Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド 11g リリース1(11.1.1.6.0) B72085-01 |
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Fusion Middleware Controlコンソールには、WebCenter Portalアプリケーションで使用されるプロデューサやポートレットを含むWebCenter Portalアプリケーション(FrameworkアプリケーションおよびSpacesアプリケーション)のリアルタイム・パフォーマンスを監視するためのWebベース・ユーザー・インタフェースが備わっています。
パフォーマンス監視は、管理者が環境内の問題やパフォーマンスのボトルネックを特定する際に役立ちます。この章では、WebCenter Portalアプリケーションで使用できる様々なパフォーマンス・メトリックと、Fusion Middleware ControlからWebCenter Portalアプリケーションを監視する方法について説明します。また、WebCenter Portal診断ログ・ファイルに記録された情報を分析して問題のトラブルシューティングを行う方法についても説明します。
WebCenter Portalアプリケーションを定期的に監視する管理者は、開発段階で傾向を把握し、将来のパフォーマンス問題を回避することができます。
この章の内容は次のとおりです。
対象読者
この章の内容は、Fusion Middleware管理者(Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用してAdmin
、Operator
、Monitor
ロールを付与されたユーザー)を対象としています。第1.8項「管理操作、ロールおよびツールの理解」も参照してください。
管理者は、Fusion Middleware Controlを使用して、WebCenter Portalアプリケーションを構成するすべてのコンポーネントとサービス、およびWebCenter Portalアプリケーション全体のパフォーマンスと可用性を監視できます。
表示される情報を最大限に活用するには、パフォーマンス・メトリックの計算方法とその意味を理解することが重要です。ここでは、参照用にWebCenter Portalのすべてのパフォーマンス・メトリックを一覧表示して説明します。示されているソーシャル・ネットワーキング、個人の生産性、およびコラボレーションに関するサービスのメトリックをすべて使用できるアプリケーション(Spacesアプリケーションなど)もあれば、ここに示されているサービスのうち1つまたは2つしか使用できないアプリケーションもあります。
この項の内容は次のとおりです。
Oracle WebCenter Portalでは、パフォーマンス・メトリックが自動的に有効になります。つまり、パフォーマンス・メトリックを収集するために、オプションの設定や追加構成の実行は必要ありません。アプリケーションの実行が遅い場合やハングアップした場合など、問題が発生したときは、Fusion Middleware Controlがリアルタイム・データを提供するので、問題に関する詳細を調べるために特定のメトリックを参照できます。
Oracle WebCenter Portalについて、次のメトリックが収集されます。
起動時以降: WebCenter PortalアプリケーションをホスティングするWebLogic Serverが稼働中である場合に常に、リアルタイム・メトリックは使用可能です。コンテナの起動以後に収集または集計されるリアルタイム・メトリックは、WebCenter Portalについて「起動時以降」として表示されます。こうしたメトリックは、WebLogic Serverの存続期間にわたり集計されたデータを提供します。ここで集計されるデータによって、システム全体のパフォーマンスを把握し、「最近の履歴」に示された最近のリクエストのパフォーマンスと比較できます。
注意: メトリック収集は、コンテナの再起動後にあらためて開始します。再起動前に収集されたデータは使用できなくなります。 |
最近の履歴: 起動時以降のメトリックに加えてOracle WebCenter Portalのメトリックでは、5分ごとにパフォーマンス・データを取得するように構成できます。このメトリック・データは、起動時以降のメトリックとともに使用され、最近の履歴のメトリックとして使用可能です。
「最近の履歴」に表示されるすべてのメトリックは、最近のメトリックを使用して計算されます。たとえば、サービスが短時間使用される場合で、過去15分についてはまったくアクセスされないときは、そのサービスの起動時以降のメトリックでは0より大きい値が表示されるのに対して、そのサービスの最近の履歴のメトリックはすべて0になります。最近の履歴のメトリックによって、ごく最近のランタイム・アクセスから収集されたデータに基づいて、ライブ・サイトのリアルタイムのパフォーマンスを評価できます。
通常、「最近の履歴」では最も新しい10-15分のデータが表示されます。ただし、過去10-15分のデータが反映されない場合があります。
WebLogic Serverが起動してすぐの場合で、実行期間が10-15分未満のときは、「最近の履歴」にはサーバーが稼働中の期間のデータが表示されます。
メトリック・リクエストが長期間検出されない場合、メトリック収集は一時的に中止されます。クライアントが次にメトリックをリクエストすると、収集が再開します。メトリック収集が停止した場合、「最近の履歴」では当初、メトリック収集の停止以降の期間についてデータが表示されます。メトリック収集が再開するとすぐに、最新の10-15分のメトリックのデータが表示され始めます。
ライブ・サイトの診断時に、WebCenter Portalのメトリックのページに移動し、「サービス・サマリー」セクションでアクティブに使用されているサービスや予想よりも遅いサービスを特定できます。タイムスタンプの横にある「リフレッシュ」アイコンをクリックすると、メトリックがライブ・データによりリフレッシュされます。次に、特定のサービスをクリックし、それを繰り返すことで長い時間がかかっているサービス内の操作を特定します。必要であれば、そのサービスを使用するアプリケーションのページに移動し、より詳細なデータを取得するためにランタイム・メトリックをトリガーするようにアプリケーションを設定します。
Fusion Middleware Controlでは、WebCenter Portalのサービスのパフォーマンスを次の方法で監視する機能が用意されています。
サービス・サマリー: WebCenter Portalアプリケーションで使用されている各サービスのパフォーマンス・メトリックのサマリーです。表38-1に、共通のパフォーマンス・メトリックを使用するサービスを示します。表38-2では、サービスのメトリックについて説明しています。
最もポピュラーな操作および個別のサービス操作のレスポンス時間。表38-3で、これらのメトリックについて説明します。
操作別メトリック: 個別のサービス操作のパフォーマンス・メトリック。表38-1に、個別の操作のパフォーマンスを監視するために使用される共通のパフォーマンス・メトリックを示します。表38-3で、これらのメトリックについて説明します。
表38-1 共通のパフォーマンス・メトリック
サービス | サービス・サマリー(起動時以降および最近の履歴) | 操作別メトリック(起動時以降および最近の履歴) |
---|---|---|
お知らせ |
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
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パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
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BPELワークリスト |
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
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該当なし |
ディスカッション・フォーラム |
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
|
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
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外部アプリケーション |
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
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パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
|
イベント |
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
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パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
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インポート/エクスポート |
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
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パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
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インスタント・メッセージおよびプレゼンス(IMP) |
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
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パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
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リスト |
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
|
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
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メール |
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
|
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
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ノート |
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
|
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
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ページ |
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
|
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
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ピープル・コネクション |
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
|
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
|
投票 |
