Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド 11g リリース1(11.1.1.6.0) B72085-01 |
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この章では、Oracle WebCenter PortalアプリケーションでMicrosoft Exchangeの個人の予定表を公開するためのイベント・サービスの構成および管理方法について説明します。
WebCenter Portalアプリケーションのバックエンド・サービスを確認および構成するには、常にFusion Middleware ControlまたはWLSTコマンドライン・ツールを使用してください。デプロイ後にWebCenter Portalアプリケーションに加えた変更は、MDSメタデータ・ストアにカスタマイズとして格納されます。第1.3.5項「WebCenter Portalの構成に関する考慮事項」を参照してください。
注意: Fusion Middleware ControlまたはWLSTを使用して行ったイベント・サービスの構成変更は動的ではありません。変更を有効にするには、WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。第8.2項「WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされる管理対象サーバーの起動および停止」を参照してください。 |
対象読者
この章の内容は、Fusion Middleware管理者(Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用してAdmin
またはOperator
ロールを付与されたユーザー)を対象としています。第1.8項「管理操作、ロールおよびツールの理解」も参照してください。
WebCenter Portal: Spacesにおいて、イベント・サービスは、ミーティング、約束、およびその他のタイプのチーム、プロジェクトまたはグループの出来事をスケジュールするために使用できるスペース・カレンダを提供します。またイベント・サービスを通じて、Microsoft Exchangeの個人の予定表にアクセスし、特定のスペースに関連付けられていないイベントをここでスケジュールすることもできます。
WebCenter Portal: Frameworkを使用して構築したアプリケーションでは、イベント・サービスは、Microsoft Exchangeの個人の予定表へのアクセスのみ提供します。
個人の予定表はMicrosoft Exchange Serverから提供されるため、このサーバーへの接続が必要です。Fusion Middleware ControlコンソールまたはWLSTを使用して、Microsoft Exchange Server接続を登録できます。
サービスを機能させるには、接続をアクティブとしてマークする必要があります。追加のMicrosoft Exchange Server接続を登録できますが、一度にアクティブにできる接続は1つのみです。
ユーザーがWebCenter Portalアプリケーションで個人イベントを表示するには、Microsoft Exchange Server上にアカウントを保有している必要があります。
個人イベントへのアクセスを提供するための構成プロセスの手順を示す管理者向けのガイドとして、この項のロードマップを使用してください。
ロードマップ: WebCenter Portal: Spaces用の個人イベントの構成
この項のフロー・チャート(図15-1)と表(表15-1)は、WebCenter Portal: Spacesで個人イベントを動作させるための前提条件と必要なタスクの概要を示しています。
表15-1 WebCenter Portal: Spaces用の個人イベントの構成
担当者 | タスク | サブタスク | ノート |
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管理者 |
1. WebCenter Portal: SpacesとMicrosoft Exchange Serverをインストールします |
MS Exchange Serverは個人の予定表のバックエンド・コンポーネントです |
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1.a MS Exchange Server 2007を構成します 1.b セキュリティ設定を編集します 1.c (オプション) SSLを有効化します |
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1.a WebCenter Portalの個人イベントWebサービス・プラグインをダウンロードし、インストールします 1.b MS Exchange Server 2003を構成します 1.c (オプション) SSLを有効化します |
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2. 次のツールのいずれかを使用して、Spacesアプリケーションとイベント・サーバー間の接続を構成します
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エンド・ユーザー |
3. WebCenter Portal: Spacesで個人の予定表が動作していることをテストします |
3.a WebCenter Portal: Spacesにログインし、ホーム・スペース内のページにイベント・タスク・フローを追加します 3.b イベント・タスク・フローで「個人カレンダにログイン」をクリックし、MS Exchange Serverのログイン資格証明を入力します |
