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Oracle® Database Firewall管理ガイド
リリース5.1
B66170-01
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10 データベース・レスポンス・モニタリングの構成および使用

この章の内容は、次のとおりです。


関連項目:

直接データベース・レスポンス・モニタリングのトラフィック・ログを表示する方法については、『Oracle Database Firewallセキュリティ・ガイド』を参照してください。

データベース・レスポンス・モニタリングの概要

管理コンソールでデータベース・レスポンス・モニタリング機能を有効にすると、図10-1に示すように、データベース・クライアントから送信されたログイン・リクエスト、ログアウト・リクエストおよびSQL文に対する保護対象データベースのレスポンスをOracle Database Firewallで記録できます。この機能を使用すると、データベースでログイン、ログアウトおよび文が正常に実行されたかどうかを判別でき、監査およびフォレンジック目的の有用な情報を提供できます。

図10-1は、データベース・レスポンス・モニタリングのプロセス・フローを示しています。

図10-1 データベース・レスポンス・モニタリング

図10-1の説明が続く
「図10-1 データベース・レスポンス・モニタリング」の説明

データベース・レスポンスを表示するには、通常の方法でトラフィック・ログを開きます。

データベース・レスポンス・モニタリングは、Oracle Database Firewall Analyzerを使用した構成に従って、ポリシーによってログに記録されるすべてのSQL文のデータベース・レスポンス、ログインおよびログアウトを記録します(『Oracle Database Firewallセキュリティ・ガイド』を参照)。

トラフィック・ログに記録される情報には、Oracle Database Firewallで解析されるレスポンス(「文の失敗」など)、データベースからの詳細ステータス情報、およびデータベース・レスポンス・テキスト(データベース・クライアントで表示可能)が含まれます。

データベース・レスポンス・モニタリングの構成

この項の内容は、次のとおりです。

データベース・レスポンス・モニタリングの有効化

データベース・レスポンス・モニタリングを有効にするには、次のステップを実行します。

  1. Management Server管理コンソールにログインします。

  2. Monitoring」タブを選択します。

  3. 「Enforcement Points」メニューで、「List」をクリックします。

  4. データベースの監視に使用する強制ポイントの「Settings」ボタンをクリックします。

    「Monitoring Settings」ページが表示されます。

  5. 「Activate Database Response Monitoring」を選択します。

    また、「Full error message annotation」を選択すると、データベースで生成された詳細なレスポンス・テキスト・メッセージもログに記録されます。

    image083.gifの説明が続きます
    image083.gifの説明

  6. 「Save」をクリックして変更を保存します。

Analyzerでのログイン/ログアウト・ポリシーの設定

Oracle Database Firewallに格納されているログインおよびログアウトのポリシーは、Oracle Database Firewall Analyzerソフトウェアを使用して構成する必要があります。詳細は、『Oracle Database Firewallセキュリティ・ガイド』を参照してください。