Digital Asset Manager and Conversion製品では、変換されるファイルのタイプおよび変換に使用される方法に基づき、様々なファイル・フォーマットおよび変換オプションがサポートされています。この項の項目は次のとおりです。
この項の項目は次のとおりです。
Outside In Technologyは、Inbound Refinery、PDF ExportおよびXML Converterで使用されています。
Inbound RefineryにはOutside In Image Export 8.3.2が含まれ、これは次の目的で使用できます。
ファイルのサムネイルを作成する。サムネイルは、コンテンツの小さなプレビュー・イメージです。
ファイルを複数ページのTIFFファイルに変換することにより、ユーザーがTIFFビューア・プラグインを使用する標準のWebブラウザでファイルを表示できるようにする。
PDF変換にはOutside Inが組み込まれており、Windows上でWinNativeConverterとともに使用して、一部のコンテンツ・アイテムのPDFファイルを作成できます。Outside Inは、ネイティブ・アプリケーションを使用してファイルをPostScriptに印刷するために使用されます。そのPostScriptファイルは、構成済のPostScript Distillerエンジンを使用してPDFに変換されます。
「Outside Inを使用してPDFに変換」オプションは、プライマリWeb標準可能レンディション・ページで選択します。詳細は、第3.2.3項「プライマリWeb表示可能レンディションとしてのPDFファイルの設定」を参照してください。このオプションの使用時には、PDF変換にはPostScript Distillerエンジンのみ表示です。
Inbound RefineryにはOutside In XML ExportおよびSearch Export 8.1.9が含まれ、これらを使用してファイルをXMLに変換できます。これには、次のバージョンのFlexionDocおよびSearchMLスキーマに対するサポートが含まれます。
FlexionDoc 5.1
SearchML 3.1
この項では、WindowsまたはUNIX上でPDF、XMLおよびInbound Refinery用のOutside In Technologyを使用して変換できるファイル・フォーマットをリストします。ファイル・フォーマットは、次のカテゴリに分類されます。
次のワープロ・ファイル・フォーマットを変換できます。
| ファイル・フォーマット | バージョン |
|---|---|
| ANSIテキスト | 7および8ビット |
| ASCIIテキスト | 7および8ビット |
| DEC WPS Plus(DX) | バージョン3.1まで |
| DEC WPS Plus(WPL) | バージョン4.1まで |
| DisplayWrite 2および3(TXT) | すべてのバージョン |
| DisplayWrite 4および5 | バージョン2.0まで |
| DOSキャラクタ・セット | すべてのバージョン |
| EBCDIC | すべてのバージョン |
| Enable | バージョン3.0、4.0および4.5 |
| First Choice | バージョン3.0まで |
| Framework | バージョン3.0 |
| Hangul | バージョン97および2002 |
| IBM FFT | すべてのバージョン |
| IBM Revisable Form Text | すべてのバージョン |
| IBM Writing Assistant | バージョン1.01 |
| JustSystems一太郎 | バージョン4.xから6.x、8.xから13.xおよび2004 |
| JustWrite | バージョン3.0まで |
| Legacy | バージョン1.1まで |
| Lotus AMI/AMI Professional | バージョン3.1まで |
| Lotus Manuscript | バージョン2.0 |
| Lotus Word Pro(Windows以外) | バージョンSmartSuite 97、MillenniumおよびMillennium 9.6(テキストのみ) |
| Lotus Word Pro(Windows) | バージョンSmartSuite 96および97、MillenniumおよびMillennium 9.6 |
| MacWrite II | バージョン1.1 |
| MASS11 | バージョン8.0まで |
| Microsoft Rich Text Format(RTF) | すべてのバージョン |
| Microsoft Word(DOS) | バージョン6.0まで |
| Microsoft Word(Mac) | バージョン4.0から2004 |
| Microsoft Word(Windows) | バージョン2007まで |
| Microsoft WordPad | すべてのバージョン |
| Microsoft Works(DOS) | バージョン2.0まで |