ロードマップ: Frameworkアプリケーション用の個人イベントの構成
この項のフロー・チャート(図15-2)と表(表15-2)は、Frameworkアプリケーションで個人イベントを動作させるための前提条件と必要なタスクの概要を示しています。
表15-2 Frameworkアプリケーション用の個人イベントの構成
担当者 | タスク | サブタスク | ノート |
---|---|---|---|
管理者 |
1. WebCenter PortalとMicrosoft Exchange Serverをインストールします |
MS Exchange Serverは個人の予定表のバックエンド・コンポーネントです |
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1.a MS Exchange Server 2007を構成します 1.b セキュリティ設定を編集します 1.c (オプション) SSLを有効化します |
||
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1.a WebCenter Portalの個人イベントWebサービス・プラグインをダウンロードし、インストールします 1.b MS Exchange Server 2003を構成します 1.c (オプション) SSLを有効化します |
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開発者 |
2. イベント・サービスをアプリケーションに統合します |
2.a JDeveloperで、イベント・サーバーへの接続を構成します 2.b JDeveloperで、イベント・タスク・フローをページに追加します |
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開発者/ 管理者 |
3. 次のツールのいずれかを使用してアプリケーションをデプロイします
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開発者/ 管理者 |
4. 次のいずれかのツールを使用して接続パラメータを追加または変更します
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エンド・ユーザー |
5. イベント・タスク・フローで「個人カレンダにログイン」のクリックし、MS Exchange Serverのログイン資格証明を入力します |
この項では、イベント・サービスの個人イベント用のサーバーとしてMicrosoft Exchange Server 2007を使用する場合の前提条件について説明します。
この項の内容は次のとおりです。
インストールの詳細は、Microsoft Exchange Server 2007のドキュメントを参照してください。
Microsoft Exchange Server 2007を個人イベント用のサーバーとして使用するには、Microsoft Exchange Server 2007 WebサービスのWSDLを編集してこのWebサービスの場所を指定する必要があります。
Microsoft Exchange Server 2007 Webサービスの場所を指定する手順は次のとおりです。
Microsoft Exchange Server WebサービスのWSDLファイルを開きます。次に例を示します。
C:\Program Files\Microsoft\Exchange Server\ClientAccess\exchweb\ews\Services.wsdl
Microsoft Exchange Server Webサービスを指すservice
セクションを追加します。次に例を示します。
<wsdl:definitions>
...
<wsdl:service name="ExchangeServices">
<wsdl:port name="ExchangeServicePort" binding="tns:ExchangeServiceBinding">
<soap:address location="https://server.example.com/EWS/Exchange.asmx"/>
</wsdl:port>
</wsdl:service>
</wsdl:definitions>
イベント・サービスには、JAX-WSプロキシを介してMicrosoft Exchange Server 2007汎用Webサービスと通信するMicrosoft Exchange Server 2007アダプタが含まれています。アダプタとWebサービス間の通信を設定するには、Microsoft Exchange Serverのセキュリティ設定を編集する必要があります。
セキュリティ設定を編集する手順は次のとおりです。
Microsoft Exchange Serverで「インターネット インフォメーション サービス (IIS) マネージャー」を開きます。
「computer_name」ノード→「Webサイト」→「既定のWebサイト」→「EWS」で、「プロパティ」をクリックします。
「ディレクトリ セキュリティ」タブの「認証とアクセス制御」で「編集」をクリックします。
「基本認証」を選択します。
「OK」をクリックします。
Services.wsdl
、Messages.vsd
およびTypes.vsd
への匿名アクセスを有効にして、JAX-WSがWebサービス・コールのコミット前にこれらにアクセスしてサービス・ポートを作成できるようにする必要があります。
Services.wsdlを右クリックして「編集」を選択します。
「ファイル セキュリティ」タブの「認証とアクセス制御」で「編集」をクリックします。
「匿名アクセスを有効にする」を選択します。
「OK」をクリックします。
Messages.xsdとTypes.xsdに対して手順6から9を繰り返します。
