読取り権限が必要です。

  • ユーザー名を空白のままにすると、プロバイダはLDAPサーバーに匿名で接続します。

LDAP管理者パスワード

(LdapAdminPassword)

LDAPサーバーをコールするユーザーのパスワード。

追加/更新

プロバイダ情報を保存します。

リセット

プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。


A.1.6.9 キープアライブ受信プロバイダ・ページ

この画面は、キープアライブ・ソケット受信プロバイダを作成または変更するために使用します。

keepalivesocketの「受信プロバイダの追加」画面

この画面にアクセスするには、「管理」「プロバイダ」を選択して「プロバイダ」ページを表示します。次に、「プロバイダ」ページでプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」をクリックするか、「プロバイダ情報」ページでプロバイダに対応する行の「編集」をクリックします。

要素 説明

プロバイダ名

(必須)プロバイダの名前。

プロバイダの説明

(必須)プロバイダの説明。

プロバイダ・クラス

(必須)プロバイダのJavaクラスの名前。(idc.provider.ExtendedSocketIncomingProviderなど)。

接続クラス

プロバイダ接続を実装するJavaクラスの名前。(idc.provider.KeepaliveSocketIncomingConnectionなど)。

構成クラス

追加の構成を実行するJavaクラスの名前。このクラスは、接続クラスがすでにプロバイダであるデータベース・プロバイダに対して非常に役立ちます。

サーバー・スレッド・クラス

キープアライブ・サーバー・スレッドのJavaクラスの名前(idc.provider.KeepaliveIdcServerThreadなど)。

サーバー・ポート

(必須)プロバイダが受信接続をリスニングするポート。たとえば、WebCenter Contentの受信システム・プロバイダは、デフォルトではポート4444でリスニングします。

追加/更新

プロバイダ情報を保存します。

リセット

プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。


A.1.6.10 キープアライブ送信プロバイダ・ページ

この画面は、キープアライブ・ソケット送信プロバイダを作成または変更するために使用します。

keepalivesocketの「送信プロバイダの追加」画面

この画面にアクセスするには、「管理」「プロバイダ」を選択して「プロバイダ」ページを表示します。次に、「プロバイダ」ページでプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」をクリックするか、「プロバイダ情報」ページでプロバイダに対応する行の「編集」をクリックします。送信ソケット・プロバイダ・ページを使用して、キープアライブ送信のパラメータを指定します。

要素 説明

プロバイダ名

(必須)プロバイダの名前。

プロバイダの説明

(必須)プロバイダの説明。

プロバイダ・クラス

(必須)プロバイダのJavaクラスの名前。(idc.provider.KeepaliveSocketOutgoingProviderなど)。

接続クラス

プロバイダ接続を実装するJavaクラスの名前。(idc.provider.KeepaliveSocketOutgoingConnectionなど)。

構成クラス

追加の構成を実行するJavaクラスの名前。

リクエスト・クラス

サーバー・リクエストを実装するJavaクラスの名前。例: idc.provider.KeepaliveServerRequest

接続の数

最大接続数。たとえば、3などです。

サーバー・ホスト名

(必須)他のコンテンツ・サーバー・インスタンスのサーバー・ホスト名。たとえば、localhostなどです。

HTTPサーバー・アドレス

他のコンテンツ・サーバー・インスタンスのHTTPアドレス。

サーバー・ポート

(必須)プロバイダが他のコンテンツ・サーバー・インスタンスと通信するために使用するポート。

インスタンス名

(必須)他のコンテンツ・サーバー・インスタンスの名前。

相対Webルート

(必須)他のコンテンツ・サーバー・インスタンスの相対Webルート。

接続パスワードの使用

選択すると、ターゲット・サーバーに接続するためにパスワードが必要になります。ターゲット・サーバーは、グローバル・プロキシ・パスワードを使用して接続を許可することも、名前付きパスワード接続を用意することもできます。

接続パスワード名

接続パスワード名。名前は空白(グローバル・パスワードを選択)にすることも、特定の名前を指定してターゲットのプロキシ接続のいずれかを選択することもできます。

接続パスワード

接続パスワード。

クライアントのIPフィルタ

ターゲットへのこの接続を使用できるクライアントIPアドレス。

「変換」オプション

プロバイダでInbound Refineryを使用する場合のオプション。

  • Inbound Refinery変換ジョブの処理

  • Inbound Refineryの読取り専用モード

事前変換されたキューで許可されるジョブ数。

追加

プロバイダ情報を保存します。

リセット

プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。


A.1.6.11 SSL受信プロバイダ・ページ

この画面は、SSLソケット受信プロバイダを作成または変更するために使用します。

keepalivesocketの「受信プロバイダの追加」画面

この画面にアクセスするには、「管理」「プロバイダ」を選択して「プロバイダ」ページを表示します。次に、「プロバイダ」ページでプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」をクリックするか、「プロバイダ情報」ページでプロバイダに対応する行の「編集」をクリックします。

要素 説明

プロバイダ名

(必須)プロバイダの名前。

プロバイダの説明

(必須)プロバイダの説明。

プロバイダ・クラス

(必須)プロバイダのJavaクラスの名前。(idc.provider.ssl.SSLSocketIncomingProviderなど)。

接続クラス

プロバイダ接続を実装するJavaクラスの名前。(idc.provider.KeepaliveSocketIncomingConnectionなど)。

構成クラス

追加の構成を実行するJavaクラスの名前。このクラスは、接続クラスがすでにプロバイダであるデータベース・プロバイダに対して非常に役立ちます。

サーバー・スレッド

受信接続用のサーバー・スレッドの名前(idc.provider.KeepaliveIdcServerThreadなど)。

サーバー・ポート

(必須)プロバイダが受信接続をリスニングするポート。たとえば、受信システム・プロバイダは、デフォルトではポート4444でリスニングします。

クライアント認証をリクエスト

選択すると、プロバイダは受信接続からのクライアント認証をリクエストします。

クライアントの認証が必要

選択すると、プロバイダで受信接続からのクライアント認証が必要になります。

キーストア・ファイル・パス

キーストア・ファイル・パス。デフォルトのキーストア・ファイル・パスを使用するには、「デフォルトの使用」を選択します。

キーストア・パスワード

キーストア・パスワード。

エイリアス

エイリアス名。

エイリアスのパスワード

エイリアスのパスワード。

トラストストア・ファイル・パス

トラストストア・ファイル・パス。デフォルトのトラストストア・ファイル・パスを使用するには、「デフォルトの使用」を選択します。

「トラストストア・パスワード」

トラストストア・パスワード。

追加

プロバイダ情報を保存します。

リセット

プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。


A.1.6.12 SSL送信プロバイダ・ページ

この画面は、SSLソケット送信プロバイダを作成または変更するために使用します。

keepalivesocketの「送信ソケット・プロバイダの追加」画面

このページにアクセスするには、「管理」「プロバイダ」を選択して「プロバイダ」ページを表示します。次に、「プロバイダ」ページでプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」をクリックするか、「プロバイダ情報」ページでプロバイダに対応する行の「編集」をクリックします。

要素 説明

プロバイダ名

(必須)プロバイダの名前。

プロバイダの説明

(必須)プロバイダの説明。

プロバイダ・クラス

(必須)プロバイダのJavaクラスの名前。例: idc.provider.KeepaliveSocketOutgoingProvider

接続クラス

プロバイダ接続を実装するJavaクラスの名前。例: idc.provider.KeepaliveSocketOutgoingConnection

構成クラス

追加の構成を実行するJavaクラスの名前。

リクエスト・クラス

サーバー・リクエストを実装するJavaクラスの名前。例: idc.provider.KeepaliveServerRequest

接続の数

最大接続数。たとえば、3などです。

サーバー・ホスト名

(必須)他のコンテンツ・サーバー・インスタンスのサーバー・ホスト名。たとえば、localhostなどです。

HTTPサーバー・アドレス

他のコンテンツ・サーバー・インスタンスのHTTPアドレス。

サーバー・ポート

(必須)プロバイダが他のコンテンツ・サーバー・インスタンスと通信するために使用するポート。

インスタンス名

(必須)他のコンテンツ・サーバー・インスタンスの名前。

相対Webルート

(必須)他のコンテンツ・サーバー・インスタンスの相対Webルート。

キーストア・ファイル・パス

キーストア・ファイル・パス。デフォルトのキーストア・ファイル・パスを使用するには、「デフォルトの使用」チェック・ボックスを選択します。

キーストア・パスワード

キーストア・パスワード。

エイリアス

エイリアス名。

エイリアスのパスワード

エイリアスのパスワード。

トラストストア・ファイル・パス

トラストストア・ファイル・パス。デフォルトのトラストストア・ファイル・パスを使用するには、「デフォルトの使用」チェック・ボックスを選択します。

「トラストストア・パスワード」

トラストストア・パスワード。

接続パスワードの使用

選択すると、ターゲット・サーバーへの接続にパスワードが必要になります。

接続パスワード名

ターゲット・サーバーでは、名前付きパスワード接続が提供されることがあります。空の値を使用してグローバル・パスワードを選択します。または、固有の名前を使用してターゲットのプロキシ接続の1つを選択します。

接続パスワード

接続パスワード。

クライアントのIPフィルタ

ターゲットへのこの接続を使用できるクライアントIPアドレス。ワイルドカード記号* = match 0 or manyおよび| = match either orを使用して、使用可能な複数のクライアントと照合できます。

変換オプション

プロバイダでInbound Refineryを使用するためのオプション。

  • Inbound Refinery変換ジョブの処理: このプロバイダがInbound Refineryインスタンスの場合のみ使用します。

  • Inbound Refineryの読取り専用モード: コンテンツ・サーバー・インスタンスが新しい変換ジョブをこのInbound Refineryインスタンスに送信しないようにする場合は、このオプションを使用します。

追加

プロバイダ情報を保存します。

リセット

プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。


A.1.6.13 「JPSユーザー・プロバイダ」ページ

この画面は、Oracle JPSと統合するユーザー・プロバイダを作成または編集するために使用します。

JpsUserProvider画面については周囲のテキストで説明しています。

このページにアクセスするには、「プロバイダ」ページJPSユーザー・タイプに対応する行の「追加」をクリックするか、「プロバイダ情報」ページでプロバイダに対応する行の「編集」をクリックします。

要素 説明

プロバイダ名

プロバイダの名前。これはIntradocDir/data/providers/ディレクトリのサブディレクトリになります。

プロバイダの説明

プロバイダのわかりやすい説明。

プロバイダ・クラス

プロバイダを実装するJavaクラスの名前。

接続クラス

LDAPサーバーへの接続を実装するJavaクラスの名前。

構成クラス

追加の構成を実行するJavaクラスの名前。このクラスは、接続クラスがすでにプロバイダとなっているデータベース・プロバイダに対して役立ちます。

ソース・パス

プロバイダを識別する一意の文字列。ユーザーが初めてプロバイダを介して資格証明を要求すると、この文字列がユーザー情報とともに格納されるため、次回にユーザーが資格証明を要求したとき、プロバイダとユーザーの照合にこの文字列を使用できます。ソース・パスにはプロバイダの名前を使用してください。

JPSコンテキスト

Oracle JPSサーバーのホスト名。

JPS属性

コンテンツ・サーバー・ユーザー情報フィールドにマップされるJPS属性を選択します。

ユーザー属性

JPS属性フィールドからマップされるコンテンツ・サーバー・ユーザー情報フィールドを選択します。

  • 値を変更できるすべてのコンテンツ・サーバー・ユーザー情報フィールドがリストされます。

  • 標準ユーザー情報フィールドは、「d」で始まります。

  • カスタム・ユーザー情報フィールドは、「u」で始まります。

ユーザー属性の追加

「属性マップ」ボックス内に、JPS属性とユーザー属性をコロン区切りの句として追加します。

属性マップ

ユーザー属性をコンテンツ・サーバーの情報フィールドにマップするために使用される属性マップ句のリスト。

  • このボックスは直接編集できます。

  • このフィールドを空白のままにした場合、デフォルトは次のとおりです。

    mail:dEmail
    cn:dFullName
    title:dUserType
    

デフォルト・ネットワーク・ロール

このプロバイダを介して接続するユーザーに割り当てられたデフォルトのロール。(contributorguestなど)。

アカウント権限のデリミタ

このフィールドが空白の場合、デフォルト・フォーマットでは、アカウント名の後に権限がカッコで囲まれて表示されます。例: @account(RW)

このフィールドが空白でない場合は、アカウント名と権限を区切るデリミタを指定します。たとえば、このフィールドが$の場合、デリミタは@account$RWのように表示されます。

デフォルト・ネットワーク・アカウント

このプロバイダを介してアクセスするデフォルト・ネットワーク・アカウント。デフォルト値は#noneです。

アカウント接頭辞

このプロバイダを介してアクセスするアカウントで使用する接頭辞。デフォルトは@(アットマーク)です。

追加/更新

プロバイダ情報を保存します。

リセット

プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。


A.1.6.14 送信Httpプロバイダ・ページ

この画面は、コンテンツ・サーバー・インスタンスにHttp送信プロバイダを追加するために使用します。

前後の文は「送信Httpプロバイダの編集」画面について説明しています。

この画面にアクセスするには、「管理」「プロバイダ」を選択します。「プロバイダ」ページでプロバイダ・タイプに対応する行の「追加」をクリックするか、「プロバイダ情報」ページでプロバイダに対応する行の「編集」をクリックします。

要素 説明

プロバイダ名

プロバイダの名前。

プロバイダの説明

プロバイダのわかりやすい説明。

プロバイダ・クラス

プロバイダのJavaクラスの名前。たとえば、proxyconnections.HttpOutgoingProviderなどです。

接続クラス

プロバイダ接続を実装するJavaクラスの名前。たとえば、proxyconnections.HttpOutgoingConnectionなどです。

構成クラス

追加の構成を実行するJavaクラスの名前。このフィールドは空白のままにします。

CGI URL

プロキシ・サーバーのURL。

インスタンス名

プロキシ・コンテンツ・サーバー・インスタンスのインスタンス名。

相対Webルート

コンテンツ・サーバー・インスタンスの相対Webルート。

接続パスワード名

パスワード接続の名前(これは既存の名前またはプロキシ・サーバーに作成するパスワード接続の名前にすることができます)。名前では、ターゲット・マスター・サーバーのプロキシ接続の1つを指定する必要があります。ターゲット・サーバーは名前付きのパスワードを要求します。

接続パスワード

名前付きパスワード接続のパスワード。

クライアントのIPフィルタ

ターゲット・サーバーへのこの接続を使用できる1つまたは複数のクライアントIPアドレス。

変換オプション

Inbound Refineryの変換オプション。事前変換されたキューで許可されるジョブ数を入力します。デフォルトは100です。

  • Inbound Refinery変換ジョブの処理: コンテンツ・サーバー・インスタンスが新しい変換ジョブをこのInbound Refineryに送信しないようにする場合に、このチェック・ボックスを選択します。このInbound Refineryは、変換ジョブが終了するとそのジョブを返します。

  • Inbound Refineryの読取り専用モード: コンテンツ・サーバー・インスタンスが新しい変換ジョブをこのInbound Refineryに送信しないようにする場合に、このチェック・ボックスを選択します。

追加

プロバイダ情報を保存します。

リセット

プロバイダ情報を前回保存した値にリセットします。


A.1.7 バッチ・ローダー・インタフェース

次の画面は、バッチ・ローダー・アプリケーションを使用したバッチ・ロード操作で使用します。

A.1.7.1 「バッチ・ローダー」画面

この画面は、コンテンツ・サーバー・インスタンスでバッチ・ロード・ファイルを操作するために使用します。

「バッチ・ローダー」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、スタンドアロン・モードで管理アプリケーションを実行する手順に従います。

要素 説明

「オプション」メニュー

構成の保存: 現在のバッチ・ローダー設定をDomainHome/ucm/cs/bin/intradoc.cfgファイルに保存します。

バッチ・ファイルのビルド: 「バッチビルダー」画面を表示します。

終了: 「バッチ・ローダー」画面を閉じます。

「ヘルプ」メニュー

コンテンツ: コンテンツ・サーバーのオンライン・ヘルプを表示します。

コンテンツ・サーバーについて: コンテンツ・サーバー・インスタンスのバージョン、ビルドおよび著作権情報を表示します。

バッチロード・ファイル

バッチ・ロード・ファイルのパスおよびファイル名。設定がintradoc.cfgファイルに保存されていない場合、デフォルトはIntradocDir/samples/Batchloader/batchinsert.txtとなります。

「参照」をクリックしてバッチロード・ファイルの場所を指定し、バッチロード・ファイルを選択します。

許容最大エラー数

エラーの数がこの値を超えると、バッチ・ローダーはバッチ・ロード・ファイルのレコードの処理を停止します。デフォルトは50です。

夜間に大量のファイルをバッチ・ローダーで処理する場合は、処理が完了前に停止しないようにこの数を増やすことを検討してください。

バッチ・ローダーを厳重に監視する場合は、エラーが発生と同時に通知されるように、この数を減らすことを検討してください。

チェックインが成功した後でファイルをクリーン・アップします。

選択すると、正常にチェックインまたは更新された各ファイルがハード・ドライブから削除されます。

失敗したリビジョン・クラスに対してエラー・ファイルを有効にします。

選択すると、テキスト・ファイルが作成され、バッチ・ロード中に失敗したファイル・レコードが保存されます。このファイルに保存されたエラーを修正し、修正後のファイルをバッチ・ロード・ファイルとして再実行できます。

「コンテンツ・サーバー・リポジトリにロードします。」進行状況バー

バッチ・ロード処理の進行状況を表示します。

バッチ・ファイルをロードします。

バッチ・ロード処理を開始します。


A.1.7.2 「バッチビルダー」画面

この画面は、バッチ・ロード・ファイルを作成するために使用します。

バッチ・ビルダー画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「バッチ・ローダー」画面「オプション」を選択し、「バッチ・ファイルのビルド」を選択します。

要素 必須 説明

「オプション」メニュー

なし

構成の保存: 現在のバッチビルダー設定をDomainHome/ucm/cs/bin/intradoc.cfgファイルに保存します。

バッチ・ローダーのロード: バッチ・ローダー画面を表示します。

ディレクトリ

はい

バッチ・ロード・ファイルに含めるコンテンツが保存されているディレクトリ。また、このディレクトリのサブディレクトリにあるファイルも、すべてバッチ・ロード・ファイルに含められます。

バッチロード・ファイル

はい

作成するバッチ・ロード・ファイルのパスおよびファイル名。既存のファイルの名前を入力すると、該当するファイルが新しいバッチ・ロード・ファイルに置き換えられます。

「参照」をクリックしてバッチロード・ファイルの場所を指定し、バッチロード・ファイルを選択します。

マッピング

はい

メタデータ値を指定するために使用するマッピング・ファイル。

「編集」をクリックしてバッチビルダーの「マッピング・リスト」画面を表示します。

ファイル・フィルタ

いいえ

バッチ・ロード・ファイルに含めるか、バッチ・ロード・ファイルから除外するファイル。

このフィールドが空白である場合は、指定したディレクトリおよびサブディレクトリにあるすべてのファイルが含められます。

このフィールドにファイルを指定し、「外部フィルタ」の選択を解除すると、指定したファイルのみがバッチ・ロード・ファイルに含められます。

このフィールドにファイルを指定し、「外部フィルタ」を選択すると、指定したファイル以外のすべてのファイルがバッチ・ロード・ファイルに含められます。

ファイル名全体またはファイル拡張子を指定できます。

ファイル名と拡張子はカンマで区切ります。

拡張子は、*.ext、.ext、extというように入力できます。

ビルド

なし

指定したパラメータを使用してバッチ・ロード・ファイルを作成します。


A.1.7.3 バッチビルダー・マッピング・リスト画面

この画面は、バッチ・ロード・ファイルのマッピング・リストを作成するために使用します。

バッチビルダー・マッピング・リスト画面

この画面にアクセスするには、「バッチビルダー」画面で「マッピング」フィールドの横にある「編集」をクリックします。

要素 説明

名前

使用可能なマッピング・ファイルのリスト。

説明

各マッピング・ファイルの簡単な説明。

追加

バッチビルダー・マッピングの追加画面が表示されます。

編集

バッチビルダー・マッピングの編集画面が表示されます。

削除

選択したマッピング・ファイルを削除します。

閉じる

バッチビルダー・マッピング・リスト画面を閉じます。


A.1.7.4 バッチビルダー・マッピングの追加画面

この画面は、新規マッピング・ファイルに名前を付けるために使用します。

バッチビルダー・マッピングの追加画面

この画面にアクセスするには、バッチビルダー・マッピング・リスト画面「追加」をクリックします。

要素 説明

名前

マッピング・ファイルの一意の名前。最大フィールド長は30文字です。次の文字は使用できません。空白、タブ、行送り、改行および ^ ? : @ & + " # % < * ~ |

説明

マッピング・ファイルの簡単な説明。

OK

バッチビルダー・マッピングの編集画面が表示されます。

取消

新規マッピング・ファイルを作成せずにバッチビルダー・マッピングの追加画面を閉じます。


A.1.7.5 バッチビルダー・マッピングの編集画面

この画面は、マッピング・ファイルに編集するために使用します。

バッチビルダー・マッピングの編集画面

この画面にアクセスするには、次のいずれかの操作を実行します。

要素 説明

説明

マッピング・ファイルの簡単な説明。

フィールド

マッピング・ファイルに定義されている値を持つメタデータ・フィールドのリスト。

バッチ・ロード・ファイルのメタデータ・フィールドに割り当てられる値。

追加

バッチビルダー・マッピング・フィールドの追加/バッチビルダー・マッピング・フィールドの編集画面を表示します。

編集

バッチビルダー・マッピング・フィールドの追加/バッチビルダー・マッピング・フィールドの編集画面を表示します。

削除

選択したメタデータ・フィールドがマッピング・ファイルから削除されます。

OK

現在の設定をマッピング・ファイルに保存します。

取消

変更内容を適用せずにバッチビルダー・マッピングの編集画面を閉じます。


A.1.7.6 バッチビルダー・マッピング・フィールドの追加/バッチビルダー・マッピング・フィールドの編集画面

この画面は、メタデータ・フィールドのマッピング値を定義するために使用します。

バッチビルダー・マッピング・フィールドの追加画面

この画面にアクセスするには、バッチビルダー・マッピングの編集画面「追加」または「編集」をクリックします。

要素 説明

フィールド

dDocTypexCommentsなど、定義されるメタデータ・フィールドの名前。

バッチ・ロード・ファイルで使用される値。このフィールドに直接入力するか、または右の列から事前定義済の値を挿入できます。

<<


右の列で選択した変数を「値」フィールドに挿入します。

変数

バッチ・ロード・ファイルで値として使用できる事前定義済の変数のリスト。

OK

フィールドと値の設定をマッピング・ファイルに適用します。

取消

変更内容を保存せずにバッチビルダー・マッピング・フィールドの追加/バッチビルダー・マッピング・フィールドの編集画面を閉じます。


A.1.8 Content Serverアナライザ・インタフェース

「Content Serverアナライザ」画面は、ファイル・システム、データベース、検索索引を含むコンテンツ・サーバー・リポジトリ・コンポーネントの整合性を確認するために使用します。また、このユーティリティは、リポジトリ・コンポーネントで検出された問題をシステム管理者が修正する場合にも役立ちます。

「Content Serverアナライザ」には、次の2つのタブが含まれています。

A.1.8.1 「Content Serverアナライザ」: 「構成」タブ

「Content Serverアナライザ」画面のこのタブは、分析オプションを構成し、カスタマイズしたロギング・ディレクトリ構造を指定するために使用します。

「Content Serverアナライザ」画面については周囲のテキストで説明しています。

Content Serverアナライザの起動方法は、オペレーティング・システムに応じて異なります。

  • Windows: 「スタート」「プログラム」「Oracle Content Server」instance_name「Content Serverアナライザ」を選択します。

  • UNIX/Linux: DomainHome/ucm/cs/binディレクトリに移動して、Content Serverアナライザ・プログラムを実行します。

デフォルトでは、「構成」タブはContent Serverアナライザが起動すると表示されます。

オプション 説明

データベースのチェック

データベースに対してあらゆるチェックを実行し、データベース列の整合性を確保し、DocMeta表、Revisions表、Documents表の各表間でデータの一貫性を実現します。

RevClassIDのチェック

dRevClassID表とdDocName表との間で正確なデータ同期を実現します。

データベースのクリーン

一貫性のない行をデータベースから削除します。DocMeta表では余分なエントリが削除され、Documents表では不適切に定義されたエントリが削除され、リビジョン表では対応する参照がないエントリが削除されます。

検索索引のチェック

検索索引を分析して整合性を確保します。データ・レコードが重複している索引付きドキュメントおよび検索コレクションから欠落しているドキュメントがないかチェックします。

検索索引のクリーン

検索索引を再構築し、除外されたドキュメントの欠落データ・レコードを置換します。

ファイル・システムのチェック

ファイル・システム(Webレイアウトおよびボールト・ファイルのリポジトリ)を分析して、必要なファイルがすべて存在していることを確認します。

削除

ファイル・システム分析中に見つかった余分なファイルを完全に削除します。

安全な削除

logs/ディレクトリに安全な削除用のディレクトリを作成し、ファイル・システム分析中に見つかった余分なファイルをそのディレクトリにコピーします。

追加ファイルのチェック

ファイル・システムに存在する余分なファイルを特定します。

レポートの生成

コンソール・ウィンドウを使用して、リポジトリ内のコンテンツ・アイテムに関する統計をレポートします。レポートには、ファイル・システム内のコンテンツ・アイテムのステータス、リリースおよび処理状態に関する情報が記載され、以前の合計と現在の合計が示されます。進行状況メッセージおよびエラー・メッセージも、コンソール・ウィンドウに記録されます。

範囲

分析する条件の範囲(先頭と末尾)。

Analyzerのログ・ディレクトリ

Content Serverアナライザが使用するデフォルト・ディレクトリはDomainHome/ucm/cs/bin/logs/です。必要に応じて、カスタム・ディレクトリ名を入力することもできます。「安全な削除」オプションを選択している場合は、このディレクトリにファイルが移動します。

解析の開始

コンテンツ・サーバーの整合性の分析を開始します。


A.1.8.2 「Content Serverアナライザ」: 「進行状況」タブ

このタブは、Content Serverアナライザ・プロセスの進行状況および生成されるすべての情報を表示するために使用します。

Content Serverアナライザの起動方法は、オペレーティング・システムに応じて異なります。

  • Windows: 「スタート」「プログラム」「Oracle Content Server」instance_name「Content Serverアナライザ」を選択します。

  • UNIX/Linux: DomainHome/ucm/cs/binディレクトリに移動して、Content Serverアナライザ・プログラムを実行します。

このタブにアクセスするには、Content Serverアナライザ・アプリケーションで「進行状況」をクリックするか、Content Serverアナライザ・アプリケーションで「解析の開始」をクリックします。