| Microsoft Works(Mac) | バージョン2.0まで |
| Microsoft Works(Windows) | バージョン4.0まで |
| Microsoft Windows Write | バージョン3.0まで |
| MultiMate | バージョン4.0まで |
| Navy DIF | すべてのバージョン |
| Nota Bene | バージョン3.0 |
| Novell Perfect Works | バージョン2.0 |
| Novell/Corel WordPerfect(DOS) | バージョン6.1まで |
| Novell/Corel WordPerfect(Mac) | バージョン1.02から3.0 |
| Novell/Corel WordPerfect(Windows) | バージョン12.0まで |
| Office Writer | バージョン4.0から6.0 |
| OpenOffice Writer(WindowsおよびUNIX) | OpenOfficeバージョン1.1および2.0 |
| PC-File Letter | バージョン5.0まで |
| PC-File+ Letter | バージョン3.0まで |
| PFS:Write | バージョンA、BおよびC |
| Professional Write(DOS) | バージョン2.1まで |
| Professional Write Plus(Windows) | バージョン1.0 |
| Q&A(DOS) | バージョン2.0 |
| Q&A Write(Windows) | バージョン3.0 |
| Samna Word | バージョンSamna Word IV+まで |
| Signature | バージョン1.0 |
| SmartWare II | バージョン1.02 |
| Sprint | バージョン1.0まで |
| StarOffice Writer | バージョン5.2(テキストのみ)および6.xから8.x |
| Total Word | バージョン1.2 |
| Unicodeテキスト | すべてのバージョン |
| UTF-8 | すべてのバージョン |
| Volkswriter 3および4 | バージョン1.0まで |
| Wang PC(IWP) | バージョン2.6まで |
| WordMARC | バージョンComposer Plusまで |
| WordStar(DOS) | バージョン7.0まで |
| WordStar(Windows) | バージョン1.0 |
| WordStar 2000(DOS) | バージョン3.0まで |
| XyWrite | バージョンIII Plusまで |
次のデスクトップ・パブリッシング・ファイル・フォーマットを変換できます。
| ファイル・フォーマット | バージョン |
|---|---|
| Adobe FrameMaker(MIF) | バージョン3.0、4.0、5.0、5.5および6.0、日本語版3.0、4.0、5.0および6.0(テキストのみ) |
次のデータベース・ファイル・フォーマットを変換できます。
| ファイル・フォーマット | バージョン |
|---|---|
| Access | バージョン2.0まで |
| dBASE | バージョン5.0まで |
| DataEase | バージョン4.x |
| dBXL | バージョン1.3 |
| Enable | バージョン3.0、4.0および4.5 |
| First Choice | バージョン3.0まで |
| FoxBase | バージョン2.1 |
| Framework | バージョン3.0 |
| Microsoft Works(Windows) | バージョン4.0まで |
| Microsoft Works(DOS) | バージョン2.0まで |
| Microsoft Works(Mac) | バージョン2.0まで |
| Paradox(DOS) | バージョン4.0まで |
| Paradox(Windows) | バージョン1.0まで |
| Personal R:BASE | バージョン1.0 |
| R:BASE 5000 | バージョン3.1まで |
| R:BASE System V | バージョン1.0 |
| Reflex | バージョン2.0 |
| Q & A | バージョン2.0まで |
| SmartWare II | バージョン1.02 |
次のスプレッドシート・ファイル・フォーマットを変換できます。
| ファイル・フォーマット | バージョン |
|---|---|
| Enable | バージョン3.0、4.0および4.5 |
| First Choice | バージョン3.0まで |
| Framework | バージョン3.0 |
| Lotus 1-2-3(DOSおよびWindows) | バージョン5.0まで |
| Lotus 1-2-3(OS/2) | バージョン2.0まで |
| Lotus 1-2-3 Charts(DOS & Windows) | バージョン5.0まで |
| Lotus 1-2-3 for SmartSuite | バージョン97からMillennium 9.6 |