イベント・サービスは、Basic認証を使用してMicrosoft Exchange Serverと通信します。通信を保護するには、SSLを有効にする必要があります。詳細は、次を参照してください。
現在、既知の制限事項はありません。
この項では、イベント・サービスの個人イベント用のサーバーとしてMicrosoft Exchange Server 2003を使用する場合の前提条件について説明します。
この項の内容は次のとおりです。
インストールの詳細は、Microsoft Exchange Server 2003のドキュメントを参照してください。
Microsoft Exchange Server 2003はWebサービスを備えていないため、Microsoft Exchange Server 2003をイベント・サービス用のサーバーとして使用するためには、IISコンピュータにWebCenter Portalの個人イベントWebサービス・プラグインをインストールする必要があります。このプラグインはOracle Fusion MiddlewareコンパニオンCDに収録されています。
個人イベントWebサービス・プラグインをインストールする手順は次のとおりです。
ExchangeWebService.zip
の内容をインターネット・インフォメーション・サービス(IIS)サーバー内のフォルダに展開します。このZIPファイルは、Oracle Fusion MiddlewareコンパニオンCDの次のディレクトリにあります。
/Disk1/WebCenter/services/cal/NT/ExchangeWebService.zip
注意: ファイルを抽出するフォルダに適切な読取り権限を必ず設定してください。必要に応じて、追加の変更権限および書込み権限を持つサーバー・オペレータと認証されたユーザーを追加します。 |
「IIS マネージャー」を開きます。
「server_name」→「Webサイト」→「既定のWebサイト」で、ExchangeWS
という名前の新しい仮想ディレクトリを作成します(「エイリアス」にこの名前を指定)。
新しい仮想ディレクトリがZIPファイルの抽出先フォルダを指すようにします。
このフォルダに読取り権限とスクリプトの実行権限を必ず設定します。
新しい仮想ディレクトリを右クリックして「プロパティ」を選択します。
「仮想ディレクトリ」タブの「アプリケーションの設定」で、「実行アクセス許可」ドロップダウン・リストから「スクリプトおよび実行可能ファイル」を選択します。
「適用」をクリックします。
「ASP.NET」タブで、「ASP.NET バージョン」が「2.0.XXXXX」になっていることを確認します。
注意: ASP.NETがデフォルトで使用可能でない場合は、次の場所から.NET 2.0 Frameworkをインストールしてください。 |
「構成の編集」をクリックします。
「ASP .NET 構成の設定」ダイアログで、「ExchangeServerURL」の値が正しいことを確認します。次に例を示します。
http://localhost:port/Exchange/User/calendar
ヒント: 「ExchangeServerURL」では、大/小文字が区別されます。 |
必要に応じて、IISポート番号を反映するようにポートを変更します。デフォルトでは、これは80です。
変更を適用して、ダイアログを閉じます。
C:\WSErrorLogs
というフォルダを作成します。
ブラウザで次のURLにアクセスすることによって、IISサーバーとWebCenter PortalサーバーからWebサービスをテストします。
http://host:port/ExchangeWS/PersonalEventsWebService.asmx
イベント・サービスは、Basic認証を使用してMicrosoft Exchange Serverと通信します。通信を保護するには、SSLを有効にする必要があります。詳細は、次を参照してください。
現在、既知の制限事項はありません。
WebCenter Portalアプリケーションには複数のイベント・サーバーを登録できますが、一度にアクティブにできるサーバーは1つのみです。
新しい(アクティブな)接続の使用を開始するには、アプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。
この項の内容は次のとおりです。
イベント・サーバーを登録する手順は次のとおりです。
Fusion Middleware Controlにログインし、WebCenter Portalアプリケーションのホームページに移動します。詳細は、次を参照してください。
次のいずれかを実行します。
Spacesアプリケーションの場合: 「WebCenterポータル」メニューから、「設定」→「サービス構成」を選択します。
Frameworkアプリケーションの場合: 「アプリケーションのデプロイ」メニューから、「WebCenterポータル」→「サービス構成」を選択します。
「WebCenter Portalサービス構成」ページのサービスのリストから、「個人イベント」を選択します。
新しいイベント・サーバー・インスタンスに接続するには、「追加」をクリックします(図15-3)。
この接続の一意の名前を入力し、Microsoft Exchange Serverのバージョンを指定して、この接続をアプリケーションのアクティブな(またはデフォルトの)接続にするかどうかを指定します(表15-2)。
表15-3 個人イベント接続: 名前
フィールド | 説明 |
---|---|
接続名 |
接続の一意の名前を入力します。名前は、WebCenter Portalアプリケーションのすべての接続タイプにおいて一意である必要があります。 |
接続タイプ |
接続先のMicrosoft Exchange Serverを選択します。