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
|
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
|
最近のアクティビティ |
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
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なし |
RSS |
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
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なし |
検索 |
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
|
パフォーマンス・メトリックには、次のものが含まれます。
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表38-2では、すべての操作のパフォーマンスを監視するために使用されるメトリックについて説明します。
表38-2 共通メトリックの説明: サマリー(すべての操作)
メトリック | 説明 |
---|---|
ステータス |
サービスの現在のステータス:
|
成功した呼出し(%) |
成功したサービス呼出しの割合。成功した呼出し(%)は、成功した呼出し数を呼出し数で除算した値に一致します。 - 起動時以降 - 最近の履歴 「成功した呼出し(%)」が100%を下回っている場合、診断ログを調べて、サービス・リクエストの失敗の原因を特定してください。第38.3項「ログ情報の表示および構成」を参照してください。 |
呼出し数 |
このメトリックは、1分当たりのサービス呼出し数を示します。 - 起動時以降 - 最近の履歴 このメトリックは、操作の処理で特定のサービスが呼び出される頻度に関するデータを提供します。サービス間でこのメトリックを比較することで、アプリケーション内で最も頻繁に使用されたWebCenter Portalサービスを特定できます。 |
平均時間(ミリ秒) |
サービスに関連付けられた操作の処理にかかった平均時間。このメトリックは、サービス操作の処理に費やされた総時間を評価するために呼出し数のメトリックとともに使用できます。 - 起動時以降 - 最近の履歴 |
表38-3では、サービスまたはコンポーネントによって実行される各操作のパフォーマンスを監視するために使用されるメトリックについて説明します。
表38-3 共通メトリックの説明: 操作別
メトリック | 説明 |
---|---|
最もポピュラーな操作 |
各操作の起動回数(チャートで表示)。 チャートの最大値は、最も多く使用されている操作を示します。 最小値は、最も使用されていない操作を示します。 |
レスポンス時間 |
WebCenterアプリケーションが起動されてから、サービスに関連付けられた操作の処理にかかった平均時間(チャートで表示)。 チャートの最大値は、パフォーマンスが最も低い操作を示します。 最小値は、パフォーマンスが最も高い操作を示します。 |
操作 |
監視対象の操作。第38.1.4項「WebCenter Portalサービス固有のメトリック」も参照してください。 |
呼出し数 |
各操作の起動回数: - 起動時以降 - 最近の履歴 このメトリックは、操作の処理で特定のサービスが呼び出される頻度に関するデータを提供します。サービス間でこのメトリックを比較することで、アプリケーション内で最も頻繁に使用されたWebCenter Portalサービスを特定できます。 |
平均時間(ミリ秒) |
各操作の処理にかかった平均時間: - 起動時以降 - 最近の履歴 |
最大時間(ミリ秒) |
各操作の処理にかかった最大時間。 |
この項では、一般的なパフォーマンスに関連する問題を特定する場合に役立つ情報を示します。
メトリックが範囲外である場合は、次のことを行います。
メモリー、CPU、ネットワーク、外部プロセスなどの要素を含めて、システム・リソースをチェックします。
問題がシステム全体のものか、特定のサービスに関するものかを判断するために他のメトリックをチェックします。
問題が特定のサービスに関連する場合は、バックエンド・サーバーが停止していないかどうか、また過負荷ではないかどうかをチェックします。
WebLogic Serverを長期間実行している場合は、起動時以降のメトリックと最近の履歴のメトリックを比較し、最近になってパフォーマンスが低下していないかどうか、低下している場合はその程度を判断します。
サービスに関連する接続の構成情報を確認し、間違っていないかどうか、またはすでに無効ではないかどうかを調べます。付録A「WebCenter Portalの構成」も参照してください。
サービスのステータスが「停止中」であるか、機能しない操作がある場合、ダイレクトURLによりバックエンド・サーバーの検証、テストおよびpingを行います。詳細は、該当する章の接続のテストに関する項を参照してください。各章のリストは、第IV部「サービス、ポートレット・プロデューサおよび外部アプリケーションの管理」を参照してください。
サービスが再構成されている場合で、コンテナが変更の適用のために再起動されていないときは、サービスは使用できなくなります。
この項では、すべてのサービスおよびコンポーネントの操作別メトリックについて説明します。この項の内容は次のとおりです。
WebCenter Portalアプリケーションの現在のパフォーマンスを確認するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
お知らせサービスに関連するパフォーマンス・メトリック(図38-1)については、表38-4および第38.1.2項「共通のWebCenter Portalのメトリック」で説明しています。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
表38-4 お知らせサービス: 監視対象の操作
操作 | 説明 | パフォーマンス問題: ユーザー処理 |
---|---|---|
ログイン |
(お知らせサービスにアクセスしている)WebCenter Portalユーザーが、お知らせをホストしているディスカッション・サーバーにログインします。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.1項「お知らせサービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
ログアウト |
WebCenter Portalユーザーが、お知らせをホストしているディスカッション・サーバーからログアウトします。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.1項「お知らせサービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
検索 |
お知らせテキスト内の文字列を検索します。 |
お知らせの検索に失敗する場合は、お知らせのテキストに検索文字列が含まれていることを確認します。 その他の原因については、第38.1.5.1項「お知らせサービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
作成 |
お知らせを作成します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.1項「お知らせサービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
リスト |
お知らせのリストを取得します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.1項「お知らせサービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
BPELワークリスト・サービスに関連するパフォーマンス・メトリック(図38-2)については、第38.1.2項「共通のWebCenter Portalのメトリック」で説明しています。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
次の表では、ドキュメント・サービスおよびコンテンツ・プレゼンタに関連するパフォーマンス・メトリック(図38-3および図38-4)について説明します。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
表38-5「コンテンツ・リポジトリ: 監視対象の操作」
操作 | 説明 | パフォーマンス問題: ユーザー処理 |
---|---|---|
ダウンロード |
1つ以上のドキュメントをコンテンツ・リポジトリからダウンロードします。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.3項「コンテンツ・リポジトリ(ドキュメントおよびコンテンツ・プレゼンタ)サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
アップロード |
1つ以上のドキュメントをコンテンツ・リポジトリにアップロードします。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.3項「コンテンツ・リポジトリ(ドキュメントおよびコンテンツ・プレゼンタ)サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
検索 |
コンテンツ・リポジトリに格納されているドキュメントを検索します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.3項「コンテンツ・リポジトリ(ドキュメントおよびコンテンツ・プレゼンタ)サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
ログイン |
コンテンツ・リポジトリへの接続を確立し、ユーザーを認証します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.3項「コンテンツ・リポジトリ(ドキュメントおよびコンテンツ・プレゼンタ)サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
削除 |
コンテンツ・リポジトリに格納されている1つ以上のドキュメントを削除します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.3項「コンテンツ・リポジトリ(ドキュメントおよびコンテンツ・プレゼンタ)サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
フォルダのリスト |
コンテンツ・リポジトリに格納されているフォルダのリストを表示します。この操作は、コンテンツ・プレゼンタに固有のものです。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.3項「コンテンツ・リポジトリ(ドキュメントおよびコンテンツ・プレゼンタ)サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
項目の取得 |
コンテンツ・リポジトリに保存されたドキュメントやイメージなどの項目を表示します。この操作は、コンテンツ・プレゼンタに固有のものです。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.3項「コンテンツ・リポジトリ(ドキュメントおよびコンテンツ・プレゼンタ)サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
表38-6「コンテンツ・リポジトリのメトリック: サマリー(すべてのリポジトリ)」
メトリック | 説明 |
---|---|
ステータス |
ドキュメント・サービスの現在のステータス:
|
成功した呼出し(%) |
成功したドキュメント・サービス起動(「アップロード」、「ダウンロード」、「検索」、「ログイン」、「削除」)の割合: - 起動時以降 - 最近の履歴 「成功した呼出し(%)」が100%を下回っている場合、診断ログを調べて、サービス・リクエストの失敗の原因を特定してください。第38.3項「ログ情報の表示および構成」を参照してください。 |
呼出し数 |