| Lotus Symphony | バージョン1.0、1.1および2.0 |
| Mac Works | バージョン2.0 |
| Microsoft Excelグラフ | バージョン2.xから7.0 |
| Microsoft Excel(Mac) | バージョン3.0から4.0、98、2001、2002、2004およびv.X |
| Microsoft Excel(Windows) | バージョン2.2から2007 |
| Microsoft Multiplan | バージョン4.0 |
| Microsoft Works(Windows) | バージョン4.0まで |
| Microsoft Works(DOS) | バージョン2.0まで |
| Microsoft Works(Mac) | バージョン2.0まで |
| Mosaic Twin | バージョン2.5 |
| Novell Perfect Works | バージョン2.0 |
| PFS:Professional Plan | バージョン1.0 |
| Quattro Pro(DOS) | バージョン5.0まで(テキストのみ) |
| Quattro Pro(Windows) | バージョン12.0まで(テキストのみ) |
| SmartWare II | バージョン1.02 |
| StarOffice/OpenOffice Calc(WindowsおよびUNIX) | StarOfficeバージョン5.2から8.x、OpenOfficeバージョン1.1および2.0(テキストのみ) |
| SuperCalc 5 | バージョン4.0 |
| VP Planner 3D | バージョン1.0 |
次のプレゼンテーション・ファイル・フォーマットを変換できます。
| ファイル・フォーマット | バージョン |
|---|---|
| Corel/Novell Presentations | バージョン12.0まで |
| Harvard Graphics(DOS) | バージョン2.xおよび3.x |
| Harvard Graphics(Windows) | Windowsバージョン |
| Freelance(Windows) | バージョンMillennium 9.6まで |
| Freelance(OS/2) | バージョン2.0まで |
| Microsoft PowerPoint(Windows) | バージョン3.0から2007 |
| Microsoft PowerPoint(Mac) | バージョン4.0からv.X |
| StarOffice/OpenOffice Impress(WindowsおよびUNIX) | StarOfficeバージョン5.2(テキストのみ)および6.xから8.x(フル・サポート)、OpenOfficeバージョン1.1および2.0(テキストのみ) |
次のグラフィック・ファイル・フォーマットを変換できます。
| ファイル・フォーマット | バージョン |
|---|---|
| Adobe Photoshop(PSD) | すべてのバージョン |
| Adobe Illustrator | バージョン7.0および9.0 |
| Adobe FrameMakerグラフィック(FMV) | Vector/raster 5.0まで |
| Adobe Acrobat(PDF) | バージョン1.0、2.1、3.0、4.0、5.0、6.0および7.0(日本語PDFを含む) |
| Ami Draw(SDW) | Ami Draw |
| AutoCAD InterchangeおよびNative Drawing形式(DXFおよびDWG) | AutoCAD Drawingバージョン2.5から2.6、9.0から14.0、2000iおよび2002 |
| AutoCAD Drawing | バージョン2.5から2.6、9.0から14.0、2000iおよび2002 |
| AutoShade Rendering(RND) | バージョン2.0 |
| Binary Group 3 Fax | すべてのバージョン |
| ビットマップ(BMP、RLE、ICO、CUR、OS/2 DIBおよびWARP) | すべてのバージョン |
| CALS Raster(GP4) | Type IおよびType II |
| Corel Clipart Format(CMX) | バージョン5から6 |
| Corel Draw(CDR) | バージョン3.xから8.x |
| Corel Draw(CDRとTIFFヘッダー) | バージョン2.xから9.x |
| Computer Graphics Metafile(CGM) | ANSI、CALS NISTバージョン3.0 |
| Encapsulated PostScript(EPS) | TIFFヘッダーのみ |
| GEM Paint(IMG) | すべてのバージョン |
| Graphics Environment Mgr(GEM) | ビットマップおよびベクトル |
| Graphics Interchange Format(GIF) | すべてのバージョン |