要素 説明

「タスクの進行状況」バー

「構成」タブで選択したすべての解析タスクの進行状況が組み合されて表示されます。

「全体の進行状況」バー

解析プロセス全体の進行状況が表示されます。

コンソール領域

解析プロセス中に収集されまとめられた情報が表示される領域。選択した各オプションに該当する情報が表示されます。また、解析プロセス中に生成された進捗状況やエラーに関するメッセージも表示されます。

解析の開始

コンテンツ・サーバー解析を開始します。


A.1.9 エラーおよびステータス情報インタフェース

この項には、エラーおよびステータス情報に関するユーザー・インタフェースの画像および説明の参照先が記載されています。

A.1.9.1 「Content Serverログ」画面

この画面は、コンテンツ・サーバー・ログ・ファイルを日時に従って表示するために使用します。1日に1ファイルが生成されます。エントリは、イベントの発生に従って終日にわたりファイルに追加されます。

「コンテンツ・サーバーのログ・ファイル」画面

この画面にアクセスするには、「管理」「ログ・ファイル」「Content Serverログ」を選択します。

「コンテンツ・サーバーのログ・ファイル」画面

特定のログ・ファイルにアクセスするには、「Content Serverログ」画面のログ日時リンクをクリックします。

要素 説明

タイプ

ログ・ファイル・エントリのタイプを表示します。

  • 情報: 基本的なステータス情報を表示します。

  • エラー: 発生してもソフトウェアの機能が停止しないエラーを表示します。

  • 致命的: 発生するとソフトウェアの機能が停止するエラーを表示します。

時間

ログ・ファイル・エントリの日時を表示します。

説明

ログ・ファイル・エントリに関する情報を表示します。詳細レベルはエントリのタイプによって異なります。


A.1.9.2 「アーカイバ・ログ」画面

この画面は、インポート、エクスポートおよびレプリケーションに関する情報が表示されるアーカイバ・ログ・ファイルを表示するために使用します。このログ・ファイルは、日時に従って表示されます。1日に1ファイルが生成されます。エントリは、イベントの発生に従って終日にわたりファイルに追加されます。

「アーカイバのログ・ファイル」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「管理」「ログ・ファイル」「アーカイバ・ログ」を選択します。

「アーカイバのログ・ファイル」画面については周囲のテキストで説明しています。

特定のログ・ファイルにアクセスするには、「アーカイバのログ・ファイル」画面のログ日時リンクをクリックします。

要素 説明

タイプ

ログ・ファイル・エントリのタイプを表示します。

  • 情報: 基本的なステータス情報を表示します。

  • エラー: 発生してもソフトウェアの機能が停止しないエラーを表示します。

  • 致命的: 発生するとソフトウェアの機能が停止するエラーを表示します。

時間

ログ・ファイル・エントリの日時を表示します。

説明

ログ・ファイル・エントリに関する情報を表示します。詳細レベルはエントリのタイプによって異なります。


A.1.9.3 「データベース・ログ」画面

この画面は、データベース・ログ・ファイルを日時に従って表示するために使用します。1日に1ファイルが生成されます。エントリは、イベントの発生に従って終日にわたりファイルに追加されます。

「データベースのログ・ファイル」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「管理」「ログ・ファイル」「データベース・ログ」を選択します。

「データベースのログ・ファイル」画面については周囲のテキストで説明しています。

特定のデータベース・ログ・ファイルにアクセスするには、「データベースのログ・ファイル」画面のログ日時リンクをクリックします。

要素 説明

タイプ

ログ・ファイル・エントリのタイプを表示します。

  • 情報: 基本的なステータス情報を表示します。

  • エラー: 発生してもソフトウェアの機能が停止しないエラーを表示します。

  • 致命的: 発生するとソフトウェアの機能が停止するエラーを表示します。

時間

ログ・ファイル・エントリの日時を表示します。

説明

ログ・ファイル・エントリに関する情報を表示します。詳細を確認するには「詳細」をクリックします。


A.1.9.4 「構成情報」ページ

この画面は、コンテンツ・サーバー・インスタンスの構成情報を表示するために使用します。

前後の文は「構成情報」画面について説明しています。

この画面にアクセスするには、「管理」インスタンスの構成」をクリックします。

要素 説明

サーバー名

コンテンツ・サーバー・インスタンスがデプロイされているサーバーの名前。ビルド、OS名、インスタンス名、サーバー・ポート、HTTP Webルートなどのサーバー情報を表示するには、「サーバーの構成」をクリックします。

バージョン

コンテンツ・サーバー・ソフトウェアのリリース番号およびビルド番号。

ClassLoader

ClassLoaderのタイプ。ロード順およびクラスパスを表示するには、「クラスパス詳細」をクリックします。

インスタンス・ディレクトリ

コンテンツ・サーバー・インスタンスのインストール・ディレクトリ・パス。詳細を確認するには「ディレクトリの詳細」をクリックします。

データベース・タイプ

コンテンツ・サーバー・インスタンスで使用するために構成したデータベースのタイプ名。詳細を確認するには「データベース接続の詳細」をクリックします。

データベース・バージョン

コンテンツ・サーバー・インスタンスで使用するために構成したデータベースのバージョン番号とタイプ。

HTTPサーバー・アドレス

コンテンツ・サーバー・インスタンスのHTTPサーバーのアドレス。詳細を確認するには「インターネットの構成」をクリックします。

メール・サーバー

コンテンツ・サーバーのメール・サーバーに固有の名前(router.name.suffix)。

検索エンジン名

コンテンツ・サーバー・インスタンスで使用するために構成した検索エンジンの名前。

索引エンジン名

コンテンツ・サーバー・インスタンスで使用するように構成した索引エンジンの名前。

インストール済の機能の数

コンテンツ・サーバー・インスタンスにインストールされている機能の数。機能名、バージョン、レベルおよび関連するコンポーネント名を表示するには、「機能の詳細」をクリックします。

有効なコンポーネントの数

コンポーネント・サーバー・インスタンスで有効になっているコンポーネントの数。コンポーネント名、バージョン、場所、機能拡張、追加コンポーネント、クラスパスおよびライブラリパスを表示するには、「有効なコンポーネントの詳細」をクリックします。

構成設定を変更するには、詳細が表示されているときに、特定のコンポーネントの「構成」をクリックします(サポートされている場合)。

無効なコンポーネントの数

コンポーネント・サーバー・インスタンスで無効になっているコンポーネントの数。コンポーネント名、バージョン、場所、機能拡張、追加コンポーネント、クラスパスおよびライブラリパスを表示するには、「無効なコンポーネントの詳細」をクリックします。

自動採番接頭辞

自動的に採番された接頭辞。詳細を確認するには「サーバー・オプション」をクリックします。

アカウントを使用

コンテンツ・サーバー・インスタンスでアカウントを使用している場合は「True」に設定します。アカウントを使用していない場合は「False」に設定します。

NTLMセキュリティは有効です

NTLMセキュリティが有効な場合は「True」に設定します。NTLMセキュリティが無効な場合は「False」に設定します。

読取り特権を持つユーザーである場合にコピーを許可する

読取り特権を持つユーザーがコンテンツ・アイテムのコピーを取得できる場合は「True」に設定します。読取り特権を持つユーザーがコンテンツ・アイテムのコピーを取得できない場合は「False」に設定します。詳細を確認するには「コンテンツ・セキュリティの詳細」をクリックします。

元のコントリビュータにのみチェックアウトを許可する

元のコントリビュータ(ユーザー)のみがコンテンツ・アイテムをチェックアウトできる場合は「True」に設定します。元のコントリビュータ以外のユーザーもコンテンツ・アイテムをチェックアウトできる場合は「False」に設定します。

Javaバージョン

コンテンツ・サーバー・インスタンスで使用するJavaソフトウェア・バージョンの番号。詳細を確認するには「Javaプロパティ」をクリックします。


A.1.9.5 「システム監査情報」ページ

この画面は、この画面は、コンテンツ・サーバー・インスタンスの監査情報を表示するために使用します。

「システム監査情報」画面については周囲のテキストで説明しています。
「システム監査情報」画面については周囲のテキストで説明しています。

このページにアクセスするには、「管理」「システム監査情報」をクリックします。

要素 説明

一般的な情報

次の情報が表示されます。

  • コンテンツ・サーバー・インスタンスが起動して稼働した期間。

  • 処理されたサービス・リクエスト数、およびシステムがサービス・リクエストを正常に処理したかどうか。

  • JVMメモリー容量の合計、および使用可能なJVMメモリーの合計。詳細を確認するには「メモリーの詳細」をクリックします。

  • スレッド数の合計。詳細を確認するには「スレッドの詳細」をクリックします。

  • アクティブなデータベース接続の合計数。詳細を確認するには「データベース接続の詳細」をクリックします。

  • 監査メッセージの合計数。

ローカライズ情報

次の情報が表示されます。

  • 文字列キー・カウント数。

  • ローカライズ・システムが文字列索引を使用しているかどうか。

  • ローカライズ・テスト実行時間数。

  • ローカライズ・テスト1秒当たりの参照数。

トレース・セクション情報

次の情報およびオプションが表示されます。

  • 「完全な詳細トレース」チェック・ボックス。完全な詳細トレースを実施します。

  • 「保存」チェック・ボックス。トレース情報を保存します。

  • 「アクティブなセクション」フィールド。トレースするアクティブなセクションを指定します。

  • 「イベント捕捉テキスト」フィールド。トレースで捕捉するテキストを指定します。

  • 「スレッド・ダンプの追加」チェック・ボックス。スレッド・ダンプをトレースに追加します。

  • 「更新」ボタン。この領域で行った選択内容を取得します。

  • 「リセット」ボタン。この領域で行った選択内容をクリアします。

キャッシュ情報

次の情報が表示されます。

  • 永続的にロードされたページ数およびリソース・ファイル数。

  • キャッシュが一時的に制限される数。

  • 一時アイテムがロードされるかどうか。

  • 実行する個別検索問合せの合計数。詳細を確認するには「検索キャッシュの詳細」をクリックします。

  • キャッシュ内にあるアイテムの合計数。

  • スキーマ・キャッシュに格納されているアイテムの合計数。詳細を確認するには「スキーマ・キャッシュの詳細」をクリックします。

  • 許可されたバイト数から使用されたバイト数。

  • バッファ・キャッシュのサマリー。詳細を確認するには「バッファ・プールの詳細」をクリックします。

構成エントリ情報

次の情報が表示されます。

  • 環境キーの数。詳細を確認するには「表示」をクリックします。

  • オーバーライドされた構成値の数。詳細を確認するには「表示」をクリックします。

  • 無視された設定の数。詳細を確認するには「表示」をクリックします。

  • 削除された設定の数。詳細を確認するには「表示」をクリックします。

コンポーネント・レポート

名前別のサーバー・コンポーネントのリスト。詳細を確認するには、コンポーネントの名前をクリックします。詳細には、コンポーネントの場所、バージョン番号、ステータスなどが表示されます。


A.1.9.6 スケジュールされたジョブの管理インタフェース

次の画面は、コンテンツ・サーバー・インスタンスでシステム・コンポーネントによって実行される、スケジュールされたジョブを監視する場合に使用します。

A.1.9.6.1 「アクティブなスケジュールされたジョブ」画面

この画面は、コンテンツ・サーバー・インスタンスでシステム・コンポーネントによって実行される、アクティブなスケジュールされたジョブを表示するために使用します。

「アクティブなスケジュールされたジョブ」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「管理」「スケジュールされたジョブの管理」「アクティブなスケジュールされたジョブ」を選択します。

要素 説明

ジョブ名

アクティブなジョブの名前。

ジョブの説明

アクティブなジョブの目的。

処理済

ジョブが処理された日時、または処理を開始した日時。

ステータス

ジョブの現在のステータス。各アイコンが表すステータスの簡単な説明が表示するには、そのアイコン上にカーソルを移動します。

  • 高優先度

  • 非アクティブ

  • 繰返し

  • 短い

アクション

次のジョブのいずれかのアクションを選択します:

  • 情報

  • 編集

  • 取消

  • 削除

「情報」アイコンを使用して、ジョブ情報ページを表示します。


A.1.9.6.2 「スケジュールされたジョブの履歴」画面

この画面は、コンテンツ・サーバー・インスタンスでシステム・コンポーネントによって実行される、スケジュールされたジョブの履歴を表示するために使用します。

「スケジュールされたジョブの履歴」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「管理」「スケジュールされたジョブの管理」「スケジュールされたジョブの履歴」を選択します。

要素 説明

ジョブ名

スケジュールされたジョブの名前。

ジョブの説明

ジョブの目的の説明。

最終処理

ジョブが最後に処理された日時。

最終ステータス

ジョブの最終ステータス(「正常に終了しました」、「失敗」)。

アクション

スケジュールされたジョブの情報ページを表示するには、「情報」アイコンをクリックします。


A.1.9.6.3 スケジュールされたジョブの情報画面

この画面は、コンテンツ・サーバー・インスタンスでシステム・コンポーネントによって実行される、スケジュールされたジョブに関する情報を表示するために使用します。

「ジョブ情報ページ」については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「管理」「スケジュールされたジョブの管理」を選択します。次に、「アクティブなスケジュールされたジョブ」画面または「スケジュールされたジョブの履歴」画面のいずれかを選択し、「情報」アイコンをクリックしてジョブ情報を表示します。

編集可能なスケジュールされたジョブの情報画面を表示するには、「アクティブなスケジュールされたジョブ」画面の「アクション」メニューから「編集」を選択します。

要素 説明

名前

スケジュールされたジョブの名前。

説明

スケジュールされたジョブの説明。

カテゴリ

スケジュールされたジョブのカテゴリ。

例外の親ジョブ

このフィールドは編集できません。例外の親ジョブがない場合は何も表示されません。

初期ユーザー

スケジュールされたジョブを所有するユーザーのタイプ。

キュー・タイプ

キューのタイプ(「短い」または「長い」)。

タイプ

スケジュールのタイプ(「即時」、「1回のみ」、「繰返し」)。

状態

スケジュールされたジョブの現在の状態。

優先度

スケジュールされたジョブの優先順位。

間隔

処理対象のスケジュールされたジョブに指定される間隔(「1時間」、「2時間」、「1日」、「1週間」)。

開始トークン

スケジュールされたジョブの処理開始をトリガーするトークン。

進行状況

スケジュールされたジョブの進行状況。

作成日

スケジュールされたジョブが作成された日時。

更新日

スケジュールされたジョブが更新された日時。

プロセス日付

スケジュールされたジョブが処理された日時。

最終処理日

スケジュールされたジョブが最後に処理された日時。

最終処理ステータス

スケジュールされたジョブが最後に処理されたときのステータス。

更新

編集済の変更で画面設定を更新します。

リセット

画面設定を元の表示にリセットします。


A.1.9.7 「環境パッケージャ」ページ

この画面は、必要な状態ディレクトリ、ログ・ファイル、および他のコンポーネントやリソースのディレクトリのzipファイルを作成する診断ツールである、環境パッケージャを実行するために使用します。

「環境パッケージャ」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「管理」「環境パッケージャ」を選択します。

要素 説明

Unix 'etc'ログ・ディレクトリ

選択すると、Unix 'etc'ログ・ディレクトリ情報をzipファイルに格納します。

サーバー・データ状態ディレクトリ

選択すると、サーバー・データ状態ディレクトリ情報をzipファイルに格納します。

検索エンジン状態ディレクトリ

選択すると、検索エンジン状態ディレクトリ情報をzipファイルに格納します。

スキーマ・リソース・ディレクトリ

選択すると、スキーマ・リソース・ディレクトリ情報をzipファイルに格納します。

Content Serverログ

選択すると、コンテンツ・サーバー・ログ情報をzipファイルに格納します。

アーカイバ・ログ

選択すると、アーカイバ・ログ情報をzipファイルに格納します。

Verityログ

選択すると、Verityログ情報をzipファイルに格納します。

データベース・ログ

選択すると、データベース・ログ情報をzipファイルに格納します。

カスタム・コンポーネント・ディレクトリ

すべてのファイル: カスタム・コンポーネント・ディレクトリをzipファイルに格納します。

要約のみ: カスタム・コンポーネント・ディレクトリの要約のみをzipファイルに格納します。

クラス・ディレクトリ

すべてのファイル: クラス・ディレクトリのすべてのファイルをzipファイルに格納します。

要約のみ: クラス・ディレクトリの要約のみをzipファイルに格納します。

アプレット用のWebレイアウト共通ディレクトリ

すべてのファイル: アプレット用のWebレイアウト共通ディレクトリのすべてのファイルをzipファイルに格納します。

要約のみ: アプレット用のWebレイアウト共通ディレクトリ・ファイルの要約のみをzipファイルに格納します。

レイアウトとスキンWebリソース

「すべてのファイル」: レイアウトとスキンWebリソースをzipファイルに格納します。

要約のみ: レイアウトとスキンWebリソースの要約のみをzipファイルに格納します。

wwResourcesDir

すべてのファイル: wwResourcesDirをzipファイルに格納します。

要約のみ: wwResourcesDirの要約のみをzipファイルに格納します。

パッケージングの起動

選択したアイテムの環境パッケージング処理を起動します。

リセット

選択したアイテムをデフォルト設定にリセットします。


A.2 セキュリティおよびユーザー・アクセスのインタフェース

この項では、コンテンツ・サーバーのセキュリティおよびユーザー・アクセスを管理するためのユーザー・インタフェースおよび参照情報について説明します。

A.2.1 セキュリティ管理インタフェース

次のメイン画面は、コンテンツ・サーバーのセキュリティを管理する場合に使用します。

A.2.1.1 「ユーザー管理」画面

この画面は、コンテンツ・サーバー・インスタンスでユーザー、セキュリティ・グループおよびアカウントを設定して管理するために使用します。

「ユーザー管理」画面については周囲のテキストで説明しています。

ブラウザ・インタフェースまたはスタンドアロン・モードを使用してこのアプリケーションにアクセスし、実行できます。

  • ブラウザを使用してこの画面にアクセスするには、「管理」「管理アプレット」「ユーザー管理」を選択します。

  • ユーザー管理アプリケーションにスタンドアロン・モードでアクセスして実行すると、ADSI認証済ユーザーが資格証明を失う可能性があります。

要素 説明

「オプション」メニュー

トレース: システム全体のトレースの関連機能を実行できる「トレース構成」画面を開きます。

終了: ユーザー管理アプリケーションを閉じます。

「セキュリティ」メニュー

設定するオプションを表示します。

グループの権限: 「グループの権限」画面を表示します。

ロールの権限: 「ロールの権限」画面を表示します。

定義済アカウント: 「定義済アカウント」画面を表示します。このオプションは、アカウントが有効な場合にのみ使用できます。

「アプリケーション」 メニュー

他の管理アプリケーションを開くために使用します。他のアプリケーションは、現在のアプリケーションと同じモード(アプレットまたはスタンドアロン)で開きます。

「ヘルプ」メニュー

コンテンツ: コンテンツ・サーバーのオンライン・ヘルプを表示します。

コンテンツ・サーバーについて: コンテンツ・サーバー・インスタンスのバージョン、ビルドおよび著作権情報を表示します。

「ユーザー」タブ

ユーザー・ログインを追加、編集および削除するために使用します。「ユーザー管理」画面: 「ユーザー」タブを参照してください。

「エイリアス」タブ

ユーザー・エイリアスを追加、編集および削除するために使用します。「ユーザー管理」画面: 「エイリアス」タブを参照してください。

「情報フィールド」タブ

ユーザー情報フィールドを追加、編集および削除するために使用します。「ユーザー管理」画面: 「ユーザー情報」タブを参照してください。


A.2.1.2 「フィルタの定義」画面

この画面は、複数の管理アプリケーション画面に表示される情報リストを絞り込むために使用します。「フィルタの定義」画面には、管理アプリケーション画面に適用可能な一連のフィールドが表示されます。フィールドの横にあるボックスを選択すると、そのフィールドがフィルタとしてアクティブ化されます。

「フィルタの定義」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面には、他の様々な管理画面からアクセスできます。たとえば、「ユーザー管理」画面の「ユーザー」タブには、「フィルタの定義」ボタンが表示されます。

要素 説明

「フィルタの定義」チェック・ボックス

1つ以上のチェック・ボックスを選択して、フィルタ・フィールドをアクティブにします。

「フィルタの定義」フィールド

元の画面のユーザー・リストが選択されたチェック・ボックスのフィールドに入力された条件に基づいてフィルタされます。これらのフィールドには、次のワイルドカードを使用できます。

  • MS AccessまたはMSDEの場合:

    *: 1つ以上の文字

    ?: 1文字

  • それ以外のデータベースの場合:

    %: 1つ以上の文字

    _: 1文字

ユーザー名

ユーザー・ログイン。

フル・ネーム

ユーザー・ログインに対応するフル・ネーム。

ユーザー・タイプ

システム管理者がユーザーの分類方法として定義した属性。

認可のタイプ

ローカル、グローバル、外部のいずれかのユーザー認可タイプ。

電子メール・アドレス

ユーザーに関連付けられている電子メール・アドレス。これは、ワークフロー通知およびサブスクリプション通知に使用します。

ユーザー・ロケール

ユーザーのロケール。ユーザー・インタフェースの言語および日付/時間フォーマットを指定します。

組織

ユーザーの組織パスの値。システム管理者がグローバル・ユーザーの分類方法として定義できます。

ソース

ユーザー情報の取得に使用するLDAPユーザー・プロバイダ。また、このフィールドでは、値MSNを使用して、ユーザーがNTLMまたはADSI統合で認証されたユーザーであるかどうかを指定します。

カスタム

カスタム・ユーザー情報フィールドはどれも、フィルタ・フィールドとして使用できます。


A.2.1.3 「列の表示」画面

この画面は、いくつかの管理アプリケーション画面に表示される列を指定するために使用します。「列の表示」画面には、管理アプリケーション画面に適用される一連のフィールドが表示されます。フィールドの横にあるボックスを選択すると、そのフィールドは管理画面に列として表示されます。

「列の表示」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面には、他の様々な管理画面からアクセスできます。たとえば、「ユーザー管理」画面の「ユーザー」タブ部分には、「列の表示」ボタンが表示されます。

要素 説明

「列の表示」のチェック・ボックス

選択すると、フィールドは元の画面の「ユーザー」リストに表示されます。

選択を解除すると、フィールドは「ユーザー」リストに表示されません。

フィールドの説明は、「フィルタの定義」画面を参照してください。

設定の保存

選択すると、列の設定は、元の画面が表示されるたびに適用されます。

選択を解除すると、列の設定は、元の画面が閉じるまでの間のみ適用されます。


A.2.2 グループ、ロールおよび権限インタフェース

次の画面は、コンテンツ・サーバーのグループやロールを作成したり、権限を設定する場合に使用します。

A.2.2.1 「グループの権限」画面

この画面は、セキュリティ・グループの追加、セキュリティ・グループの削除および既存のセキュリティ・グループに関連付けられている権限の編集を実行するために使用します。

グループによる権限画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「ユーザー管理」画面「セキュリティ」「グループの権限」を選択します。


注意:

セキュリティ・グループ名に大カッコは使用できません。これは、検索エンジン・テクノロジの制限に起因するものです。


要素 説明

グループ

既存のセキュリティ・グループのリスト

ロール

既存のセキュリティ・グループに関連付けられているロールのリスト。

アクセス権の編集

セキュリティ・グループおよびロールのアクセス権の編集を有効にします。

このボタンは、グループおよびロールを選択した場合に使用できます。

グループの追加

「新しいグループの追加」画面を表示します。

グループの削除

既存のセキュリティ・グループの削除を有効にします(コンテンツが存在しているセキュリティ・グループを削除することはできません)。


A.2.2.2 「新しいグループの追加」画面

この画面は、新しいセキュリティ・グループの名前と説明を定義するために使用します。

「新しいグループの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「グループの権限」画面「グループの追加」をクリックします。

要素 説明

グループ名

新しいセキュリティ・グループの名前。

  • グループ名は30文字以内にする必要があります。

  • 次の文字は使用できません。空白、タブ、行送り、改行および ; : ^ ? & + " # % < * ~ |

  • アクセント記号付きの大文字は使用できません。アクセント記号付きの小文字は使用できます(たとえば、Älvdalsånは不可、älvdalsånは可)。

説明

セキュリティ・グループの簡単な説明です。


A.2.2.3 「ロールの権限」画面

この画面は、ロールの追加、ロールの削除およびロールに関連付けられた権限の編集を実行するために使用します。

「ロールの権限」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「ユーザー管理」画面「セキュリティ」「ロールの権限」を選択します。

要素 説明

ロール

既存のロールのリスト。

グループ/権限

選択したロールに関連付けられたセキュリティ・グループと権限のリスト。

アクセス権の編集

セキュリティ・グループおよびロールのアクセス権の編集を有効にします。

このボタンは、ロールを選択しグループまたは権限を選択した場合に使用できます。

アプレット権限の編集

ロールの権限の編集を有効にします。このボタンは、ロールを選択した場合に使用できます。

新しいロールの追加

ユーザーに対して新しいロールを設定できる「新しいロールの追加」画面を表示します。ロール名を追加し、「OK」をクリックします。

ロールの削除

選択したロールの削除を有効にします(そのロールにユーザーが割り当てられている場合は、削除できません)。


A.2.2.4 「新しいロールの追加」画面

この画面は、新しいロールの名前を定義するために使用します。

「新しいロールの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「ロールの権限」画面「新しいロールの追加」をクリックします。

要素 説明

「ロール名」フィールド

新しいロールの名前。

  • ロール名は255文字以内にする必要があります。

  • 次の文字は使用できません。空白、タブ、行送り、改行および ; : ^ ? & + " # % < * ~ |

  • 最初、ロールにはパブリック・セキュリティ・グループに対する読取り(R)権限が割り当てられており、その他のセキュリティ・グループに対する権限は割り当てられていません。


A.2.2.5 「アクセス権の編集」画面

この画面は、特定のロールの特定のセキュリティ・グループに対するアクセス権を変更するために使用します。

「アクセス権の編集」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、次のいずれかの操作を実行します。

  • 「グループの権限」画面で、セキュリティ・グループを選択し、ロールを選択して「アクセス権の編集」をクリックします。

  • 「ロールの権限」画面で、ロールを選択し、セキュリティ・グループを選択して「アクセス権の編集」をクリックします。

要素 説明

読取り

選択すると、ユーザーにファイルの表示が許可されます。

書込み

選択すると、ユーザーにファイルの表示、チェックイン、チェックアウトおよびコピーが許可されます。

削除

選択すると、ユーザーにファイルの表示、チェックイン、チェックアウト、コピーおよび削除が許可されます。

管理者

選択すると、ユーザーにファイルの表示、チェックイン、チェックアウト、コピー、削除、他のユーザーのファイルのチェックインが許可されます。さらに、ワークフロー権限があるユーザーは、ワークフローを開始または編集できます。


A.2.3 アカウント・インタフェース

次の画面は、コンテンツ・サーバー・アカウントを追加する場合に使用します。

A.2.3.1 「定義済アカウント」画面

この画面は、定義済アカウントを追加および削除するために使用します。この画面は、システムでアカウントが有効になっている場合にのみ使用できます。

「定義済アカウント」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「ユーザー管理」画面「セキュリティ」「定義済アカウント」を選択します。