1分当たりのドキュメント・サービスの呼出し数(「アップロード」、「ダウンロード」、「検索」、「ログイン」、「削除」): - 起動時以降 - 最近の履歴 このメトリックは、操作の処理で特定のサービスが呼び出される頻度に関するデータを提供します。サービス間でこのメトリックを比較することで、アプリケーション内で最も頻繁に使用されたWebCenter Portalサービスを特定できます。 |
平均時間(ミリ秒) |
ドキュメント・サービスに関連付けられた操作(「アップロード」、「ダウンロード」、「検索」、「ログイン」、「削除」)の処理にかかった平均時間: - 起動時以降 - 最近の履歴 |
最もポピュラーな操作 |
各操作の起動回数(チャートで表示)。 チャートの最大値は、最も多く使用されている操作を示します。 最小値は、最も使用されていない操作を示します。 |
レスポンス時間 |
WebCenter Portalアプリケーションが起動されてから、ドキュメント・サービスに関連付けられた操作の処理にかかった平均時間(チャートで表示)。 チャートの最大値は、パフォーマンスが最も低い操作を示します。 最小値は、パフォーマンスが最も高い操作を示します。 |
ダウンロード・スループット(バイト数/秒) |
ドキュメント・サービスによりドキュメントがダウンロードされる速度。 |
アップロード・スループット(バイト数/秒) |
ドキュメント・サービスによりドキュメントがアップロードされる速度。 |
表38-7 コンテンツ・リポジトリのメトリック: 各リポジトリの操作サマリー
メトリック | 説明 |
---|---|
ステータス |
コンテンツ・リポジトリの現在のステータス:
|
成功した呼出し(%) |
このコンテンツ・リポジトリに対して成功したドキュメント・サービス起動(「アップロード」、「ダウンロード」、「検索」、「ログイン」、「削除」)の割合: - 起動時以降 - 最近の履歴 「成功した呼出し(%)」が100%を下回っている場合、診断ログを調べて、サービス・リクエストの失敗の原因を特定してください。第38.3項「ログ情報の表示および構成」を参照してください。 |
呼出し数 |
このコンテンツ・リポジトリに対する1分当たりのドキュメント・サービスの呼出し数(「アップロード」、「ダウンロード」、「検索」、「ログイン」、「削除」): - 起動時以降 - 最近の履歴 このメトリックは、操作の処理で特定のサービスが呼び出される頻度に関するデータを提供します。サービス間でこのメトリックを比較することで、アプリケーション内で最も頻繁に使用されたWebCenter Portalサービスを特定できます。 |
平均時間(ミリ秒) |
このコンテンツ・リポジトリに対してドキュメント・サービスに関連付けられた操作(「アップロード」、「ダウンロード」、「検索」、「ログイン」、「削除」)の処理にかかった平均時間: - 起動時以降 - 最近の履歴 |
ダウンロードされたバイト数 |
ドキュメント・サービスによりこのコンテンツ・リポジトリからダウンロードされたデータ量。 |
ダウンロード・スループット(バイト数/秒) |
ドキュメント・サービスによりこのコンテンツ・リポジトリからドキュメントがダウンロードされる速度。 |
アップロードされたバイト数 |
ドキュメント・サービスによりこのコンテンツ・リポジトリからアップロードされたデータ量。 |
アップロード・スループット(バイト数/秒) |
ドキュメント・サービスによりこのコンテンツ・リポジトリからドキュメントがアップロードされる速度。 |
最大時間(ミリ秒) |
このコンテンツ・リポジトリに対してドキュメント・サービスに関連付けられた操作(「アップロード」、「ダウンロード」、「検索」、「ログイン」、「削除」)の処理にかかった最大時間: |
表38-8 コンテンツ・リポジトリのメトリック: 各リポジトリの操作詳細
メトリック | 説明 |
---|---|
呼出し数 |
操作別のドキュメント・サービスの呼出し数(「アップロード」、「ダウンロード」、「検索」、「ログイン」、「削除」): - 起動時以降 - 最近の履歴 このメトリックは、操作の処理で特定のサービスが呼び出される頻度に関するデータを提供します。サービス間でこのメトリックを比較することで、アプリケーション内で最も頻繁に使用されたWebCenter Portalサービスを特定できます。 |
平均処理時間(ミリ秒) |
ドキュメント・サービスに関連付けられた各操作(「アップロード」、「ダウンロード」、「検索」、「ログイン」、「削除」)の処理にかかった平均時間: - 起動時以降 - 最近の履歴 |
ディスカッション・サービスに関連するパフォーマンス・メトリック(図38-5)については、表38-9および第38.1.2項「共通のWebCenter Portalのメトリック」で説明しています。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
表38-9 ディスカッション・サービス: 監視対象の操作
操作 | 説明 | パフォーマンス問題: ユーザー処理 |
---|---|---|
ログイン |
(ディスカッション・サービスにアクセスしている)WebCenter Portalユーザーが、ディスカッション・フォーラムをホストしているディスカッション・サーバーにログインします。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.4項「ディスカッション・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
ログアウト |
WebCenter Portalユーザーが、ディスカッション・フォーラムをホストしているディスカッション・サーバーからログアウトします。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.4項「ディスカッション・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
フォーラムの作成 |
ディスカッション・サーバー内に、特定のカテゴリに含まれるディスカッション・フォーラムを作成します。 |
フォーラムの作成に関する問題がある場合は、次の原因が考えられます。
他のサービス固有の原因については、第38.1.5.4項「ディスカッション・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
トピックの作成 |
ディスカッション・サーバー内に、特定のフォーラムに含まれるトピックを作成します。 |
フォーラムの作成に関する問題がある場合は、次の原因が考えられます。
他のサービス固有の原因については、第38.1.5.4項「ディスカッション・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
フォーラムのリスト |
ディスカッション・サーバーから、特定のカテゴリ内のフォーラムのリストを取得します。 |
フォーラムの作成に関する問題がある場合は、次の原因が考えられます。
他のサービス固有の原因については、第38.1.5.4項「ディスカッション・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
トピックのリスト |
ディスカッション・サーバーから、特定のフォーラム内のトピックのリストを取得します。 |
フォーラムの作成に関する問題がある場合は、次の原因が考えられます。
他のサービス固有の原因については、第38.1.5.4項「ディスカッション・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
検索 |
ディスカッション・サーバーでディスカッション・フォーラム内の文字列を検索します。 |
フォーラムの作成に関する問題がある場合は、次の原因が考えられます。
他のサービス固有の原因については、第38.1.5.4項「ディスカッション・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
イベント・サービスに関連するパフォーマンス・メトリックについては、表38-10および第38.1.2項「共通のWebCenter Portalのメトリック」で説明しています。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
表38-10 イベント・サービス: 監視対象の操作
操作 | 説明 | パフォーマンス問題: ユーザー処理 |
---|---|---|
イベントの作成 |
WebCenter Portalのリポジトリでスペースまたは個人イベントを作成します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.6項「イベント・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
イベントの更新 |
WebCenter Portalのリポジトリに保存されたスペースまたは個人イベントを更新します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.6項「イベント・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
イベントの削除 |
WebCenter Portalのリポジトリでスペースまたは個人イベントを削除します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.6項「イベント・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
イベントのリスト |
WebCenter Portalのリポジトリからイベントのリストを取得します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.6項「イベント・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
イベントの検索 |
イベント・テキスト内の文字列を検索します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.6項「イベント・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
外部アプリケーション・サービスに関連するパフォーマンス・メトリックについては、表38-11および第38.1.2項「共通のWebCenter Portalのメトリック」で説明しています。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
表38-11 外部アプリケーション: 監視対象の操作
操作 | 説明 | パフォーマンス問題: ユーザー処理 |
---|---|---|
資格証明のフェッチ |
外部アプリケーションの資格証明を取得します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.5項「外部アプリケーション・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
資格証明の格納 |
外部アプリケーションのユーザー資格証明を格納します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.5項「外部アプリケーション・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
外部アプリケーションのフェッチ |
外部アプリケーションを取得します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.5項「外部アプリケーション・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
自動ログイン |
WebCenter Portalユーザーが(自動ログイン機能を使用して)外部アプリケーションにログインします。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.5項「外部アプリケーション・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
インスタント・メッセージおよびプレゼンス(IMP)サービスに関連するパフォーマンス・メトリック(図38-9)については、表38-12および第38.1.2項「共通のWebCenter Portalのメトリック」で説明しています。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