| Hewlett Packard Graphics Language(HPGL) | バージョン2 |
| IBM Graphics Data Format(GDF) | バージョン1.0 |
| IBM Picture Interchange Format(PIF) | バージョン1.0 |
| Initial Graphics Exchange Spec(IGES) | バージョン5.1 |
| JBIG2 | PDFファイル内のJBIG2グラフィックの埋込み |
| JFIF (TIFF形式でないJPEG) | すべてのバージョン |
| JPEG(EXIFを含む) | すべてのバージョン |
| Kodak Flash Pix(FPX) | すべてのバージョン |
| Kodak Photo CD(PCD) | バージョン1.0 |
| Lotus PIC | すべてのバージョン |
| Lotus Snapshot | すべてのバージョン |
| Macintosh PICT1およびPICT2 | ビットマップのみ |
| MacPaint(PNTG) | すべてのバージョン |
| Micrografx Draw(DRW) | バージョン4.0まで |
| Micrografx Designer(DRW) | バージョン3.1まで |
| Micrografx Designer(DSF) | Windows 95、バージョン6.0 |
| Novell PerfectWorks(Draw) | バージョン2.0 |
| OS/2 PM Metafile(MET) | バージョン3.0 |
| Paint Shop Pro 6(PSP) | Windowsのみ、バージョン5.0から6.0 |
| PC Paintbrush(PCXおよびDCX) | すべてのバージョン |
| Portable Bitmap(PBM) | すべてのバージョン |
| Portable Graymap(PGM) | 固有のバージョンなし |
| Portable Network Graphics(PNG) | バージョン1.0 |
| Portable Pixmap(PPM) | 固有のバージョンなし |
| Postscript(PS) | レベル1から2 |
| Progressive JPEG | 固有のバージョンなし |
| Sun Raster(SRS) | 固有のバージョンなし |
| StarOffice/OpenOffice Draw(WindowsおよびUNIX) | StarOfficeバージョン5.2から8.x、OpenOfficeバージョン1.1および2.0(テキストのみ) |
| TIFF | バージョン6まで |
| TIFF CCITT Group 3および4 | バージョン6まで |
| Truevision TGA(TARGA) | バージョン2 |
| Visio(プレビュー) | バージョン4 |
| Visio | バージョン5、2000、2002および2003 |
| WBMP | 固有のバージョンなし |
| Windows Enhanced Metafile(EMF) | 固有のバージョンなし |
| Windows Metafile(WMF) | 固有のバージョンなし |
| WordPerfect Graphics(WPGおよびWPG2) | バージョン2.0まで |
| X-Windows Bitmap(XBM) | x10互換 |
| X-Windows Dump(XWD) | x10互換 |
| X-Windows Pixmap(XPM) | x10互換 |
次の圧縮ファイル・フォーマットを変換できます。
| ファイル・フォーマット | バージョン |
|---|---|
| GZIP | |
| LZA自己解凍圧縮 | |
| LZH圧縮 | |
| Microsoft Binder | バージョン7.0から97(Binderファイルに格納されているファイルの変換は、Windowsでのみサポート) |
| UUEncode | |
| UNIX Compress | |
| UNIX TAR | |
| ZIP | PKWAREバージョン2.04gまで |
次の電子メール・ファイル・フォーマットを変換できます。
| ファイル・フォーマット | バージョン |
|---|---|
| Microsoft Outlook Folder(PST) | Microsoft Outlook FolderおよびMicrosoft Outlook Offline Folderファイルのバージョン97、98、2000、2002および2003 |
| Microsoft Outlook Message(MSG) | Microsoft Outlook MessageおよびMicrosoft Outlook Form Templateのバージョン97、98、2000、2002および2003 |
| MIME | MIMEエンコード・メール・メッセージ。詳細は、「MIMEのサポートに関する注意」を参照してください。 |
MIMEのサポートに関する注意
MIMEエンコード・メール・メッセージ・フォーマットのサポートに関する詳細情報を次に示します。