要素 説明

定義済アカウント

定義済アカウントのリスト。

追加

「新しい定義済アカウントの追加」画面を表示します。

削除

選択したアカウントを削除します。

アカウントを含むコンテンツが存在する場合にもアカウントを削除できます。アカウント値はコンテンツ・アイテムに割り当てられたままですが、ユーザー定義のアカウントとみなされるようになります。


A.2.3.2 「新しい定義済アカウントの追加」画面

この画面は、新しい定義済アカウントに名前を付けるために使用します。

「新しい定義済アカウントの追加」画面

この画面にアクセスするには、「定義済アカウント」画面「追加」をクリックします。

要素 説明

定義済アカウント

追加するアカウントの名前。名前は簡潔で一貫性のあるものにします。たとえば、すべてのアカウントを、保存場所や部門に基づく3文字の省略形(MSP、NYCなど)で設定します。アカウント名は30文字を超えないようにします。次のものは使用できません。空白、タブ、行送り、改行および記号の; ^ ? : & + " # % < > * ~。


A.2.3.3 アカウント権限の追加/アカウント権限の編集画面

この画面は、ユーザーにアカウント権限を割り当てるために使用します。

「新しいアカウントの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「ユーザーの追加/編集」画面: 「アカウント」タブ「追加」または「編集」をクリックします。

要素 説明

アカウント

リストから事前定義済アカウントを選択するか、またはユーザー定義アカウントを入力します。

権限レベル

ユーザーがアカウントにアクセスするための事前定義済の権限を1つ以上選択します。

  • 読取り

  • 書込み

  • 削除

  • 管理者


A.2.4 ユーザー・ログインおよびエイリアス・インタフェース

次の画面は、コンテンツ・サーバー・ユーザー・ログインとエイリアスを作成および編集する場合に使用します。

A.2.4.1 「ユーザー管理」画面: 「ユーザー」タブ

この画面は、コンテンツ・サーバー・ユーザー・ログインを追加、編集および削除するために使用します。

「ユーザー管理」画面の「ユーザー」タブについては周囲のテキストで説明しています。

このタブにアクセスするには、「ユーザー管理」画面を表示します。

要素 説明

フィルタの使用

選択すると、ユーザー・リストが「フィルタの定義」画面で定義したとおりに絞り込まれます。

フィルタの定義

「フィルタの定義」画面を表示します。

列の表示

「列の表示」画面を表示します。

ユーザー

フィルタ設定と一致するユーザーのリスト。ユーザー名をダブルクリックすると、そのユーザーのユーザーの追加/編集画面が表示されます。

追加

「認可タイプの選択」/「認可タイプの変更」画面を表示します。

類似を追加

ユーザーをハイライトしてこのボタンをクリックすると、一部のフィールドが移入されたユーザーの追加/編集画面が表示されます。

編集

選択したユーザーの「ユーザーの追加/編集」画面を表示します。

変更

選択したユーザーの「認可タイプの選択」/「認可タイプの変更」画面を表示します。

削除

ユーザー・ログインの削除を有効にします。


A.2.4.2 「認可タイプの選択」/「認可タイプの変更」画面

この画面は、コンテンツ・サーバー・インスタンスで新しいユーザーを追加したり、選択したユーザーの認可タイプを変更する場合に、ユーザー認可タイプを指定するために使用します。

外部ユーザーは、外部ユーザー・リポジトリを使用してコンテンツ・サーバーへのアクセスが付与されると自動的に作成されます。コンテンツ・サーバーへのアクセスが付与されている外部ユーザーのユーザー・パスワードは、管理者が最初に設定する必要があります。

「認可タイプの選択」画面

この画面にアクセスするには、「ユーザー管理」画面: 「ユーザー」タブ「追加」をクリックするか、「ユーザー管理」画面: 「ユーザー」タブでユーザー名を選択してから「変更」をクリックします。

要素 説明

認可タイプ

ユーザーのタイプ。

ローカル: コンテンツ・サーバー・インスタンス内で管理者によって定義されたユーザー。管理者はユーザーに1つ以上のロールを割り当て、これにより、ユーザーがセキュリティ・グループにアクセスできるようになります。未定義のユーザーにはguestロールが割り当てられます。

グローバル: 管理が軽いユーザー。ローカル・ユーザーおよびグローバル・ユーザーの資格証明は、複数のコンテンツ・サーバー・インスタンスにまたがることができます。

OK

選択された「認可タイプ」に応じて、「ユーザーの追加/編集」画面: 「情報」タブ(ローカル・ユーザー)または「ユーザーの追加/編集」画面: 「情報」タブ(グローバル・ユーザー)が表示されます。


A.2.4.3 「ユーザーの追加/編集」画面

この画面は、ユーザー情報の定義、ロールの割当ておよびユーザーのアカウント権限の割当てを実行するために使用します。この画面にアクセスするには、次のいずれかの操作を実行します。

カスタム・メタデータ・フィールドが追加されていると、この画面に表示される情報がシステムの情報と異なる場合があります。このスクリーンショットに表示されているフィールドは、コンテンツ・サーバー・インスタンスとともにインストールされたデフォルトです。

この画面に表示されるタブは、どのユーザー・タイプが選択されているか、およびアカウントが有効かどうかによって異なります。

A.2.4.4 「ユーザーの追加/編集」画面: 「情報」タブ(ローカル・ユーザー)

「ユーザーの追加」/「ユーザーの編集」画面のこのタブは、ローカル・ユーザーを追加するために使用します。

「ユーザーの追加」画面の「情報」タブ(ローカル・ユーザー)

ローカル・ユーザー用のこのタブにアクセスするには、次のいずれかの操作を実行します。

要素 説明

名前

新規ユーザーの名前。

  • このフィールドは50文字までです。

  • ユーザー名は大文字と小文字が区別されます。

フル・ネーム

新規ユーザーの名前の全情報。このフィールドは50文字までです。

パスワード

新しいユーザー・ログインのパスワード。

  • このフィールドは50文字までです。

  • パスワードは大文字と小文字が区別されます。

パスワードの確認

スペルを確認するため、前のフィールドに入力したパスワードを再入力します。

電子メール・アドレス

ユーザーに関連付けられている電子メール・アドレス。これは、ワークフロー通知およびサブスクリプション通知に使用します。

ユーザー・タイプ

属性のリストからユーザー・タイプを選択します。システム管理者は、ユーザーを分類する手段としてこのリストを定義できます。

リスト: 「オプション・リスト」画面を表示します。

ユーザー・ロケール

ユーザーのロケール。ユーザー・インタフェースの言語および日付/時間フォーマットを指定します。システム管理者がロケール・オプションを有効にしている必要があります。

sysmanagerロールを持つユーザーのユーザー・ロケールを変更する場合は、管理サーバー・サービスを再起動して、そのユーザーのロケール言語で管理サーバー・インタフェースが表示されるようにする必要があります。

ユーザーのタイムゾーン

ユーザーのタイムゾーンを選択します。


A.2.4.5 「ユーザーの追加/編集」画面: 「情報」タブ(グローバル・ユーザー)

「ユーザーの追加」/「ユーザーの編集」画面のこのタブは、グローバル・ユーザーを追加するために使用します。

「ユーザーの追加」画面の「情報」タブ(グローバル・ユーザー)

グローバル・ユーザー用のこのタブにアクセスするには、次のいずれかの操作を実行します。

要素 説明

名前

新規ユーザーの名前。このフィールドは50文字までです。

組織パス

システム管理者がユーザーの分類方法として定義できるリストから選択します。

リスト: 「オプション・リスト」画面を表示します。

パスワード

新しいユーザー・ログインのパスワード。このフィールドは50文字までです。

パスワードの確認

スペルを確認するため、前のフィールドに入力したパスワードを再入力します。同じ制限が適用されます。

フル・ネーム

新規ユーザーの名前の全情報。このフィールドは50文字までです。

電子メール・アドレス

ユーザーに関連付けられている電子メール・アドレス。これは、ワークフローおよびサブスクリプションで使用されます。

ユーザー・タイプ

システム管理者がユーザーの分類方法として定義できる属性リストから選択します。

リスト: 「オプション・リスト」画面を表示します。

ユーザー・ロケール

ユーザーのロケール。ユーザー・インタフェースの言語および日付/時間フォーマットを指定します。システム管理者がロケール・オプションを有効にしている必要があります。

sysmanagerロールを持つユーザーのユーザー・ロケールを変更する場合は、管理サーバー・サービスを再起動して、そのユーザーのロケール言語で管理サーバー・インタフェースが表示されるようにする必要があります。

ユーザーのタイムゾーン

ユーザーのタイムゾーンを選択します。

「オーバーライド」チェック・ボックス

これらの設定は、ユーザーがグローバル・ユーザーから外部ユーザーに変更された場合や、ユーザー情報がカスタム・プラグインによってコンテンツ・サーバー・インスタンスに自動的に割り当てられた場合にのみ適用されます。

選択すると、ユーザーの追加/編集画面で割り当てられたユーザー情報によって、外部で割り当てられたユーザー情報(LDAPサーバーからのユーザー属性など)がオーバーライドされます。

選択を解除すると、コンテンツ・サーバー・インスタンスで割り当てられたユーザー情報が、外部で割り当てられたユーザー情報によってオーバーライドされます。


A.2.4.6 「ユーザーの追加/編集」画面: 「ロール」タブ

「ユーザーの追加」/「ユーザーの編集」画面のこのタブは、ロールをユーザーに割り当てるために使用します。

「ユーザーの追加」画面の「ロール」タブについては周囲のテキストで説明しています。

このタブにアクセスするには、「ユーザーの追加/編集」画面「ロール」をクリックします。

要素 説明

ロール

既存のロールのリスト。

グループ/権限

選択したロールに関連付けられているセキュリティ・グループ権限のリスト。

ロールの追加

「ロールの追加」画面が表示され、ドロップダウン・リストからロールを選択できます。

ロールの削除

選択したロールをユーザー・ログインから削除します。


A.2.4.7 「ロールの追加」画面

この画面は、ユーザーにロールを割り当てるために使用します。

「ロールの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「ユーザーの追加/編集」画面: 「ロール」タブ「ロールの追加」をクリックします。

要素 説明

ロール名

ユーザーに割り当てるロールをリストから選択します。


A.2.4.8 「ユーザーの追加/編集」画面: 「アカウント」タブ

このタブは、ユーザーにアカウントを割り当てるために使用します。このタブは、アカウントが有効になっている場合にのみ使用できます。

Usserユーザー画面の「アカウント」タブについては周囲のテキストで説明しています。

このタブにアクセスするには、「ユーザーの追加/編集」画面「アカウント」をクリックします。

要素 説明

アカウント

このユーザー・ログインに割り当てられているアカウントのリスト。デフォルトでは、すべての新規ユーザーには、アカウントにないドキュメントに対する読取り、書込み、削除および管理権限が割り当てられています。

追加

アカウント権限の追加または編集の画面を表示します。

編集

アカウント権限の追加または編集の画面を表示します。

削除

選択したアカウントを削除します。

デフォルトのアカウント

このユーザーの「コンテンツ・チェックイン・フォーム」ページにデフォルト値として入力するアカウントを選択します。ユーザーが少なくとも読取り/書込み権限を持っているすべてのアカウントがリストに表示されます。


A.2.4.9 「オプション・リスト」画面

この画面は、ユーザーのグループ化に使用できるオプションのリストを作成するために使用します。これらのオプション・リストはコンテンツ・サーバー・インスタンスでのセキュリティ機能はなく、単にユーザーをグループ化する手段となります。

「ユーザー・タイプのオプション・リスト」画面

この画面には、複数のインタフェースからアクセスできます。ユーザーをグループ化する場合、この画面にアクセスするには、「ユーザーの追加」/「ユーザーの編集」画面: 「情報」タブ(ローカル・ユーザー)または「ユーザーの追加」/「ユーザーの編集」画面: 「情報」タブ(グローバル・ユーザー)「ユーザー・タイプ」メニューを選択します。

要素 説明

オプションリスト

ここに入力した値は、「ユーザー・タイプ」または「組織パス」で選択できるようになります。各値の間には改行を入力し、1行ごとに1つの値を指定する必要があります。

昇順

選択すると、リストがアルファベット順にソートされます。

降順

選択すると、リストが逆方向のアルファベット順にソートされます。

大文字小文字を区別しない

選択すると、大文字と小文字に関係なく、リストがアルファベット順にソートされます。

選択を解除すると、大文字で開始する値が、小文字で開始する値とは別にグループ化されます。

今すぐソートする

「昇順」、「降順」および「大文字小文字を区別しない」の各オプションで指定された方法でリストをソートします。


A.2.4.10 「ユーザー管理」画面: 「エイリアス」タブ

「ユーザー管理」画面のこのタブは、エイリアスを追加、編集および削除するために使用します。

「ユーザーの追加」画面の「エイリアス」タブについては周囲のテキストで説明しています。

このタブにアクセスするには、「ユーザー管理」画面を表示し、「エイリアス」をクリックします。

要素 説明

「名前」列

エイリアス名が表示されます。

「説明」列

各エイリアスの説明。

「追加」ボタン

「新しいエイリアスの追加」/「エイリアスの編集」画面が表示されます。

「編集」ボタン

「新しいエイリアスの追加」/「エイリアスの編集」画面が表示されます。

「削除」ボタン

選択したエイリアスを削除できます。


A.2.4.11 「新しいエイリアスの追加」/「エイリアスの編集」画面

この画面は、エイリアスのユーザー・ログインを追加、編集および削除するために使用します。

ユーザー・エイリアスの追加画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「ユーザー管理」画面: 「エイリアス」タブ「追加」または「編集」をクリックします。

要素 説明

エイリアス名

エイリアス名は30文字以内にする必要があります。次の文字は使用できません。空白、タブ、行送り、改行および ; : ^ ? @ & + " # % < * ~ |

エイリアスの表示名

ディスプレイに表示されるエイリアス名。

説明

最大で80文字です。

ユーザー

エイリアスに含まれているユーザー・ログインのリスト。

追加

「ユーザーの選択」画面を表示します。

削除

選択したユーザー・ログインがエイリアスから削除されます。


A.2.4.12 「ユーザーの選択」画面

この画面は、エイリアスにユーザー・ログインを追加するために使用します。

「ユーザーの選択」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「新しいエイリアスの追加」/「エイリアスの編集」画面「追加」をクリックします。

要素 説明

フィルタの使用

選択すると、このチェック・ボックスは、「認可タイプの選択」/「認可タイプの変更」画面で定義されているように「ユーザー」リストを狭めます。

フィルタの定義

「認可タイプの選択」/「認可タイプの変更」画面を表示します。

列の表示

「列の表示」画面を表示します。

ユーザー

フィルタ設定に一致するユーザーのリスト。列の説明は、「認可タイプの選択」/「認可タイプの変更」画面を参照してください。


A.2.4.13 サブ管理インタフェース: 「権限の編集」画面

この画面は、ロールにサブ管理権限を割り当てるために使用します。

「権限の編集」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、ロールを選択し、「ロールの権限」画面「アプレット権限の編集」をクリックします。

要素 説明

Rights.Apps.UserAdmin

ユーザー管理アプリケーションにサブ管理権限を割り当てます。

Rights.Apps.WebLayout

Webレイアウト・エディタ・アプリケーションにサブ管理権限を割り当てます。

Rights.Apps.RepMan

リポジトリ・マネージャ・アプリケーションにサブ管理権限を割り当てます。

Rights.Apps.Workflow

ワークフロー管理アプリケーションにサブ管理権限を割り当てます。


A.2.4.14 「ユーザー管理」画面: 「情報フィールド」タブ

「ユーザー管理」画面のこのタブは、ユーザー情報フィールドを追加、編集および削除するために使用します。

  • 「情報フィールド」タブでフィールドを追加すると、そのフィールドは「ユーザー」タブのユーザー情報にも追加されます。

  • 新規ユーザー・フィールドを追加した後で、検索索引を再構築する必要はありません。

「ユーザー管理」画面の「情報フィールド」タブ

このタブにアクセスするには、「ユーザー管理」画面を表示し、「情報フィールド」をクリックします。

要素 説明

上へ

リストで選択したユーザー情報フィールドを上に移動します。

下へ

リストで選択したユーザー情報フィールドを下に移動します。

名前

ユーザー情報フィールドの名前。

カスタム

いいえ: システム(定義済)ユーザー情報フィールドを示します。

はい: カスタム・ユーザー情報フィールドを示します。

タイプ

フィールドのタイプ:

テキスト: 30文字。

ロング・テキスト: 200文字。

日付: 日付フォーマット(たとえば、English-USロケールの場合、dd/mm/yyyyまたはdd/mm/yy)。

メモ: 255文字。

整数: -231から2 31(-20億から+20億)。デフォルトでは、整数は自然数であるため、小数値およびカンマは使用できません。

キャプション

コンテンツ・サーバー・ページに表示されるフィールド・ラベル。

オプション・リスト

False: ユーザー情報フィールドには、オプション・リストがありません。

True: ユーザー情報フィールドにはオプション・リストがあります。

追加

「メタデータ・フィールド名の追加」画面を表示します。ここでは、新しいフィールド名を追加できます。

編集

メタデータ・フィールドの編集画面を表示します。

削除

選択したカスタム・ユーザー情報フィールドを削除します(システム・ユーザー情報フィールドは削除できません)。

データベース設計の更新

「データベース設計の更新」画面を表示します。


A.2.4.15 「メタデータ・フィールド名の追加」画面

この画面は、カスタム・ユーザー情報フィールドの名前を定義するために使用します。

「メタデータ・フィールド名の追加」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「ユーザー管理」画面: 「情報フィールド」タブ「追加」をクリックします。

要素 説明

フィールド名

重複する名前は使用できません。最大フィールド長は29文字です。次の文字は使用できません。空白、タブ、行送り、改行および ^ ? : @ & + " # % < * ~ |

カスタム・ユーザー情報フィールドを追加すると、名前を確実に一意にし、予約名との競合を防ぐために、自動的に「u」という接頭辞が名前に付加されます。ただし、ユーザー・ログイン表の列に、制限付きの名前を誤って使用しないように注意する必要があります。これは、データベース内の予約名と競合する可能性があるためです。

たとえば、新しいカスタム・ユーザー情報フィールドの名前として「ID」を使用すると、接頭辞を追加した結果が「UID」となり、エラーの原因になります。これは、UIDが予約されたデータベース名であるためです。

同様に、カスタム・メタデータ・フィールドを定義すると、名前を確実に一意にし、予約名との競合を防ぐために、自動的に「x」という接頭辞が名前に付加されます。

OK

メタデータ・フィールドの編集画面を表示します。


A.2.4.16 「メタデータ・フィールドの編集」画面

この画面は、ユーザー情報フィールドを定義するために使用します。

「メタデータ・フィールドの編集」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、次のいずれかの操作を実行します。

要素 説明

フィールド・キャプション

コンテンツ・サーバー・ページに表示されるフィールドのラベル。

フィールド・タイプ

テキスト: 30文字。

ロング・テキスト: 100文字。

日付: 日付フォーマット(たとえば、English-USロケールの場合、dd/mm/yyyyまたはdd/mm/yy)。

メモ: 255文字。

整数: -231から231(-20億から+20億)。デフォルトでは、整数は自然数であるため、小数値およびカンマは使用できません。

ビット・フラグのオーバーライド

内部使用。

管理者のみ編集可

選択すると、フィールドは「ユーザー・プロファイル」ページに表示されません。ただし、このフィールドは「ユーザー管理」アプレットを介して管理ユーザーに表示されます。

選択を解除すると、フィールドは「ユーザー・プロファイル」ページに表示されます。

表示専用フィールド

選択すると、フィールドは「ユーザー・プロファイル」ページに表示されますが、ユーザーはこのフィールドを編集できません。

「管理者のみ編集可」チェック・ボックスが選択解除されている場合、ユーザーは「ユーザー・プロファイル」ページで「表示専用」フィールドを編集できます。

オプション・リストの有効化

選択すると、フィールドにオプション・リストが表示されます。このリストは「オプション・リスト・タイプ」および「オプション・リスト・キー」によって定義されます。「情報フィールド」タブの「オプション・リスト」には、TrueまたはFalseの値が表示されます。


A.2.4.17 「データベース設計の更新」画面

この画面は、コンテンツ・サーバー・データベースのユーザー情報フィールドを追加または削除するために使用します。

「データベース設計の更新」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「メタデータ・フィールドの編集」画面でユーザー情報フィールドを追加または削除し、「データベース設計の更新」をクリックします。

要素 説明

追加する情報フィールド

データベースの最終更新時以降に追加されたユーザー情報フィールド。

削除する情報フィールド

データベースの最終更新時以降に変更されたユーザー情報フィールドのリスト。削除するフィールドのチェック・ボックスを選択します。

選択すると、ユーザー情報フィールドがデータベースから削除されます。

選択を解除すると、ユーザー情報フィールドはデータベースから削除されません。フィールドは、「ユーザー管理」画面と「ユーザー・プロファイル」ページには表示されませんが、データベースには存在しています。

OK

リストされたユーザー情報フィールドが追加され、選択したユーザー情報フィールドが削除されます。


A.2.5 プロキシ接続インタフェース

プロキシ接続を作成する場合、次の画面を使用します。

A.2.5.1 「資格証明マップ」画面

この画面を使用して、特定のユーザーの資格証明を作成し、マスター・コンテンツ・サーバー・インスタンスとプロキシ・コンテンツ・サーバー・インスタンス間のアクセスをユーザーが制御できるようにマップできます。

「資格証明マップの編集」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「管理」「資格証明マップ」を選択します。

要素 説明

マップ識別子

資格証明マップの一意の識別子を入力します。

資格証明値を2列単位で入力します。列のセパレータとしてはカンマを、行のセパレータとしては改行を使用します。最初の列には入力値を指定します。2 番目の列には出力値を指定します。

更新

「資格証明マップ」ページに指定されている資格証明値を入力します。


A.2.5.2 「プロキシ接続の認証/認可情報」画面

この画面では、管理者が名前付きパスワードを作成できます。名前付きパスワードは、名前によって特定のプロキシ接続に割り当てられるパスワードです。

プロキシ接続の認証/認可情報

この画面にアクセスするには、「管理」「接続パスワード」を選択します。

要素 説明

プロキシ接続名

プロキシ接続の名前。

説明

プロキシ接続の簡単な説明。

パスワード

プロキシ接続に割り当てるパスワード。

パスワードの確認

プロキシ接続に割り当てるパスワード。

IPアドレス・フィルタ

クライアント・コンテンツ・サーバー・インスタンスのIPアドレス番号。

HTTP IPフィルタ

クライアント・コンテンツ・サーバー・インスタンスのIPアドレスに適用される、HTTP IPアドレス・フィルタ。

更新

変更された情報を使用してページを更新します。


A.3 コンポーネント・インタフェース

この項では、コンテンツ・サーバー・コンポーネントおよびサーバー機能で使用されるインタフェースについて説明します。この付録には、次の項があります。

コンポーネント・ウィザードを表示するには、次の操作を実行します。

「コンポーネント・リスト」画面およびコンポーネント・ウィザードのメイン画面が表示されます。

A.3.1 「コンポーネント・リスト」画面

「コンポーネント・リスト」画面は、最初にコンポーネント・ウィザードにアクセスしたときに表示されます。この画面には、現在インストールされているすべてのコンポーネントが一覧表示されます。

「コンポーネント・リスト」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、コンポーネント・ウィザードを起動するか、またはコンポーネント・ウィザードのメイン画面「オプション」メニューから「開く」を選択します。

要素 関数

タグのフィルタリングの有効化

カスタム・コンポーネントのタグのフィルタリングを有効にします。

フィルタの更新

タグのフィルタリングに使用されるフィルタを更新します。

挿入タグ・フィルタ

メニューから挿入タグ・フィルタを選択します。

除外タグ・フィルタ

メニューから除外タグ・フィルタを選択します。

カスタム・コンポーネント

コンテンツ・サーバー・インスタンスにインストールされたコンポーネントごとの、名前、ステータス(有効または無効)、場所、コンポーネント定義ファイルのタイプのリスト。

追加

「コンポーネントの追加」画面を表示します。

開く

選択されたコンポーネントをコンポーネント・ウィザードで開きます。

インストール

「インストール」画面を表示します。

アンインストール

選択されたコンポーネントをコンテンツ・サーバー・インスタンスから削除します(コンポーネント・ファイルはファイル・システムに残りますが、コンポーネントのリストには表示されなくなります)。

有効化

選択されたコンポーネントを有効にします。

無効化

選択されたコンポーネントを無効にします。

ヘルプ

「コンポーネント・リスト」画面のヘルプ・ページを表示します。


A.3.2 コンポーネント・ウィザードのメイン画面

この画面は、コンテンツ・サーバーのコンポーネントを管理するために使用します。

「コンポーネント・ウィザード」画面については周囲のテキストで説明しています。

コンポーネント・ウィザードには次の方法でアクセスします。

  • (Windows)「スタート」メニューから、「プログラム」「コンテンツ・サーバー」instance_name「ツール」「コンポーネント・ウィザード」を選択します。

  • (UNIX/Linux)DomainHome/ucm/cs/bin/ディレクトリにナビゲートして、コンポーネント・ウィザード・プログラムを実行します。

要素 説明

「オプション」メニュー


コンポーネントおよび設定を使用するためのオプションを表示します。

「ビルド」メニュー


コンポーネント・ファイルをzipファイルにパッケージするために使用します。

「ヘルプ」メニュー


オンライン・マニュアルへのリンクを提供します。

サマリー

コンポーネントの名前、コンポーネント定義ファイルの場所とファイル名およびコンポーネントのステータス(有効または無効)のリスト。

エディタの起動

デフォルトのテキスト・エディタにコンポーネント定義ファイル(glueファイル)を表示します。

「リソースの定義」タブ

コンポーネントに定義されているカスタム・リソース定義のリスト。特定のカスタム・リソース定義を選択すると、その定義のカスタムHTMLインクルードおよびカスタム・データ・インクルードを表示できるようにタブが拡張されます。

カスタム・リソース定義

コンポーネントに定義されているカスタム・リソース定義のリスト。各定義は、タイプ別およびファイル名別に表示されます。

追加

(「カスタム・リソース定義」タブ)

新しいリソース・ファイルをコンポーネントに追加するために使用する「リソースを追加します。」画面を表示します。

削除

選択したリソースをコンポーネントから削除します。

エディタの起動

(「リソースの定義」タブ)

選択したリソース・ファイルをデフォルトのテキスト・エディタに表示します。

再ロード

選択したリソースのコンポーネント定義ファイルを再ロードします。

カスタム・リソース

「カスタム・リソース定義」リストで選択したリソースのカスタム・パラメータのリスト。このペインはリソースのタイプごとに異なり、HTMLインクルード、データ・インクルード、カスタム文字列、カスタム環境パラメータ、表名などを表示できます。カスタム・リソースを追加、編集または削除できます。