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アクティブな接続 |
これを選択した場合、WebCenter Portalアプリケーションでイベント・サービスに対してこの接続が使用されます。 複数のイベント・サーバー接続を登録できますが、イベント・サービスで使用される接続はデフォルトの(またはアクティブな)接続1つのみです。 |
イベント・サーバーの接続の詳細を入力します(表15-4)。
表15-4 個人イベント: 接続の詳細
フィールド | 説明 |
---|---|
WebサービスURL |
イベント・アプリケーションを公開するWebサービスのURLを入力します。 次の形式を使用します。 protocol://host:port/appWebServiceInterface/WSName 次に例を示します。 http://myexchange.com:80/ExchangeWS/PersonalEventsWebService.asmx http://myexchange.com:80/EWS/Services.wsdl |
関連付けられている外部アプリケーション |
イベント・サービスを外部アプリケーションに関連付けます。外部アプリケーションの資格証明情報が、イベント・サービスをホストしているMicrosoft Exchange Serverに対してユーザーを認証するために使用されます。 |
「OK」をクリックして、この接続を保存します。
新しい(アクティブな)接続の使用を開始するには、WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。詳細は、第8.2項「WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされる管理対象サーバーの起動および停止」を参照してください。
WLSTコマンドのcreatePersonalEventConnection
を使用して、イベント・サーバー接続を作成します。既存の接続を変更するには、setPersonalEventConnection
を使用します。コマンドの構文と例は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のcreatePersonalEventConnectionおよびsetPersonalEventConnectionに関する項を参照してください。
WLSTコマンドの実行方法の詳細は、第1.13.3.1項「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。
注意: 新しい(アクティブな)接続の使用を開始するには、WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のコマンドライン・ツールを使用したWebLogic管理対象サーバーの起動と停止に関する項を参照してください。 |
WebCenter Portalアプリケーションには複数のイベント・サーバー接続を登録できますが、一度にアクティブにできる接続は1つのみです。
この項の内容は次のとおりです。
アクティブな接続を変更する手順は、次のとおりです。
Fusion Middleware Controlにログインし、WebCenter Portalアプリケーションのホームページに移動します。詳細は、次を参照してください。
次のいずれかを実行します。
Spacesアプリケーションの場合: 「WebCenterポータル」メニューから、「設定」→「サービス構成」を選択します。
Frameworkアプリケーションの場合: 「アプリケーションのデプロイ」メニューから、「WebCenterポータル」→「サービス構成」を選択します。
「WebCenter Portalサービス構成」ページのサービスのリストから、「個人イベント」を選択します。
「個人イベント接続の管理」表に、現在のアクティブな接続(ある場合)が示されます。
アクティブな(またはデフォルトの)接続にする接続を選択し、「編集」をクリックします。
「アクティブな接続」チェック・ボックスを選択します。
「OK」をクリックして、接続を更新します。
新しい(アクティブな)接続の使用を開始するには、WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。詳細は、第8.2項「WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされる管理対象サーバーの起動および停止」を参照してください。
WLSTコマンドのsetPersonalEventConnection
をdefault=true
で使用して、既存のイベント・サーバー接続をアクティブ化します。コマンドの構文と例は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のsetPersonalEventConnectionに関する項を参照してください。
その後、イベント接続を無効化するには、default=false
と指定して同じWLSTコマンドを実行します。接続の詳細は保持されますが、この接続はアクティブな接続として示されなくなります。
WLSTコマンドの実行方法の詳細は、第1.13.3.1項「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。
注意: アクティブな接続の使用を開始するには、WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のコマンド・ラインを使用したWebLogic管理対象サーバーの起動および停止に関する項を参照してください。 |
更新した(アクティブな)接続の使用を開始するには、WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。
この項の内容は次のとおりです。