MIMEフォーマット(次のものを含む)
EML
MHT(Webアーカイブ)
NWS(ニュースグループのシングルパートおよびマルチパート)
Simple Text Mail(RFC 2822で定義)
TNEFフォーマット
MIMEエンコード(次のものを含む)
base64(RFC 1521で定義)
binary(RFC 1521で定義)
binhex(RFC 1741で定義)
btoa
quoted-printable(RFC 1521で定義)
utf-7(RFC 2152で定義)
uue
xxe
yenc
また、メッセージの本文は複数の方法でエンコードできます。次のエンコードがサポートされています。
テキスト
HTML
RTF
TNEF
Text/enriched(RFC1523で定義)
Text/richtext(RFC1341で定義)
埋込みメール・メッセージ(RFC822で定義)。これは新しいメッセージへのリンクとして処理されます。
MIMEメッセージの添付ファイルは複数の形式で格納できます。サポートされるすべての添付ファイル・タイプが処理されます。
次に示すその他のファイル・フォーマットを変換できます。
| ファイル・フォーマット | バージョン |
|---|---|
| 実行可能ファイル(EXE、DLL) | |
| HTML | バージョン3.0まで(一部の制限あり) |
| Macromedia Flash | Macromedia Flash 6.x、Macromedia Flash 7.xおよびMacromedia Flash Lite(テキストのみ) |
| Microsoft Project | バージョン98から2003(テキストのみ) |
| MP3 | ID3情報 |
| vCard、vCalendar | バージョン2.1 |
| Windows実行可能ファイル | |
| WML | バージョン5.2 |
| XML | テキストのみ |
| Yahoo!Instant Messenger | バージョン6.xおよび7.x |
Inbound Refineryは、Windows上で実行されている場合、複数のサードパーティ・アプリケーションを使用してコンテンツ・アイテムのPDFファイルを作成できます。ほとんどの場合は、ファイルを開いて印刷する機能のあるサードパーティ・アプリケーションを使用して、ファイルがPostScriptに印刷されます。その後PostScriptファイルは、構成済のPostScriptのDistillerエンジンを使用してPDFに変換されます。Inbound Refineryでサードパーティ・アプリケーションを使用して、ファイルを直接PDFに変換できる場合もあります。
「サード・パーティ・アプリケーションを使用してPDFに変換」オプションは、プライマリWeb標準可能レンディション・ページで選択します。詳細は、第3.2.3項「プライマリWeb表示可能レンディションとしてのPDFファイルの設定」を参照してください。このオプションの使用時には、Inbound Refineryには次のものが必要です。
PostScript Distillerエンジン
PostScriptプリンタ
変換時に使用されるサード・パーティ・アプリケーション
WinNativeConverterコンポーネントがリファイナリ・サーバー上にインストールされ、有効になっていること。
次の表は、Windows上でサード・パーティ・アプリケーションを使用してPDFに変換できる一般的なファイル・フォーマットを示しています。次の重要な注意事項に留意してください。
変換で使用されるサードパーティ・アプリケーション、PostScript変換エンジンおよびPostScriptプリンタは、Inbound Refineryには付属していません。実行する変換に必要なすべてのサードパーティ・アプリケーション、および任意のPostScript変換エンジンとPostScriptプリンタを入手する必要があります。
ファイルの変換に必要なすべてのサード・パーティ・アプリケーションがInbound Refineryコンピュータ上にインストールされている必要があります。
リストされている一般的なファイル・フォーマットのみの変換がサポートされています。追加のファイル・フォーマットの変換が可能な場合もありますが、結果は保証されません。
各サード・パーティ・アプリケーションのリストされているバージョンのみについて、Inbound Refineryでの使用がサポートされています。サード・パーティ・アプリケーションの他のバージョンを使用しての変換が可能な場合もありますが、結果は保証されません。
リストされたサード・パーティ・アプリケーションを使用した、リストされたファイル・フォーマットの変換のみがサポートされています。別のサード・パーティ・アプリケーションを使用して一部のファイル・フォーマットの変換が可能な場合もありますが(たとえば、Microsoft Wordを使用したCorel WordPerfectファイルの変換)、結果は保証されません。