「Javaコード」タブ

コンポーネントに定義されているカスタムJavaコードのリスト。

「インストール/アンインストール設定」タブ

コンポーネントにインストール・フィルタまたはアンインストール・フィルタがあるかどうか、コンポーネントにプリファレンス・リソースおよびプリファレンス・プロンプトが設定されているかどうかなど、カスタム・インストール・パラメータのリスト。設定を追加、編集または削除できます。


A.3.2.1 「オプション」メニュー

コンポーネント・ウィザードのメイン画面の「オプション」メニューは、コンポーネントおよび設定を操作するために使用します。

メニュー項目 説明

追加

「コンポーネントの追加」画面を表示します。

開く

「コンポーネント・リスト」画面を表示します。

閉じる

開いているコンポーネントが閉じます。

インストール

「インストール」画面を表示します。

有効化

コンポーネント・ウィザードで開かれているコンポーネントを有効にします。

無効化

コンポーネント・ウィザードで開かれているコンポーネントを無効にします。

構成

「コンポーネントの構成」画面を表示します。

Readmeファイルの編集

開かれているコンポーネントのreadme.txtファイルがデフォルトのテキスト・エディタに表示されます。コンポーネントにreadme.txtファイルがない場合は、空のreadme.txtファイルが作成されます。

HTMLエディタの設定

「HTMLエディタの構成」画面が表示されます。この画面は、HTMLエディタ・パスの入力に使用します。

終了

コンポーネント・ウィザードを終了します。


A.3.2.2 「ビルド」メニュー

コンポーネント・ウィザードのメイン画面の「ビルド」メニューは、コンポーネント・ファイルをzipファイルにパッケージ化するために使用します。

メニュー項目 説明

ビルドの設定

「ビルドの設定」画面が表示されます。この画面は、コンポーネントzipファイルのビルド時に使用される設定を指定するために使用します。

ビルド

「ビルド」画面が表示されます。この画面は、コンポーネントzipファイルをビルドするために使用します。


A.3.2.3 「ヘルプ」メニュー

コンポーネント・ウィザードのメイン画面の「ヘルプ」メニューは、オンライン・マニュアルへのリンクにアクセスするために使用します。

メニュー項目 説明

コンテンツ

システム管理者用のオンライン・ヘルプを表示します。

コンテンツ・サーバーについて

コンテンツ・サーバー・インスタンスのバージョン、ビルドおよび著作権情報を表示します。


A.3.3 コンポーネント作成画面

次の画面は、カスタム・コンポーネントをビルドするために使用します。

A.3.3.1 「コンポーネントの追加」画面

この画面は、新しいコンポーネントをコンテンツ・サーバー・インスタンスに追加するために使用します。

「コンポーネントの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、コンポーネント・ウィザードのメイン画面「オプション」メニューの「追加」を選択するか、または「コンポーネント・リスト」画面「追加」をクリックします。

要素 関数

新規コンポーネントの作成

コンテンツ・サーバー・インスタンスにカスタム・コンポーネントを作成します。

名前

わかりやすいコンポーネント名。名前に空白を含めることはできません。

ディレクトリ

コンポーネント定義ファイルの保存先となる、コンテンツ・サーバーのインストール・ディレクトリを基準にした相対ディレクトリ。一般的に、カスタム・コンポーネントはカスタム・ディレクトリに保存されます。

既存のものをコピー

選択すると、新しいコンポーネントは、すべてのリソースと他のコンポーネント・ファイルを含め、既存のコンポーネントのコピーとなります。既存のコンポーネント定義ファイル(.hda)のパスおよびファイル名を入力します。新しいコンポーネントは一意の名前である必要があります。

選択を解除すると、新しいコンポーネントは、リソース・ファイルが1つも含まれないまま作成されます。

参照

既存のコンポーネント定義ファイルにナビゲートし、選択するために使用します。

既存のコンポーネントを使用

選択すると、このオプションは、既存のコンポーネントをコンテンツ・サーバー・インスタンスに追加します。

ファイル・パス

既存のコンポーネントのパスおよびファイル名。

参照

既存のコンポーネント定義ファイルにナビゲートし、選択するために使用します。

OK

コンポーネントをコンテンツ・サーバー・インスタンスに追加します。


A.3.3.2 「インストール」画面

この画面は、コンテンツ・サーバー・インスタンスにコンポーネントzipファイルをインストールするために使用します。

「インストール(コンポーネント)」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、コンポーネント・ウィザードのメイン画面「オプション」メニューの「インストール」を選択するか、または「コンポーネント・リスト」画面「インストール」をクリックします。

要素 説明

選択

展開するZipファイルまでナビゲートして選択するために使用します。

エントリ・タイプ

コンポーネントzipファイルに含まれているアイテムのリスト。

現在のルート接頭辞

関連コンポーネント・ファイルがインストールされるルート・ディレクトリ。

場所

コンポーネント・ファイルのサブディレクトリまたはファイル名。

OK

コンポーネントのパッケージをコンテンツ・サーバー・インスタンス上に展開します。

取消

コンポーネントのパッケージを展開せずに画面を閉じます。


A.3.3.3 「コンポーネントの構成」画面

この画面は、コンポーネント・ウィザード内からコンポーネント・ファイルの編集に使用するプログラムを指定するために使用します。

FrontPageなどのグラフィカルなHTMLエディタではなく、ワードパッドなどのテキスト・エディタを指定します。グラフィカル・エディタでは、HTMLタグを挿入または変更できますが、Idocスクリプトのタグがコンテンツ・サーバー・インスタンスで認識されない文字列に変換される可能性があります。

「コンポーネントの構成」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、コンポーネント・ウィザードのメイン画面「オプション」メニューの「構成」を選択します。

要素 説明

HTMLエディタのパス

編集プログラムの実行可能ファイルのパスとファイル名。たとえば、c:/Program Files/Windows NT/accessories/wordpad.exe

参照

ファイルにナビゲートして選択するために使用します。


A.3.3.4 「アクションの追加」/「アクションの編集」画面

この画面は、新規に定義したコンポーネント・サービスに関連付けられているアクションを指定するために使用します。

「アクションの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。

注意:

定義済の問合せの詳細は、IdcHomeDir/resources/core/tablesディレクトリにあるquery.htmworkflow.htmおよびindexer.htmの各ファイルを参照してください。


要素 説明

タイプ

メニューからアクションのタイプを選択します。

  • 問合せの選択: 問合せを選択し、即時に破棄します。

  • 問合せの実行: 問合せを実行します。

  • オプション・リストのロード: システムに格納されているオプション・リストをロードします。

  • キャッシュ問合せの選択: 問合せを選択し、問合せ結果をキャッシュします。

  • Javaメソッド: サービスを実装するJavaクラスの一部であるメソッドを適用します。

アクション

メニューからアクションを選択するか、カスタム・アクションを入力します。アクション・リストには、「タイプ」リストから選択したオプションに関連付けられている定義済のアクションが表示されます。

「Javaメソッド」アクション・タイプの場合は、次のアクションを選択できます。

  • checkSecurity: チェックイン、チェックアウト、削除など、特定のドキュメントに対するアクションのセキュリティを検証します。この場合、ログインしたユーザーのセキュリティ・グループとアカウント権限と、指定されたアクションを実行するためのサービスのアクセス・レベルを比較してチェックします。パラメータを使用しないか、またはResultSetの名前を示す1つのパラメータを使用します。

  • createResultSetSQL: 指定されたパラメータではなく、データ・バインダ(dataSourceおよびwhereClauseローカル・データ)から取得するパラメータで問合せを実行します。また、データ・バインダに見つかった結果セット名を使用して、ローカル・データに結果を配置します(resultName)。パラメータを取りません。

  • doSubService: サブサービスを実行します。サブサービスの名前である1つのパラメータを使用します。

  • loadDefaultInfo: チェックインの作成およびページの更新を行います。最初にloadDefaultInfoフィルタを実行してから、環境情報、コンテンツ・タイプ、フォーマットおよびアカウントをロードします。パラメータは取りません。

  • loadMetaOptionsLists: 最初にloadMetaOptionsListsフィルタを実行し、DocMetaDefinition表で参照されるすべてのオプション・リストをロードします。パラメータは取りません。

  • loadSharedTable: サーバー・キャッシュされた表をテンプレートで使用可能にします。このメソッドは、データがすでにサーバーにキャッシュされている場合に、問合せを実行するかわりに使用します。2つのパラメータを使用します。最初のパラメータは、サーバーのキャッシュされている表で検索する表の名前です。2つ目のパラメータは、その表がデータに追加される場合に表に付けられる名前です。

  • loadSharedTableRow: 特定のユーザーに関するデータなど、キャッシュされている情報を取得します。リクエスト・データ内のキーの値は、キャッシュされている表の行を検索するために使用します。行の値は、列の名前をキーとして使用してローカル・データにマップされます。2つのパラメータを使用します。最初のパラメータは、サーバーのキャッシュされている表で検索する表の名前です。2つ目のパラメータは、データベースの列を指定する引数とリクエスト・データの検索キーです。

  • mapResultSet: サービスで結果セットの最初の行の一部のみ格納する必要がある場合にタイプ5のアクションを置換します。指定された問合せを実行し、結果セットの最初の行の指定された列をローカル・データにマップします。少なくとも3つのパラメータを使用します。最初のパラメータは、選択問合せの名前です。その後に指定するパラメータは、カンマ区切りのペアにする必要があります。ペアの最初のメンバーは列名であり、2つ目のメンバーは行値をローカル・データに挿入するために使用されるキーです。

「アクション」リスト(続き)

「Javaメソッド」アクション・タイプの場合は、次のアクションを選択できます。

  • refreshCache: 指定されたサブジェクトのリフレッシュを実行します。1つ以上のパラメータを使用し、パラメータはサブジェクトのカンマ区切りリストとして指定します。

  • renameValues: ある変数から別の変数に値を割り当てます。パラメータ・セットを1つ以上使用し、パラメータ・セットはカンマ区切りのペアである必要があります。ペアの最初のメンバーはデータ・バインダで検索される変数名であり、2つ目のメンバーは見つかった値をローカル・データに格納する変数名です。

  • setConditionVars: 条件変数をtrue (1)またはfalse (0)に設定します。これらの値はHTMテンプレート・ページでのみテストできます。これらはローカル・データには挿入されません。パラメータ・セットを1つ以上使用し、パラメータ・セットはカンマ区切りのペアである必要があります。ペアの最初のメンバーは条件変数の名前であり、2つ目のメンバーは値(1または0)です。

  • setLocalValues: 名前/値のペアをローカル・データに配置します。パラメータ・セットを1つ以上使用し、パラメータ・セットはカンマ区切りのペアである必要があります。ペアの最初のメンバーは変数名であり、2つ目のメンバーは値です。

パラメータ

アクションでパラメータが必要になる場合は、そのパラメータをカンマ区切りリストとして入力します。

  • アクション・タイプが問合せの選択およびキャッシュ問合せの選択である場合、第1パラメータは問合せから返されたResultSetにアクションが割り当てる名前となります。このResultSetは、テンプレート・ページで参照できます。

  • アクション・タイプが「オプション・リストのロード」の場合、パラメータはオプションです。ただし、パラメータを指定する場合、最初のパラメータはオプション・リストがロードされるキーであり、2つ目のパラメータはHTMLページに表示するために選択した値です。

制御マスク

制御マスクは、データベースへの問合せ結果を制御します。

エラー・メッセージ

このアクションで表示するエラー・メッセージ。このアクション・エラー・メッセージは、サービスの属性として用意されているエラー・メッセージをオーバーライドします。

  • アクション・エラー・メッセージは、空でない場合、アクティブなエラー・メッセージになります。

  • アクション・エラー・メッセージが空の場合、エラー・メッセージは前のアクションから変わりません。

OK

サービスの追加/編集画面の「アクション」リストにアクションを保存します。

「取消」 ボタン

サービス・アクションを作成しないでアクションの追加/編集画面を閉じます。


A.3.3.5 「追加」画面

この画面は、ビルド・プロセス中に、コンポーネントzipファイルにインクルードする内容を指定するために使用します。

「追加」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明

エントリ・タイプ

コンポーネントzipファイルにインクルードするアイテムのタイプ。各エントリ・タイプには、変更不可のデフォルトの場所(現在のルート接頭辞)があります。「コンポーネント・クラス」オプションにより、コンポーネントおよび関連ファイルはコンポーネント・ディレクトリに配置されます。

コンポーネントでコンテンツ・サーバー・ソフトウェアの旧バージョン(リリース7.0以前)が必要になる場合、「エントリ・タイプ」オプションのうち、「コンポーネント・クラス」、「コンポーネント・ライブラリ」、「Bin」、「データ」、「Webレイアウト」および「リソース」には互換性がありません。

現在のルート接頭辞

コンポーネントzipファイルを展開したときに、指定したファイルがコピーされるディレクトリ。

サブディレクトリまたはファイル

選択したタイプのコンポーネント・ファイルが保存されているサブディレクトリを入力するか、または個々のファイル名を入力します。個々のファイルが現在のルート接頭辞のサブディレクトリに保存されている場合は、ファイル名とともにそのサブディレクトリも入力します。たとえば、new_custom/new_component.htmと入力します。

Jarの作成

選択すると、Jarファイルが作成され、マニフェスト・ファイルにインクルードされます。このオプションを選択すると、「Javaソースのインクルード」オプションが有効になります。

Javaソースのインクルード

選択すると、Javaソース・コードをコンポーネントに同梱できるようにソース・ファイルをインクルードします。このオプションは、「Jarの作成」チェック・ボックスを選択している場合にのみ使用可能になります。

OK

指定したアイテムをコンポーネントzipファイル・リストに追加します。


A.3.3.6 「問合せ表情報の追加」画面

この画面は、コンポーネントの問合せとともに使用するデータベース表を指定するために使用します。

「問合せ表情報を追加します。」画面
要素 説明

表名

新しいリソース用に作成される問合せ表の名前を入力します。デフォルトでは、コンポーネント、アンダースコア、文字列Queriesがこの順に連結された値となります。

戻る

リソースの追加画面を表示します。

問合せの追加/編集画面を表示します。

終了

新しい問合せリソースを作成します。リソースの最低限の指定が定義されていない場合、このボタンは使用できません。


A.3.3.7 「サービス表情報の追加」画面

この画面は、コンポーネントのサービスによって使用されるデータベースを指定するために使用します。

「サービス表情報を追加します。」画面
要素 説明

表名

新しいリソース用に作成されるサービス表の名前を入力します。デフォルトでは、コンポーネント名、アンダースコア、文字列Servicesがこの順に連結された値となります。

戻る

リソースの追加画面を表示します。

サービスの追加/編集画面を表示します。

終了

新しいサービス・リソースを作成します。リソースの最低限の指定が定義されていない場合、このボタンは使用できません。


A.3.3.8 「動的リソース情報表の追加」画面

この画面は、カスタム・コンポーネントで使用される動的表を作成するために使用します。

「動的リソース情報表を追加します。」画面
要素 説明

表名

新しいリソース用に作成される動的表の名前を入力します。デフォルトでは、コンポーネント名の後にアンダースコアが連結された値となります。

マージ先

選択すると、新しい動的表に対してマージ・ルールを作成します。選択すると、事前定義動的表のリストからターゲット表を選択するか、カスタム表の名前を入力する必要があります。

戻る

リソースの追加画面を表示します。

動的リソース表を定義する画面がこれ以上ない場合、非アクティブです。

終了

「列情報」画面を表示します。リソースの最低限の指定が定義されていない場合、このボタンは使用できません。


A.3.3.8.1 事前定義された動的表

次の動的リソース表は、コンテンツ・サーバー・インスタンスで事前定義されています。

表名 マージ列 説明

IgnoredFlexFields

templatename、flexareaname、fields

特定のテンプレート・ページから、任意のカスタム・メタデータ・フィールドを除外するために使用します。templatename列およびflexareaname列の両方でワイルドカードがサポートされています。


A.3.3.9 「静的リソース表情報の追加」画面

この画面は、コンポーネントの静的リソースを指定するために使用します。

「静的リソース表情報の追加」画面。
要素 説明

表名

新しいリソース用に作成される静的表の名前を入力します。デフォルトでは、コンポーネント名の後にアンダースコアが連結された値となります。

マージ先

選択すると、新しい静的表に対してマージ・ルールを作成します。選択すると、事前定義静的表のリストからターゲット表を選択するか、カスタム表の名前を入力する必要があります。

戻る

リソースの追加画面を表示します。

静的リソース表を定義する画面がこれ以上ない場合、非アクティブです。

終了

「列情報」画面を表示します。リソースの最低限の指定が定義されていない場合、このボタンは使用できません。


A.3.3.9.1 事前定義静的表

次の静的リソース表は、コンテンツ・サーバー・インスタンスで事前定義されています。

表名 マージ列 表の場所(IdcHomeDir/resources/ core/tables/内) 説明

ColumnTranslation

upper_clmns_map.htm

大文字のデータベース・フィールドが変換後のフィールド名とともに含まれます。この表は、すべての大文字を使用するデータベース(Oracleなど)に必要です。

DataSources

name、dataSource、useMaxRows

std_resources.htm

Webレイアウト・エディタでレポートを作成するために実行される問合せが含まれます。

IdocScriptExtensions

name、class、loadOrder

std_resources.htm

ScriptExtensionsAdaptorの特殊化が含まれます。新しいIdocスクリプト関数と変数を作成するために使用します。

ServiceHandlers

serviceName、handler、searchOrder

std_resources.htm

ServiceHandlerのベース・クラスの特殊化が含まれます。サーバー・スクリプトのJava関数を処理するJavaメソッドを定義します。

SubscriptionTypes

type、fields、description

std_resources.htm

ドキュメントのサブスクリプション・タイプが含まれます。デフォルトのサブスクリプションは、ドキュメント名別です。この表では、ドキュメントの条件サブスクリプションを定義できます。

UserMetaDefinition

umdName、umdType、umdCaption、umdIsOptionList、umdOptionListType、umdOptionListKey、umdIsAdminEdit、umdOverrideBitFlag

std_resources.htm

補助ユーザー・メタデータ・フィールドの定義が含まれます。umdOverrideBitFlagの値は、16 (0x10)以上で開始する必要があります。これらのフィールドの適切な内容の説明は、DocMetaDefinitionデータベース表の設計を参照してください。


A.3.3.10 「テンプレート表情報の追加」画面

この画面は、コンポーネントで使用されるテンプレート用に、アクセスする表を指定するために使用します。

「テンプレート表情報の追加」画面。
要素 説明

表名

新しいリソース用に作成されるテンプレート表の名前を入力します。デフォルトでは、コンポーネント名の後にアンダースコアが連結された値となります。

マージ表

新しい動的表に対してマージ・ルールを作成するために使用します。事前定義テンプレート表のリストからターゲット表を選択します。

戻る

リソースの追加画面を表示します。

どのマージ表が選択されるかに応じて、Intradocテンプレートの追加/編集画面または検索結果テンプレートの追加/編集画面を表示します。

終了

新しいテンプレート・リソースを作成します。リソースの最低限の指定が定義されていない場合、このボタンは使用できません。


A.3.3.10.1 事前定義されたテンプレート表

コンテンツ・サーバー・インスタンスでは、次のテンプレート表が事前定義されています。

表名 マージ列 説明

IntradocTemplates

name、class、formtype、filename、description

これは、コンテンツ・サーバー・インスタンスで使用されるテンプレートを定義するResultSet表です。

SearchResultTemplates

name、formtype、filename、outfilename、flexdata、description

この表は、検索エンジンから返される結果で使用する結果テンプレートをメモリー内に作成するために使用します。


A.3.3.11 「HTMLリソース・インクルード/文字列の追加」/HTMLリソース・インクルード/文字列の編集画面

この画面は、カスタマイズしたHTMLリソースまたはカスタマイズした文字列リソースをコンポーネントに指定するために使用します。

「HTMLリソース・インクルード/文字列の追加」画面。
要素 説明

含める

選択すると、リソースにHTMLインクルードが定義されます。

文字列

選択すると、リソースにロケール依存文字列が定義されます。

名前

作成するインクルードまたは文字列の名前を入力するか、または「選択」をクリックして定義済インクルードから始めます。

文字列名を入力する場合は、次の接頭辞表記規則に従います。

syStringName: システム・レベルのメッセージおよびエラー。

csStringName: コンテンツ・サーバー・メッセージおよびログ・メッセージ(これは、最もよく使用される文字列タイプです)。

wwStringName: Webページで使用する文字列。

apStringName: アプレットに使用する文字列。

選択

定義済インクルードを表示する「リソース選択ダイアログ」画面が表示されます。このボタンは、「インクルード」オプションを選択しているときにのみ使用可能になります。

コード

このフィールドで直接編集できるインクルードまたは文字列のコード。定義済インクルードを選択した場合、コードは自動的にこのフィールドに追加されます。

戻る

リソースの追加画面を表示します。

インクルードまたは文字列を定義する画面がこれ以上ない場合、非アクティブです。

終了

インクルードまたは文字列リソースを保存し、その保存したテキスト・ファイルを開いて編集するように求めます。


A.3.3.12 「パラメータの追加/編集」画面

この画面は、定義済のリソースに渡されるパラメータを定義するために使用します。

「パラメータの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明

名前

パラメータの名前を入力します。パラメータ名に空白は使用できません。

タイプ

パラメータのタイプを選択します。


A.3.3.13 「問合せの追加」/「問合せの編集」画面

この画面は、コンポーネントに定義されている問合せリソースに対するSQL問合せを指定するために使用します。

「問合せの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明

名前

リソースに対して作成される問合せの名前を入力するか、または「選択」をクリックして定義済の問合せから開始します。

選択

定義済の問合せを表示する「リソース選択ダイアログ」画面を表示します。定義済の問合せの詳細は、IdcHomeDir/resources/core/tablesディレクトリにあるquery.htmworkflow.htmおよびindexer.htmの各ファイルを参照してください。

問合せ

このフィールドで直接編集できるSQL問合せ式。既存の問合せを選択すると、問合せ式が自動的にこのフィールドに追加されます。

パラメータ

問合せに定義する各パラメータの名前および型を表示します。パラメータは、問合せ式に指定する順に表示する必要があります。

「上へ」/「下へ」

パラメータのリストで選択したパラメータを上下に移動します。

追加

パラメータの追加/編集画面を表示します。

編集

選択されたパラメータのパラメータの追加/編集画面を表示します。

削除

選択したパラメータをパラメータ・リストから削除します。

戻る

「問合せ表情報の追加」画面を表示します。

問合せを定義する画面がこれ以上ない場合、非アクティブです。

終了

問合せリソースに問合せを保存します。リソースに対して最低限の指定が定義されていない場合、「終了」ボタンは使用できません。


A.3.3.14 「リソースを追加します。」画面

この画面は、コンポーネントで使用するリソースを指定するために使用します。

「リソースを追加します。」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明

リソース・タイプ

「リソース・タイプ」リストから1つのオプションを選択します。

  • リソース - 文字列を含んでいるHTML

  • リソース - 静的表 (HTMLフォーマット)

  • サービス

  • 環境

  • 「リソース - 動的表 (Hdaフォーマット)」

  • 問合せ

  • テンプレート

ファイル名

新しいリソースのパスとファイル名をリストから選択するか、入力します。

ロード順

リソースのロード順を示す数値。この値が小さいリソースが最初にロードされます。ロード順を示す数値が同じリソースは、コンポーネント定義(glue)ファイル内での出現順にロードされます。

戻る

リソース定義画面の前のページ(存在する場合)を表示します。

リソース定義画面の次のページ(存在する場合)を表示します。

終了

新しいリソースを作成します。リソースの最低限の指定が定義されていない場合、このボタンは使用できません。


A.3.3.15 「リソース選択ダイアログ」画面

この画面は、使用する既存のリソースを選択したり、コンポーネント用に編集するために使用します。

「リソース選択ダイアログ」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明

すべて表示

選択すると、すべての事前定義済アイテムが表示されます。

選択を解除すると、通常使用される事前定義済アイテムが表示されます。

名前

定義済アイテムのリスト。

説明

各事前定義済アイテムの説明。

OK

選択したオプションが選択され、関連する「追加」画面のフィールドに追加されます。


A.3.3.16 「サービスの追加」/「サービスの編集」画面

この画面は、コンポーネントによって作成されるサービスの情報を入力するために使用します。

「サービスの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明

名前

作成するサービスの名前。

「選択」をクリックして事前定義済サービスを開始します。

選択

定義済のサービスがリストされた「リソース選択ダイアログ」画面を表示します。

サービス・クラス

リストからサービス・クラスを選択するか、カスタム・サービス・クラスの名前を入力します。サービス・クラスによって、サービスで実行できるアクションが決定されます。すべてのサービスで共有されるアクションもありますが、サービス・クラスに固有のアクションもあります。

テンプレート

サービスの結果を表示するテンプレートを選択します。サービスの結果にページ表示が必要ない場合は、このフィールドは空白にします。たとえば、アプレットから呼び出されるPageHandlerServiceではテンプレート・ページは指定されません。

サービス・タイプ

サービスが別のサービス内で実行される場合は、サブサービスを選択します。

アクセス・レベル

サービスに割り当てる1つ以上のユーザー・アクセス・レベルを選択します。

通知された件名

サービスによって通知されるサブジェクト(サブシステム)をカンマ区切り文字列として入力します。サービスによって1つ以上のサブジェクトが変更される場合、影響を受けるサブジェクトは変更について通知される必要があります。たとえば、ADD_USERサービスでは、新しいユーザーがシステムに追加され、userlistサブジェクトが変更されたことがシステムに通知されます。

エラー・メッセージ

このサービスによって表示されるエラー・メッセージを入力します。アクション・エラー・メッセージによってオーバーライドされない場合、このエラー・メッセージがサービスによって返されます。

エラー・メッセージは、プレーン・テキスト文字列か、または言語文字列で参照されるパラメータ(たとえば、!csUnableToBuildCheckInForm)です。

アクション

サービスに対して定義されている各アクションの名前およびタイプのリスト。アクションは、SQL文の実行、問合せの実行、コードの実行、問合せの結果のキャッシュまたはオプション・リストのロードを行うために使用されます。リストの順序によって、アクションが実行される順序が指定されます。

「上へ」/「下へ」

選択したアクションを「アクション」リスト内で上下に移動します。

追加

アクションの追加/編集画面を表示します。

編集

「アクション」リストで選択したアクションのアクションの追加/編集画面を表示します。

削除

選択したアクションを「アクション」リストから削除します。

戻る

「サービス表情報の追加」画面を表示します。

サービスを定義する画面がこれ以上ない場合、非アクティブです。

終了

サービスをサービス・リソースに保存します。リソースの最低限の指定が定義されていない場合、この機能は使用できません。


A.3.3.16.1 サブジェクト

サブジェクトは、コンテンツ・サーバー・インスタンス内のサブシステムです。サービスによって次のサブジェクトのいずれかが変更された場合(追加、編集、削除など)は、サブジェクトに対する通知が行われる必要があります。