表38-12 インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サービス: 監視対象の操作
操作 | 説明 | パフォーマンス問題: ユーザー処理 |
---|---|---|
プレゼンスの取得 |
IMPサーバーからユーザー・プレゼンス情報を取得します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.7項「インスタント・メッセージおよびプレゼンス(IMP)サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
ログイン |
(IMPサービスにアクセスしている)WebCenter PortalユーザーがIMPサーバーにログインします。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.7項「インスタント・メッセージおよびプレゼンス(IMP)サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
ログアウト |
(IMPサービスにアクセスしている)WebCenter PortalユーザーがIMPサーバーからログアウトします。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.7項「インスタント・メッセージおよびプレゼンス(IMP)サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
インポートおよびエクスポート・サービスに関連するパフォーマンス・メトリック(図38-10)については、表38-13および第38.1.2項「共通のWebCenter Portalのメトリック」で説明しています。これらのメトリックは、スペースにのみ適用されます。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
表38-13 インポート/エクスポート: 監視対象の操作
操作 | 説明 | パフォーマンス問題: ユーザー処理 |
---|---|---|
エクスポート |
WebCenter Portalアプリケーション全体をエクスポートします。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.8項「インポートおよびエクスポート」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
インポート |
WebCenter Portalアプリケーション全体をインポートします。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.8項「インポートおよびエクスポート」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
(WebCenter Portal: Spacesのみ)リスト・サービスに関連するパフォーマンス・メトリック(図38-11)については、表38-14および第38.1.2項「共通のWebCenter Portalのメトリック」で説明しています。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
表38-14 リスト・サービス: 監視対象の操作
操作 | 説明 | パフォーマンス問題: ユーザー処理 |
---|---|---|
リストの作成 |
ユーザー・セッション内でリストを作成します。 「データの保存」操作を実行すると、新しいリストがMDSリポジトリに対してコミットされます。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.9項「リスト・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
リストのコピー |
ユーザー・セッション内でリストおよびそのデータをコピーします。 「データの保存」操作を実行すると、コピーしたリストおよびリスト・データがMDSリポジトリとWebCenter Portalのリポジトリ(リスト・データの格納先のデータベース)に対してコミットされます。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.9項「リスト・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
リストの削除 |
ユーザー・セッション内でリストおよびそのデータを削除します。 「データの保存」操作を実行すると、リストの変更がMDSリポジトリとWebCenter Portalのリポジトリ(リスト・データの格納先のデータベース)に対してコミットされます。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.9項「リスト・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
行の作成 |
ユーザー・セッション内でリスト・データの行を作成します。 「データの保存」操作を実行すると、リスト・データの変更がWebCenter Portalのリポジトリ(リスト・データの格納先のデータベース)に対してコミットされます。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.9項「リスト・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
行の更新 |
ユーザー・セッション内でリスト・データの行を更新します。 「データの保存」操作を実行すると、リスト・データの変更がWebCenter Portalのリポジトリ(リスト・データの格納先のデータベース)に対してコミットされます。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.9項「リスト・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
行の削除 |
ユーザー・セッション内でリスト・データの行を削除します。 「データの保存」操作を実行すると、リスト・データの変更がWebCenter Portalのリポジトリ(リスト・データの格納先のデータベース)に対してコミットされます。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.9項「リスト・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
検索 |
メタデータ・リポジトリからIDによりリストを取得します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.9項「リスト・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
データの保存 |
(ユーザー・セッション内の)リストおよびリスト・データのすべての変更をメタデータ・サービス・リポジトリとWebCenter Portalのリポジトリ(リスト情報の格納先のデータベース)に保存します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.9項「リスト・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
メール・サービスに関連するパフォーマンス・メトリック(図38-12)については、表38-15および第38.1.2項「共通のWebCenter Portalのメトリック」で説明しています。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
表38-15 メール・サービス: 監視対象の操作
操作 | 説明 | パフォーマンス問題: ユーザー処理 |
---|---|---|
ログイン |
WebCenter Portalユーザーが、メール・サービスをホストしているメール・サーバーにログインします。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.10項「メール・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
ログアウト |
WebCenter Portalユーザーが、メール・サービスをホストしているメール・サーバーからログアウトします。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.10項「メール・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
受信 |
メールを受信します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.10項「メール・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
送信 |
メールを送信します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.10項「メール・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
検索 |
特定の文字列を含むメールを検索します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.10項「メール・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
ノート・サービスに関連するパフォーマンス・メトリック(図38-13)については、表38-16および第38.1.2項「共通のWebCenter Portalのメトリック」で説明しています。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
表38-16 ノート・サービス: 監視対象の操作
操作 | 説明 | パフォーマンス問題: ユーザー処理 |
---|---|---|
作成 |
個人用ノートを作成します。 「変更の保存」操作を実行すると、新しいノートがMDSリポジトリに対してコミットされます。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.11項「ノート・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
更新 |
個人用ノートを更新します。 「変更の保存」操作を実行すると、ノートの更新がMDSリポジトリに対してコミットされます。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.11項「ノート・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
検索 |
MDSリポジトリからノートを取得します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.11項「ノート・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
削除 |
MDSリポジトリからノートを削除します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.11項「ノート・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
ページ・サービスに関連するパフォーマンス・メトリック(図38-14)については、表38-17および第38.1.2項「共通のWebCenter Portalのメトリック」で説明しています。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
表38-17 ページ・サービス: 監視対象の操作
操作 | 説明 | パフォーマンス問題: ユーザー処理 |
---|---|---|
作成 |
WebCenter Portalアプリケーション内にページを作成します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.12項「ページ・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
コピー |
ページをコピーします。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.12項「ページ・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
