このセクションでは、このバージョンの『Oracle Application Express APIリファレンス』で更新された内容の概要について説明します。
参照: Oracle Application Expressリリース4.1の新機能の概要については、『Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド』の新機能についての説明を参照してください。 |
トピック:
次のAPIが更新、またはOracle Application Expressリリース4.1用の『Oracle Application Express APIリファレンス』に追加されました。
APEX_APPLICATION
APEX_APPLICATION
パッケージは、Oracle Application Expressレンダリング・エンジンを実装するPL/SQLパッケージです。「APEX_APPLICATION」を参照してください。
次のプロシージャがこのAPIに追加されました。
STOP_APEX_ENGINEプロシージャ
このプロシージャは、HTMLコードがHTTPバッファに追加されるのを避けるため、プロセスを停止してすぐに終了するようAPEXエンジンに指示します。「STOP_APEX_ENGINEプロシージャ」を参照してください。
APEX_ERROR
新しいAPEX_ERRORパッケージには、エラー処理ファンクションのためのインタフェース宣言と、いくつかのユーティリティ・ファンクションが用意されており、Application Expressアプリケーションでエラーを生成するためのプロシージャやファンクションが含まれています。「APEX_ERROR」を参照してください。
APEX_INSTANCE_ADMIN APEX_INSTANCE_ADMIN
パッケージには、Oracle Application Expressのランタイム環境を管理するためのユーティリティが用意されています。「APEX_INSTANCE_ADMIN」を参照してください。
次のプロシージャ、ファンクション、およびパラメータがこのAPIに追加されました。
REMOVE_APPLICATIONプロシージャが追加されました。
このプロシージャは、Application Expressインスタンスから、指定されたアプリケーションを削除します。「REMOVE_APPLICATIONプロシージャ」を参照してください。
Instance Adminで使用可能なパラメータ
APEX_INSTANCE_ADMIN.GET_PARAMETER
およびAPEX_INSTANCE_ADMIN.SET_PARAMETER
にパラメータが追加されました。また、Instance Admin内の新しいフィールド(「インスタンスの設定」、「SMTP認証ユーザー名」、「SMTP認証パスワード」、「SSL/TLSの使用」)にパラメータが追加されました。
APEX_UTIL
APEX_UTIL
パッケージは、Oracle Application Express環境でプログラミングする際に使用可能なユーティリティを提供します。「APEX_UTIL」を参照してください。
次のプロシージおよびファンクションがこのAPIに追加されました。
DELETE_USER_GROUPプロシージャのシグネチャ1
このプロシージャは、グループの主キーを提供すると、ユーザー・グループを削除します。「DELETE_USER_GROUPプロシージャのシグネチャ1」を参照してください。
DELETE_USER_GROUPプロシージャのシグネチャ2
このプロシージャは、グループの名前を提供すると、ユーザー・グループを削除します。「DELETE_USER_GROUPプロシージャのシグネチャ2」を参照してください。
GET_HIGH_CONTRAST_MODE_TOGGLEファンクション
このファンクションは、モードのオンまたはオフを切り替えできる現在のページへのリンクを戻します。たとえば、標準モードの場合、このファンクションによって、クリックするとハイ・コントラスト・モードをオンに切り替えるリンクが表示されます。「GET_HIGH_CONTRAST_MODE_TOGGLEファンクション」を参照してください。
HOST_URLファンクション
このファンクションは、渡されたオプションに応じて、Application ExpressアプリケーションにURLを戻します。「HOST_URLファンクション」を参照してください。
IS_HIGH_CONTRAST_SESSIONファンクション
このファンクションは、セッションがハイ・コントラスト・モードの場合はブール値のtrueを戻し、ハイ・コントラスト・モードでない場合はブール値のfalseを戻します。「IS_HIGH_CONTRAST_SESSIONファンクション」を参照してください。
