管理コンソール拡張で表示するテキスト文字列は、すべてメッセージ・バンドルで定義することをお薦めします。メッセージ・バンドルは、キーと値のペア(プロパティ)を含むテキスト・ファイル(プロパティ・ファイル)の集合です。サポートする言語またはロケールごとに1つのプロパティ・ファイルを作成します。ファイルの命名規則に従ってプロパティ・ファイルに名前を付けると、管理コンソールはWebブラウザのロケール設定にロケールが一致するプロパティ・ファイルから文字列を表示します。
メッセージ・バンドルを作成するには、次の手順に従います。
表示する各文字列の名前と値のペアを格納したテキスト・ファイルを作成します。名前と値の間の区切り文字として等号(=)を使用し、プロパティは1行に1つずつ記述します。
例:
myextension.myTab.introduction=This page provides monitoring data for my application. myextension.myTab.TotalServletHits.label=Total hits for my servlet.
ファイルをroot-dir
/WEB-INF/classes/
bundle
.properties
として保存します。
root-dir
は拡張のルート・ディレクトリです。
bundle
はユニークな値です(WebLogic Serverのバンドルの名前であるglobal
は使用しないでください)。bundle
の値としては、会社名を使用することをお薦めします。
bundle
.properties
ファイルは、WebブラウザまたはJVMでロケールを指定していない場合に管理コンソールが使用するデフォルトのファイルです。このファイルは必須です。
プロパティ・ファイルをローカライズしたファイルは、root-dir
/WEB-INF/classes/
bundle
_
locale
.properties
として保存します。
locale
はjava.util.Locale
でサポートされるロケール・コードです。http://download.oracle.com/javase/1.5.0/docs/api/java/util/Locale.html
にあるJava SE API仕様の「Locale」を参照してください。
たとえば、mycompany_ja.properties
のようになります。
メッセージ・バンドルの使用の詳細は、「ルック・アンド・フィールでのメッセージ・バンドルの使用」および「JSPでのメッセージ・バンドルの作成と使用」を参照してください。