削除 |
ページを削除します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.12項「ページ・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
検索 |
特定の文字列を含むページを検索します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.12項「ページ・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
次の各表に、ポートレット・プロデューサに関連するパフォーマンス・メトリック(図38-15)を示します。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
表38-18 ポートレット・プロデューサ: サマリー
メトリック | 説明 |
---|---|
ステータス |
WebCenter Portalアプリケーションで使用されているポートレット・プロデューサの現在のステータス
|
成功した呼出し(%) |
成功したポートレット・プロデューサ起動の割合: - 起動時以降 - 最近の履歴 リクエストが失敗すると、可用性に影響します。これには、WebCenter Portalアプリケーションに関連する失敗(タイムアウトや内部エラーなど)やクライアント/サーバーの失敗(レスポンス・コードHTTP4xxまたはHTTP5xxで返されたリクエスト、不正なコンテンツ・タイプが含まれるレスポンス、SOAP障害(該当する場合)など)があります。 「成功した呼出し(%)」が100%を下回っている場合、診断ログを調べて、サービス・リクエストの失敗の原因を特定してください。第38.3項「ログ情報の表示および構成」を参照してください。 |
呼出し数 |
1分当たりのポートレット・プロデューサの呼出し数: - 起動時以降 - 最近の履歴 このメトリックでは、WebCenter Portalアプリケーションに関連する各ポートレット・リクエストが測定されます。このため、アプリケーションのキャッシュ・ヒット、エラーまたはタイムアウトにより、この合計はプロデューサ・サーバーに対して送信された実際のHTTPリクエスト数よりも多くなることがあります。 |
平均時間(ミリ秒) |
ポートレット・リクエストにかかった平均時間(結果には関係ありません): - 起動時以降 - 最近の履歴 |
表38-19 ポートレット・プロデューサ: 詳細
メトリック | 説明 |
---|---|
最もポピュラーなプロデューサ |
各プロデューサの起動回数(チャートで表示)。 チャートの最大値は、最も多く使用されているポートレット・プロデューサを示します。 最小値は、最も使用されていないポートレット・プロデューサを示します。 |
レスポンス時間 |
WebCenter Portalアプリケーションが起動されてから、各ポートレット・プロデューサでプロデューサ・リクエストの処理にかかった平均時間(チャートで表示)。 チャートの最大値は、パフォーマンスが最も低いポートレット・プロデューサを示します。 最小値は、パフォーマンスが最も高いポートレット・プロデューサを示します。 |
プロデューサ名 |
監視対象のポートレット・プロデューサの名前。 ポートレット・プロデューサの名前をクリックすると、アプリケーションで使用される各ポートレットの詳細情報が表示されます。表38-21「ポートレット: 詳細」も参照してください。 |
ステータス |
各ポートレット・プロデューサの現在のステータス:
|
プロデューサ・タイプ |
ポートレット・プロデューサ・タイプ: WebまたはWSRP
|
成功した呼出し(%) |
成功したプロデューサ起動の割合: - 起動時以降 - 最近の履歴 |
呼出し数 |
各プロデューサの起動回数: - 起動時以降 - 最近の履歴 この列に基づいて表をソートすると、WebCenter Portalアプリケーションで最も頻繁にアクセスされているポートレット・プロデューサがわかります。 |
平均時間(ミリ秒) |
ポートレット・リクエストにかかった平均時間(結果には関係ありません): - 起動時以降 - 最近の履歴 このメトリックは、機能していないポートレット・プロデューサを検出する場合に使用します。このメトリックを「呼出し数」メトリックと組み合せて使用すると、優先的に取り組む必要のあるプロデューサがわかります。 |
最大時間(ミリ秒) |
プロデューサ・リクエストの処理にかかった最大時間。 - 成功 - HTTP200xxレスポンス・コード - リダイレクト - HTTP300xxレスポンス・コード - クライアント・エラー数 - HTTP400xxレスポンス・コード - サーバー・エラー - HTTP500xxレスポンス・コード |
次の各表に、ポートレットに関連するパフォーマンス・メトリック(図38-16)を示します。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
表38-20 ポートレット: サマリー
メトリック | 説明 |
---|---|
ステータス |
WebCenter Portalアプリケーションで使用されているポートレットの現在のステータス
|
成功した呼出し(%) |
成功したポートレット起動の割合: - 起動時以降 - 最近の履歴 リクエストが失敗すると、可用性に影響します。これには、タイムアウトや内部エラーなどのWebCenter Portalアプリケーションに関連する失敗、そしてクライアント/サーバー・エラーが含まれます。 「成功した呼出し(%)」が100%を下回っている場合、診断ログを調べて、サービス・リクエストの失敗の原因を特定してください。第38.3項「ログ情報の表示および構成」を参照してください。 |
呼出し数 |
1分当たりのポートレットの呼出し数: - 起動時以降 - 最近の履歴 このメトリックでは、WebCenter Portalアプリケーションに関連する各ポートレット・リクエストが測定されます。このため、アプリケーションのキャッシュ・ヒット、エラーまたはタイムアウトにより、この合計はポートレット・プロデューサに対して送信された実際のHTTPリクエスト数よりも多くなることがあります。 |
平均時間(ミリ秒) |
ポートレットに関連付けられた操作の処理にかかった平均時間(結果には関係ありません): - 起動時以降 - 最近の履歴 |
表38-21 ポートレット: 詳細
メトリック | 説明 |
---|---|
最もポピュラーなポートレット |
各ポートレットの起動回数(チャートで表示)。 チャートの最大値は、最も多く使用されているポートレットを示します。 最小値は、最も使用されていないポートレットを示します。 |
レスポンス時間 |
WebCenter Portalアプリケーションが起動されてから、各ポートレットでリクエストの処理にかかった平均時間(チャートで表示)。 チャートの最大値は、パフォーマンスが最も低いポートレットを示します。 最小値は、パフォーマンスが最も高いポートレットを示します。 |
ポートレット名 |
監視対象のポートレットの名前。 |
ステータス |
各ポートレットの現在のステータス:
|
プロデューサ名 |
ポートレットのアクセスに使用されるポートレット・プロデューサの名前。 |
プロデューサ・タイプ |
ポートレット・プロデューサ・タイプ: WebまたはWSRP
|
成功した呼出し(%) |
成功したポートレット起動の割合: - 起動時以降 - 最近の履歴 「成功した呼出し(%)」が100%を下回っている場合、診断ログを調べて、サービス・リクエストの失敗の原因を特定してください。第38.3項「ログ情報の表示および構成」を参照してください。 |
呼出し数 |
各ポートレットの起動回数: - 起動時以降 - 最近の履歴 この列に基づいて表をソートすると、WebCenter Portalアプリケーションで最も頻繁にアクセスされているポートレットがわかります。 |
平均時間(ミリ秒) |
各ポートレットでリクエストの処理にかかった平均時間(結果には関係ありません): - 起動時以降 - 最近の履歴 このメトリックは、パフォーマンスの低いポートレットを検出する場合に使用します。このメトリックを「呼出し数」メトリックと組み合せて使用すると、優先的に取り組む必要のあるポートレットがわかります。 |
最大時間(ミリ秒) |
ポートレット・リクエストの処理にかかった最大時間。 - 成功 - HTTP200xx - リダイレクト - HTTP300xx - クライアント・エラー数 - HTTP400xx - サーバー・エラー - HTTP500xx パフォーマンス統計のHTTPレスポンス・コード別の内訳を調べると、全体の平均レスポンス時間を増加させている要因を特定できます。たとえば、ポートレット・プロデューサ・タイムアウトによる失敗が、全体の平均レスポンス時間を増加させている場合などがあります。 |
表38-22 ポートレット: HTTPレスポンス・コードの統計
メトリック | 説明 |
---|---|
ポートレット名 |
監視対象のポートレットの名前。 |
呼出し数 - 成功 - リダイレクト - クライアント・エラー数 - サーバー・エラー |
タイプ(HTTPレスポンス・コード)別の呼出し回数: - 起動時以降 - 最近の履歴 表38-23「HTTPレスポンス・コード」も参照してください。 |
平均時間(ミリ秒) - 成功 - リダイレクト - クライアント・エラー数 - サーバー・エラー |
各ポートレットでリクエストの処理にかかった平均時間: - 起動時以降 - 最近の履歴 このメトリックは、機能していないポートレットを検出する場合に使用します。このメトリックを「呼出し数」メトリックと組み合せて使用すると、優先的に取り組む必要のあるポートレットがわかります。 |
表38-23 HTTPレスポンス・コード
HTTPレスポンスおよびエラー・コード | 説明 |
---|---|
200 - リクエスト成功 |
HTTP2xxレスポンス・コードを返すポートレット・リクエスト、またはリモート・プロデューサにHTTPリクエストを送信しなくても成功したポートレット・リクエスト(たとえば、キャッシュ・ヒットなど)。 |
300 - 解決できなかったリダイレクト |
HTTP3xxレスポンス・コードを返すポートレット・リクエスト。 |
400 - リクエストを完了できずに失敗 |
HTTP4xxレスポンス・コードを返すポートレット・リクエスト。 |
500 - サーバー・エラーのために失敗 |
なんらかの原因で失敗したポートレット・リクエスト(HTTP5xxレスポンス・コードを返すリクエストや、WebCenter Portalアプリケーションに関連するエラー、タイムアウト、不正なコンテンツ・タイプ・レスポンス、またはSOAP障害が原因で失敗したリクエストを含む)。 |
ピープル・コネクション・サービスに関連するパフォーマンス・メトリックについては、表38-24および第38.1.2項「共通のWebCenter Portalのメトリック」で説明しています。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
表38-24 ピープル・コネクション・サービス: 監視対象の操作
操作 | 説明 | パフォーマンス問題: ユーザー処理 |
---|---|---|
プロファイルの取得 |
ユーザーのプロファイルを取得します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.14項「ピープル・コネクション・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
アクティビティの取得 |
ユーザーのフィルタ・オプションに基づいてアクティビティを取得します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.14項「ピープル・コネクション・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
アクティビティの公開 |
ユーザー・セッションのアクティビティを公開し、それをWebCenter Portalアプリケーションに保存します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.14項「ピープル・コネクション・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