リストされているすべてのファイル・フォーマットについてPDFへの変換がサポートされていますが、Outside In Image Exportでこれらのすべてのネイティブ・ファイル・フォーマットからサムネイルを作成できるわけではありません。すべてのファイル・フォーマットに対してサムネイルが作成されるようにするには、Inbound Refineryの「サムネイル・オプション」画面で「ネイティブ・ボールト・ファイルからサムネイル・イメージを作成」チェック・ボックスの選択を解除します。ファイルがInbound Refineryによって変換される場合にこのチェック・ボックスの選択が解除されていると、Outside In Image Exportは生成されるWeb表示可能PDFファイルから(ネイティブ・ファイルからではなく)サムネイルを作成するため、すべてのファイルに対してサムネイルを作成できます。
| Windowsプラットフォーム上でPDFに変換可能な一般的なファイル・フォーマット | 変換用にサポートされるサード・パーティ・アプリケーション |
|---|---|
| Adobe FrameMaker(下記の*を参照)
.fm .mif |
Adobe FrameMaker 7.0 |
| Adobe InDesign
.indd .indt |
Adobe InDesign CS2 |
| Adobe PageMaker
.pm# .pt# .p65 |
Adobe InDesign CS2 |
| Adobe Photoshop
.psd .eps |
Adobe Photoshop CS2(下記の**を参照) |
| Corel WordPerfect
.wp .wp# .wpd |
Corel WordPerfect 11 |
| Microsoft Excel
.xls .xlt .xlw .xlsx |
Microsoft Excel(Office)2000、2002、2003、2007 |
| Microsoft Powerpoint
.ppt .pot .pps .ppa .pptx |
Microsoft Powerpoint(Office)2000、2002、2003、2007 |
| Microsoft Project
.mpp |
Microsoft Project(Office)2000、2002、2003 |
| Microsoft Publisher
.pub |
Microsoft Publisher(Office)2000、2002、2003、2007 |
| Microsoft Snapshot
.snp |
Microsoft Snapshot(Office)2000、2002、2003、2007 |
| Microsoft Visio
.vsd .vst .vdx .vtx |
Microsoft Visio(Office)2000、2002、2003、2007 |
| Microsoft Word
.doc .dot .docx .dotx |
Microsoft Word(Office)2000、2002、2003、2007 |
| Microsoft Write
.wri |
Microsoft Word(Office)2000、2002、2003、2007 |
| OpenOffice Calc
.sxc .stc |
OpenOffice 3.0 |
| OpenOffice Draw
.sxd .std |
OpenOffice 3.0 |
| OpenOffice Impress
.sxi .sti |
OpenOffice 3.0 |
| OpenOffice Math
.sxm |
OpenOffice 3.0 |
| OpenOffice Writer/Writer Global
.sxw .stx |
OpenOffice 3.0 |
| QuarkXPress
.qxd .qxt |
Adobe InDesign CS2 |
| リッチ・テキスト・フォーマット
.rtf |
Microsoft Word(Office)2000、2002、2003、2007 |
| StarOffice Calc
.sxc .stc .sdc |
OpenOffice 3.0 |
| StarOfficeDraw
.sxd .std .sda .sdd |
OpenOffice 3.0 |
| StarOfficeImpress
.sxi .sti .sdd |
OpenOffice 3.0 |
| StarOffice Math
.sxm .smf |
OpenOffice 3.0 |
| StarOffice Writer/Writer Global
.sxw .stx .sdw .vor |
OpenOffice 3.0 |
| テキスト
.txt |
Microsoft Word(Office)2000、2002、2003、2007 |
* Adobe FrameMaker+SGMLはサポートされていません。Adobe FrameMaker .bookファイルはサポートされていません。
** Adobe Photoshop CS2には手動での構成が必要です。
|
重要: これらのサード・パーティ・アプリケーションに関連する、インストールに関する重要なヒントおよび推奨設定。 |