  • アカウント

  • エイリアス

  • コレクション

  • docformats

  • doctypes

  • ドキュメント

  • dynamicqueries

  • indexerwork

  • メタデータ

  • metaoptlists

  • subscriptiontypes

  • テンプレート

  • userlist

  • usermetaoptlists

  • wfscripts

  • wftemplates

  • ワークフロー

A.3.3.17 「サービスの情報をプレビュー」画面

この画面は、サービス・リソースとして使用するためにサービスを選択する前に、サービスの詳細を表示するために使用します。

この画面にアクセスするには、「サービスの追加」/「サービスの編集」画面でサービスをハイライトして、「プレビュー」をクリックします。

サービスで使用されるアクションの詳細を表示するには、アクションをハイライトして、「プレビュー」をクリックします。アクション情報のプレビュー画面が表示されます。

サービス情報の参照を終了後、「閉じる」をクリックします。

すべてのサービスおよびアクションの情報については、Oracle WebCenter Contentサービス・リファレンス・ガイドを参照してください。

「サービスの情報をプレビュー」画面。

A.3.3.18 アクション情報のプレビュー画面

この画面は、サービス・アクションの詳細を表示するために使用します。

この画面にアクセスするには、サービスの情報のプレビュー画面でアクションをハイライトして、「プレビュー」をクリックします。アクション詳細の参照が終わった後、「閉じる」をクリックします。

すべてのサービスおよびアクションの情報については、Oracle WebCenter Contentサービス・リファレンス・ガイドを参照してください。

アクション情報のプレビュー画面。

A.3.3.19 「検索結果テンプレートの追加/編集」画面

この画面は、コンポーネントに使用するテンプレートを検索するために使用します。

検索結果テンプレートの追加画面。
要素 説明

名前

リソース用に作成されるテンプレートの名前を入力します。

「選択」をクリックして事前定義済テンプレートから開始します。

選択

「リソース選択ダイアログ・ボックス」画面を表示します。ここには、定義済のStandardResultsテンプレートが表示されます。

コピー元

選択すると、新規のテンプレート・リソースは、既存のテンプレートがコピーされたものになります。既存のテンプレート・ファイル(.htm)の完全なパスおよびファイル名を入力してください。

選択を解除すると、新規のテンプレート・リソース・ファイルが作成されます。

参照

目的のテンプレート・ファイルにナビゲートして選択するために使用します。

表示

テンプレート・ファイルを読取り専用のテキスト・ウィンドウ内に表示します。

フォーム・タイプ

テンプレート・フォーム・タイプ(ページに適用する特定の機能タイプ)を選択します。

ファイル名

テンプレート・リソースのファイル名。絶対パスで指定することも、相対パス(component_template.hdaリソース・ファイルの場所からの相対パス)で指定することもできます。

出力ファイル名

将来使用する予定の列。このフィールドは空白のままにしておきます。

Flexデータ

「検索結果」ページの各行に表示するメタデータを定義します。

説明

テンプレート・ファイルの説明。

戻る

「テンプレート表情報の追加」画面を表示します。

テンプレートを定義する画面がこれ以上ない場合、非アクティブです。

終了

テンプレート・ファイルをテンプレート・リソース内に保存します。リソースの最低限の指定が定義されていない場合、この機能は使用できません。


A.3.3.20 「列情報」画面

この画面は、新しい表を作成する場合にのみ表示されます。表を編集するには、テキスト・エディタでファイルを開きます。

「列情報」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明

列名

「列」リストの末尾に追加する列名を入力します。

挿入

「列」リストの末尾に「列名」エントリを追加します。

削除

「列」リストで選択した列を削除します。

表に対して定義されている列のリスト。

OK

列リストを保存します。


A.3.3.21 「Intradocテンプレートの追加/編集」画面

この画面は、コンポーネントのテンプレートの構築を開始するために使用します。

Intradocテンプレートの追加画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明

名前

リソース用に作成されるテンプレートの名前を入力します。

「選択」をクリックして事前定義済テンプレートから開始します。

コンテンツ・サーバーCGI URLおよびコード内では、一意のテンプレート名を使用してテンプレートが参照されます。カスタム・テンプレート・ファイル・エントリを「テンプレート」表にマージする場合は、この名前がマージ・キーとして使用されます。

選択

定義済のテンプレートがリストされた「リソース選択ダイアログ」画面を表示します。

コピー元

選択すると、新規のテンプレート・リソースは、既存のテンプレートがコピーされたものになります。既存のテンプレート・ファイル(.htm)の完全なパスおよびファイル名を入力してください。

選択を解除すると、新規のテンプレート・リソース・ファイルが作成されます。

参照

目的のテンプレート・ファイルにナビゲートして選択するために使用します。

表示

テンプレート・ファイルを読取り専用のテキスト・ウィンドウ内に表示します。

クラス

テンプレート・クラス・タイプ(テンプレートの一般カテゴリ)を選択します。テンプレート・クラスは、標準のOracle WebCenter Contentサーバー機能に対しては使用されませんが、特定のテンプレート・クラスに固有の機能を作成するためにコンポーネント内で使用できます。

フォーム・タイプ

テンプレート・フォーム・タイプ(ページに適用する特定の機能タイプ)を選択します。

ファイル名

テンプレート・リソースのファイル名。絶対パスで指定することも、相対パス(component_template.hdaリソース・ファイルの場所からの相対パス)で指定することもできます。

説明

テンプレート・ファイルの説明。

戻る

「テンプレート表情報の追加」画面を表示します。

テンプレートを定義する画面がこれ以上ない場合、非アクティブです。

終了

テンプレート・ファイルをテンプレート・リソース内に保存します。リソースの最低限の指定が定義されていない場合、この機能は使用できません。


A.3.3.22 プリファレンスの追加/プリファレンスの編集画面

プリファレンスの追加/プリファレンスの編集画面は、カスタム・インストール・パラメータを指定するために使用します。

「プリファレンス・プロンプトの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明

名前

カスタム・インストール・パラメータの名前。

ラベル

パラメータのラベル。

メッセージ・タイプ

メッセージ・タイプを選択します。

プロンプト・タイプ

プロンプト・タイプを選択します。このフィールドは、「メッセージ・タイプ」として「プロンプト」を選択している場合にのみ使用可能になります。

オプション・リスト名

コンテンツ・サーバー・インスタンスからの結果セット名。このフィールドは、「プロンプト・タイプ」フィールドで「オプション・リスト」を選択すると使用可能になります。

オプション・リスト表示列

「オプション・リスト名」フィールドに指定されている結果セットからのフィールド名。このフィールドは、選択リストを作成するために使用します。このフィールドは、「プロンプト・タイプ」フィールドで「オプション・リスト」を選択すると使用可能になります。

メッセージ

プロンプトまたはメッセージ・テキスト、または、できればプロンプトまたはメッセージに関連付けられているキー(「インストール/アンインストール設定」タブのインストール文字列保持チェック・ボックスに対応するコード・テンプレート・ファイルを使用して作成されたキー)。キーを入力すると、インストール文字列ファイルが参照され、(ローカライゼーション要件に応じて編集できる)実際のテキストが取得されます。

デフォルト値

プロンプトのデフォルト値。

インストール時に常にデフォルト値を使用

選択すると、コンポーネントのインストール時に常に入力されたデフォルト値が使用されます。

選択を解除すると、コンポーネントのインストール時にデフォルト値は使用されません。

無効化

選択すると、インストール・パラメータ構成が無効になります。

選択を解除すると、インストール・パラメータ構成が有効になります。

OK

インストール・パラメータをコンポーネントに追加します。


A.3.4 「ビルド」画面

次の画面は、カスタム・コンポーネントをパッケージ化およびビルドするために使用します。

A.3.4.1 「インストール/アンインストール設定」タブ

このタブは、プリファレンス・データ・パラメータを含めることができる、カスタマイズ・インストール・コンポーネントを作成するために使用します。これらのパラメータは、ユーザー・プロンプトおよびユーザー・メッセージにすることができます。特定のコンポーネント用に作成したユーザー・プロンプトおよびユーザー・メッセージは、インストール・プロセス時にのみユーザーに表示されます。

コンポーネント・ウィザードのインストール/アンインストール設定タブ
要素 説明

インストール/アンインストール・フィルタの保持

選択すると、追加のカスタム・インストール・フィルタまたはアンインストール・フィルタをコンポーネント・リソース定義ファイルにインクルードします。また、このオプションを選択すると、テンプレートJavaソースが存在しない場合は作成されます。component_nameInstallFilter.javaファイルは、component_name/classes/component_nameディレクトリに作成されます。

選択を解除すると、追加のカスタム・インストール・プロシージャはインクルードされません。

エディタの起動

コード・テンプレート・ファイルをデフォルトのテキスト・エディタで表示します。コンポーネントのカスタム初期化またはアンインストール・プロシージャ(メタ・フィールドの作成、サービス・スクリプトの実行など)を定義するには、テンプレートJavaソースを編集します。

インストール文字列の保持

選択すると、コンポーネント・インストール・プロセス時にプロンプトまたはメッセージがインクルードされます。これらのプロンプトまたはメッセージは、インストール文字列ファイルに格納され、ローカライズ要件に応じて編集できます。また、このオプションを選択すると、install_strings.htmファイルがcomponent_nameディレクトリに存在していない場合は作成されます。

選択を解除すると、プロンプトまたはメッセージはインクルードされません。

エディタの起動

コード・テンプレート・ファイルをデフォルトのテキスト・エディタで表示します。コンポーネントにプロンプトまたはメッセージを定義するには、テンプレートを編集します。

プリファレンス・データ設定

カスタム・インストール・パラメータの「名前」フィールド、「タイプ」フィールドおよび「プロンプト」フィールドのリスト。1つ以上のカスタム・インストール・パラメータが定義およびインクルードされている場合は、preference.hdaファイルがコンポーネント・ディレクトリに作成されます。

追加

カスタム・インストール・パラメータ設定の定義に使用するプリファレンスの追加/編集画面が表示されます。

編集

カスタム・インストール・パラメータ設定の編集に使用するプリファレンスの追加/編集画面が表示されます。

削除

選択したパラメータをコンポーネントから削除します。


A.3.4.2 メインの「ビルド」画面

この画面は、ビルド・プロセスで、カスタム・コンポーネントのzipファイルを作成するときに使用します。画面には、zipファイルに含まれることになるファイルが表示されます。

「ビルド」画面(コンポーネント)については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明

manifestのパス

コンポーネントzipファイルの展開手順が記載されているmanifest.hdaファイルのパスおよびファイル名。

バージョン

コンポーネントのバージョニングをサポートします。デフォルトでは、ビルド番号とともに日付がカッコで表示されますが、この値はオーバーライドできます。参照用であり、検証されません。

プリファレンス・プロンプトのインクルード

選択すると、「インストール/アンインストール設定」タブで行ったパラメータ・オプション設定(プリファレンス・データ)は、コンポーネントのマニフェスト・ファイルに記載されます。このオプションを選択すると、プリファレンス・データ設定を保持するpreference.hdaファイルがインクルードされます。

選択を解除すると、プリファレンス・データは、コンポーネントのマニフェスト・ファイルに含められません。

詳細

「詳細なビルド設定」画面で構成したフィールド値が示された「詳細なビルド設定」の「レビュー」画面を表示します。

エントリ・タイプ

コンポーネントzipファイルに含まれているアイテム。

現在のルート接頭辞

コンポーネント・ファイルが保存されているルート・ディレクトリ。

場所

コンポーネント・ファイルのサブディレクトリまたはファイル名(あるいはその両方)。

OK

コンポーネントzipファイルをビルドします。


A.3.4.3 「ビルドの設定」画面

この画面では、インストール設定およびコンポーネントzipファイルに含めるファイルを定義します。コンポーネントzipファイルに含まれるファイルのリストはコンポーネント・ビルド・ファイル(manifest.hda)に保存され、インストール設定はコンポーネント定義ファイル(component_name.hda)に保存されます。

「ビルドの設定」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明

バージョン

コンポーネントのバージョニングをサポートします。デフォルトでは、ビルド番号とともに日付がカッコで表示されますが、この値はオーバーライドできます。参照用であり、検証されません。

プリファレンス・プロンプトのインクルード

選択すると、「インストール/アンインストール設定」タブで行ったパラメータ・オプション設定(プリファレンス・データ)は、コンポーネントのマニフェスト・ファイルに記載されます。このオプションを選択すると、プリファレンス・データ設定を保持するpreference.hdaファイルがインクルードされます。

選択を解除すると、プリファレンス・データは、コンポーネントのマニフェスト・ファイルに含められません。

詳細

詳細なビルド設定フィールドの値を入力するために使用される「詳細なビルド設定」画面を表示します。構成した値を参照するには、詳細なビルド設定レビュー画面を使用します。

エントリ・タイプ

コンポーネントzipファイルに含まれているアイテム。

現在のルート接頭辞

コンポーネント・ファイルが保存されているルート・ディレクトリ。

場所

コンポーネント・ファイルのサブディレクトリまたはファイル名。

追加

「追加」画面を表示します。

削除

選択したアイテムをリストから削除します。

OK

ビルド設定を保存します。


A.3.4.4 「詳細なビルド設定」画面

この画面は、コンポーネントのZIPファイルのビルド設定を追加指定するために使用します。

「詳細なビルド設定」画面。

この画面にアクセスするには、メインの「ビルド」画面「詳細」をクリックします。

要素 説明

コンテンツ・サーバーの互換ビルド

コンポーネントが互換性を持つ必要のあるコンテンツ・サーバー・インスタンスの最小ビルド番号です。このフィールドは、コンポーネントが他のコンテンツ・サーバー・バージョンと互換でない場合に使用します。ビルド番号は、アプリケーションの「バージョン情報」画面および「構成情報」ページに表示されます。

コンポーネントは、このフィールドで指定した値より古いコンテンツ・サーバー・ビルド番号に対してはインストールされません。ビルド番号が指定されていない場合は、コンテンツ・サーバーのビルド番号をチェックせずにコンポーネントがインストールされます。

ビルド番号は、小数点で区切られた4桁の数字で構成されます。ビルド番号を指定する場合、検証時にバージョンのいずれかの値が欠落していると、これらの値にゼロが埋め込まれます。たとえば、7.0は7.0.0.0になります。たとえば、コンポーネントの互換ビルド番号が7.0に設定されている場合に、リリース7.5.1のコンテンツ・サーバー・インスタンスに対してインストールされると、サーバーは7.1.2.169 > 7.0.0.0であることをチェックし、コンポーネントをロードします。

インストールID

「インストール/アンインストール設定」タブを使用してプリファレンス・データが定義されている場合は必須です。このフィールド値は、コンポーネントのインストール・プロセス中に、構成ファイルに格納されているプリファレンス・データにアクセスするために使用されます。config.cfg(インストール後に再構成できるパラメータを含みます)およびinstall.cfg(プリファレンス・データ定義とプロンプトへの回答を含みます)という2つの構成ファイルにプリファレンス・データが保持されます。

カスタム・クラス・パス

コンポーネントが機能するために必要な、クラスパスに含める必要のある追加のクラス・ファイルまたはjarファイルへのクラス・パスを追加します。コンテンツ・サーバー・インスタンスを基準にした相対パスを使用し、コンポーネント関連のクラス・ファイルまたはjarファイルをcomponent_name/classesディレクトリに配置することをお薦めします。

カスタム・ライブラリ・パス

コンポーネントに必要なライブラリ・ファイルまたはその他の実行可能ファイルのパス。コンテンツ・サーバー・インスタンスを基準にした相対パスを使用し、コンポーネント関連のライブラリ・ファイルまたは実行可能ファイルをcomponent_name/classesディレクトリに配置することをお薦めします。

機能拡張

コンポーネントが提供する特定のタイプの機能。複数入力するときはカンマで区切ります。このフィールドはオプションです(必須ではありません)。

追加コンポーネント

このフィールドでは、インストール・コンポーネントで個々のアドオン・コンポーネントをインストールしたり、複数のコンポーネントを1つのインストール・パッケージにグループ化できます。次のフォーマットを使用して、このコンポーネントとともにインストールする必要のある追加コンポーネントを入力します。

component_name:component.zip:preference_data_parameter_name

preference_data_parameter_nameはオプションです。パラメータ名が指定されていない場合、コンポーネントはデフォルトでインストールされます。プリファレンス・データ・パラメータは、「インストール/アンインストール設定」タブのプリファレンス・データ設定セクションで定義する必要があります。

preference_data_parameter_nameを含めない場合もcomponent.zipの後にコロン(:)を含める必要があります。preference_data_parameter_nameを除外する場合、フォーマットはcomponent_name:component.zip:のようになります。複数のエントリは、component_name:component.zip:,component_name:component.zip:のようにカンマで区切ります。

OK

前の画面に戻ります。


A.3.4.5 詳細なビルド設定の確認画面

この画面は、詳細なビルド設定で指定したオプションを表示するために使用します。

詳細なビルド設定の確認画面。

この画面にアクセスするには、「ビルドの設定」画面「OK」をクリックします。

要素 説明

インストールID

コンポーネントのインストール時に指定されたユーザーのプリファレンス設定が表示されます。

カスタム・クラス・パス

コンポーネントの動作に必要なクラスパスに含まれている追加クラスまたはjarファイルのクラスパス。

カスタム・ライブラリ・パス

コンポーネントに必要なライブラリ・ファイルまたはその他の実行可能ファイルのパス。

機能拡張

コンポーネントが提供する特定のタイプの機能。

追加コンポーネント

コンポーネントとともにインストールする必要がある追加コンポーネント。

OK

フィールド値を受け入れ、画面を閉じます。


A.3.5 「コンポーネント・マネージャ」ページ

この画面は、サーバー・コンポーネントを有効または無効にするために使用します。

「コンポーネント・マネージャ」画面、パート1。
「コンポーネント・マネージャ」画面、パート2。
「コンポーネント・マネージャ」画面のパート3については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「管理」「管理サーバー」を選択します。次に、「管理サーバー」ページのナビゲーション・バーで「コンポーネント・マネージャ」をクリックします。

要素 説明

コンポーネント・マネージャ

以下のいずれかを選択して、標準サーバー・コンポーネントの特定のセットを機能グループごとに表示します:

  • すべての機能

  • フォルダ

  • ドキュメント管理

  • Inbound Refinery

  • Webコンテンツ管理

  • 統合

コンポーネントの制御の詳細は、最初の段落の「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックして「拡張コンポーネント・マネージャ」ページを表示します。Oracle WebCenter Content: Recordsがインストールされている場合は、該当するリンクをクリックしてRecordsコンポーネントを表示して制御します。

コンポーネント

機能グループごとにグループ化された、短い説明付きの使用可能サーバー・コンポーネント。コンポーネントを有効にするには、目的のコンポーネント名の横にあるチェック・ボックスを選択します。コンポーネントを無効にするには、目的のコンポーネント名の横にあるチェック・ボックスの選択を解除します。

更新

選択した変更でサーバー・コンポーネントのリストを更新し、1つまたは複数のコンポーネントを有効または無効にします。変更内容を反映するには、コンテンツ・サーバー・インスタンスを再起動する必要があります(「管理サーバー」ページを参照)。

リセット

サーバー・コンポーネントのリストを前の状態(有効または無効)にリセットします。


A.3.6 「拡張コンポーネント・マネージャ」ページ

この画面は、サーバー・コンポーネントの構成を有効化、無効化、インストール、アンインストールまたは変更するために使用します。

「拡張コンポーネント・マネージャ」画面

この画面にアクセスするには、「管理」「管理サーバー」を選択します。次に、「コンポーネント・マネージャ」ページの最初の段落で「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックします。

要素 説明

カテゴリ・フィルタ

次のいずれかを選択して、ページ上の「有効なコンポーネント」リストおよび「無効なコンポーネント」リストのコンポーネントをカテゴリでフィルタします。

  • Oracleコンポーネントの表示

  • カスタム・コンポーネントの表示

  • システム・コンポーネントの表示

その他のフィルタリング

次のいずれかを選択して、ページに表示されるサーバー・コンポーネントのその他のフィルタリングを実行します:

  • すべてのコンポーネント

  • フォルダ

  • ドキュメント管理

  • Inbound Refinery

  • Webコンテンツ管理

  • 統合

タグ・フィルタ

メニューから選択して、タグに基づいてコンポーネントを含めるように、コンポーネントの表示をフィルタ処理します。

有効なコンポーネント

現在有効になっているサーバー・コンポーネント。コンポーネントを選択すると、そのコンポーネントの情報が「有効なコンポーネント情報」ペインに表示されます。

無効化

選択したコンポーネントを「有効なコンポーネント」リストから「無効なコンポーネント」リストに移動します。

無効なコンポーネント

インストールされているが現在無効になっているコンポーネント。コンポーネントを選択すると、そのコンポーネントの情報が「無効なコンポーネント情報」ペインに表示されます。

有効化

選択したコンポーネントを「無効なコンポーネント」リストから「有効なコンポーネント」リストに移動します。

新規コンポーネントのインストール

コンテンツ・サーバー・インスタンスにインストールするコンポーネントZipファイルのパスを入力するか、対応する「参照」ボタンを使用します。

参照

既存のコンポーネントZipファイルにナビゲートし、選択するために使用します。

インストール

「新規コンポーネントのインストール」フィールドで指定したコンポーネントZipファイルをインストールします。

リセット

「新規コンポーネントのインストール」フィールドをクリアします。

コンポーネントのダウンロード

コンポーネントZipファイルにダウンロードするコンポーネントをリストから選択します。

ダウンロード

選択したコンポーネントをコンポーネントZipファイルとして保存するためのファイル・ダウンロード画面を表示します。

コンポーネントのアンインストール

コンテンツ・サーバー・インスタンスからアンインストールするコンポーネントをリストから選択します。リストされるコンポーネントは、「無効なコンポーネント」リストから導出されます。

アンインストール

「コンポーネントのアンインストール」フィールド内のリストから選択したコンポーネントをアンインストールします。

コンポーネント構成の更新

コンポーネント構成パラメータを更新するコンポーネントを選択します。変更を加えた後にコンテンツ・サーバー・インスタンスを再起動する必要はありません。

更新

選択されたコンポーネントの「コンポーネント構成の更新」インタフェースを表示します。この画面は、コンポーネント構成を変更するために使用します。


A.3.7 コンポーネント構成の更新インタフェース

コンポーネント構成の更新インタフェースは、コンテンツ・サーバー・コンポーネントの構成設定を変更するために使用します。

次のいずれかの方法で、コンポーネントの「コンポーネント構成の更新」画面にアクセスします。

  • 「管理サーバー」ページを開き、「コンポーネント・マネージャ」を選択して「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックし、「コンポーネント構成の更新」リストからコンポーネント名を選択して「更新」をクリックします。

  • 「管理」インスタンスの構成」を選択します。「有効なコンポーネントの詳細」をクリックし、構成するコンポーネントの名前の横にある「構成」をクリックします。

    コンポーネントが無効な場合は、「無効なコンポーネントの詳細」をクリックし、コンポーネントを検索して構成します。


注意:

コンポーネント構成を変更した後は、コンテンツ・サーバー・インスタンスを再起動する必要があります。


すべてのコンポーネントで構成設定を変更できるわけではありません。このインタフェースを使用した構成設定の変更がコンポーネントでサポートされていない場合は、メッセージが表示されます。

A.3.7.1 Folders_gの「コンポーネント構成の更新」画面

この画面は、Folders_gコンポーネントの構成設定を変更するために使用します。ビジネスにおいて設定を変更する必要がないかぎり、デフォルト設定を維持することをお薦めします。

Folders_gの「コンポーネント構成の更新」画面

次のいずれかの方法で「コンポーネント構成の更新」画面にアクセスします。

  • 「管理サーバー」ページを開き、「コンポーネント・マネージャ」を選択して「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックし、「コンポーネント構成の更新」リストから「Folders_g」を選択して「更新」をクリックします。

  • 「管理」インスタンスの構成」を選択します。「有効なコンポーネントの詳細」をクリックし、Folders_gコンポーネント名の横にある「構成」をクリックします。

    コンポーネントが無効な場合は、「無効なコンポーネントの詳細」をクリックし、コンポーネントを検索して構成します。


注意:

コンポーネント構成を変更した後は、コンテンツ・サーバー・インスタンスを再起動する必要があります。


要素 説明

ユーザーが、読取り権限のみを所有するコンテンツ・アイテムのコピーをダウンロードできるようにしますか。

選択すると、GetCopyAccess環境変数が設定されます。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されています。

仮想フォルダまたはコンテンツ・アイテムの表示/非表示をユーザーが指定できるようにする場合は、仮想フォルダまたはコンテンツ・アイテムを表示するか非表示にするかを指定するための情報フィールドの名前を入力します。

CollectionHiddenMeta環境変数を設定します。デフォルト設定はxHiddenです。

仮想フォルダおよびそのコンテンツを読取り専用にするかどうかをユーザーが指定できるようにする場合は、仮想フォルダおよびそのコンテンツが読取り専用であるかどうかを指定するための情報フィールドの名前を入力します。

CollectionReadOnlyMeta環境変数を設定します。デフォルト設定はxReadOnlyです。

ユーザーがフォルダおよびコンテンツ・アイテムを他のフォルダに移動できるようにしますか。

選択すると、CollectionMoveEnabled環境変数が設定されます。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されています。

ユーザーがフォルダおよびコンテンツ・アイテムを削除できるようにしますか。

選択すると、CollectionDeleteEnabled環境変数が設定されます。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されています。

メタデータ伝播関数の禁止フィールドの名前を入力してください

CollectionInhibitUpdateMeta環境変数を設定します。デフォルト設定はxInhibitUpdateです。

フォルダ・コンテンツに対するフォルダ・セキュリティの適用をフォルダ所有者に許可しますか。

選択すると、CollectionForceFolderSecurityEnabled環境変数が設定されます。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されています。

フォルダ・セキュリティの適用を有効化するメタデータ・フィールドの名前を入力します

CollectionForceFolderSecurityMeta環境変数を設定します。デフォルト設定はxForceFolderSecurityです。

オプションのごみ箱設定を設定しますか。

選択すると、SetupTrashBinSettings環境変数が設定されます。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されていません。追加情報については、Oracle WebCenter Content Content Serverアプリケーション管理者ガイドを参照してください。

なりすましや再生攻撃を回避するためにWebDAV Cookieの暗号化に使用するキーを指定します。

WebDAVSecretKey環境変数を設定します。デフォルト設定はfoldersWDAVKeyです。WebDAV Cookieを保護するには、デフォルト設定を一意の値に変更する必要があります。このフィールドを変更しないと、なりすましや再生攻撃を受けるリスクがあります。

仮想フォルダ当たりの最大フォルダ数を入力します

環境変数MaxFoldersを設定します。最大許容値は1000です。デフォルト設定は1000です。

仮想フォルダ当たりの最大コンテンツ・アイテム数を入力します

環境変数MaxContentを設定します。最大許容値は1000です。デフォルト設定は1000です。

このサーバーの初期フォルダの識別子を入力します:(百万単位)