メッセージの取得 |
ユーザーのメッセージを取得します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.14項「ピープル・コネクション・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
フィードバックの取得 |
ユーザーのフィードバックを取得します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.14項「ピープル・コネクション・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
コネクションの取得 |
ユーザーの接続を取得します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.14項「ピープル・コネクション・サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
投票サービスに関連するパフォーマンス・メトリック(図38-18)については、表38-25および第38.1.2項「共通のWebCenter Portalのメトリック」で説明しています。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
表38-25 投票サービス: 監視対象の操作
操作 | 説明 | パフォーマンス問題: ユーザー処理 |
---|---|---|
投票の作成 |
WebCenter Portalアプリケーション内に投票を作成します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.15項「投票サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
投票の編集 |
WebCenter Portalアプリケーション内の投票を編集します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.15項「投票サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
投票の削除 |
進行中の投票を削除します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.15項「投票サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
ID別投票の取得 |
進行中の投票を表示します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.15項「投票サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
投票の送信 |
進行中の投票を送信します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.15項「投票サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
結果の分析 |
投票の結果を分析します。 |
サービス固有の原因については、第38.1.5.15項「投票サービス」を参照してください。 一般的な原因については、第38.1.3項「共通のWebCenter Portalのパフォーマンスの問題およびアクション」を参照してください。 |
RSSサービスに関連するパフォーマンス・メトリック(図38-19)については、第38.1.2項「共通のWebCenter Portalのメトリック」で説明しています。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
最近のアクティビティ・サービスに関連するパフォーマンス・メトリック(図38-20)については、第38.1.2項「共通のWebCenter Portalのメトリック」で説明しています。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
検索サービスに関連するパフォーマンス・メトリック(図38-21)については、表38-26および第38.1.2項「共通のWebCenter Portalのメトリック」で説明しています。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
表38-26 検索サービス: 検索ソース
操作 | 説明 |
---|---|
お知らせ |
お知らせのテキストが検索されます。 |
ドキュメント |
ファイルおよびフォルダ内のコンテンツが検索されます。 |
ディスカッション・フォーラム |
フォーラムおよびトピックが検索されます。 |
Spaces |
リンク、リスト、ノート、タグ、イベントなど、スペースに保存されたコンテンツが検索されます。 |
スペース・イベント |
スペース・イベントが検索されます。 |
リンク |
リンクが作成された対象のオブジェクトが検索されます(たとえば、お知らせ、ディスカッション・フォーラムのトピック、ドキュメント、イベントなど)。 |
リスト |
リストで保存された情報が検索されます。 |
ノート |
アラームなどのノート・テキストが検索されます。 |
Oracle Secure Enterprise Search |
ドキュメント・ライブラリ・タスク・フロー、ディスカッション、タグ・クラウド、ノート、その他のWebCenter Portalサービスのコンテンツが検索されます。 |
ページ |
アプリケーション・ページ、個人ページ、パブリック・ページ、wikiページおよびブログ・ページに追加されたコンテンツが検索されます。 |
この項では、サービス固有のパフォーマンスの問題およびそうした問題に対処するのに必要なユーザー・アクションについて説明します。この項の内容は次のとおりです。
お知らせサービスに関する問題が発生した場合で、ステータスが「停止中」であるときは、このサービスが使用できない原因を確認するために診断ログをチェックします。よくある失敗原因は次のとおりです。
ディスカッション・サーバーが停止しているか、応答していません。
アプリケーションとディスカッション・サーバーの間にネットワーク接続の問題があります。
お知らせサービスに関連付けられた接続構成情報が間違っているか、有効でなくなりました。
BPELワークリスト・サービスに関する問題が発生した場合で、ステータスが「停止中」であるときは、このサービスが使用できない原因を確認するために診断ログをチェックします。よくある失敗原因は次のとおりです。
問合せ対象のBPELサーバーが使用可能ではありません。
アプリケーションとBPELサーバーの間にネットワーク接続の問題があります。
ワークリスト・サービスに関連付けられた接続構成情報が間違っているか、有効でなくなりました。
ドキュメント・サービスに関する問題が発生した場合で、ステータスが「停止中」であるときは、このサービスが使用できない原因を確認するために診断ログをチェックします。また、次のいずれかを実行します。
Oracle WebCenter Content: Content Server(Content Server)およびOracle Portalの場合は、バックエンド・サーバーが稼働していることを確認します。
Content Serverの場合は、サービスが適切に機能していないクライアントのソケット接続が開いていることを確認します。
Oracle Portalの場合は、Oracle WebLogic管理コンソールを使用してJDBC接続のステータスを確認します。
(機能チェック)バックエンド・サーバーのログをチェックします。Content Serverの場合、「Content Server」→「管理」→「ログ・ファイル」→「Content Serverログ」に移動します。Oracle Portalの場合、Fusion Middleware Controlを使用します。
(機能チェック)モジュール名の先頭がoracle.vcr
、oracle.webcenter.content
、oracle.webcenter.doclib
およびoracle.stellent
であるログ・エントリを検索します。
ディスカッション・サービスに関する問題が発生した場合で、ステータスが「停止中」であるときは、このサービスが使用できない原因を確認するために診断ログをチェックします。よくある失敗原因は次のとおりです。
ディスカッション・サーバーが停止しているか、応答していません。
アプリケーションとディスカッション・サーバーの間にネットワーク接続の問題があります。
ディスカッション・サービスに関連付けられた接続構成情報が間違っているか、有効でなくなりました。
外部アプリケーション・サービスに関する問題が発生した場合で、ステータスが「停止中」であるときは、このサービスが使用できない原因を確認するために診断ログをチェックします。よくある失敗原因は次のとおりです。
アプリケーションに対して資格証明ストアが構成されていません。
構成されている資格証明ストア(たとえばOracle Internet Directoryなど)が停止しているか、応答していません。
イベント(スペース・イベントまたは個人イベント)サービスに関する問題が発生した場合で、ステータスが「停止中」であるときは、このサービスが使用できない原因を確認するために診断ログをチェックします。よくある失敗原因は次のとおりです。
WebCenter Portalのリポジトリ(イベント情報が保存されるデータベース)が使用可能ではありません。
アプリケーションとWebCenter Portalのリポジトリの間にネットワーク接続の問題があります。
イベント・サービスに関連付けられた接続構成情報が間違っているか、有効でなくなりました。
IMPサービスに関する問題が発生した場合で、ステータスが「停止中」であるときは、このサービスが使用できない原因を確認するために診断ログをチェックします。よくある失敗原因は次のとおりです。
インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバーが使用可能ではありません。
アプリケーションと、インスタント・メッセージおよびプレゼンス・サーバーの間にネットワーク接続の問題があります。
IMPサービスに関連付けられた接続構成情報が間違っているか、有効でなくなりました。
インポートおよびエクスポートに関する問題が発生した場合で、ステータスが「停止中」であるときは、このサービスが使用できない原因を確認するために診断ログをチェックします。
リスト・サービスに関する問題が発生した場合で、ステータスが「停止中」であるときは、このサービスが使用できない原因を確認するために診断ログをチェックします。よくある失敗原因は次のとおりです。
リスト・サービスのデータが格納されているMDSリポジトリまたはWebCenter Portalのリポジトリが使用可能ではありません。
アプリケーションとリポジトリの間にネットワーク接続の問題があります。
リスト・サービスに関連付けられた接続構成情報が間違っているか、有効でなくなりました。
メール・サービスに関する問題が発生した場合で、ステータスが「停止中」であるときは、このサービスが使用できない原因を確認するために診断ログをチェックします。よくある失敗原因は次のとおりです。
メール・サーバーが使用可能ではありません。
アプリケーションとメール・サーバーの間にネットワーク接続の問題があります。
メール・サービスに関連付けられた接続構成情報が間違っているか、有効でなくなりました。
ノート・サービスで問題が発生した場合は、MDSリポジトリ(ノート情報が保存されるリポジトリ)が使用不可ではないか、または応答が低速になっていないかをチェックします。
ページ・サービスに関する問題が発生した場合で、ステータスが「停止中」であるときは、このサービスが使用できない原因を確認するために診断ログをチェックします。よくある失敗原因は次のとおりです。
WebCenter Portalのリポジトリ(ページ情報の格納先のデータベース)が使用できません。
アプリケーションとWebCenter Portalのリポジトリの間にネットワーク接続の問題があります。
ポートレット・プロデューサに関する問題が発生した場合で、ステータスが「停止中」であるときは、このサービスが使用できない原因を確認するために診断ログをチェックします。よくある失敗原因は次のとおりです。
ポートレット・プロデューサ・サーバーが停止しているか、応答していません。
ポートレット・プロデューサに関連付けられた接続構成情報が間違っているか、有効でなくなりました。
