Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JDBCのプログラミング 12c リリース1 (12.1.1) B65895-02 |
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この章では、このガイド『Oracle WebLogic Server JDBCのプログラミング』の内容と構成について説明します。
このドキュメントは、Java Database Connectivity (JDBC) APIを使用するアプリケーションの開発とサポートを行うソフトウェア開発者およびシステム管理者向けに書かれています。また、WebLogic Serverを評価するビジネス・アナリストやシステム設計者にとって有用な情報も掲載しています。このドキュメントのトピックは、ソフトウェア・プロジェクトの評価、設計、開発、本番前、および本番段階に関連しています。
このドキュメントは、Java EEおよびEJBの概念に精通している読者を対象としています。このドキュメントでは、WebLogic Server EJBが提供する付加価値機能と、EJBアプリケーションを実行するWebLogic Server機能の使い方に関する主要な情報が重点的に扱われています。
この章第1章「概要とロードマップ」では、このドキュメントの構成を紹介します。
第2章「アプリケーションでのWebLogic JDBCの使い方」では、アプリケーションでJDBC接続を使用する方法について説明します。
第3章「DataSourceリソース定義の使用」では、アプリケーションでDataSourceリソース定義を使用する方法について説明します。
第4章「JDBCアプリケーションのパフォーマンス・チューニング」では、アプリケーションでJDBC接続の使用法を最高のパフォーマンスが得られるように設計する方法について説明します。
第5章「WebLogicブランドDataDirectドライバの使用」では、アプリケーションでWebLogicブランドDataDirectドライバを使用する方法について説明します。
第6章「WebLogicラッパー・ドライバの使い方」では、データ・ソースからJDBC接続を取得するための一部の代替的なドライバの使用方法について説明します。
第7章「JDBCドライバでのAPI拡張機能の使い方」では、アプリケーションでサード・パーティ・ドライバをプログラミングする際の考慮事項について説明します。
第9章「WebLogic ServerにおけるRowSetの使い方」では、アプリケーションでRowSetを使用する方法について説明します。
第10章「JDBCのトラブルシューティング」では、JDBCの一般的な問題とソリューションについて説明します。
このドキュメントでは、JDBC固有のプログラミングに関する情報を取扱います。
WebLogic Serverアプリケーションを開発、デプロイ、およびモニターするための包括的なガイドラインについては、以下のドキュメントを参照してください。
『Oracle WebLogic Server JDBCデータ・ソースの構成と管理』は、WebLogic ServerでのJDBCの構成および管理についてのガイドです。
『Oracle WebLogic Serverアプリケーションの開発』は、WebLogic Serverアプリケーションの開発ガイドです。
『Oracle WebLogic Serverへのアプリケーションのデプロイ』は、開発および本番環境でのWebLogic Serverアプリケーションのデプロイメントについての情報のプライマリ・ソースです。
このドキュメントの他にも、さまざまなJDBCサンプル・コードが用意されています。これらのサンプルでは、JDBCの構成とAPIの使い方、および主要なJDBC開発タスクを実行する実際的な手順が示されています。
MedRecはWebLogic Serverに付属したエンドツーエンドのサンプルJava EEアプリケーションであり、一元的で独立した医療記録管理システムをシミュレートします。MedRecアプリケーションには、患者、医師、および管理者に対して、さまざまなクライアントを使用して患者のデータを管理するフレームワークが用意されています。
MedRecはWebLogic ServerとJava EEの機能を例示し、Oracle推奨のベスト・プラクティスを重要点として示します。MedRecはWebLogic Server配布キットに含まれており、Windowsマシンの「スタート」メニューからアクセスできます。Linuxなどのプラットフォームでは、WL_HOME
\samples\domains\medrec
ディレクトリからMedRecを起動します。WL_HOME
は、WebLogic Platformの最上位のインストール・ディレクトリです。
このリリースには、次の新しい機能と変更された機能が含まれています。
WebLogic Serverのこのリリースに追加された新機能の一覧については、『Oracle WebLogic Serverの新機能』を参照してください。
Java EE 6では、データベース接続の柔軟性と移植性を向上するためにDataSourceリソースをプログラミングで定義するオプションが提供されます。「DataSourceリソース定義の使用」を参照してください。
DataDirectのOracleタイプ4 JDBCドライバは、現在、WebLogicブランドDataDirectドライバと呼ばれます。『Oracle WebLogic Serverタイプ4 JDBCドライバ』の文書は回収されました。DataDirectドライバの詳細情報は現在提供していません。WebLogic Server環境でのWebLogicブランド・ドライバの構成方法および使用方法の情報は、「WebLogicブランドDataDirectドライバ」で引き続き提供します。ドライバの動作の詳細に関してDataDirectのドキュメントを確認することをお薦めします。http://www.datadirect.com/index.html
の『Progress DataDirect for JDBC User's Guide Release 4.2』および『Progress DataDirect for JDBC Reference Release 4.2』を参照してください。
RMI JDBC Security
パラメータを設定して、DataSourceオブジェクトとのRMIドライバ・クライアント通信をサーバー・レベルで保護します。「WebLogic RMIドライバのセキュリティの考慮事項」を参照してください。
weblogic.jdbc.extensionsの次のインタフェースと例外は、WebLogic Server 10.3.6.0で非推奨となりました。
weblogic.jdbc.extensions.Driverinterceptor
weblogic.jdbc.extensions.ConnectionDeadSQLEsception
weblogic.jdbc.extensions.Connection UnavailableSQLEsception
weblogic.jdbc.extensions.PoolDisabledSQLException
weblogic.jdbc.extensions.PoolLimitSQLException
weblogic.jdbc.extensions.PoolPermissionsSQLException
weblogic.jdbc.extensions.PoolUnavailableSQLException