InitialFolderID環境変数を設定します。デフォルト設定は空白です。

このフィールドを空白にすると、初期フォルダIDはランダムに選択されます。このフィールドは設定しないことをお薦めします。

更新

コンポーネント構成を、変更したフィールド設定に更新します。

リセット

変更したフィールド設定を前の値に戻します。

インストール設定に戻る

コンポーネント構成設定をインストール設定値に変更します。


A.3.7.2 PDF Watermarkの「コンポーネント構成の更新」画面

この画面は、PDFWatermarkコンポーネントの構成設定を変更するために使用します。

PDF Watermarkの「コンポーネント構成の更新」画面

次のいずれかの方法で「コンポーネント構成の更新」画面にアクセスします。

  • 「管理サーバー」ページを開き、「コンポーネント・マネージャ」を選択して「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックし、「コンポーネント構成の更新」リストから「PDFWatermark」を選択して「更新」をクリックします。

  • 「管理」インスタンスの構成」を選択します。「有効なコンポーネントの詳細」をクリックし、PDFWatermarkコンポーネント名の横にある「構成」をクリックします。

    コンポーネントが無効な場合は、「無効なコンポーネントの詳細」をクリックし、コンポーネントを検索して構成します。


注意:

コンポーネント構成を変更した後は、コンテンツ・サーバー・インスタンスを再起動する必要があります。


要素 説明

PDFオプティマイザの使用

選択すると、PDFオプティマイザを使用を指定します。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されていません。

オプティマイザ・コマンド・ライン・テンプレート

オプティマイザ・コマンド・ライン・テンプレート。

更新

コンポーネント構成を、変更したフィールド設定に更新します。

リセット

変更したフィールド設定を前の値に戻します。

インストール設定に戻る

コンポーネント構成設定をインストール設定値に変更します。


A.3.7.3 Content Trackerの「コンポーネント構成の更新」画面

この画面は、Content Trackerコンポーネントの構成設定を変更するために使用します。

ContentTrackerの「コンポーネント構成の更新」画面

次のいずれかの方法で「コンポーネント構成の更新」画面にアクセスします。

  • 「管理サーバー」ページを開き、「コンポーネント・マネージャ」を選択して「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックし、「コンポーネント構成の更新」リストから「ContentTracker」を選択して「更新」をクリックします。

  • 「管理」インスタンスの構成」を選択します。「有効なコンポーネントの詳細」をクリックし、ContentTrackerコンポーネント名の横にある「構成」をクリックします。

    コンポーネントが無効な場合は、「無効なコンポーネントの詳細」をクリックし、コンポーネントを検索して構成します。


注意:

コンポーネント構成を変更した後は、コンテンツ・サーバー・インスタンスを再起動する必要があります。


要素 説明

コンテンツ・アクセスのみ追跡

選択すると、コンテンツ・アクセスのみの追跡が指定されます。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されています。

アクセス・ログ列を移入しない

移入しないアクセス・ログ列を指定します。

ユーザー・エージェント文字列の簡素化

選択すると、ユーザー・エージェント文字列が簡素化されます。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されています。

データを保持する最大日数

データを保持する最大日数を指定します。デフォルト設定は60です。

期限切れデータをアーカイブしない

選択すると、期限切れデータをアーカイブしないように指定されます。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されています。

URLの最大長を入力してください

URLの最大長(文字数)を入力します。デフォルト設定は3000です。

プロキシ名の最大長を入力してください

プロキシ名の最大長(文字数)を入力します。デフォルト設定は50です。

削減後実行可能ファイル

削減後実行可能ファイルを指定します。デフォルトはありません。

WebビーコンIDリスト

WebビーコンIDのリストを指定します。

更新

コンポーネント構成を、変更したフィールド設定に更新します。

リセット

変更したフィールド設定を前の値に戻します。

インストール設定に戻る

コンポーネント構成設定をインストール設定値に変更します。


A.3.7.4 Content Trackerレポートの「コンポーネント構成の更新」画面

この画面は、Content Trackerレポート・コンポーネントの構成設定を変更するために使用します。

ContentTrackerReportsの「コンポーネント構成の更新」画面

次のいずれかの方法で「コンポーネント構成の更新」画面にアクセスします。

  • 「管理サーバー」ページを開き、「コンポーネント・マネージャ」を選択して「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックし、「コンポーネント構成の更新」リストから「ContentTrackerReports」を選択して「更新」をクリックします。

  • 「管理」インスタンスの構成」を選択します。「有効なコンポーネントの詳細」をクリックし、ContentTrackerReportsコンポーネント名の横にある「構成」をクリックします。

    コンポーネントが無効な場合は、「無効なコンポーネントの詳細」をクリックし、コンポーネントを検索して構成します。


注意:

コンポーネント構成を変更した後は、コンテンツ・サーバー・インスタンスを再起動する必要があります。


要素 説明

問合せのセキュリティ・チェックの有効化

選択すると、Content Trackerレポートの問合せのセキュリティ・チェックが有効になります。デフォルトでは、このチェック・ボックスは選択されていません。

更新

コンポーネント構成を、変更したフィールド設定に更新します。

リセット

変更したフィールド設定を前の値に戻します。

インストール設定に戻る

コンポーネント構成設定をインストール設定値に変更します。


A.3.7.5 Site Studioの「コンポーネント構成の更新」画面

この画面は、Site Studioコンポーネントの構成設定を変更するために使用します。

Site Studioの「コンポーネント構成の更新」画面

次のいずれかの方法で「コンポーネント構成の更新」画面にアクセスします。

  • 「管理サーバー」ページを開き、「コンポーネント・マネージャ」を選択して「拡張コンポーネント・マネージャ」をクリックし、「コンポーネント構成の更新」リストから「SiteStudio」を選択して「更新」をクリックします。

  • 「管理」インスタンスの構成」を選択します。「有効なコンポーネントの詳細」をクリックし、SiteStudioコンポーネント名の横にある「構成」をクリックします。

    コンポーネントが無効な場合は、「無効なコンポーネントの詳細」をクリックし、コンポーネントを検索して構成します。


注意:

コンポーネント構成を変更した後は、コンテンツ・サーバー・インスタンスを再起動する必要があります。


要素 説明

フラグメント・ライブラリ・コンテンツ・タイプ

フラグメント・ライブラリのチェックインに使用するコンテンツ・タイプ。

カスタム要素フォーム・コンテンツ・タイプ

カスタム要素フォームのチェックインに使用するコンテンツ・タイプ。

検証スクリプト・コンテンツ・タイプ

検証スクリプトのチェックインに使用するコンテンツ・タイプ。

Webサイト・オブジェクト・コンテンツ・タイプ

サンプルWebサイト・オブジェクトのチェックインに使用するコンテンツ・タイプ。

カスタム構成スクリプト・コンテンツ・タイプ

カスタム構成スクリプトのチェックインに使用するコンテンツ・タイプ。

初期セクションID

Webサイト・セクションに名前を付けるために使用される初期値。

更新

コンポーネント構成を、変更したフィールド設定に更新します。

リセット

変更したフィールド設定を前の値に戻します。

インストール設定に戻る

コンポーネント構成設定をインストール設定値に変更します。


A.3.7.6 DesktopIntegrationSuiteコンポーネント画面

この画面は、サーバーに対してコアとなるコンテンツ管理統合機能を処理するDesktopIntegrationSuiteコンポーネントを変更するために使用します。

DesktopIntegrationSuiteコンポーネントの構成画面

この画面にアクセスするには、サーバーの「構成」ページにアクセスします。「機能とコンポーネント」「有効なコンポーネントの詳細」をクリックします。「DestopIntegrationSuite」オプションの横にある「構成」をクリックします。

要素 説明

Webブラウザ検索プラグインを有効にする

選択すると、ユーザーはコンテンツ・サーバー・インスタンスのWebブラウザ検索プロバイダを追加できるようになります。これにより、コンテンツ・サーバーWebインタフェースを実行せずに、ブラウザでサーバーの迅速な検索を実行できます。

Webブラウザ検索プラグイン・タイトル

クライアントWebブラウザに表示されるこのコンテンツ・サーバー・インスタンスの検索エンジン名。この名前が企業内で一意であることを確認してください。

チェックイン・ダイアログのコメント・メタデータ・フィールド名

このコンテンツ・サーバー・インスタンスのコメント・メタデータ・フィールドの名前。デフォルトはxCommentsです。

チェックイン・ダイアログのデフォルト・コメント

Microsoft Officeアプリケーションのチェックイン・コメントと「閉じる」ダイアログ・ボックスに表示されるデフォルトのコメント。

チェックイン・ダイアログのコメント・サービス

コンテンツ・サーバーからチェックアウトされるときに、Microsoft Officeドキュメントのデフォルトのチェックイン・コメントを取得するために呼び出すサービス。このフィールドを空にした場合、サービスは呼び出されず、上で指定したデフォルトのコメントが使用されます。前のリビジョンのxComment値をデフォルトのチェックイン・コメントとして使用するにはDOC_INFOと入力します。

チェックイン・ダイアログの最大コメント長

クライアント・コンピュータ上のMicrosoft Officeアプリケーションのチェックイン・ダイアログに表示されるコメントの最大文字数。このフィールドを空白のままにした場合は、メタデータ・フィールドの最大テキスト長によって制限が設定されます。

更新

新規のフィールド値を更新し、新規の構成設定を有効にします。

リセット

このセッションで画面が開いたときの値にすべてのフィールドをリセットします。

インストール設定に戻る

サーバーにDesktopが最初にデプロイされたときのデフォルト値にフィールドを戻します。


A.3.7.7 DesktopTagの構成画面

この画面は、DesktopTagコンポーネントを構成するために使用します。このコンポーネントは、コンテンツを追跡する目的で使用されるMicrosoft Officeファイルのカスタム・プロパティを管理したり、「ドキュメントは追加ワークフロー処理の準備が完了」機能をMicrosoft Officeアプリケーションで提供します。

DesktopTagの構成画面

この画面にアクセスするには、サーバーの「構成」ページにアクセスします。「機能とコンポーネント」「有効なコンポーネントの詳細」をクリックします。「DesktopTag」オプションの横にある「構成」をクリックします。

要素 説明

タグ付けする標準コンテンツ・サーバー・メタデータ・フィールド

Microsoft Officeファイルにカスタム・プロパティとして追加されるすべての標準コンテンツ・サーバー・メタデータ・フィールドのカンマ区切りリスト。標準メタデータ・フィールドは、デフォルトではコンテンツ・サーバーで提供されます。サーバー内部フィールド名(たとえば、コンテンツIDの場合はdDocName)を使用してください。

タグ付けするカスタム・コンテンツ・サーバー・メタデータ・フィールド

Microsoft Officeファイルにカスタム・プロパティとして追加されるすべてのカスタム・コンテンツ・サーバー・メタデータ・フィールドのカンマ区切りリスト。カスタム・メタデータ・フィールドは、固有のコンテンツ管理ニーズに合せてサーバー管理者が定義します。サーバー内部フィールド名(たとえば、xComments)を使用してください。

タグ付けする拡張コンテンツ・サーバー・メタデータ・フィールド

ExtendedUserAttributesコンポーネントのすべてのプロパティ定義のカンマ区切りリスト。プロパティ定義の一般形式はタイプ/キー/サブキー(名前)です。タイプ、キーおよびサブキーの値は、EC_GET_PROPERTYサービスで使用されるパラメータです。これらの値のいずれかが文字@で始まる場合、パラメータ値は指定されたコンテンツ・サーバー・メタデータ・フィールドから取得されます(次の例を参照)。フィールド名の後にカッコで囲んで追加することにより、メタデータ・フィールドの特定のプロパティ名を設定できます。次に例を示します。

DesktopTagFieldsExtended=WebCenter/@dSecurityGroup/DesktopIntegrationURL(DISTaskPaneUrl)

この例では、プロパティの名前がDISTaskPaneUrlになり、その値は、タイプがWebCenter、キー値がdSecurityGroupメタデータ・フィールド(コンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループ)で指定された値、サブキーがDesktopIntegrationURLのExtendedUserAttributesアイテムであることを指定しています。

標準コンテンツ・サーバー・メタデータ・フィールド接頭辞

Microsoft Officeのカスタム・ドキュメント・プロパティ名を作成するためのタグ付けに対して指定されたすべての標準コンテンツ・サーバー・メタデータ・フィールドの名前に追加する接頭辞。デフォルトは「DIS」です。

カスタム・コンテンツ・サーバー・メタデータ・フィールド接頭辞

Microsoft Officeのカスタム・ドキュメント・プロパティ名を作成するためのタグ付けに対して指定されたすべてのカスタム・コンテンツ・サーバー・メタデータ・フィールドの名前に追加する接頭辞。デフォルトは「DISC」です。

拡張コンテンツ・サーバー・メタデータ・フィールド接頭辞

Microsoft Officeのカスタム・ドキュメント・プロパティ名を作成するためのタグ付けに対して指定されたすべての拡張コンテンツ・サーバー・メタデータ・フィールドの名前に追加する接頭辞。デフォルトは「DISX」です。

タグ付けでサポートされるMIMEファイル・タイプ

タグ付けで処理されるMIMEファイル・タイプのカンマ区切りリスト。デフォルトは、サポートされているすべてのMicrosoft Officeデータ・タイプ(Word、Excel、PowerPoint)です。

タグ付けから除外するMIMEファイル・タイプ

タグ付けで無視されるMIMEファイル・タイプのカンマ区切りリスト。デフォルトは、除外されないファイル・タイプです。

タグ付けから除外するサービス

ファイルがサーバーから取得された場合にタグ付けしないサービスの名前のカンマ区切りリスト。デフォルトはFOLDERSLOCAL.GET_PRIMARY_CONTENT_STREAM_SUBで、サーバーのローカル・ファイル・システム上のフォルダを複製する場合に呼び出されるサービスです。これらのファイルはサーバー上のファイルと同一である必要があるため、タグ付けしない必要があります。

デフォルトのタスク・ペインURL

Microsoft Officeアプリケーションのタスク領域にファイルのWebページを表示するために使用するデフォルトURL。変数@cgiUrlはコンテンツ・サーバーのCgi URL値で置換され、@dIDは任意のコンテンツ・アイテム・リビジョンのサーバー内部の一意識別子(dID)で置換されます。

更新

新規のフィールド値を更新し、新規の構成設定を有効にします。

リセット

このセッションで画面が開いたときの値にすべてのフィールドをリセットします。

インストール設定に戻る

サーバーにDesktopが最初にデプロイされたときのデフォルト値にフィールドを戻します。


A.3.7.8 EmailMetadataコンポーネント画面

この画面は、EmailMetadataコンポーネントを構成するために使用します。このコンポーネントは、電子メール・メッセージ・フィールドを電子メール・メタデータ・フィールドにマップしたり、Microsoft OutlookおよびLotus Notesでコンテンツ・フォルダに電子メールをドラッグ・アンド・ドロップする場合にも必要です。

EmailMetadataコンポーネント画面はテキストで説明されています。

たとえば、常にタイトルを件名行に、ファイル名をメッセージIDまたはUUIDにするには、「電子メールの件名行にコンテンツ・アイテム・タイトルを常に設定」「電子メールの件名行にコンテンツ・アイテム・ファイル名を常に設定」および「タイトルがファイル名と同じ場合はファイル名を電子メールの件名行に設定します」の選択を解除(falseに設定)します。「タイトルがファイル名と同じ場合はタイトルを電子メールの件名行に設定します」は選択(trueに設定)してください。タイトルとファイルの両方をメッセージIDまたはUUIDにする場合はすべてをfalseに設定します。

この画面にアクセスするには、サーバーの「構成」ページにアクセスします。「機能とコンポーネント」「有効なコンポーネントの詳細」をクリックします。「EmailMetadata」オプションの横にある「構成」をクリックします。

要素 説明

電子メール・メタデータ・マッピング・メニューの表示

選択すると、「電子メール・メタデータの構成」メニュー・オプションをコンテンツ・サーバーの管理トレイまたはメニューに表示します。

電子メールの件名行にコンテンツ・アイテム・タイトルを常に設定

選択すると、チェックインしたコンテンツ・アイテムのファイル名が電子メール・メッセージの件名行になります。そうしない場合、次の構成設定に基づいて件名行が変更されないかぎり、ファイル名は電子メール・メッセージID (受信メッセージの場合、ヘッダーから取得)またはUUID (ドラフトまたは送信メッセージの場合)になります。

タイトルがファイル名と同じ場合はタイトルを電子メールの件名行に設定します

選択すると、タイトルがファイル名(ファイル拡張子なし)と同じ場合にタイトルを電子メールの件名行に設定します。それ以外の場合、タイトルは変更されません。

電子メールの件名行にコンテンツ・アイテム・ファイル名を常に設定

選択すると、チェックインしたコンテンツ・アイテムのファイル名が常に電子メール・メッセージの件名行になります。そうしない場合、次の構成設定に基づいて件名行が変更されないかぎり、ファイル名は電子メール・メッセージID (受信メッセージの場合、ヘッダーから取得)またはUUID (ドラフトまたは送信メッセージの場合)になります。

タイトルがファイル名と同じ場合はファイル名を電子メールの件名行に設定します

選択すると、タイトルがファイル名(ファイル拡張子なし)と同じ場合にファイル名を電子メールの件名行に設定します。それ以外の場合、ファイル名は変更されません。

電子メール・アドレス・セパレータ

複数の受信者に送信されるメッセージ内の電子メール・アドレスを区切る文字。デフォルトはセミコロンです。

Unicode以外の電子メール・メッセージのエンコーディング

Unicode以外の電子メール・メッセージのエンコーディング。デフォルトは、このコンテンツ・サーバー・インスタンスを実行しているシステムのJava Virtual Machineのデフォルトです(ロケールに依存します)。Java仕様の定義に従って、別のエンコーディングを指定することもできます(通常は、US-ASCII、ISO-8859-1またはUTF-8)。

Unicodeの電子メール・メッセージのエンコーディング

Unicodeの電子メール・メッセージのエンコーディング。デフォルトはUTF-16LEです。

更新

新規のフィールド値を更新し、新規の構成設定を有効にします。

リセット

このセッションで画面が開いたときの値にすべてのフィールドをリセットします。

インストール設定に戻る

サーバーにDesktopが最初にデプロイされたときのデフォルト値にフィールドを戻します。


A.4 システム移行インタフェース

この項では、コンテンツ・サーバー・システムの移行を管理するために使用される画面について説明します。

A.4.1 構成の移行インタフェース画面

この項では、構成移行バンドルをエクスポートおよびインポートするために使用される画面について説明します。

A.4.1.1 移行オプション

構成の移行に関する基本的な機能にアクセスするために使用します。

構成の移行管理ページ。

これらのオプションにアクセスするには、「管理」「構成の移行管理」をクリックします。「構成の移行管理」の横にあるアイコンをクリックしてメニューを展開し、個別の移行オプションへのリンクを表示することもできます。

要素 説明

アップロード・バンドル

「構成のバンドルのアップロード」画面を表示します。この画面は、構成のバンドルにアクセスするために使用します。

構成のバンドル

「構成のバンドル」ページを表示します。このページは、アップロードされたバンドルから情報をインポートするために使用します。

構成テンプレート

「構成テンプレート」ページを表示します。このページは、テンプレートにアクセスするために使用します。

最近のアクション

「最新のアクション」画面を表示します。この画面には、インポートおよびエクスポートに関する詳細を表示します。

アクションの履歴

「アクションの履歴」画面を表示します。この画面には、インポート・アクションおよびエクスポート・アクションの履歴を表示します。


A.4.1.2 「構成のバンドルのアップロード」画面

「アップロード・バンドル」画面は、インポート処理で使用するzipされたファイルを取得するため、またはテンプレート・ファイルを取得するために使用します。

「構成のバンドルのアップロード」画面。

この画面にアクセスするには、移行オプションのリストから「アップロード・バンドル」を選択します。

要素 説明

バンドルの選択

zipされたバンドル。参照をクリックしてファイル・システムのコンテンツにナビゲートし、zipされたバンドルにアクセスします。

エクスポート・テンプレートの作成

選択すると、バンドルの作成に使用されたテンプレートに基づいてテンプレートを作成します。アップロードすると、テンプレート名が「構成テンプレート」ページに表示されます。

上書きの強制

選択すると、インポートされた任意の情報で既存のコンテンツ・サーバー構成情報を上書きできます。


A.4.1.3 「構成のバンドル」ページ

この画面は、現在のコンテンツ・サーバー・インスタンスで使用する既存のバンドルを選択するために使用します。

「構成のバンドル」ページ。

この画面にアクセスするには、移行オプションのリストから「構成のバンドル」を選択します。

要素 説明

アクション

アクションを選択します。

すべて削除: 現在の構成のエクスポート・バンドルをすべて削除します。

名前

既存の構成のバンドル名。

ソース

バンドルが取得された場所。

最終インポート

バンドルを最後にインポートした日時。

エクスポート日付

バンドルを最後にエクスポートした日時。

アクション

各バンドルには、次のオプションを含む「アクション」アイコンがあります:

編集: インポートする構成情報を変更できる「構成の移行管理」画面を表示します。

プレビュー: 使用する構成情報を表示できる「プレビュー」画面を表示します。

削除: バンドルを削除するために使用します。

履歴: インポート・プロセスの詳細が表示される「アクションの履歴」ページを表示します。この「アクション」メニューからアクセスすると、画面のタイトルが「履歴」に変わります。

ダウンロード: ZIPバージョンのバンドルを指定の場所に保存できようにするダイアログ・ボックス・プロンプトを表示します。


A.4.1.4 「構成テンプレート」ページ

この画面は、以前に定義されたテンプレートおよびそのエクスポート履歴に関する情報を表示するために使用します。

「構成テンプレート」ページについては周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、移行オプションのリストから「構成テンプレート」を選択します。

要素 説明

アクション

アクションを選択します。

新規エクスポートの作成: 「構成の移行管理」画面を表示します。

すべて削除: 現在の構成エクスポート・テンプレートをすべて削除します。

名前

既存の構成のテンプレート名。

説明

構成テンプレートの説明。この説明は、「エクスポート・ルールの編集」画面で入力したものです。

最終エクスポート

このテンプレートを使用した最後のエクスポートの日時。

アクション

各テンプレートには、次のオプションを含む「アクション」メニューがあります:

編集: 対象のテンプレートの構成情報を変更できる「構成の移行管理」画面を表示します。

プレビュー: 使用する構成情報を表示できる「プレビュー」画面を表示します。

削除: テンプレートの削除を有効にします。

履歴: エクスポート・プロセスの詳細が表示される「アクションの履歴」ページを表示します(この「アクション」メニューからアクセスすると、この画面のタイトルが「履歴」に変わります)。


A.4.1.5 「構成の移行管理」画面

この画面は、エクスポートまたはインポートされるコンテンツ・サーバー・インスタンスのセクションおよびエクスポートまたはインポート・アクションで発生するアクションを決定するために使用します。

この画面には、次の2つの主要な領域があります。

  • アクションのオプション

  • 子セクション

「構成の移行管理」画面。

この画面にアクセスするには、次のいくつかの方法があります。


注意:

構成情報を保存するには、「保存」または「別名保存」を選択する必要があります。アイテムをプレビュー、編集または再選択した場合、「アクション」メニューから「保存」または「別名保存」を選択するまで、その情報は保存されません。


要素 説明

アクション

アクションを選択します。「構成の移行管理」ページにアクセスしたページに応じて、異なるメニュー・オプションが表示されます。

「保存」または「別名保存」: テンプレートの名前を入力できる「エクスポート・ルールの編集」画面を表示します。後述の注意を参照してください。

プレビュー: エクスポートまたはインポートされる構成を表示できる「プレビュー」画面を表示します。

「エクスポート」または「インポート」: アクション(エクスポートまたはインポート)を実行し、アクションのステータスを示す「最新のアクション」画面を表示します。

すべて選択: 構成に含めるために、すべてのコンテンツ・サーバー・セクションを選択します。

すべて選択解除: すべてのコンテンツ・サーバー・セクションを構成から選択解除します。

エラー発生時に続行

選択すると、エラーが発生した場合にもエクスポートまたはインポートが続行されます。エラーは、「最新のアクション」画面のエントリのステータス・ファイルにレポートされます。

電子メールの結果

選択すると、エクスポートまたはインポートを開始したユーザーに結果がメールされます。

依存関係の追加

選択すると、エクスポートまたはインポート・バンドルに依存関係が追加されます。

依存関係の無視

選択すると、依存関係が無視されます。

選択を解除すると、依存関係は無視されません。これにより、エクスポートまたはインポートが失敗する場合があります。「最新のアクション」画面のアクションの詳細は、ステータス・ファイルを参照してください。

カスタムの出力バンドル・ファイル名の使用

選択すると、指定されたカスタムの出力バンドル・ファイル名を使用します。

Content Serverセクション

子セクション名をクリックして、エクスポート・テンプレートに含めるOracle Content Serverの部分のリストを表示します。詳細は、Content Serverセクションを参照してください。


A.4.1.6 Content Serverセクション

「Content Serverセクション」リンクは、「構成の移行管理」画面.の「子セクション」部分に表示されます。「構成の移行管理」画面のこの部分は、コンテンツ・サーバー・インスタンスのどの部分をエクスポート・テンプレートに含めるかを指定するために使用します。

この画面の各セクションをさらに開いて、そのセクションに関連付けられている固有のメタデータ・フィールドを表示できます。「Content Serverセクション」リンクにより、セクション名、説明、およびコンテンツ・サーバー・インスタンスのセクション内にあるアイテムの数が表示されます。セクションの詳細を表示するには、セクション名をクリックします。

前後の文は画面の子セクション部分について説明しています。

「Content Serverセクション」画面の各セクション名の詳細は、そのセクションに関連付けられている固有のメタデータ・フィールドの情報にリンクしています。セクション・メタデータ・フィールドをエクスポート・テンプレートに含めるには、メタデータのdNameの行のチェック・ボックスを選択します。

前後の文は子セクションの項目とフィールドについて説明しています。

A.4.1.7 「プレビュー」画面

この画面は、エクスポートまたはインポート対象のコンテンツ・サーバー・アイテムを表示するために使用します。

「エクスポートのプレビュー」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、次のいずれかで「プレビュー」をクリックします。

画面タイトルは、プレビューがどこで起動されるかによって異なります。

この画面に関するその他の情報は、構成のバンドル・ページまたは構成テンプレート・ページで作成されたものです。

要素 説明

アクション

次のオプションから選択します。

「編集」: 「構成の移行管理」画面を表示します。この画面では、構成情報を編集できます。

「エクスポート」または「インポート」: 選択したアクションが実行されます。

アクションのオプション

エクスポートまたはインポート対象のアイテムの名前とステータス。

プレビュー: コンテンツ・メタデータ

「コンテンツ・メタデータ」をクリックすると、dName、dTypeおよびdContentメタデータが表示されます。

プレビュー: コンテンツ・タイプ

「コンテンツ・タイプ」をクリックすると、dDocTypeおよびdDescriptionメタデータが表示されます。


A.4.1.8 「エクスポート・ルールの編集」画面

この画面は、エクスポート用のテンプレートに名前を付けるために使用します。

「エクスポート・ルールの編集」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面は、テンプレートの保存時または編集時に表示されます。