プロデューサ・リクエストがタイムアウトしました。
特定のプロデューサに関する問題またはそのプロデューサの特定のポートレットに起因するパフォーマンスの問題が存在します。
ピープル・コネクション・サービスに関する問題が発生した場合で、ステータスが「停止中」であるときは、このサービスが使用できない原因を確認するために診断ログをチェックします。よくある失敗原因は次のとおりです。
サービスが停止しているか、応答していません。
サービスに関連付けられた接続構成情報が間違っているか、有効でなくなりました。
WebCenter Portalのリポジトリ(ページ情報の格納先のデータベース)が使用できません。
アプリケーションとWebCenter Portalのリポジトリの間にネットワーク接続の問題があります。
投票サービスに関する問題が発生した場合で、ステータスが「停止中」であるときは、このサービスが使用できない原因を確認するために診断ログをチェックします。よくある失敗原因は次のとおりです。
サービスが停止しているか、応答していません。
サービスに関連付けられた接続構成情報が間違っているか、有効でなくなりました。
WebCenter Portalのリポジトリ(ページ情報の格納先のデータベース)が使用できません。
アプリケーションとWebCenter Portalのリポジトリの間にネットワーク接続の問題があります。
RSSサービスに関する問題が発生した場合で、ステータスが「停止中」であるときは、このサービスが使用できない原因を確認するために診断ログをチェックします。よくある失敗原因は次のとおりです。
検索サービスが使用可能ではありません。
最近のアクティビティを検索中のサービスが失敗しました。
ディスカッション・データを取得できません。
パフォーマンスの問題が発生する場合は、ディスカッション・サービスのパフォーマンスをチェックします。
リスト・データを取得できません。
パフォーマンスの問題が発生する場合は、リスト・サービスのパフォーマンスをチェックします。
最近のアクティビティのデータを取得できません。
パフォーマンスの問題が発生する場合は、最近のアクティビティ・サービスのパフォーマンスをチェックします。
最近のアクティビティ・サービスに関する問題が発生した場合で、ステータスが「停止中」であるときは、このサービスが使用できない原因を確認するために診断ログをチェックします。よくある失敗原因は次のとおりです。
検索サービスが使用可能ではありません。
最近のアクティビティを検索中のサービスが失敗しました。
(WebCenter Portal: Spacesのみ)スペース・アクティビティに関連するパフォーマンス・メトリック(図38-22)については、表38-27および第38.1.2項「共通のWebCenter Portalのメトリック」で説明しています。
Fusion Middleware Controlを使用してこれらのメトリックを監視するには、第38.2項「パフォーマンス情報の表示」を参照してください。
データは、次の方法でフィルタ処理できます。
「スペース名フィルタ」フィールドを使用して、特定のスペースを検索します。(ホーム・スペースのメトリックは表示されません。)
「最大行数」フィールドを使用して、特定の行数を表示します。
「表示」ドロップダウン・リストを使用して、最もアクセスされたページ、パフォーマンスが最も低いページ、またはエラー数が最も多いページを表示します。
表38-27 スペースのメトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
Oracle WebCenter Portal: Spaces URL |
管理対象のSpacesアプリケーション。 |
WebLogicサーバー |
SpacesアプリケーションがデプロイされているWebLogicサーバー・インスタンス。 |
J2EEアプリケーション |
Spacesアプリケーションの名前。 |
ページ・レスポンス |
スペース・ページの現在の平均レスポンス時間(ミリ秒)。 |
最もアクティブなスペース |
最もアクティブなスペース(つまり、最も多くの呼出しが記録されているスペース)を示すグラフ。 別のスペース・セットを比較するには、表の1つ以上のスペースを選択し、「チャートで表示」をクリックします。 |
ページ・スループット |
各スペースについて1分間に処理された平均ページ数を示すグラフ。 別のスペース・セットを比較するには、表の1つ以上のスペースを選択し、「チャートで表示」をクリックします。 |
平均処理時間 |
各スペースの平均ページ処理時間(ミリ秒)を示すグラフ。 別のスペース・セットを比較するには、表の1つ以上のスペースを選択し、「チャートで表示」をクリックします。 |
ステータス |
各スペースの現在のステータス:
|
成功した呼出し(%) |
成功したスペース呼出しの割合: - 起動時以降 - 最近の履歴 「成功した呼出し(%)」が100%を下回っている場合、診断ログを調べて、サービス・リクエストの失敗の原因を特定してください。第38.3項「ログ情報の表示および構成」を参照してください。 |
呼出し数 |
1分当たりのスペースの呼出し数: - 起動時以降 - 最近の履歴 |
エラー |
スペースで発生した1分当たりのエラー数。 |
ページ・スループット |
各スペースについて1分間に処理された平均ページ数: - 起動時以降 - 最近の履歴 |
平均時間(ミリ秒) |
スペース・ページを表示するための平均時間(ミリ秒): - 起動時以降 - 最近の履歴 |
最大時間(ミリ秒) |
スペース・ページの表示にかかった最大時間。 |
最小時間(ミリ秒) |
スペース・ページの表示にかかった最小時間。 |
ページ・アクティビティに関連するパフォーマンス・メトリック(図38-24)については、表38-28で説明しています。SpacesアプリケーションおよびFrameworkアプリケーションに関連するフル・ページおよび部分ページの両方について、ページ・メトリックを表示できます。
フル・ページおよび部分ページのメトリック
フル・ページのメトリックには部分ページのメトリックは含まれません。ページ上のコンポーネントの部分的なページ・レンダリングでは、部分ページのメトリックのみが増加し、フル・ページのメトリックは変化しません。たとえば、ページ上のカレンダのリフレッシュでは、部分ページの呼出しが1増加しますが、フル・ページの呼出しは変化しません。
部分ページ・リクエストでは、ページの部分のみがレンダリングされます。したがって、ページ内のページのパフォーマンスを監視できます。部分ページのリフレッシュ動作は、部分ページ・レンダリング(PPR: partial page rendering)と呼ばれています。PPRにより、ページ全体をリフレッシュする必要なく、ページ上の特定のコンポーネントのみを再レンダリングできます。一般的なシナリオでは、入力コンポーネントでユーザーが選択または入力したものが出力コンポーネントに表示されます。同様に、コマンド・リンクまたはボタンにより、ページ全体がリフレッシュされることなく、ページ上の別のコンポーネントが再レンダリングされる場合があります。たとえば、ユーザーがクイック投票を行い、投票ボタンをクリックすると、クイック投票コンポーネントのみが更新およびレンダリングされます。したがって、フル・ページ呼出しは変化せず、部分ページ呼出しは2増加します。PPRの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Application Development Framework Webユーザー・インタフェース開発者ガイド』の章「部分ページ・コンテンツの再レンダリング」を参照してください。
注意: この項で説明するページのメトリックは、第38.1.4.12項「ページのメトリック」で説明したページ・サービスのメトリックとは異なります。サービス・メトリックとして表示されるページ・サービス・メトリックでは、ページの作成など個別の操作が監視されます。この項で説明したスペースのページ・メトリックでは、アクセス時の個別のページ・パフォーマンスが監視されます。 ページ・メトリックでは、ビュー/表示操作のみが取得されます(ページ編集操作は含まれません)。 |
ページのメトリックの表示
データは、次の方法でフィルタ処理できます。
「ページ名フィルタ」フィールドで特定のページを検索します。
「スペース名フィルタ」フィールドを使用して、特定のスペースを検索します。(Spacesアプリケーションにのみ該当します)
「最大行数」フィールドを使用して、特定の行数を表示します。
「表示」ドロップダウン・リストを使用して、最もアクセスされたページ、パフォーマンスが最も低いページ、またはエラー数が最も多いページを表示します。
デフォルトでは、フル・ページのメトリックの「ページ数/分」は非表示です。このメトリックを表示するには、「表示」メニュー→「列」→「起動時以降」/「最近の履歴」→「フル・ページ」→「ページ数/分」(図38-23)に移動します。同様に、必要でない列を非表示にするには、列名を選択解除します。
メトリックは、カスタム・ページでのみ表示されます。次に示すタイプのページのメトリックは表示されません。
ホーム・スペースという名前のスペースからの全ページ
スペースのようこそページ
ドキュメントやイベントなどのサービス・ページ
表38-28 ページのメトリック: フル・ページおよび部分ページ
メトリック | 説明 |
---|---|
呼出し数 |
1分当たりのページの呼出し数: - 起動時以降 - 最近の履歴 |
平均時間(ミリ秒) |
ページを表示するための平均時間(ミリ秒): - 起動時以降 - 最近の履歴 |
最大時間(ミリ秒) |
ページの表示にかかった最大時間。 |
エラー(フル・ページのみ) |
ページで発生した1分当たりのエラー数。 |
成功した呼出し(フル・ページのみ) |
成功したページ呼出しの割合: - 起動時以降 - 最近の履歴 「成功した呼出し(%)」が100%を下回っている場合、診断ログを調べて、サービス・リクエストの失敗の原因を特定してください。第38.3項「ログ情報の表示および構成」を参照してください。 |
Fusion Middleware Controlでは、WebCenter Portalアプリケーションの様々なパフォーマンス・メトリックを監視できます。WebCenter Portalアプリケーションで使用される依存サービス、外部アプリケーションおよびポートレット・プロデューサすべてに関するパフォーマンス・データを表示できます。
この項の内容は次のとおりです。
管理者は、Spacesアプリケーション全体およびそれを構成するすべてのコンポーネントとサービスのパフォーマンスおよび可用性を監視できます。これらの詳細なメトリックは、パフォーマンス問題の診断に役立ちます。また、定期的に監視すれば、開発段階で傾向を把握し、将来のパフォーマンス問題を回避することができます。
スペースのホームページには、いくつかの主要メトリックが表示されます。最もポピュラーなスペースが一目でわかり、パフォーマンスが最高および最低のスペースなどを特定することができます。詳細は、第38.1.6項「スペースのメトリック」を参照してください。
また、スペースのホームページには、個々のサービス、外部アプリケーション、アプリケーションで使用されるポートレット・プロデューサのステータスとパフォーマンスのサマリーも表示されます。サービスが停止している場合や、実行速度が遅い場合は、より詳細なメトリックにドリルダウンして問題のトラブルシューティングを行い、適切な処理を行うことができます。メトリックの詳細は、第38.1項「Oracle WebCenter Portalのパフォーマンス・メトリックの理解」を参照してください。
この項の内容は次のとおりです。
Spacesアプリケーションのサービスのメトリックを参照する手順は次のとおりです。
Fusion Middleware Controlコンソールで、Spacesアプリケーションのホームページに移動します。
第6.2項「Spacesアプリケーションのホームページへの移動」を参照してください。
「WebCenterポータル」メニューから、「監視中」→「サービス・メトリック」を選択します。
「WebCenterポータル・サービス・メトリック」ページの一番上にある「サービス・サマリー」を使用すると、どのサービスが稼働中かがすぐにわかり、Spacesアプリケーションにより使用されているこれらのサービスの個別的および相対的なパフォーマンスを確認できます。
統計は、サービス、アプリケーションまたはポートレットが初めてアクセスされたときに使用可能になります。構成されていないサービスや、一度も使用されていないサービスは、「サマリー」表に表示されません。