イベント・サーバー接続の詳細を更新する手順は次のとおりです。
Fusion Middleware Controlにログインし、WebCenter Portalアプリケーションのホームページに移動します。詳細は、次を参照してください。
次のいずれかを実行します。
Spacesアプリケーションの場合: 「WebCenterポータル」メニューから、「設定」→「サービス構成」を選択します。
Frameworkアプリケーションの場合: 「アプリケーションのデプロイ」メニューから、「WebCenterポータル」→「サービス構成」を選択します。
「WebCenter Portalサービス構成」ページのサービスのリストから、「個人イベント」を選択します。
接続名を選択し、「編集」をクリックします。
必要に応じて接続の詳細を編集します。パラメータ情報の詳細は、表15-4を参照してください。
「OK」をクリックして、変更を保存します。
更新した(アクティブな)接続の使用を開始するには、WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。詳細は、第8.2項「WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされる管理対象サーバーの起動および停止」を参照してください。
WLSTコマンドのsetPersonalEventConnection
を使用すると、既存のイベント・サーバー接続を編集できます。コマンドの構文と例は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のsetPersonalEventConnectionに関する項を参照してください。
WLSTコマンドの実行方法の詳細は、第1.13.3.1項「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。
注意: 更新した(アクティブな)接続の使用を開始するには、WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のコマンド・ラインを使用したWebLogic管理対象サーバーの起動および停止に関する項を参照してください。 |
イベント・サーバー接続はいつでも削除できますが、アクティブな接続を削除する際は注意が必要です。アクティブな接続を削除すると、ユーザーが個人の予定表にイベントを作成できなくなります。
この項の内容は次のとおりです。
イベント・サーバー接続を削除する手順は次のとおりです。
Fusion Middleware Controlにログインし、WebCenter Portalアプリケーションのホームページに移動します。詳細は、次を参照してください。
次のいずれかを実行します。
Spacesアプリケーションの場合: 「WebCenterポータル」メニューから、「設定」→「サービス構成」を選択します。
Frameworkアプリケーションの場合: 「アプリケーションのデプロイ」メニューから、「WebCenterポータル」→「サービス構成」を選択します。
「WebCenter Portalサービス構成」ページのサービスのリストから、「個人イベント」を選択します。
接続名を選択し、「削除」をクリックします。
この変更を有効にするには、WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。詳細は、第8.2項「WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされる管理対象サーバーの起動および停止」を参照してください。
WLSTコマンドのdeleteConnection
を使用して、イベント・サーバーの接続を削除します。コマンドの構文と例は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のdeleteConnectionに関する項を参照してください。
WLSTコマンドの実行方法の詳細は、第1.13.3.1項「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。
注意: この変更を有効にするには、WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のコマンド・ラインを使用したWebLogic管理対象サーバーの起動および停止に関する項を参照してください。 |
WebCenter Portalアプリケーションでページにイベント・タスク・フローを追加します。
ヒント: WebCenter Portal: Spacesでは、ホーム・スペース内のページにタスク・フローを追加します。 |
Microsoft Exchange Serverアカウントにログインします。
Microsoft Exchange Serverからの個人イベントがタスク・フローに表示されるはずです。
ユーザーが個人イベントを表示できない場合は、次のことを確認します。
WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーからMicrosoft Exchange Server/IISサーバーにアクセスできますか。これらは互いにping可能ですか。
Microsoft Exchange Server上の構成に誤りはありませんか。詳細は、第15.3.1.2項「Microsoft Exchange Server 2007: 構成」または第15.3.2.2項「Microsoft Exchange Server 2003: 構成」を参照してください。
管理対象サーバーでのイベント・サーバー接続に誤りはありませんか。詳細は、第15.4項「イベント・サーバーの登録」を参照してください。
ユーザーはMicrosoft Exchange Server上のアカウントのユーザー名とパスワードを正しく入力しましたか。ユーザー名は通常、電子メール・アドレスです。