要素 説明

名前

新しいテンプレートの名前。名前には、空白や特殊文字(#、$、%など)を含めることはできません。

説明

テンプレートの説明。


A.4.1.9 「最新のアクション」画面

この画面には、最新のアクションに関する情報が表示されます。この画面は、最新のアクションが表示されるように、ユーザーが選択可能な間隔で自動的にリフレッシュされます。

「最新のアクション」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「管理」「構成の移行管理」「最新のアクション」を選択します。

要素 説明

ページのリフレッシュ(秒数)

メニューから時間を選択して、ページのリフレッシュ・レートを秒数で指定します。

時間

アクションが開始された日時。

セクション

アクションに使用されたコンテンツ・サーバー・セクション。

メッセージ

アクションに関する情報。


A.4.1.10 「アクションの履歴」ページ

この画面は最新のアクションの履歴を表示するために使用し、表示されるアクションは、「アクション」メニューの「履歴のクリア」オプションを使用して履歴ファイルが最後にクリアされた後に発生したアクションです。「アクション」メニューを使用して、特定のアクションを選択したり、その履歴を表示することもできます。この画面は、最新のアクションが表示されるように、ユーザーが選択可能な間隔で自動的にリフレッシュされます。

「アクションの履歴ページ」については周囲のテキストで説明しています。

この画面は、インポート処理またはエクスポート処理の終了後に表示されます。あるいは、任意の移行画面のトップ・メニューから「アクションの履歴」を選択し、この画面にアクセスすることもできます。直接この画面にアクセスするには、「管理」「構成の移行管理」を選択し、「アクションの履歴」をクリックします。

要素 説明

アクション

オプションを選択します。

履歴の表示: 選択したアクションの履歴が表示されます。

履歴のクリア: 表示されているすべての履歴ファイルをクリアします。

名前

アクションの名前。

ソース

アクション・コールのソース。

アクション

実行されたアクション。

開始

アクションが開始された日時。

ステータス

アクションの最新のステータス。


A.4.2 アーカイブ、コレクションおよびバッチ・インタフェース

この項では、アーカイブ、コレクション、バッチ・ファイルを作成および管理するために使用される画面について説明します。

A.4.2.1 アーカイバのメイン画面

この画面は、アーカイブ、コレクション、バッチ・ファイルを作成および管理するために使用します。

「アーカイバ」メイン画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、アーカイバ・アプリケーションをスタンドアロン・モードで起動するか、またはブラウザを使用して「管理」「管理アプレット」「アーカイバ」を選択します。

要素 説明

オプション

アーカイブ・コレクションを開く: コレクションを開きます。

インスタンスの自動化の詳細を表示する: 自動的にエクスポート、インポートまたは転送されるアーカイブを表示し、削除します。

トレース: 「トレース構成」メニューを表示します。これらのトレース・レポートは、「システム監査情報」ページから使用できます。

編集

追加: 「アーカイブの追加」画面を表示します。

削除: 選択したアーカイブを削除します。

アクション

エクスポート: エクスポートを開始するか、またはリビジョンを削除するために使用します。自動エクスポートを有効にしている場合には、このオプションは使用できません。

インポート: インポートを開始し、インポートするデータを指定するために使用します。

転送: 選択したアーカイブをターゲット・アーカイブに手動で転送します。ターゲット・アーカイブを指定していない場合、またはアーカイブからの自動転送を有効にしている場合には、このオプションは使用できません。

取消: 選択したアーカイブを対象とするアクティブなアーカイブ処理を取り消します。

アプリケーション

その他の管理アプリケーションを開きます。他のアプリケーションは、現在のアプリケーションと同じモード(アプレットまたはスタンドアロン)で開きます。

ヘルプ

コンテンツ: コンテンツ・サーバーのオンライン・ヘルプを表示します。

コンテンツ・サーバーについて: コンテンツ・サーバー・インスタンスのバージョン、ビルドおよび著作権情報を表示します。

現在のアーカイブ

開いているコレクションにあるアーカイブ。

「一般」タブ

アーカイブ・アクティビティを表示し、エクスポート・オプションおよびインポート・オプションを設定するために使用します。詳細は、A.4.2.2項「アーカイバ(「一般」タブ)」を参照してください。

「データのエクスポート」タブ

エクスポートを構成するために使用します。詳細は、A.4.3.1項「アーカイバの「データのエクスポート」メイン画面」を参照してください。

「インポート時の変更設定」タブ

インポートを構成するために使用します。詳細は、A.4.4.1項「インポート時の変更設定メイン画面」を参照してください。

「レプリケーション」タブ

レプリケーションを構成するために使用します。詳細は、A.4.5.1項「アーカイバ・レプリケーションのメイン画面」を参照してください。

「転送先」タブ

転送を構成するために使用します。詳細は、A.4.6.1項「アーカイバ転送のメイン画面」を参照してください。

ステータス

アーカイバまたはアクティブなアーカイブ処理のステータス。


A.4.2.2 アーカイバ(「一般」タブ)

このタブは、アーカイブ・アクティビティを表示し、エクスポート・オプションおよびインポート・オプションを設定するために使用します。

「アーカイバ」画面の「一般」タブについては周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、アーカイバのメイン画面「一般」タブをクリックします。

要素 説明

最終エクスポート

最終エクスポートでエクスポートされたファイルの日付、時間および合計数。

最終インポート

最終インポートでインポートされたファイルの日付、時間および合計数。

バッチ・ファイルの表示

バッチ・ファイルにアクセスするために使用する「バッチ・ファイルの表示」画面を表示します。

既存のエクスポート・ファイルを置換

既存のエクスポート・ファイルを次回エクスポートで置き換えるかどうかを示します。

表のみエクスポート

表のみをエクスポートするか、またはコンテンツと表(エクスポート用に定義されている場合)の両方をエクスポートするかを示します。

Webコンテンツをコピー

ネイティブのWeb表示可能(Webレイアウト)ファイルをエクスポートに含めるかどうかを示します。

編集

「エクスポート・オプションの編集」画面を表示します。ここでは、既存のエクスポートを置き換えるか、Webコンテンツをコピーするか、または表のみをエクスポートするかを指定できます。

アクションのオーバーライド

インポート中に、既存のリビジョンを処理するために使用するルール。

有効なもののみインポート

有効なオプション・リスト値を持つファイルのみをインポートするかどうかを示します。

日付の変換

インポートするときに日付をターゲット・コンテンツ・サーバー・インスタンスのタイム・ゾーンに変換するかどうかを示します。

RevClassIDのインポート

RevClassID値をインポートに含めるかどうかを示します。

DIDのインポート

ドキュメントID値をインポートに含めるかどうかを示します。

編集

リビジョンの処理方法を指定するために使用する「インポート・オプションの編集」(「ルール」を選択)画面を表示します。


A.4.2.3 「アーカイブの追加」画面

この画面は、アーカイブを作成するために使用します。

「アーカイブの追加」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、アーカイバのメイン画面「編集」をクリックし、「追加」を選択します。

要素 説明

アーカイブ名

新しいアーカイブの名前。アーカイブ名に空白を含めることはできません。

説明

アーカイブの説明。

コピー元

選択すると、新しいアーカイブには、「コピー元」フィールドで指定した既存のアーカイブと同じエクスポート問合せや追加データが含まれます。

選択を解除すると、エクスポート問合せや追加データを含まない新しいアーカイブが作成されます。

このチェック・ボックスは、スタンドアロン・アーカイバでのみ表示されます。

コピー元

コピー元の既存のアーカイブのディレクトリ・パスとファイル名。たとえば、C:/oracle/archives/my_archive/archive.hda

このフィールドは、スタンドアロン・アーカイバでのみ表示されます。

参照

コピー元のアーカイブにナビゲートし、選択するために使用します。

このボタンは、スタンドアロン・アーカイバでのみ表示されます。


A.4.2.4 「コピー・アーカイブ」画面

この画面は、アーカイブを別のディレクトリまたはファイル・システムにコピーするために使用します。

「コピー・アーカイブ」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、スタンドアロン・モードのアーカイバを使用してアーカイブ名をハイライトし、「編集」をクリックして「コピー先」を選択します。

要素 説明

名前

新しいアーカイブの名前。デフォルトはコピーされるアーカイブの名前です。

次のディレクトリにアーカイブをコピー

新しいアーカイブが作成されるディレクトリ・パス。このディレクトリは、コピーの前にファイル・システム上に存在している必要があります。

注意: この手順により、アーカイブ内のファイルがコピーされます。アーカイブのコピー先がコレクション・ディレクトリの場合に、新しいコレクションが作成されたり、collection.hdaファイルが更新されることはありません。


A.4.2.5 「アーカイブ・コレクションを開く」画面

この画面は、一連のアーカイブ(コレクション)にアクセスするために使用します。

「アーカイブ・コレクションを開く」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、アーカイバのメイン画面「オプション」「アーカイブ・コレクションを開く」を選択します。

要素 説明

コレクション

コンテンツ・サーバー・インスタンスで使用できるアーカイブ・コレクション。

開く

選択されたコレクションを開きます。選択されたコレクションがすでに開いていると、このボタンは無効になります。

ローカルに参照

コレクションをローカル・システムで作成するために使用される「アーカイブ・コレクション定義ファイルの参照」画面を表示します。このボタンは、スタンドアロンのアーカイバでのみ有効です

プロキシの参照

別のコンテンツ・サーバー・インスタンスからコレクションを開くために使用される「プロキシ・コレクションの参照」画面を表示します。

注意: アーカイバの場合、プロキシという用語は、ローカル・インスタンスが送信プロバイダ経由で接続されるコンテンツ・サーバー・インスタンスを指します。必ずしもマスター・コンテンツ・サーバー・インスタンスのプロキシ・インスタンスである必要はありません。

削除

選択されたコレクションをコンテンツ・サーバー・インスタンスから削除します。(コレクション・ファイルおよびアーカイブ・ファイルはファイル・システムに残るため、手動で削除する必要があります)。


A.4.2.6 「アーカイブ・コレクション定義ファイルの参照」画面

この画面は、スタンドアロン・モード時に新しいアーカイブ・コレクションのディレクトリおよびファイル名を指定するために使用します。

「アーカイブ・コレクション定義ファイルの参照」画面。

この画面にアクセスするには、「アーカイブ・コレクションを開く」画面「ローカルに参照」をクリックします。

要素 説明

検索場所

新しいアーカイブ・コレクションが作成されたディレクトリにナビゲートするために使用します。

ファイル名

コレクション定義(HDA)ファイルのファイル名。デフォルトはcollection.hdaです。

ファイルのタイプ

検索するファイルのタイプ。

開く

「アーカイバ・コレクションの参照」画面が表示されます。


A.4.2.7 「アーカイバ・コレクションの参照」画面

この画面は、スタンドアロン・アーカイバの使用中に新しいアーカイブ・コレクションを定義するために使用します。

「アーカイバ・コレクションの参照」画面。

この画面にアクセスするには、「アーカイブ・コレクション定義ファイルの検索」画面「開く」をクリックします。

要素 説明

名前

アーカイブ・コレクションの名前。

コレクション名には空白を使用できません。

わかりやすくするため、コレクション・ディレクトリと同じ名前にしてください。

場所

新しいコレクションへのパス。

Webディレクトリ

Oracle WebCenter Contentサーバーのweblayoutディレクトリへのパス。

ボールト・ディレクトリ

Oracle WebCenter Contentサーバーのvaultディレクトリへのパス。


A.4.2.8 「プロキシ・コレクションの参照」画面

この画面は、リモート・コンテンツ・サーバー・インスタンスから開くコレクションを選択するために使用します。


注意:

アーカイバの場合、プロキシという用語はローカル・インスタンスが送信プロバイダ経由で接続されるコンテンツ・サーバー・インスタンスを指します。


「プロキシ・コレクションの参照」画面。

この画面にアクセスするには、「アーカイブ・コレクションを開く」画面「プロキシの参照」をクリックします。

要素 説明

プロキシ・サーバー

各リモート・コンテンツ・サーバー・インスタンスの名前と相対Webルート。

コレクション

選択したリモート・サーバー上の各コレクションの名前とディレクトリ・パス。


A.4.2.9 「バッチ・ファイルの表示」画面

この画面は、バッチ・ファイルを表示、編集および削除するために使用します。

「現在のバッチ・ファイル」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「アーカイバ」(「一般」タブ)でアーカイブをハイライトし、「バッチ・ファイルの表示」をクリックします。

要素 説明

バッチ・ファイル

選択したアーカイブ内の各バッチ・ファイルのディレクトリとファイル名。

インスタンス名

コンテンツ・サーバー・インスタンスの名前。

バッチ・ファイル内のコンテンツ・アイテムの数。

状態

バッチ・ファイルの状態。

新規: バッチ・ファイルは手動でエクスポートされました。

自動挿入: バッチ・ファイルは自動的にエクスポートされました。

インポート

選択したバッチ・ファイルをインポートします。

編集

「エクスポート済コンテンツ・アイテムの表示」画面を表示します。この画面は、バッチ・ファイル内の特定のファイルをインポートまたは削除するために使用します。

削除

選択したバッチ・ファイルをアーカイブから削除します。



注意:

このオプションは、バッチ・ファイルが存在する場合にのみアクティブになります。


A.4.2.10 「エクスポート済コンテンツ・アイテムの表示」画面

この画面は、バッチ・ファイルから特定のリビジョンをインポートしたり、特定のリビジョンを削除するために使用します。

「エクスポート済コンテンツ・アイテムの表示」画面。

この画面にアクセスするには、「バッチ・ファイルの表示」画面「編集」をクリックします。


ヒント:

同じコンテンツ・アイテムのリビジョンを複数インポートする場合は、各リビジョンを正しい順序でインポートしてください。誤った順序でリビジョンをインポートすると、エラーが発生します。


要素 説明

フィルタの使用

選択すると、フィルタを使用してコンテンツ・リストの絞り込みが行われます。

フィルタの定義

表示に含めるアイテムを選択できる「フィルタの定義」画面を表示します。

列の表示

表示する列を選択できる「列の表示」画面を表示します。

コンテンツ

フィルタ設定に一致する、バッチ・ファイル内のリビジョン。

リストには1ページに50リビジョンが表示されます。

リビジョンをダブルクリックすると、そのリビジョンの「情報」ページが表示されます。

リストの先頭

コンテンツ・リストの先頭を表示します。

前のページ

コンテンツ・リストの前のページを表示します。

インポート

選択したリビジョンをインポートします。

削除

選択したリビジョンをバッチ・ファイルから削除します。

元に戻す

最後に削除したリビジョンのステータスを「アーカイブ作成済」に戻します。

適用

ステータスが「削除済」であるリビジョンをすべて削除します。

リフレッシュ

すべての削除済リビジョンのステータスを「アーカイブ作成済」に戻します。

閉じる

画面を閉じます。

次のページ

コンテンツ・リストの次のページを表示します。

リストの終わり

コンテンツ・リストの末尾を表示します。


A.4.3 エクスポート・インタフェース画面

この項では、エクスポート処理の管理に使用される画面について説明します。

A.4.3.1 アーカイバの「データのエクスポート」メイン画面

アーカイバ・アプリケーションの「データのエクスポート」タブは、コンテンツ・アイテムおよび表のエクスポート条件を設定するために使用します。

「アーカイバ」画面の「データのエクスポート」タブについては周囲のテキストで説明しています。

この機能にアクセスするには、アーカイバのメイン画面「データのエクスポート」タブをクリックします。

「データのエクスポート」画面には、次の2つのタブが表示されます。

要素 説明

「コンテンツ」タブ

「データのエクスポート(コンテンツ)」画面が表示されます。

「表」タブ

アーカイバ・エクスポートのメイン画面(表)が表示されます。


A.4.3.2 「データのエクスポート」(コンテンツ)画面

アーカイバ・アプリケーションの「データのエクスポート」画面にある「コンテンツ」タブは、コンテンツ・アイテムのエクスポート条件を設定するために使用します。

「アーカイバ」画面の「コンテンツ」タブについては周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、アーカイバの「データのエクスポート」メイン画面「コンテンツ」タブをクリックします。

要素 説明

エクスポート問合せ

エクスポートの対象となるコンテンツ・アイテムを選択するために使用されるエクスポート条件。

編集

エクスポート条件を変更するために使用される「エクスポート問合せの編集」(コンテンツ)画面を表示します。

プレビュー

エクスポートされるコンテンツを表示するエクスポート問合せのプレビュー(コンテンツ)画面を表示します。

コンテンツ構成情報

コンテンツ・タイプがエクスポートされるかどうかを示します。

ユーザー構成情報

ユーザー属性がエクスポートされるかどうかを示します。

編集

コンテンツ構成情報またはユーザー構成情報をエクスポートするかどうかを指定できる画面を表示します。


A.4.3.3 「エクスポート問合せの編集」(コンテンツ)画面

この画面は、どのコンテンツ・アイテムをエクスポートするかを定義するエクスポート問合せを作成するために使用します。表の問合せを作成するには類似画面(「エクスポート問合せの編集(表)」画面)を使用します。

「エクスポート問合せの編集」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、最初にアーカイブを選択して、アーカイバの「データのエクスポート」メイン画面→「コンテンツ」タブをクリックし、画面の「エクスポート問合せ」セクションで「編集」をクリックします。

要素 説明

フィールド

各コンテンツ・アイテムについて評価されるメタデータ・フィールド。このフィールドに一致するアイテムがエクスポートされます。

演算子

各コンテンツ・アイテムの値の評価方法を指定します。使用可能な演算子は、選択したメタデータ・フィールドのタイプによって決まります。

次の値に等しいは、指定された値と厳密に一致するコンテンツ・アイテムをエクスポートします。

次の値に等しくないは、指定した値とは異なる値のコンテンツ・アイテムをエクスポートします。

次で始まるは、フィールドの先頭に指定された値があるコンテンツ・アイテムをエクスポートします。

次の語を含むは、フィールドの任意の場所に指定した値があるコンテンツ・アイテムをエクスポートします。

次の日付よりも古いは、指定した値より前の日付のコンテンツ・アイテムをエクスポートします。

次の日付よりも新しいは、指定した値より後の日付のコンテンツ・アイテムをエクスポートします。

指定したメタデータ・フィールドの値。「フィールド」リストで選択したオプションに応じて、このフィールドはテキスト入力フィールド、「選択」ボタンのあるテキスト入力フィールドまたは使用可能なオプションのリストになります。

選択

既存のアイテム(コンテンツ・アイテムやユーザーなど)のリストを表示します。このリストから、「値」フィールドの値を選択できます。このボタンは、特定のメタデータ・フィールドを選択しているときにのみ表示されます。

追加

指定したエクスポート問合せを「問合せ式」ボックス内に新しい行として追加します。

更新

「問合せ式」ボックス内で選択されている行を、指定したエクスポート問合せで置き換えます。

問合せ式

「追加」または「更新」ボタンで指定されたSQLエクスポート条件。

削除

選択した行を「問合せ式」ボックスから削除します。

カスタム問合せ式

選択すると、問合せ式を直接編集できます。

選択を解除すると、問合せ式は、「フィールド」、「演算子」および「値」フィールド(前の説明を参照)で指定した条件に制限されます。後述の注意を参照してください。

カスタム問合せ式

エクスポート時に各コンテンツ・アイテムに対して評価されるSQL式。デフォルトでは、条件が複数の場合、AND演算子が使用されます。

注意: 「カスタム問合せ式」チェック・ボックスの選択を解除すると、式は元の定義に戻り、変更内容はすべて失われます。

注意: 問合せ式内ではIdocスクリプトを使用できます。詳細は、Oracle WebCenter Content Idocスクリプト・リファレンス・ガイドを参照してください。

リリース日が最終エクスポートの日付よりも新しいリビジョンをエクスポートする。

選択すると、最後のエクスポート以降にリリースされ、エクスポート条件を満たすリビジョンのみがエクスポートされます。

選択を解除すると、エクスポート条件を満たすすべてのリビジョンがエクスポートされます。

選択されたリビジョンすべて

エクスポート条件を満たすコンテンツ・アイテムのすべてのリビジョンをエクスポートします。

最新リビジョン

エクスポート条件を満たすコンテンツ・アイテムの最新リビジョンのみエクスポートします。

レプリケーションを使用している場合は、このオプションを選択できません。

最新リビジョン以外

エクスポート条件を満たすコンテンツ・アイテムの、最新リビジョン以外のすべてのリビジョンをエクスポートします。

レプリケーションを使用している場合は、このオプションを選択できません。

単一リビジョンのレプリケーション

問合せに一致する各アイテムの最新リビジョンをエクスポートします。このオプションは、アイテムの最新リビジョンをレプリケートしますが、ソース・サーバーでのリビジョン番号にかかわらず、レプリケーションの名前は宛先サーバーで常にrevision 1に変更されます。

注意: 宛先サーバーにコンテンツ・アイテムのリビジョンがすでに複数ある場合は、「単一リビジョンのレプリケーション」に切り替えないでください。


A.4.3.4 「エクスポート・オプションの編集」画面

この画面は、エクスポートするファイルのコピーを指定したり、既存のバッチ・ファイルを上書きするかどうかを指定するために使用します。

「エクスポート・オプションの編集」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、アーカイブを選択し、アーカイバの「一般」タブをクリックして、「エクスポート・オプション」セクションで「編集」をクリックします。

要素 説明

既存のエクスポート・ファイルを置換

選択すると、エクスポートを開始したときに、既存のバッチ・ファイルはアーカイブから削除されます。

選択を解除すると、エクスポートを開始したときに、新しいバッチ・ファイルが追加されますが、既存のバッチ・ファイルは削除されません。

Webコンテンツをコピー

選択すると、ネイティブ(vault)ファイルとWeb表示可能(weblayout)ファイルがエクスポートされます。

選択を解除すると、ネイティブ(vault)ファイルのみがエクスポートされます。

表のみエクスポート

選択すると、表のみエクスポートされます。コンテンツ・アイテムはエクスポートされません。

選択を解除すると、コンテンツ・アイテムがエクスポートされ、定義されている表もエクスポートされます。


A.4.3.5 「エクスポート問合せのプレビュー(コンテンツ)」画面

この画面は、エクスポート条件を満たすリビジョンのリストを表示するために使用します。

「エクスポート問合せの条件を満たすコンテンツ」画面。

この画面にアクセスするには、アーカイブを選択して、アーカイバの「データのエクスポート」メイン画面「コンテンツ」タブをクリックし、画面の「エクスポート問合せ」セクションで「プレビュー」をクリックします。

要素 説明

エクスポート問合せ

「エクスポート問合せの編集(コンテンツ)」画面を使用して作成されたSQL問合せ式。

フィルタの使用

選択すると、フィルタを使用してコンテンツ・リストの絞り込みが行われます。

フィルタの定義

表示に含めるアイテムを選択できる「フィルタの定義」画面を表示します。

列の表示

表示する列を選択できる「列の表示」画面を表示します。

リリース日以降

選択すると、コンテンツ・リストに表示されるリビジョンがリリース日によって制限されます。関連するリストから数値を選択します。

コンテンツ

フィルタ設定と一致するコンテンツ・サーバー・リポジトリのリビジョン。

このリストには最大100個のリビジョンを表示できますが、エクスポート問合せを満たすリビジョンがすべてエクスポートされます。

リビジョンをダブルクリックすると、そのリビジョンの「情報」画面が表示されます。


A.4.3.6 アーカイバ・エクスポートのメイン画面(表)

アーカイバ・アプリケーションの「データのエクスポート」画面にある「表」タブは、新しい表の特性を追加および定義したり、選択したアーカイブの既存の表を編集するために使用します。

「アーカイバ」画面の「表」タブについては周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、アーカイバの「データのエクスポート」メイン画面「表」タブをクリックします。

要素 説明

選択されたアーカイブに含まれる表。

追加

新規表の追加/「表の編集」画面を表示します。

編集

アーカイブ・プロパティの編集画面を表示します。表の新規追加/「表の編集」画面を参照してください。

削除

選択された表をアーカイブから削除します。

エクスポート問合せ

エクスポートの対象となる表を選択するために使用されるエクスポート条件。

編集

「エクスポート問合せの編集」(表)画面を表示します。

プレビュー

「エクスポート問合せの条件を満たすコンテンツ」画面を表示します。


A.4.3.7 新規表の追加/「表の編集」画面

この画面は、表のエクスポート特性を定義して、選択したエクスポート・アーカイブに追加するために使用します。

「アーカイブへの新規表の追加」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、アーカイバの「データのエクスポート」メイン画面をクリックし、現在のアーカイブ・リストからアーカイブを選択して「表」をクリックし、「表」フィールドで「追加」をクリックします。

要素 説明

表名

選択したアーカイブに追加できる使用可能なデータベース表。

親タイムスタンプの使用

選択すると、親表のタイムスタンプを使用して、この表がエクスポートされるかどうかが決定されます。

選択を解除すると、現在のタイムスタンプを使用して、この表がエクスポートされるかどうかが決定されます。

作成のタイムスタンプ

表行の作成時に作成タイムスタンプが格納される列。

変更のタイムスタンプ

表行の変更時に変更タイムスタンプが格納される列。

親表

親表の選択項目。

表リレーション

エクスポートされる情報を決定する親/子表関係。

存在しない場合、新しい表またはフィールドを作成

選択すると、指定した表またはフィールドが現在存在しない場合は作成されます。

選択を解除すると、表もフィールドも作成されません。

ソースIDの使用

選択すると、複数のインスタンス内で一致する表行のみがエクスポートされます。

選択を解除すると、表の行はインスタンス間での一致ステータスに関係なくエクスポートされます。

削除された行をレプリケート

選択すると、ソース表から削除された行は、ターゲット表でも削除されます。

選択を解除すると、行はターゲット表では削除されません。

変更されたまたは削除された親を持つすべての子行を、インポートする前に削除

選択すると、親表の行が削除または変更された場合、インポートする子表から、それに対応する行が削除されます。

選択を解除すると、インポート前に子表の行は削除されません。

アーカイバによる親表からの行削除を許可

選択すると、エクスポート済の子表の行が削除された場合、対応する行が親表から削除されます。

選択を解除すると、行は親表からは削除されません。

関連する子が存在しない場合にのみ親行を削除

選択すると、子行が存在しない場合のみ、親表から行が削除されます。

選択を解除すると、行は親表からは削除されません。


A.4.3.8 「エクスポート問合せの編集」(表)画面

この画面は、エクスポート対象となる表を定義するエクスポート問合せを作成するために使用します。これは、コンテンツのエクスポート問合せの作成に使用する画面(エクスポート問合せの編集(「コンテンツ」)画面)と似ています。

「エクスポート問合せの編集」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、アーカイブを選択して、アーカイバの「データのエクスポート」メイン画面「表」をクリックし、画面の「エクスポート問合せ」セクションで「編集」をクリックします。