サービスの名前をクリックして、より詳細なメトリックにドリルダウンします。
個々のメトリックの詳細は、第38.1項「Oracle WebCenter Portalのパフォーマンス・メトリックの理解」を参照してください。
Spacesアプリケーション内で作成されたスペースのパフォーマンス・メトリックを参照する手順は次のとおりです。
Fusion Middleware Controlコンソールで、Spacesアプリケーションのホームページに移動します。
第6.2項「Spacesアプリケーションのホームページへの移動」を参照してください。
「WebCenterポータル」メニューから、「監視中」→「スペース・メトリック」を選択します。
「スペース名フィルタ」フィールドで、スペースの名前を入力し、[Enter]キーを押します。スペース・フィルタ処理オプションの詳細は、第38.1.6項「スペースのメトリック」を参照してください。
または
「名前」列で、パフォーマンス・メトリックを表示するスペースの名前(リンク)をクリックします。図38-25に示すように、選択したスペースのメトリックが表示されます。
ページのメトリックを参照する手順は次のとおりです。
Fusion Middleware Controlコンソールで、Spacesアプリケーションのホームページに移動します。
第6.2項「Spacesアプリケーションのホームページへの移動」を参照してください。
「WebCenterポータル」メニューから、「監視中」→「ページ・メトリック」を選択します。
使用可能なページ・フィルタ処理オプションについては、第38.1.7項「ページのメトリック」を参照してください。
スペース内のすべてのページのメトリックを表示するには、「スペース名フィルタ」フィールドでスペースの名前を入力し、[Enter]キーを押します。図38-26を参照してください。
スペースの特定のページのメトリックを表示するには、「ページ名フィルタ」フィールドでページの名前、「スペース名フィルタ」フィールドでこのページが属するスペースの名前を入力し、[Enter]キーを押します。図38-27を参照してください。
Spacesアプリケーション内のスペースおよび関連するページのパフォーマンス・サマリーを参照する手順は次のとおりです。
Fusion Middleware Controlコンソールで、Spacesアプリケーションのホームページに移動します。
第6.2項「Spacesアプリケーションのホームページへの移動」を参照してください。
「WebCenterポータル」メニューから、「監視中」→「パフォーマンス・サマリー」を選択します。
「パフォーマンス・サマリー」ページの上部にある 「メトリック・パレットの表示」ボタンを使用して、「メトリック・パレット」を表示します。このパレットでは、稼働中のサービスのメトリックを選択し、個々のサービスのライブ・パフォーマンスをグラフ形式および表形式で確認できます。
統計は、サービス、アプリケーションまたはポートレットが初めてアクセスされたときに使用可能になります。構成されていないサービスや、一度も使用されていないサービスは、パフォーマンス・サマリーのグラフおよび表に表示されません。
「メトリック・パレット」で、サービス・フォルダを開き、メトリックのチェック・ボックスを選択して、グラフ形式または表形式でサービスのパフォーマンスを表示します。
図38-28に、「パフォーマンス・サマリー」ページとメトリック・パレットを示します。「メトリック・パレット」には、WebCenter Portalのパフォーマンス・メトリックに加えて、任意のJ2EEアプリケーションに関連付けられている一般的なパフォーマンス・メトリック(ADFアプリケーション・プールのメトリックなど)も表示されます。メトリックのヘルプ・コンテンツを表示するには、必要なディレクトリ、またはディレクトリ内のメトリックを右クリックし、「ヘルプ」を選択します。
図38-28 WebCenter Portal: Spaces - パフォーマンス・サマリーおよびメトリック・パレット
管理者は、Frameworkアプリケーション全体およびそれを構成するすべてのコンポーネントとサービスのパフォーマンスおよび可用性を監視できます。これらの詳細なメトリックは、パフォーマンス問題の診断に役立ちます。また、定期的に監視すれば、開発段階で傾向を把握し、将来のパフォーマンス問題を回避することができます。
この項の内容は次のとおりです。
Frameworkアプリケーションに関連するサービスのパフォーマンス・メトリックを参照する手順は次のとおりです。
Fusion Middleware Controlコンソールで、Frameworkアプリケーションのホームページに移動します。
第6.3項「Frameworkアプリケーションのホームページへの移動」を参照してください。
「アプリケーションのデプロイ」メニューから、「WebCenterポータル」→「サービス・メトリック」を選択します。
「WebCenterサービス・メトリック」ページの一番上にある「サービス・サマリー」を使用すると、どのサービスが稼働中かがすぐにわかり、Frameworkアプリケーションにより使用されているすべてのサービスの個別的および相対的なパフォーマンスを確認できます。
統計は、サービス、アプリケーションまたはポートレットが初めてアクセスされたときに使用可能になります。構成されていないサービスや、一度も使用されていないサービスは、「サービス・サマリー」表に表示されません。
サービスの名前をクリックして、より詳細なメトリックにドリルダウンします(図38-28)。メトリックのヘルプ・コンテンツを表示するには、必要なディレクトリ、またはディレクトリ内のメトリックを右クリックし、「ヘルプ」を選択します。
各サービスの個々のメトリックの詳細は、第38.1項「Oracle WebCenter Portalのパフォーマンス・メトリックの理解」を参照してください。
Frameworkアプリケーションに関連するページのパフォーマンス・メトリックを参照する手順は次のとおりです。
Fusion Middleware Controlコンソールで、Frameworkアプリケーションのホームページに移動します。
第6.3項「Frameworkアプリケーションのホームページへの移動」を参照してください。
「アプリケーションのデプロイ」メニューから、「WebCenterポータル」→「ページ・メトリック」を選択します。
使用可能なページ・フィルタ処理オプションについては、第38.1.7項「ページのメトリック」を参照してください。
ページのメトリックを表示するには、「ページ名フィルタ」フィールドでページの名前を入力し、[Enter]キーを押します。
Frameworkアプリケーションのサービスおよびページのパフォーマンス・サマリーを参照する手順は次のとおりです。
Fusion Middleware Controlコンソールで、Frameworkアプリケーションのホームページに移動します。
第6.3項「Frameworkアプリケーションのホームページへの移動」を参照してください。
「アプリケーション・デプロイメント」メニューから、「パフォーマンス・サマリー」を選択します。
「パフォーマンス・サマリー」ページの上部にある 「メトリック・パレットの表示」ボタンを使用して、「メトリック・パレット」を表示します。このパレットでは、稼働中のサービスのメトリックを選択し、個々のサービスのライブ・パフォーマンスをグラフ形式および表形式で確認できます。
統計は、サービス、アプリケーションまたはポートレットが初めてアクセスされたときに使用可能になります。構成されていないサービスや、一度も使用されていないサービスは、パフォーマンス・サマリーのグラフおよび表に表示されません。
「メトリック・パレット」で、サービス・フォルダを開き、メトリックのチェック・ボックスを選択して、グラフ形式または表形式でサービスのパフォーマンスを表示します。
図38-29に、「パフォーマンス・サマリー」ページとメトリック・パレットを示します。「メトリック・パレット」には、WebCenter Portalのパフォーマンス・メトリックに加えて、任意のJ2EEアプリケーションに関連付けられている一般的なパフォーマンス・メトリック(ADFアプリケーション・プールのメトリックなど)も表示されます。メトリックのヘルプ・コンテンツを表示するには、必要なディレクトリ、またはディレクトリ内のメトリックを右クリックし、「ヘルプ」を選択します。
図38-29 WebCenter Portal: Frameworkアプリケーション: パフォーマンス・サマリーおよびメトリック・パレット
起動と停止に関連するすべての診断情報、エラー、警告メッセージ、HTTPリクエストに関するアクセス情報、その他の情報がログ・ファイルに保存されます。エラーの原因とその適切な処理に関する情報を検索する方法については、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』の章「ログ・ファイルと診断データの管理」を参照してください。問題を特定するために診断ロギングを有効にする方法については、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のログ・ファイルの設定の構成に関する項を参照してください。
Spacesアプリケーションの場合、ログ・ファイルWC_Spaces-diagnostic.log
がDOMAIN_HOME
/servers/WC_Spaces/logs
ディレクトリに保存されます。
Frameworkアプリケーションの場合、このログ・ファイルがDOMAIN_HOME
/servers/
ServerName
/logs
ディレクトリで参照可能です。ログ・ファイルは、ServerName
-diagnostic.log
のネーミング規則に従います。
たとえば、管理対象サーバーWC_Custom
では、ログはDOMAIN_HOME
/servers/WC_Custom/logs
に保存され、ログ・ファイルの名前はWC_Custom-diagnostic.log
になります。
この項の内容は次のとおりです。
Spacesアプリケーションのログ・メッセージを表示する手順は次のとおりです。
Fusion Middleware Controlコンソールで、Spacesアプリケーションのホームページに移動します。
第6.2項「Spacesアプリケーションのホームページへの移動」を参照してください。
「WebCenterポータル」メニューから、「ログ」→「ログ・メッセージの表示」を選択します。
「ログ・メッセージ」ページで、警告、エラー、通知などを検索します。
スペースのログ・ファイルを構成する手順は次のとおりです。
Fusion Middleware Controlコンソールで、Spacesアプリケーションのホームページに移動します。
第6.2項「Spacesアプリケーションのホームページへの移動」を参照してください。
「WebCenterポータル」メニューから、「ログ」→「ログ構成」を選択します。
「ログ構成」ページの「ログ・ファイル」タブで、ログ設定を構成します。
詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のログ・ファイルの検索と表示に関する項を参照してください。
Frameworkアプリケーションのログ・メッセージを表示する手順は次のとおりです。
Fusion Middleware Controlコンソールで、Frameworkアプリケーションのホームページに移動します。
第6.3項「Frameworkアプリケーションのホームページへの移動」を参照してください。
「アプリケーション・デプロイメント」メニューから、「ログ」→「ログ・メッセージの表示」を選択します。
「ログ・メッセージ」ページで、警告、エラー、通知などを検索します。
Frameworkアプリケーションのログ・ファイルを構成する手順は次のとおりです。
Fusion Middleware Controlコンソールで、Frameworkアプリケーションのホームページに移動します。
第6.3項「Frameworkアプリケーションのホームページへの移動」を参照してください。
「アプリケーション・デプロイメント」メニューから、「ログ」→「ログ構成」を選択します。
「ログ構成」ページの「ログ・ファイル」タブで、ログ設定を構成します。
詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のログ・ファイルの検索と表示に関する項を参照してください。