Inbound Refineryは、WindowsまたはUNIXで実行されている場合、OpenOfficeを使用して一部のファイル・タイプを直接PDFに変換できます。「OpenOfficeを使用してPDFに変換」オプションは、プライマリWeb標準可能レンディション・ページで選択します。詳細は、第3.2.3項「プライマリWeb表示可能レンディションとしてのPDFファイルの設定」を参照してください。
このオプションの使用時には、Inbound RefineryにはOpenOfficeのみが必要であり、サード・パーティDistillerエンジンは不要です。
次の表は、WindowsまたはUNIX上でOpenOfficeを使用してPDFに変換できる一般的なファイル・フォーマットを示しています。次の重要な注意事項に留意してください。
OpenOfficeは、Inbound Refineryには付属していません。OpenOfficeを入手する必要があります。
OpenOfficeはInbound Refineryコンピュータ上にインストールする必要があります。
リストされている一般的なファイル・フォーマットのみの変換がサポートされています。追加のファイル・フォーマットの変換が可能な場合もありますが、結果は保証されません。
OpenOfficeのリストされているバージョンのみについて、Inbound Refineryでの使用がサポートされています。OpenOfficeの他のバージョンを使用しての変換が可能な場合もありますが、結果は保証されません。
OpenOfficeを使用した、リストされたファイル・フォーマットの変換のみがサポートされています。他の変換が可能な場合もありますが、結果は保証されません。
Inbound Refinery 11gR1は英語版のオペレーティング・システムでのみサポートされており、英語の管理インタフェースのみが提供されています。その言語がOpenOfficeでサポートされており、OpenOfficeが英語版のオペレーティング・システム上にインストールされ、英語以外のファイルを開いて正しく表示するように構成されていれば、英語以外のファイルもInbound Refineryによって変換できます。その他のオペレーティング・システム言語の組合せも可能ですが、これらの変換の結果は保証されません。
リストされているすべてのファイル・フォーマットについてPDFへの変換がサポートされていますが、Outside In Image Exportでこれらのすべてのネイティブ・ファイル・フォーマットからサムネイルを作成できるわけではありません。すべてのファイル・フォーマットに対してサムネイルが作成されるようにするには、Inbound Refineryの「サムネイル・オプション」画面で「ネイティブ・ボールト・ファイルからサムネイル・イメージを作成」チェック・ボックスの選択を解除します。ファイルがInbound Refineryによって変換される場合にこのチェック・ボックスの選択が解除されていると、Outside In Image Exportは生成されるWeb表示可能PDFファイルから(ネイティブ・ファイルからではなく)サムネイルを作成するため、すべてのファイルに対してサムネイルを作成できます。
| PDFに変換可能な一般的なファイル・フォーマット | 変換用にサポートされるサード・パーティ・アプリケーション |
|---|---|
| Adobe Photoshop
.psd .eps |
OpenOffice 3.0 |
| Microsoft Excel
.xls .xlt .xlw |
OpenOffice 3.0 |
| Microsoft Powerpoint
.ppt .pot .pps .ppa |
OpenOffice 3.0 |
| Microsoft Word
.doc .dot |
OpenOffice 3.0 |
| OpenOffice Calc
.sxc .stc |
OpenOffice 3.0 |
| OpenOffice Draw
.sxd .std |
OpenOffice 3.0 |
| OpenOffice Impress
.sxi .sti |
OpenOffice 3.0 |
| OpenOffice Math
.sxm |
OpenOffice 3.0 |
| OpenOffice Writer/Writer Global
.sxw .stx |
OpenOffice 3.0 |
| リッチ・テキスト・フォーマット
.rtf |
OpenOffice 3.0 |
| StarOffice Calc
.sxc .stc .sdc |
OpenOffice 3.0 |
| StarOffice Draw
.sxd .std .sda .sdd |
OpenOffice 3.0 |
| StarOffice Impress
.sxi .sti .sdd |
OpenOffice 3.0 |
| StarOffice Math
.sxm .smf |
OpenOffice 3.0 |
| StarOffice Writer/Writer Global
.sxw .stx .sdw .vor |
OpenOffice 3.0 |
| テキスト
.txt |
OpenOffice 3.0 |