要素 説明

フィールド

各表に対して評価されるメタデータ・フィールド。

演算子

各表に対して値が評価される方法を指定します。使用可能な演算子は、選択したメタデータ・フィールドのタイプによって決まります。

「次の値に等しい」を選択すると、指定した値が含まれる表がエクスポートされます。

「次の値に等しくない」を選択すると、指定した値以外の値が含まれる表がエクスポートされます。

「次で始まる」を選択すると、指定した値がフィールドの最初の位置にある表がエクスポートされます。

次の語を含むを選択すると、指定した値がフィールド内の任意の位置にある表がエクスポートされます。

「次の日付よりも古い」を選択すると、指定した値よりも古い日付が含まれる表がエクスポートされます。

「次の日付よりも新しい」を選択すると、指定した値より新しい日付が含まれる表がエクスポートされます。

指定したメタデータ・フィールドの値。

追加

指定したエクスポート問合せを「問合せ式」ボックス内に新しい行として追加します。

更新

「問合せ式」ボックス内で選択されている行を、指定したエクスポート問合せで置き換えます。

問合せ式

エクスポート条件。

削除

選択した行を「問合せ式」ボックスから削除します。

カスタム問合せ式

選択すると、問合せ式を直接編集できます。

選択を解除すると、問合せ式は、「フィールド」、「演算子」および「値」フィールドで指定した条件に制限されます。後述の注意を参照してください。

注意: このチェック・ボックスの選択を解除すると、式は元の定義に戻り、変更内容はすべて失われます。

注意: 問合せ式内ではIdocスクリプトを使用できます。詳細は、Oracle WebCenter Content Idocスクリプト・リファレンス・ガイドを参照してください。

カスタム問合せ式

エクスポート時に各表に対して評価されるSQL式。デフォルトでは、条件が複数の場合、AND演算子が使用されます。


A.4.3.9 「エクスポート問合せの条件を満たすコンテンツ」画面

この画面は、エクスポート条件を満たす表のリストを表示するために使用します。この画面のフィールド、ボタンおよびチェック・ボックスは、選択されたエクスポート条件を満たすリビジョンのリストを表示するために使用される画面と同じです。

フィールドの説明は、エクスポート問合せのプレビュー(コンテンツ)画面を参照してください。

A.4.3.10 「アーカイブのエクスポート」画面

この画面は、エクスポートを開始し、エクスポートされたファイルを削除するかどうかを指定するために使用します。

「アーカイブのエクスポート」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「アーカイバ」メニューから「アクション」「エクスポート」を選択します。

要素 説明

アーカイブの正常終了後リビジョンを削除

選択すると、エクスポートが正常に行われた場合に、エクスポートされたリビジョンがコンテンツ・サーバー・インスタンスから削除されます。

選択を解除すると、エクスポートされたリビジョンはコンテンツ・サーバー・インスタンスから削除されません。


A.4.4 インポート・インタフェース画面

この項では、インポート処理時に使用される画面について説明します。

A.4.4.1 インポート時の変更設定メイン画面

「マッピング」では、エクスポートしているコンテンツ・サーバー・インスタンスのメタデータ・フィールドと、インポートしているコンテンツ・サーバー・インスタンスのメタデータ・フィールドが相互にどのように関連するかが定義されます。

アーカイバ・アプリケーションの「インポート時の変更設定」タブは、コンテンツ・アイテムと表をインポートするメタデータ・フィールドおよび値マッピングを構成するために使用します。このタブにアクセスするには、アーカイバのメイン画面「インポート時の変更設定」タブをクリックします。

メイン・マッピング画面に2つのタブが表示されます。

要素 説明

「コンテンツ」タブ

「インポート時の変更設定」(コンテンツ)画面が表示されます。

「表」タブ

「インポート時の変更設定」(表)画面が表示されます。


A.4.4.2 「インポート時の変更設定」(コンテンツ)画面

この画面は、コンテンツ・アイテムのインポート条件を設定するために使用します。

「インポート時の変更設定」画面の「コンテンツ」タブ

この画面にアクセスするには、「インポート時の変更設定」メイン画面で「コンテンツ」をクリックします。

要素 説明

フィールドの変更

メタデータ・フィールドのマッピングの式。

編集

「フィールドの変更の編集」/「値の変更の編集」画面を表示します。

値の変更

メタデータ値のマッピングの式。

編集

「フィールドの変更の編集」/「値の変更の編集」画面を表示します。


A.4.4.3 「フィールドの変更の編集」/「値の変更の編集」画面

この画面は、インポート中にメタデータ・フィールド間でフィールドおよび値をどのようにコピー(マップ)するかを設定するために使用します。

「フィールドの変更の編集」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスする手順を次に示します。

  1. 「インポート時の変更設定」メイン画面をクリックします

  2. 現在のアーカイブリストからアーカイブを選択します。

  3. 「インポート時の変更設定」(コンテンツ)画面をクリックし、「フィールドの変更」セクションまたは「値の変更」セクションの「編集」をクリックします。

「値の変更の編集」画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明

すべて

選択すると、インポートされたすべてのリビジョンについて、指定したフィールドが出力値に変更されます。

エクスポート・フィールド/入力値(フィールド・マップ)

インポート中に別のフィールドにコピーされるデータまたは値をマップするときに変更されるメタデータ値を含んでいるメタデータ・フィールド。dDocAuthorxCommentsなど、内部フィールド名を使用します。

エクスポート・フィールド/入力値(値マップ)

既存のメタデータ・フィールドのリストから「エクスポート・フィールド」または「入力値」を選択できます。このリストにオプションを表示するには、「フィールドの参照」/「値の参照」画面からソースを選択する必要があります。

フィールドの参照/値の参照

「フィールドの参照」/「値の参照」画面を表示します。

「次に含まれる」フィールド

「値の変更の編集」画面で、入力値と出力値との間に追加のフィールドが表示されます。リストから、メタデータを変更する必要があるフィールドを選択します。

ターゲット・フィールド/出力値

インポート中に、アーカイブされたメタデータがコピーされるメタデータ・フィールド。リストには、ローカル・コンテンツ・サーバー・インスタンスのすべてのメタデータ・フィールドが表示されます。

追加

指定した対応付けの式を「フィールドの変更」ボックスに追加します。

更新

「フィールドの変更」ボックスで選択されている対応付けの式を指定した対応付けの式に置き換えます。

フィールドの変更/値の変更

マッピングの式。

削除

選択した対応付けの式を「フィールドの変更」ボックスから削除します。


A.4.4.4 「フィールドの参照」/「値の参照」画面

この画面は、メタデータ・フィールドのリストをローカル・コンテンツ・サーバー・インスタンスまたは特定のバッチ・ファイルから取得するかどうかを指定するために使用します。

この画面にアクセスするには、「フィールドの変更の編集」/「値の変更の編集」画面「フィールドの参照」または「値の参照」をクリックします。

値の参照画面については周囲のテキストで説明しています。
フィールドの参照画面については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明

次のバッチ・ファイルから

メニューからバッチ・ファイルを選択して、そのバッチ・ファイルに定義されているメタデータ・フィールドのリストを取得します。

次のフィールドから

メニューからフィールドを選択して、バッチ・ファイル内のそのフィールドに対して定義されているメタデータ値のリストを取得します。

ローカル・システム

選択すると、ローカル・インスタンスからメタデータ・フィールドのリストを取得します。

バッチ

選択すると、メニューにリストされたバッチ・ファイルからメタデータ・フィールドのリストを取得します。可能な場合は、メニューから別のバッチ・ファイルを選択できます。


A.4.4.5 「インポート時の変更設定」(表)画面

「インポート時の変更設定」画面の「表」タブは、表のインポートに必要なフィールドと値のマップを追加および定義するために使用します。

「インポート時の変更設定」画面の「表」タブについては周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「インポート時の変更設定」メイン画面「表」タブをクリックします。

要素 説明

アーカイブ・ファイル・リスト

アーカイブ・ファイルのツリー・ビュー・リストを表示します。

編集

アーカイブ・プロパティの編集画面を表示します。「編集」ボタンをクリックすると表示されるこの画面の構成設定は、グローバルな構成です。画面の最上部の設定は編集できません。「OK」をクリックすると、最下部のグローバルな設定に加えた変更が実装されます。これらの変更は、「ロード」ボタンを使用して加えた変更でオーバーライドできます。

ロード

アーカイブ・プロパティの編集画面を表示します。「ロード」ボタンをクリックすると表示されるこの画面の構成設定は、アーカイブの作成時に定義された構成設定です。画面の最上部の設定は編集できません。「OK」をクリックすると、最下部の設定に加えた変更が実装されます。これらの変更は、「編集」ボタンを使用して加えた変更をオーバーライドします。

リフレッシュ

現在のアーカイブ・ファイル・リストを更新します。

フィールドの変更

メタデータ・フィールドのマッピングの式。

編集

「フィールドの変更の編集」/「値の変更の編集」画面を表示します。

値の変更

メタデータ値のマッピングの式。

編集

「フィールドの変更の編集」/「値の変更の編集」画面を表示します。


A.4.4.6 「表におけるアーカイブ・プロパティの編集」画面

この画面は、アーカイブ・プロパティ表が作成されたときに割り当てられた元のチェック・ボックス値を編集するために使用します。上部セクションのフィールドは編集できなくなりました。下部セクションの構成設定のみ変更できます。この画面は、「インポート時の変更設定」の「表」タブ画面でアーカイブ・ファイル・リスト・セクションと関連付けられた「編集」および「ロード」ボタンをクリックすると表示されます。

構成設定は、画面を表示するためにどのボタンをクリックしたかによって異なります。「編集」ボタンをクリックした後に表示される設定はグローバル構成です。「ロード」ボタンをクリックした後に表示される設定は、アーカイブが作成されたときに定義された設定です。「編集」で生成された画面を使用して加えた変更は、「ロード」で生成された画面を使用して加えた変更でオーバーライドされることがあります。

この画面のフィールドおよびチェック・ボックスは、表をアーカイブに追加する場合に使用する画面のものと同じです。フィールドの説明を表示するには、A.4.3.7項「表の新規追加/「表の編集」画面」を参照してください。

この画面にアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. 「インポート時の変更設定」メイン画面をクリックします。

  2. 現在のアーカイブ・リストからアーカイブを選択します。

  3. 「インポート時の変更設定」(「表」)画面をクリックします。

  4. 「表」リストの「編集」ボタンをクリックします。

コンテンツの編集に使用する画面と似た画面が表示されます。

  • 「フィールドの変更の編集」画面は、表のインポート中に異なるメタデータ・フィールド間で値をコピーする方法を設定するために使用します。この画面のフィールドおよびボタンは、インポートされたコンテンツ・アイテムにメタデータ・マッピングを設定する場合に使用する画面のものと同じです。A.4.4.3「「フィールドの変更の編集」/「値の変更の編集」画面」を参照してください。

  • 「フィールドの参照」画面は、ローカル・コンテンツ・サーバー・インスタンスまたは特定のバッチ・ファイルのどちらからメタデータ・フィールドのリストを取得するかを指定するために使用します。この画面のフィールドは、「インポート時の変更設定」の「コンテンツ」タブに関連付けられた画面のものと同じです。See A.4.4.4「「フィールドの参照」/「値の参照」画面」

  • 「値の変更の編集」画面は、表のインポート中にメタデータ値が変更(マップ)される方法を設定するために使用します。この画面のフィールドおよびボタンは、インポートされたコンテンツ・アイテムにメタデータ値を設定する場合に使用する画面のものと同じです。A.4.4.3「「フィールドの変更の編集」/「値の変更の編集」画面」を参照してください。

  • 「値の参照」画面は、バッチ・ファイルから取得するメタデータ値を選択するために使用します。この画面のフィールドは、「インポート時の変更設定」の「コンテンツ」タブに関連付けられた画面のものと同じです。See A.4.4.4「「フィールドの参照」/「値の参照」画面」

A.4.4.7 「インポート・オプションの編集」(ルールの選択)画面

この画面は、インポート時にリビジョンを置換、追加または削除する方法を指定するために使用します。

「インポート・オプションの編集」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「アーカイバ」(「一般」タブ)の「インポート・オプション」セクションで「編集」をクリックします。


注意:

インポート・ルール「更新」を適用すると、既存のリビジョンが既存のファイルに保存されずに置き換えられます。保持するコンテンツを誤って置き換えないように、インポート時には十分に注意してください。


要素 説明

インポート・ルールのオーバーライド

インポート時にリビジョンを置換、追加または削除する方法を定義するルールを選択します。オプションを選択すると、インポート・ルールの説明が表示されます。注意メッセージを参照してください。

有効なオプション・リストの値を持つリビジョンのみをインポート

選択すると、検証されたオプション・リストの値がチェックされ、有効なオプション・リストの値を持つリビジョンのみがインポートされます。

選択を解除すると、インポート時に、オプション・リストの値は検証されません。

日付をシステムの現在のタイムゾーンに変換

選択すると、メタデータ日付フィールドの時刻が再計算され、ターゲット(インポート)のOracle WebCenter Contentサーバーのタイムゾーンが反映されます。

選択を解除すると、インポート時に、メタデータ日付フィールドの時刻は変更されずそのまま残ります。

RevClassIDのインポート

選択すると、RevClassID情報がインポートされます。

DIDのインポート

選択すると、ドキュメントID情報がインポートされます。


A.4.4.8 「アーカイブのインポート」画面

この画面は、インポートを開始し、インポートする情報を指定するために使用します。

「アーカイブのインポート」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、「アーカイバ」メニューから「アクション」「インポート」を選択します。

要素 説明

バッチ化したリビジョンをインポート

選択すると、コンテンツ・アイテムのリビジョンをインポートします。

表のインポート

選択すると、コンテンツ・アイテムのリビジョンと表を、これらの両方を含むアーカイブからインポートします。

選択を解除すると、コンテンツ・アイテムのリビジョンと表を含むアーカイブから表をインポートしません。


A.4.5 レプリケーション・インタフェース画面

この項では、レプリケーション処理の管理に使用される画面について説明します。

A.4.5.1 アーカイバ・レプリケーションのメイン画面

この画面は、エクスポートおよびインポートの自動化を構成するために使用します。

「アーカイバ」画面の「レプリケーション」タブについては周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、アーカイバのメイン画面で「レプリケーション」をクリックします。

要素 説明

エクスポートの自動化

選択したアーカイブに対して自動エクスポートが有効かどうかが表示されます。

登録済のエクスポータ

選択したアーカイブに対して自動エクスポータとして現在登録されているコレクション。

編集

「登録済のエクスポータ」画面が表示されます。

登録済のインポータ

選択したアーカイブに対して自動インポータとして現在登録されているコレクション。

ログオン・ユーザー名

インポータの登録時にログインしていたユーザーのユーザー名。

現在のインスタンスを登録

選択したアーカイブを自動インポータとして登録します。

登録解除

登録済のインポータを登録解除します。


A.4.5.2 「登録済のエクスポータ」画面

この画面は、現在のアーカイブに自動エクスポートされるコレクションを指定するため、および自動エクスポートの有効と無効を切り替えるために使用します。

「登録済のエクスポータ」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、アーカイバ・レプリケーションのメイン画面「編集」をクリックします。

要素 説明

自動エクスポートを有効にする

選択すると、エクスポート条件を満たすコンテンツ・アイテムの索引が作成されるたび、エクスポートが自動的に実行されます。

選択を解除すると、自動エクスポートは無効になります。

登録済のエクスポータ

選択したアーカイブに対して自動エクスポータとして登録されているコレクション。

登録

現在のコレクションを登録済のエクスポータのリストに追加します。このボタンは、自動エクスポートが無効の場合は使用できません。

削除

選択したコレクションを登録済のエクスポータのリストから削除します。このボタンは、自動エクスポートが無効の場合は使用できません。


A.4.5.3 自動化画面(エクスポータ)

インスタンスの自動化の詳細」画面の「エクスポータ」タブは、自動的にエクスポートされるアーカイブを表示および削除するために使用します。

自動化画面の「エクスポータ」タブについては周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、コレクションをハイライトし、アーカイバのメイン画面「オプション」メニューから「インスタンスの自動化の詳細を表示する」を選択します。

要素 説明

場所

自動的にエクスポートされる各アーカイブのコレクションおよびアーカイブ。

ステータス

自動エクスポートのステータス: 接続または切断済。

削除

選択したアーカイブを登録済のエクスポータとして削除します。


A.4.5.4 自動化画面(インポータ)

インスタンスの自動化の詳細」画面の「インポータ」タブは、自動的にインポートされるアーカイブを表示および削除するために使用します。

自動化画面の「インポータ」タブ

この画面にアクセスするには、コレクションをハイライトし、アーカイバのメイン画面「オプション」メニューから「インスタンスの自動化の詳細を表示する」を選択して、「インポータ」タブをクリックします。

要素 説明

場所

自動的にインポートされる各アーカイブのコレクションおよびアーカイブ。

ステータス

自動インポートのステータス: 接続または切断済。

削除

選択したアーカイブを登録済のインポータとして削除します。


A.4.5.5 自動化画面(転送)

インスタンスの自動化の詳細」画面の「転送」タブは、自動的に転送されるアーカイブを表示および削除するために使用します。

自動化画面の「転送」タブ

この画面にアクセスするには、コレクションをハイライトし、アーカイバのメイン画面「オプション」メニューから「インスタンスの自動化の詳細を表示する」を選択して、「転送」タブをクリックします。

要素 説明

ソース

転送元のコレクションおよびアーカイブ。

ターゲット

転送先のコレクションおよびアーカイブ。

ステータス

自動転送のステータス: 接続または切断済。

削除

選択された転送を削除します。


A.4.5.6 自動化画面(問合せ)

インスタンスの自動化の詳細」画面の「キューに入っている自動インポート」タブは、キュー内で実行待ちになっているインポートを表示するために使用します。

自動化画面の「キューに入っている自動インポート」タブ

この画面にアクセスするには、コレクションをハイライトし、アーカイバのメイン画面「オプション」メニューから「インスタンスの自動化の詳細を表示する」を選択して、「キューに入っている自動インポート」タブをクリックします。

要素 説明

場所

転送元のコレクションおよびアーカイブ。

ステータス

自動転送のステータス。

削除

選択された転送を削除します。


A.4.6 転送インタフェース画面

この項では、アーカイブの転送に使用される画面について説明します。

A.4.6.1 アーカイバ転送のメイン画面

アーカイバ・アプリケーションの「転送先」タブは、アーカイブ間でのバッチ・ファイル転送を構成するために使用します。

アーカイバのメイン画面の「転送先」タブ

このタブにアクセスするには、アーカイバのメイン画面「転送先」タブをクリックします。

要素 説明

最終転送 (送信)

選択したアーカイブからバッチ・ファイルが最後に転送された日時。

最終転送 (受信)

選択したアーカイブにバッチ・ファイルが最後に転送された日時。

合計

最終転送に含まれていたバッチ・ファイルおよびコンテンツ・アイテムの数。

ターゲット可能

選択したアーカイブを転送ターゲットにできるかどうかを示します。

転送を自動化

選択したアーカイブを自動的に転送するかどうかを示します。

編集(転送オプション用)

「転送オプション」画面を表示します。

転送所有者

選択したアーカイブの転送を所有するコンテンツ・サーバー・インスタンス。

ターゲット・アーカイブ

選択したアーカイブの転送先となるコレクションおよびアーカイブ。

削除

転送先を削除します。

編集(転送先用)

「アーカイブ・コレクション」画面を表示します。


A.4.6.2 「転送オプション」画面

この画面は、アーカイブで転送を受信できるようにし、アーカイブからの転送を自動化するために使用します。

「転送オプション」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、アーカイバ転送のメイン画面の「転送オプション」セクションで「編集」をクリックします。

要素 説明

ターゲット可能

選択すると、アーカイブは他のアーカイブから転送を受信できます。

選択を解除すると、アーカイブは他のアーカイブから転送を受信できません。

転送を自動化

選択すると、選択したアーカイブの転送はアーカイブが更新されるたびに自動的に実行されます。

選択を解除すると、選択したアーカイブの転送を手動で開始する必要があります。


A.4.6.3 「アーカイブ・コレクション」画面

この画面は、転送を受信する転送先になれるアーカイブを指定するために使用します。

「アーカイブ・コレクション」画面については周囲のテキストで説明しています。

この画面にアクセスするには、アーカイバ転送のメイン画面の「転送先」セクションで「編集」をクリックします。

要素 説明

コレクション

ローカル・コンテンツ・サーバー・インスタンスで使用可能なアーカイブ・コレクションの名前と場所。

アーカイブ

選択したコレクション内のアーカイブの名前および転送先になれるステータス。(転送先になれるアーカイブのみをリストから選択できます)。


A.4.7 「フォルダ・アーカイブの構成」ページ

この画面は、フォルダ・アーカイブを管理および作成するために使用します。

「フォルダ・アーカイブの構成」画面

この画面にアクセスするには、「管理」「フォルダ・アーカイブの構成」を選択します。

要素 説明

コレクション名

リストから名前を選択します。リストには、コンテンツ・サーバー・インスタンスで検出されたすべてのアーカイブ・コレクション(つまり、既知またはコンテンツ・サーバーのアーカイブ・ユーティリティで開かれたすべてのコレクション)が含まれています。

各コンテンツ・サーバー・インスタンスは少なくとも1つのアーカイブ・コレクションを持ち、その名前はコンテンツ・サーバー・インスタンスと同じです。

アーカイブ名

リストからアーカイブの名前を選択します。リストには、以前に作成された、コンテンツ・サーバー・インスタンスで既知のすべてのアーカイブが含まれています。

アーカイブに含まれるフォルダを選択する前にアーカイブ名を指定してください。フォルダを選択してからアーカイブ名を指定すると、追加をクリックしても何も行われません(フォルダ・ツリーは完全に閉じて、フォルダ選択は失われます)。

フォルダ・ツリー

影付きの領域には、コンテンツ・サーバー・インスタンスで検出されたフォルダ構造が表示されます。

デフォルトでは、ツリー全体が閉じられています(つまり、フォルダは表示されていません)。

フォルダの下にあるサブフォルダをすべて表示するにはプラス記号をクリックし、非表示にするにはマイナス記号をクリックします。

フォルダ構造アーカイブに含めるすべてのフォルダのチェック・ボックスを選択します。親フォルダのチェック・ボックスをクリックすると、その子フォルダもすべて自動的に選択されます。子フォルダを個別に選択および選択解除することもできます。親フォルダは、サブフォルダもすべて選択された場合にのみ選択されます。子フォルダのいずれかの選択を解除すると、その親フォルダの選択も自動的に解除されます。これは、子フォルダの仮想フォルダ・パスのプロパティには影響しません。

フォルダ・ツリーには、Site Studio Webサイト・フォルダが含まれます。フォルダ構造アーカイブ・コンポーネントでは、これらのフォルダをアーカイブすることは意図されていません。これらをアーカイブし、別のシステムに転送することもできますが、転送されたコラボレーション・プロジェクトおよびSite Studio Webサイトはターゲット・システム上で機能しません。

追加

指定したフォルダ・アーカイブを作成し、コンテンツ・サーバー・インスタンスで使用できるようにします。

アーカイブに含まれるフォルダを選択する前にアーカイブ名を指定してください。フォルダを選択してからアーカイブ名を指定すると、追加をクリックしても何も行われません(フォルダ・ツリーは完全に閉じて、フォルダ選択は失われます)。

削除

指定した既存のフォルダ・アーカイブを削除し、コンテンツ・サーバー・インスタンスで処理に使用できないようにします。


A.4.8 フォルダ移行インタフェース画面

このセクションでは、Folders_gフォルダ構造およびフォルダ・コンテンツのFolders構造および階層への移行に使用する各画面について説明します。

A.4.8.1 「フォルダ移行」画面

この画面は、Folders_gのフォルダ構造およびフォルダ・コンテンツを、FrameworkFoldersコンポーネントが提供するFolders構造および階層に移行するために使用します。


注意:

「フォルダ移行」メニュー・オプションが表示されない場合は、コンテンツ・サーバーのconfig.cfgファイルでShowFolderMigrationMenu=1環境変数を設定することで、強制的にオプションを表示できます。


「フォルダ移行」画面

この画面にアクセスするには、「管理」「フォルダ移行」を選択します。

要素 説明

除外するサブツリー

移行から除外されるフォルダ・サブツリー。デフォルトはTRASHです。

除外する追加フォルダの選択画面を表示するには、除外されたフォルダの変更をクリックします。

移行するフォルダ

移行するフォルダの数。

フォルダ内のコンテンツ・アイテム

移行するコンテンツ・アイテムの数。この数は、移行されるFolders_gフォルダ・コンテンツによって異なります。

移行するショートカット

移行するコンテンツとフォルダのショートカットの総数。

除外されるフォルダ

Foldersに移行されないフォルダの数。

フォルダ・データの移行

Folders_gからFoldersへの移行を開始します。

拡張移行オプションの表示

適用されない場合、このリンクは表示されません。たとえば、競合する所有者リンクはシステム内に存在しません。

表示される「既存の所有者リンクのオプション」セクションを使用して、移行時にコンテンツやフォルダ間のリンクを作成するデフォルトの動作を変更できます。次のいずれかのオプションを選択します。

  • 既存の所有者リンクを削除します。移行により新規所有者リンクが作成されます。

  • 既存の所有者リンクをショートカットに変換します。移行により新規所有者リンクが作成されます。

  • 既存の所有者リンクを残します。移行されたリンクをショートカットに変更します。

Foldersでは、各コンテンツ・アイテムに対してプライマリ(所有者)リンクは1つのみです。コンテンツ・アイテムへのセカンダリ・ショートカットは任意の数のみ作成できます。

これらのオプションを非表示にするには、「拡張移行オプションの非表示」をクリックします。

実行番号

フォルダ移行の実行番号。詳細は、「情報」アイコンをクリックしてください。

開始

移行が開始した日時。

終了

移行が終了した日時。

ユーザー

移行を実行したユーザーのユーザーID。

移行されたフォルダ

Foldersに移行されたフォルダ数。

移行されたコンテンツ・アソシエーション

Foldersに移行されたコンテンツ・アソシエーション(リンク)数。

移行されたショートカット

Foldersに移行されたショートカット数。

追加の移行データの表示

「最新の移行実行」表と同じ列を持つ表が表示され、移行の実行に関する情報が表示されます(データが削除されている場合もあります)。

この表をブロックするには、「追加の移行データの非表示」をクリックします。


A.4.8.2 「フォルダ移行: 除外されたフォルダ」ダイアログ

このダイアログは、フォルダ移行から除外されるフォルダを指定するために使用します。

「フォルダ移行: 除外されたフォルダ」画面

この画面にアクセスするには、「フォルダ移行」画面「除外されたフォルダの変更」をクリックします。

要素 説明

レガシー・フォルダの参照

Folders_gのレガシー・フォルダのツリー構造。

移行から除外されるフォルダのリストにフォルダを追加するには、ツリーを展開し、フォルダ名を選択します。

移行から除外されるレガシー・フォルダ

移行から除外されるフォルダ。

このリストからフォルダを削除するには、フォルダを選択し、「削除」をクリックします。