IS_HIGH_CONTRAST_SESSION_YNファンクション
このファンクションは、セッションがハイ・コントラスト・モードの場合はY
を戻し、ハイ・コントラスト・モードでない場合はN
を戻します。「IS_SCREEN_READER_SESSION_YNファンクション」を参照してください。
REDIRECT_URLプロシージャ
このプロシージャはブラウザを新しいURLにリダイレクトします。「REDIRECT_URLプロシージャ」を参照してください。
SET_SESSION_HIGH_CONTRAST_OFFプロシージャ
このプロシージャは、現在のセッションのハイ・コントラスト・モードをオフにします。「SET_SESSION_HIGH_CONTRAST_OFFプロシージャ」を参照してください。
SET_SESSION_HIGH_CONTRAST_ONプロシージャ
このプロシージャは、現在のセッションのハイ・コントラスト・モードをオンにします。「SET_SESSION_HIGH_CONTRAST_ONプロシージャ」を参照してください。
SHOW_HIGH_CONTRAST_MODE_TOGGLEプロシージャ
このプロシージャは、モードのオンまたはオフを切り替える現在のページへのリンクを表示します。たとえば、標準モードの場合、このファンクションによって、クリックするとハイ・コントラスト・モードをオンに切り替えるリンクが表示されます。「SHOW_HIGH_CONTRAST_MODE_TOGGLEプロシージャ」を参照してください。
SET_COMPATIBILITY_MODEプロシージャ
このプロシージャは、Application Expressランタイム・エンジンの互換性モードを制御します。一部のランタイム動作はリリースの度に変更されますが、アプリケーション内で特定の動作が必要な場合は、アプリケーションの互換性モード属性を使って制御できます。「SET_COMPATIBILITY_MODEプロシージャ」を参照してください。
APEX_JAVASCRIPT
APEX_JAVASCRIPTファンクションおよびオブジェクトを使用することで、クライアント側の機能(ページ要素の表示/非表示、XML HTTP Asynchronous JavaScriptおよびXML(AJAX)リクエストの作成など)を提供できます。「JavaScript API」を参照してください。
次のプロシージャは更新されました。
ADD_LIBRARYプロシージャ
p_keyパラメータがこのプロシージャに新しく追加されました。「ADD_LIBRARYプロシージャ」を参照してください。
APEX_PLUGIN
APEX_PLUGIN
パッケージには、インタフェース宣言と、プラグインを処理するいくつかのユーティリティ・ファンクションが用意されています。「APEX_PLUGIN」を参照してください。
次のデータ型は更新されました。
t_region
新しいパラメータがこのデータ型に追加されました。「データ型」を参照してください。
APEX_PLUGIN_UTIL
APEX_PLUGIN_UTIL
パッケージには、プラグインを記述する際の共通の問題を解決するユーティリティ・ファクションが用意されています。「APEX_PLUGIN_UTIL」を参照してください。
次のプロシージャは更新されました。
PRINT_LOV_AS_JSON
プロシージャ
p_replace_substitutions
パラメータがこのプロシージャに新しく追加されました。「PRINT_LOV_AS_JSONプロシージャ」を参照してください。
APEX_WEB_SERVICE
APEX_WEB_SERVICE APIを使用すると、PL/SQLを使用できるアプリケーション内の任意の場所でWebサービスと対話できるため、Application Expressと他のシステムを統合できます。「APEX_WEB_SERVICE」を参照してください。
次のプロシージャおよびファンクションは更新されました。
MAKE_REQUEST
プロシージャ
p_transfer_timeout
パラメータがこのプロシージャに新しく追加されました。「MAKE_REQUESTプロシージャ」を参照してください。
MAKE_REQUEST
ファンクション
p_transfer_timeout
パラメータがこのプロシージャに新しく追加されました。「MAKE_REQUESTファンクション」を参照してください。
MAKE_REQUEST_REQUEST
ファンクション
p_transfer_timeout
パラメータがこのプロシージャに新しく追加されました。「MAKE_REQUESTファンクション」を参照してください。