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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JMXによるカスタム管理ユーティリティの開発
11g リリース1(10.3.6)
B61630-04
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8 WebLogic Server JMXサービスの構成

WebLogic Serverドメインの内部で、どのJMXサービスを使用可能にするかを指定できます。たとえば、本番環境では、WebLogic Server編集サービスを無効にして、ドメインに対する実行時の変更をほとんどできないようにすることが可能です。

JMXMBeanの次の属性によって、ドメインで使用可能なJMXサービスが決まります(Oracle WebLogic Server MBeanリファレンスJMXMBeanに関する項を参照してください)。

例: WebLogic Scripting Toolを使用してドメインを読取り専用にする方法

以下の例では、WebLogic Scripting Tool (WLST)を使用して、JMXMBean EditMBeanServerEnabled属性をfalseに設定します。Windowsコンピュータ上でWLSTを実行し、c:\mydomainにドメインを作成していて、WebLogic Serverがドメインと一緒に作成したスクリプトを削除していないことを前提としています。


注意:

以下の手順によって、JMXクライアント(WebLogic Server管理コンソールおよびオンライン・モードのWebLogic Scripting Toolを含む)はドメインの構成を変更できなくなります。ただし、WebLogic Scripting Toolのオフライン編集機能を使用してドメイン構成を変更することはできます。

WebLogic Serverデプロイメント・サービスはJMXを使用しないので、これらの手順によって、JMXクライアントがモジュールをデプロイまたはアンデプロイできなくなることはありません。


  1. ドメインの管理サーバーを起動します。

  2. コマンド・プロンプトで、次のスクリプトを実行して必要な環境を設定します。

    c:\mydomain\setDomainEnv.cmd 
    
  3. 同じコマンド・プロンプトで、以下のコマンドを入力します。

    1. java weblogic.WLST

    2. connect('weblogic','weblogic')

    3. edit()

    4. startEdit()

    5. cd('JMX/mydomain')

    6. set('EditMBeanServerEnabled','false')

    7. activate()

    8. exit()